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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 最初の一歩
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蕩けるような甘い声に誘われて即座に頷けば、ソレイユも微笑み返してくれた。
「そのまま、楽にしていてね……」
「はい……」
意識して力を抜こうとすると逆に緊張しそうな気がしたので、言われた通りにこのままを維持しようとした。指の先すら動かさないようにしていた。
でも、顔にはしっかりと出てしまっていたんだろう。
「大丈夫、大丈夫だよ……」
語りかけてくるソレイユの声は優しく、自然と笑顔になれるような安心出来るものだった。
微笑む眼差しは、柔らかな光を湛えたオレンジの瞳は俺の心を掴んで離さない。すっかり見惚れてしまっていると、不意に尻の辺りに重たい感覚を覚えた。
「あっ、ぅ……」
少しだけ、ぐっと穴の周囲の皮膚が突っ張るような感覚はしたものの、それはぬるりと俺の中へと入ってきた。今よりも更に奥へと侵入してきた。尻の中に明らかな存在感を、長い指の温度を感じる。
ホントに……ソレイユの指が、俺の中に入ってきて……
込み上げてきたのは喜びだけではない。不思議なことに俺は感動を覚えていた。多分、これがソレイユを受け入れられる為の最初の一歩になったんだと実感したからだろう。
このまま一つ一つ確実にステップを重ねていけば、いずれソレイユに。そんな気の早いことまで考えてしまうほどに俺は舞い上がってしまっていたのだ。
「大丈夫、シュン?」
「はい、大丈夫です。痛くも何ともありません……ところで指は、その……入ったんですよね、ちゃんと」
「うん、入ってるよ……よく頑張ったね、シュン」
ソレイユは優しく微笑みかけてくれたものの、またすぐに表情を曇らせてしまった。
「ところで、ホントに大丈夫? 痛くはなくても何か違和感とか……気持ち悪かったりとかはしない?」
よっぽど心配してくれているんだろう。ちゃんと安心してもらえる為にも、ありのままの自分の状態を伝えなければ。
「違和感とかも、何もないです……それよりもどちらかといえば嬉しさの方が勝っているっていうか……」
「嬉しさ……」
俺の言葉を繰り返したソレイユはピンときてはいないようだった。でも、すぐに言いたいことを理解してくれたのか、その中性的な整った顔が一気に赤く色づいていく。
「ちょ、ちょっと待って……それって、つまり……」
嬉しそうな照れくさそうなソレイユのリアクションに、すっかり俺は気を良くしてしまっていた。
調子づいて、普段ならば勇気をかき集めなければ言えないことも簡単に伝えることが出来ていた。
「はい……このまま上手く行けば、ソレイユに抱いてもらえる日も近いかなって考えちゃってて……だから、変な感じは何も」
「っ……」
ますますソレイユの顔が赤くなる。見たことがないくらいに照れているソレイユについ笑みがこぼれてしまっていた。
「ふふ、ソレイユ、可愛い……」
「か、可愛いのはシュンの方でしょ……」
拗ねたように尖らせた唇でそう呟いてから、ソレイユは深呼吸をするように大きく息を吸って吐いてを繰り返し始めた。数回終えた頃には、少し頬の赤さも落ち着きを取り戻していた。
「じゃあ、まだこのまま……続けても大丈夫なんだね?」
「うんっ」
続きをしてもらえる。その嬉しさばかりに気を取られて、俺は喜び勇んで頷いていた。とはいえ、すぐにはたと気づく。
続きって、何をしてもらえるんだろう?
「ねぇ、ソレイユ……」
ちょっとだけ不安を覚えてしまった俺が尋ねる間もなく、ソレイユは柔らかく微笑んでくれた。ちゃんとこれからすることを教えてくれた。
「そのまま、楽にしていてね……」
「はい……」
意識して力を抜こうとすると逆に緊張しそうな気がしたので、言われた通りにこのままを維持しようとした。指の先すら動かさないようにしていた。
でも、顔にはしっかりと出てしまっていたんだろう。
「大丈夫、大丈夫だよ……」
語りかけてくるソレイユの声は優しく、自然と笑顔になれるような安心出来るものだった。
微笑む眼差しは、柔らかな光を湛えたオレンジの瞳は俺の心を掴んで離さない。すっかり見惚れてしまっていると、不意に尻の辺りに重たい感覚を覚えた。
「あっ、ぅ……」
少しだけ、ぐっと穴の周囲の皮膚が突っ張るような感覚はしたものの、それはぬるりと俺の中へと入ってきた。今よりも更に奥へと侵入してきた。尻の中に明らかな存在感を、長い指の温度を感じる。
ホントに……ソレイユの指が、俺の中に入ってきて……
込み上げてきたのは喜びだけではない。不思議なことに俺は感動を覚えていた。多分、これがソレイユを受け入れられる為の最初の一歩になったんだと実感したからだろう。
このまま一つ一つ確実にステップを重ねていけば、いずれソレイユに。そんな気の早いことまで考えてしまうほどに俺は舞い上がってしまっていたのだ。
「大丈夫、シュン?」
「はい、大丈夫です。痛くも何ともありません……ところで指は、その……入ったんですよね、ちゃんと」
「うん、入ってるよ……よく頑張ったね、シュン」
ソレイユは優しく微笑みかけてくれたものの、またすぐに表情を曇らせてしまった。
「ところで、ホントに大丈夫? 痛くはなくても何か違和感とか……気持ち悪かったりとかはしない?」
よっぽど心配してくれているんだろう。ちゃんと安心してもらえる為にも、ありのままの自分の状態を伝えなければ。
「違和感とかも、何もないです……それよりもどちらかといえば嬉しさの方が勝っているっていうか……」
「嬉しさ……」
俺の言葉を繰り返したソレイユはピンときてはいないようだった。でも、すぐに言いたいことを理解してくれたのか、その中性的な整った顔が一気に赤く色づいていく。
「ちょ、ちょっと待って……それって、つまり……」
嬉しそうな照れくさそうなソレイユのリアクションに、すっかり俺は気を良くしてしまっていた。
調子づいて、普段ならば勇気をかき集めなければ言えないことも簡単に伝えることが出来ていた。
「はい……このまま上手く行けば、ソレイユに抱いてもらえる日も近いかなって考えちゃってて……だから、変な感じは何も」
「っ……」
ますますソレイユの顔が赤くなる。見たことがないくらいに照れているソレイユについ笑みがこぼれてしまっていた。
「ふふ、ソレイユ、可愛い……」
「か、可愛いのはシュンの方でしょ……」
拗ねたように尖らせた唇でそう呟いてから、ソレイユは深呼吸をするように大きく息を吸って吐いてを繰り返し始めた。数回終えた頃には、少し頬の赤さも落ち着きを取り戻していた。
「じゃあ、まだこのまま……続けても大丈夫なんだね?」
「うんっ」
続きをしてもらえる。その嬉しさばかりに気を取られて、俺は喜び勇んで頷いていた。とはいえ、すぐにはたと気づく。
続きって、何をしてもらえるんだろう?
「ねぇ、ソレイユ……」
ちょっとだけ不安を覚えてしまった俺が尋ねる間もなく、ソレイユは柔らかく微笑んでくれた。ちゃんとこれからすることを教えてくれた。
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