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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ すでに興味が湧いてきているのに、ソレイユの想いまで聞いてしまったら
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わりと俺は、こういう方面の飲み込みがいい方なんだろうか。
「ゆっくり挿れるね……」
「ん……あっ、ぅ……」
優しく囁かれながら、再び内壁を撫でられながら長い指を根元まで入れてもらっても。
「もう一回、抜いてみるね?」
「は、ぅ……ひ、ぁ……っ」
息が整ったところで今度はギリギリまで指を抜いてもらっても。
「ちょっと、続けて動かしてみようか?」
「あっ……あ、あっ……ん、ぁ……」
なんなら、追加したローションの粘つく音がベッドの上に響いてしまうくらいに繰り返し抜き挿しをしてもらえても、しっかりと感じ入ってしまっていた。
たびたび声をかけてくれているソレイユに頷いてからすぐに、ただただ意味をなしていない声を上げ続けてしまっていたんだ。
「んぁっ……ふ、ぁ……」
ソレイユの指が俺の中で動く度に、粘ついた音がしてしまう。それほどまでに、俺の体液なのかと感じてしまうほどに、内壁にはべっとりとローションが塗りつけられてしまっている。
だというのに、ゆっくりとぐるりと撫で回した指の動きは、温かくてねっとりとしているそれを再度塗り広げているかのよう。
込み上げてしまう気恥ずかしさよりも、心地よさが強くなってきた時、ソレイユが心配そうに尋ねてきた。
「どう? シュン……まだ、大丈夫そう?」
指はすでに止まってしまっている。だというのに触られたところは、まだソレイユの指をしっかりと咥え込んでいるところは、熱く疼いてしまっていた。まるで、さらなる刺激を求めているかのように。
大丈夫って言ったら、もっとしてくれるのかな? これ以上のこと、してもらえるのかな?
期待感に胸を高鳴らせながら頷こうとしていた俺よりも先に、ソレイユが言葉を続けた。
「大丈夫なら、もうちょっとシュンの中を探ってみたいんだけど……」
「は、はぁ……探る、って……?」
思いも寄らない提案に、俺はつい尋ねてしまっていた。けれども、ソレイユにとっては想定内だったらしい。柔らかく微笑みながら答えてくれる。
「シュンのイイところ。この辺りに、前立腺っていう男だけにしかないのがあるらしいんだよね」
「前、立腺……」
なんか、名前だけは聞いたことがあるかもしれない。でも、それくらいだ。説明出来るほどに知っている訳ではない。
俺がピンときていないことは、ソレイユにも伝わったんだろう。
「そこを押したり触ったりすると気持ちよくなれるらしいんだよね。まぁ……いきなり気持ちよくなれるかは分からないから、そっちも少しずつ練習していく必要があるんだろうけど」
考えるように言葉を選びながら、丁寧に説明してくれる。
「でも、その前立腺を見つけられると、もっと確実に……シュンに後ろだけでも気持ちよくなってもらえると思うんだ。だから、シュンさえよければ探してみたいんだけど……」
気持ちよくなれる。その言葉だけですでに興味が湧いてきてしまっているのだ。それに加えて、俺を気持ちよくしたいっていうソレイユの想いまで聞いてしまったら。
「いいよ……その、前立腺っていうの……探して、みて……?」
「ありがとう……優しくするからね……」
タレ目の瞳が嬉しそうに微笑んだのもつかの間、すぐに集中するかのように鋭く細められた。
「だいたい五センチくらいのところ……後はお腹の方だったっけ……」
ぶつぶつと何やら自分で自分に確認するように呟きながら、俺の中に入れている指を探るように動かしたり、どこかの部分を軽く撫でてみたり。
さっきまでのいやらしいものとは違う、医者の触診みたいな触り方をし始めてからすぐだった。
「っ、あ……? ひ……ぁ……?」
感じたことのない刺激が下腹部だけでなく、頭の芯にまで響いてきたのは。
「ゆっくり挿れるね……」
「ん……あっ、ぅ……」
優しく囁かれながら、再び内壁を撫でられながら長い指を根元まで入れてもらっても。
「もう一回、抜いてみるね?」
「は、ぅ……ひ、ぁ……っ」
息が整ったところで今度はギリギリまで指を抜いてもらっても。
「ちょっと、続けて動かしてみようか?」
「あっ……あ、あっ……ん、ぁ……」
なんなら、追加したローションの粘つく音がベッドの上に響いてしまうくらいに繰り返し抜き挿しをしてもらえても、しっかりと感じ入ってしまっていた。
たびたび声をかけてくれているソレイユに頷いてからすぐに、ただただ意味をなしていない声を上げ続けてしまっていたんだ。
「んぁっ……ふ、ぁ……」
ソレイユの指が俺の中で動く度に、粘ついた音がしてしまう。それほどまでに、俺の体液なのかと感じてしまうほどに、内壁にはべっとりとローションが塗りつけられてしまっている。
だというのに、ゆっくりとぐるりと撫で回した指の動きは、温かくてねっとりとしているそれを再度塗り広げているかのよう。
込み上げてしまう気恥ずかしさよりも、心地よさが強くなってきた時、ソレイユが心配そうに尋ねてきた。
「どう? シュン……まだ、大丈夫そう?」
指はすでに止まってしまっている。だというのに触られたところは、まだソレイユの指をしっかりと咥え込んでいるところは、熱く疼いてしまっていた。まるで、さらなる刺激を求めているかのように。
大丈夫って言ったら、もっとしてくれるのかな? これ以上のこと、してもらえるのかな?
期待感に胸を高鳴らせながら頷こうとしていた俺よりも先に、ソレイユが言葉を続けた。
「大丈夫なら、もうちょっとシュンの中を探ってみたいんだけど……」
「は、はぁ……探る、って……?」
思いも寄らない提案に、俺はつい尋ねてしまっていた。けれども、ソレイユにとっては想定内だったらしい。柔らかく微笑みながら答えてくれる。
「シュンのイイところ。この辺りに、前立腺っていう男だけにしかないのがあるらしいんだよね」
「前、立腺……」
なんか、名前だけは聞いたことがあるかもしれない。でも、それくらいだ。説明出来るほどに知っている訳ではない。
俺がピンときていないことは、ソレイユにも伝わったんだろう。
「そこを押したり触ったりすると気持ちよくなれるらしいんだよね。まぁ……いきなり気持ちよくなれるかは分からないから、そっちも少しずつ練習していく必要があるんだろうけど」
考えるように言葉を選びながら、丁寧に説明してくれる。
「でも、その前立腺を見つけられると、もっと確実に……シュンに後ろだけでも気持ちよくなってもらえると思うんだ。だから、シュンさえよければ探してみたいんだけど……」
気持ちよくなれる。その言葉だけですでに興味が湧いてきてしまっているのだ。それに加えて、俺を気持ちよくしたいっていうソレイユの想いまで聞いてしまったら。
「いいよ……その、前立腺っていうの……探して、みて……?」
「ありがとう……優しくするからね……」
タレ目の瞳が嬉しそうに微笑んだのもつかの間、すぐに集中するかのように鋭く細められた。
「だいたい五センチくらいのところ……後はお腹の方だったっけ……」
ぶつぶつと何やら自分で自分に確認するように呟きながら、俺の中に入れている指を探るように動かしたり、どこかの部分を軽く撫でてみたり。
さっきまでのいやらしいものとは違う、医者の触診みたいな触り方をし始めてからすぐだった。
「っ、あ……? ひ……ぁ……?」
感じたことのない刺激が下腹部だけでなく、頭の芯にまで響いてきたのは。
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