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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ もっと楽しみたい? 一旦、止めようか?
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わざわざソレイユは、了承の一言を囁く為だけに胸元から顔を離してから微笑む唇を耳元へと寄せてきた。
優しい声色は、俺の聴覚だけを刺激したハズ。だというのに目の奥がジンと熱くなってしまうどころか、尾てい骨の辺りにまで淡い感覚を覚えてしまっていた。
「は……」
吐き出す吐息を震わせながら、その感覚に浸っていると耳を優しく食まれた。
「あ、ぅ……っ」
唇でだけでなく、まさかの耳の穴まで舐められて、反射的に上擦った声が漏れてしまう。
……何だか恥ずかしい。似たような声は散々上げてしまっているのに。それどころか、はしたないお強請りまでしてるってのに。耳で感じちゃったせいだろうか。
謎の分析をしかけていたところで中断させられた。意識をソレイユの方へと向かされた。
指の腹で、乳頭を軽く押し潰すように撫で回されながら、反対の乳首を大きな舌で包み込むように舐められて。優しく亀頭を覆っている手のひらが、ゆるゆると円を描く度に敏感な尿道口を刺激されてしまって。
「はっ、は、ぁ……あ、や、んっ……」
頭が真っ白に染まるような快楽に、俺は瞬く間に追い詰められていた。知らず知らずの内にぐずるように首を左右に振ってしまっていたが、同時に彼の手のひらに濡れそぼった自分のものを擦り付けるように腰を揺らしてしまっていたので、なんの説得力もない。
彼から与えてもらえている分以上に、欲張りに自分からも求めてしまったからだろう。またしても、こみ上げてきてしまっていた。さっきよりは、もったほうだが。
「んぁっ……い、あっ、きちゃ……ん、ふぅ……」
限界を告げたところで、俺を高みへと導いてくれていた両の手の動きが緩んだ。ソレイユは名残惜しそうに乳頭へと口づけてから、俺の顔を覗き込むようにして尋ねてくる。
「……もっと楽しみたい? 一旦、止めようか?」
すぐにイっちゃったことを気にしていたからだろう。確かに楽しみたくはある。なんなら、ずっとこうしていたい。ずっとソレイユに甘やかしてもらっていたい。でも。
「っ……イかせて」
やっぱり我慢は出来なかった。だって、ツラい。こんな、後ひと押しでってところでずっと焦らされるなんて、おあずけをされてしまうなんて、そんな。
「お願い……イきたいっ……助けて、ソレイユ……」
赤く染まりつつある滑らかな頬へと手を伸ばそうとしていたところで、指を絡めて繋いでもらえた。重ねられた手のひらから、大好きな温度と一緒に駆け足な鼓動が伝わってくる。
「あぅっ……んむ、んっ……」
動き出してくれた手から与えられている心地よさに思考が蕩けていく前に、食らいつくように口づけられた。
強引に唇を開かされ舌をねじ込まれたものの、舌を絡め取られてからはひたすらに甘やかしてくれる。
「んんぅ……ん、んむ……ふ、ん、ん……っ」
甘やかしてくれたもんだから、すぐに望みが叶えられてしまった。直接的な部分に大した刺激を与えてもらう間もなく、俺は腰を震わせてしまっていた。
「は、ぅ……あ……ふ………」
「フフ、気持ちよかったね……やっぱり、可愛い……シュンがイってる時の顔……」
まだ小刻みに身体が跳ねてしまっているからだろうか。優しく口づけられながら、頭を撫でてもらえているだけなのに。
「スゴく、エッチで可愛いよ……」
「あ、ん……ぁ……」
優しく囁かれているだけなのに、俺は気持ちよくなってしまっていた。
それも、ただ快感に浸るだけでは。胸元まで飛ばしてしまうほどではなかったものの、続けて甘くイってしまっていた。大きな手が包みこんでくれているままの先っぽから、とろりと漏らしてしまっていた。
優しい声色は、俺の聴覚だけを刺激したハズ。だというのに目の奥がジンと熱くなってしまうどころか、尾てい骨の辺りにまで淡い感覚を覚えてしまっていた。
「は……」
吐き出す吐息を震わせながら、その感覚に浸っていると耳を優しく食まれた。
「あ、ぅ……っ」
唇でだけでなく、まさかの耳の穴まで舐められて、反射的に上擦った声が漏れてしまう。
……何だか恥ずかしい。似たような声は散々上げてしまっているのに。それどころか、はしたないお強請りまでしてるってのに。耳で感じちゃったせいだろうか。
謎の分析をしかけていたところで中断させられた。意識をソレイユの方へと向かされた。
指の腹で、乳頭を軽く押し潰すように撫で回されながら、反対の乳首を大きな舌で包み込むように舐められて。優しく亀頭を覆っている手のひらが、ゆるゆると円を描く度に敏感な尿道口を刺激されてしまって。
「はっ、は、ぁ……あ、や、んっ……」
頭が真っ白に染まるような快楽に、俺は瞬く間に追い詰められていた。知らず知らずの内にぐずるように首を左右に振ってしまっていたが、同時に彼の手のひらに濡れそぼった自分のものを擦り付けるように腰を揺らしてしまっていたので、なんの説得力もない。
彼から与えてもらえている分以上に、欲張りに自分からも求めてしまったからだろう。またしても、こみ上げてきてしまっていた。さっきよりは、もったほうだが。
「んぁっ……い、あっ、きちゃ……ん、ふぅ……」
限界を告げたところで、俺を高みへと導いてくれていた両の手の動きが緩んだ。ソレイユは名残惜しそうに乳頭へと口づけてから、俺の顔を覗き込むようにして尋ねてくる。
「……もっと楽しみたい? 一旦、止めようか?」
すぐにイっちゃったことを気にしていたからだろう。確かに楽しみたくはある。なんなら、ずっとこうしていたい。ずっとソレイユに甘やかしてもらっていたい。でも。
「っ……イかせて」
やっぱり我慢は出来なかった。だって、ツラい。こんな、後ひと押しでってところでずっと焦らされるなんて、おあずけをされてしまうなんて、そんな。
「お願い……イきたいっ……助けて、ソレイユ……」
赤く染まりつつある滑らかな頬へと手を伸ばそうとしていたところで、指を絡めて繋いでもらえた。重ねられた手のひらから、大好きな温度と一緒に駆け足な鼓動が伝わってくる。
「あぅっ……んむ、んっ……」
動き出してくれた手から与えられている心地よさに思考が蕩けていく前に、食らいつくように口づけられた。
強引に唇を開かされ舌をねじ込まれたものの、舌を絡め取られてからはひたすらに甘やかしてくれる。
「んんぅ……ん、んむ……ふ、ん、ん……っ」
甘やかしてくれたもんだから、すぐに望みが叶えられてしまった。直接的な部分に大した刺激を与えてもらう間もなく、俺は腰を震わせてしまっていた。
「は、ぅ……あ……ふ………」
「フフ、気持ちよかったね……やっぱり、可愛い……シュンがイってる時の顔……」
まだ小刻みに身体が跳ねてしまっているからだろうか。優しく口づけられながら、頭を撫でてもらえているだけなのに。
「スゴく、エッチで可愛いよ……」
「あ、ん……ぁ……」
優しく囁かれているだけなのに、俺は気持ちよくなってしまっていた。
それも、ただ快感に浸るだけでは。胸元まで飛ばしてしまうほどではなかったものの、続けて甘くイってしまっていた。大きな手が包みこんでくれているままの先っぽから、とろりと漏らしてしまっていた。
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