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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 今の俺なら、もっと先輩を気持ちよくすることが出来る
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香ってきたのは、やっぱりソープの香りだった。その奥に微かだけれども違う香りを、先輩の香りを感じた。
初めてさせてもらった時には感じなかった香り。でも、好きな香りだった。どんな風なのかって例えるのは難しいし、どう例えたらいいのかも分からない。でも、ずっと嗅いでいたくなるような。
「ん……」
一番香りが濃い気がした先端に惹かれていたからだろう。最初っから俺は、大きく張り出した亀頭に唇を寄せていた。繊細なところに触れてしまったからか、そっと掴んでいた竿が跳ねるように震えた。頭の上から悩ましげな吐息が降ってきた。
「あ……ごめんなさ」
「は、ぁ……いーよ……シュンの、好きなように、して……」
途切れ途切れに遮ってきた声も艶っぽい。少し低くて掠れていて、聞いただけで背筋に淡い感覚を覚えてしまう。
……いけない。最初っからこんなんじゃあ。俺の方が感じちゃってたら、先輩を気持ちよくさせることなんて出来る訳が。
早くもふわふわしかけている感覚を振り切るように、俺は今度は竿に舌を伸ばしていた。ツルツルとした感触が舌先に触れた途端、また先輩の口から色っぽい吐息が漏れた。
「ふ、んぅ……シュン……」
大きな手のひらが俺の頭にそっと置かれた。俺がおそるおそる舌を動かす度に、やさしい手つきで撫でてくれる。褒めてくれる。
それでも欲張りな俺は尋ねてしまっていた。行動だけでなく、言葉でも褒めて欲しくて。
「……気持ちい、ですか?」
「ん……気持ちいいよ、上手だね……そのまま、頑張ってもらっても、いいかな……?」
高鳴り続けていた心音が、短い歓喜の悲鳴を上げた。髪を梳くように撫でてもらいながら柔らかく微笑みかけられて。
美しいラインをしている首まで赤く染めながら、額に汗を滲ませている先輩が、何だか眩しい。見上げるだけで、微笑みかけられるだけでくらくらしてしまう。
返事代わりに俺は竿に口づけていた。舌全体を使って根本の方からカリ首に向かって舐め上げていく。そうして辿り着いた裏筋を刺激してみた。舌先を尖らせながら、その浮き出たラインをなぞるように。
「く、ぁ……は、んっ……シュンちゃ、シュン……っ」
やっぱり同じ男同士、気持ちよくなれるところは大して変わらないらしい。このまま、俺が先輩にされて気持ちよかったことを返していけば、きっと先輩も。
俺は、確かな手応えを感じていた。気持ちよさそうな声を聞けて、大きな手でよしよしと頭を撫でてもらえて、すっかり調子に乗ってしまっていた。
今の俺なら、もっと先輩を気持ちよくすることが出来る。
そんな確信を抱いていたからか、躊躇はなかった。大きなカリ首を、ひと息に咥えこんでいたんだ。
「っあ……シュン、そんな……は、あっ、無理しちゃ……」
無理なんかしていない。俺が好きでしているんだ。
それを分かってもらう為に、俺は口いっぱいに含んだ亀頭に、飴でもしゃぶるように舌を這わせていた。
繰り返し舐めていると、先端が、指を添えているだけの竿が脈打つように震え始めた。先からじわりと滲んできて口内に広がっていった熱は、やっぱり今回も味がしなかった。
「ふ、ぅ……は、く……ぁ……」
吐息を乱す先輩の艶のある声に、またしても下腹部が熱く疼いてしまう。
何だか落ち着かなくて、腰を揺らしそうになってしまう。先輩は、必死に堪えてくれているってのに。時々、逞しい腰を震わせ、硬い先端を俺の喉奥へと押し込もうとしながらも、腰を引こうとしてくれているのに。
……遠慮しなくていいのに。もっと、俺で気持ちよくなってくれたら。それで。
初めてさせてもらった時には感じなかった香り。でも、好きな香りだった。どんな風なのかって例えるのは難しいし、どう例えたらいいのかも分からない。でも、ずっと嗅いでいたくなるような。
「ん……」
一番香りが濃い気がした先端に惹かれていたからだろう。最初っから俺は、大きく張り出した亀頭に唇を寄せていた。繊細なところに触れてしまったからか、そっと掴んでいた竿が跳ねるように震えた。頭の上から悩ましげな吐息が降ってきた。
「あ……ごめんなさ」
「は、ぁ……いーよ……シュンの、好きなように、して……」
途切れ途切れに遮ってきた声も艶っぽい。少し低くて掠れていて、聞いただけで背筋に淡い感覚を覚えてしまう。
……いけない。最初っからこんなんじゃあ。俺の方が感じちゃってたら、先輩を気持ちよくさせることなんて出来る訳が。
早くもふわふわしかけている感覚を振り切るように、俺は今度は竿に舌を伸ばしていた。ツルツルとした感触が舌先に触れた途端、また先輩の口から色っぽい吐息が漏れた。
「ふ、んぅ……シュン……」
大きな手のひらが俺の頭にそっと置かれた。俺がおそるおそる舌を動かす度に、やさしい手つきで撫でてくれる。褒めてくれる。
それでも欲張りな俺は尋ねてしまっていた。行動だけでなく、言葉でも褒めて欲しくて。
「……気持ちい、ですか?」
「ん……気持ちいいよ、上手だね……そのまま、頑張ってもらっても、いいかな……?」
高鳴り続けていた心音が、短い歓喜の悲鳴を上げた。髪を梳くように撫でてもらいながら柔らかく微笑みかけられて。
美しいラインをしている首まで赤く染めながら、額に汗を滲ませている先輩が、何だか眩しい。見上げるだけで、微笑みかけられるだけでくらくらしてしまう。
返事代わりに俺は竿に口づけていた。舌全体を使って根本の方からカリ首に向かって舐め上げていく。そうして辿り着いた裏筋を刺激してみた。舌先を尖らせながら、その浮き出たラインをなぞるように。
「く、ぁ……は、んっ……シュンちゃ、シュン……っ」
やっぱり同じ男同士、気持ちよくなれるところは大して変わらないらしい。このまま、俺が先輩にされて気持ちよかったことを返していけば、きっと先輩も。
俺は、確かな手応えを感じていた。気持ちよさそうな声を聞けて、大きな手でよしよしと頭を撫でてもらえて、すっかり調子に乗ってしまっていた。
今の俺なら、もっと先輩を気持ちよくすることが出来る。
そんな確信を抱いていたからか、躊躇はなかった。大きなカリ首を、ひと息に咥えこんでいたんだ。
「っあ……シュン、そんな……は、あっ、無理しちゃ……」
無理なんかしていない。俺が好きでしているんだ。
それを分かってもらう為に、俺は口いっぱいに含んだ亀頭に、飴でもしゃぶるように舌を這わせていた。
繰り返し舐めていると、先端が、指を添えているだけの竿が脈打つように震え始めた。先からじわりと滲んできて口内に広がっていった熱は、やっぱり今回も味がしなかった。
「ふ、ぅ……は、く……ぁ……」
吐息を乱す先輩の艶のある声に、またしても下腹部が熱く疼いてしまう。
何だか落ち着かなくて、腰を揺らしそうになってしまう。先輩は、必死に堪えてくれているってのに。時々、逞しい腰を震わせ、硬い先端を俺の喉奥へと押し込もうとしながらも、腰を引こうとしてくれているのに。
……遠慮しなくていいのに。もっと、俺で気持ちよくなってくれたら。それで。
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