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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 俺のことを俺よりも分かっている彼
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尋ねられているのは聞こえていた。けれども、答えられる余裕なんて。
「どっちも、かな? フフ、またびくびくさせちゃったね……もう、甘くイっちゃいそう?」
すぐ近くに温度を感じた。馴染みのあるボディソープの香りがふわりと香ってくる。つぶってしまっていた目を開けると、うっとりと細められたオレンジの瞳とかち合った。
「イイよ……」
俺と同じ香りを漂わせながら、先輩が囁いた。間近に迫っていた高い鼻先と触れ合ってしまいそう。熱い吐息が口に触れて。
「んぅっ…………あ、ひ、ぁ……っ」
重ねてもらえた瞬間、握ってもらえているだけのあそこがジンと疼いた。大げさなくらいに膝が震えてしまって、思わず尻もちをつきそうになってしまう。
「ん、よく出来ました……甘イキだったけど、ちゃんと一人でイけたね……」
でも、大丈夫だった。先輩が抱き寄せてくれたから。腰に腕を回して、しっかりと支えてくれたから。
「は、ぁ……は、ふ、ありがと、ございます……」
「どういたしまして。それよりも大丈夫? 腰抜けちゃった? 横になる?」
離れていってしまう。終わってしまう。
反射的に伸ばしていた手が繋がれた。ゆったりと背中を撫でてくれている手つきが優しい。
「……フフ、大丈夫だよ。終わりにしないから」
やっぱり先輩には何もかもお見通しのようだった。艷やかに微笑む唇が、俺のホントの望みを代弁してくれる。気恥ずかしくて、申し訳なくて、つい隠してしまう素直な気持ちを。
「だって、シュンちゃん、まだまだ満足出来ていないよね? もっと、もっと、いっぱい……思いっきりイきたいよね? オレに気持ちよくして欲しいんだよね?」
「っあ……は、い……もっとしたい……気持ちよく、して欲しいです……」
どこか満足気に微笑む唇が額にキスを送ってくれた。座り込んでいた俺を、一度ぎゅっと抱き締めてくれてから、先輩も腰を落ち着けベッドの上で胡座をかいた。
「ん、じゃあ、こっちにおいで……」
軽く首を傾げながら微笑んで、先輩が自分の太ももをぽんぽんと叩く。
……座っていいってこと、なのかな。もしかして、また先輩と一緒に出来るのかな。
魅力的なお誘いを前にして、勝手に胸が高鳴ってしまう。彫刻のような肉体美を惜しげもなく晒している先輩へと、吸い寄せられるように近づいていく。四つん這いの体勢から膝立ちになったところで、肩をそっと掴まれた。
「後ろ、向いて?」
「は、はい……」
……向き合ったまま乗せてもらえるんじゃないのか。
言われるがままに俺は後ろを向いた。途端に長い腕が腰に回されて、抱き寄せられた。胡座の上に座る形で腰を下ろしてしまっていた。
後頭部に弾力のある柔らかさが、むにっと当たってしまっている。振り返らなくても分かる。先輩の雄っぱいだって。
……これはこれで。先輩の顔が見られないのは、残念だけどさ。
「ほら、こうしてオレに寄りかかってたら、さっきみたいにひっくり返っちゃうこともないでしょ?」
「あ、はい……でも……」
「大丈夫、ちゃんと見えてるよ。まだまだ硬いままのシュンちゃんのも、耳まで真っ赤な可愛い顔も」
「っ……」
左肩の方から、先輩が覗き込むように顔を出す。しなやかな指に顎を掴まれ、向かされて、先輩と目が合った時、下腹部に淡い感覚が走った。
俺のものが、柔らかい温もりに包みこまれている。その感触も、温かさも、馴染みがあるものだった。先輩の手のひらだった。
「どっちも、かな? フフ、またびくびくさせちゃったね……もう、甘くイっちゃいそう?」
すぐ近くに温度を感じた。馴染みのあるボディソープの香りがふわりと香ってくる。つぶってしまっていた目を開けると、うっとりと細められたオレンジの瞳とかち合った。
「イイよ……」
俺と同じ香りを漂わせながら、先輩が囁いた。間近に迫っていた高い鼻先と触れ合ってしまいそう。熱い吐息が口に触れて。
「んぅっ…………あ、ひ、ぁ……っ」
重ねてもらえた瞬間、握ってもらえているだけのあそこがジンと疼いた。大げさなくらいに膝が震えてしまって、思わず尻もちをつきそうになってしまう。
「ん、よく出来ました……甘イキだったけど、ちゃんと一人でイけたね……」
でも、大丈夫だった。先輩が抱き寄せてくれたから。腰に腕を回して、しっかりと支えてくれたから。
「は、ぁ……は、ふ、ありがと、ございます……」
「どういたしまして。それよりも大丈夫? 腰抜けちゃった? 横になる?」
離れていってしまう。終わってしまう。
反射的に伸ばしていた手が繋がれた。ゆったりと背中を撫でてくれている手つきが優しい。
「……フフ、大丈夫だよ。終わりにしないから」
やっぱり先輩には何もかもお見通しのようだった。艷やかに微笑む唇が、俺のホントの望みを代弁してくれる。気恥ずかしくて、申し訳なくて、つい隠してしまう素直な気持ちを。
「だって、シュンちゃん、まだまだ満足出来ていないよね? もっと、もっと、いっぱい……思いっきりイきたいよね? オレに気持ちよくして欲しいんだよね?」
「っあ……は、い……もっとしたい……気持ちよく、して欲しいです……」
どこか満足気に微笑む唇が額にキスを送ってくれた。座り込んでいた俺を、一度ぎゅっと抱き締めてくれてから、先輩も腰を落ち着けベッドの上で胡座をかいた。
「ん、じゃあ、こっちにおいで……」
軽く首を傾げながら微笑んで、先輩が自分の太ももをぽんぽんと叩く。
……座っていいってこと、なのかな。もしかして、また先輩と一緒に出来るのかな。
魅力的なお誘いを前にして、勝手に胸が高鳴ってしまう。彫刻のような肉体美を惜しげもなく晒している先輩へと、吸い寄せられるように近づいていく。四つん這いの体勢から膝立ちになったところで、肩をそっと掴まれた。
「後ろ、向いて?」
「は、はい……」
……向き合ったまま乗せてもらえるんじゃないのか。
言われるがままに俺は後ろを向いた。途端に長い腕が腰に回されて、抱き寄せられた。胡座の上に座る形で腰を下ろしてしまっていた。
後頭部に弾力のある柔らかさが、むにっと当たってしまっている。振り返らなくても分かる。先輩の雄っぱいだって。
……これはこれで。先輩の顔が見られないのは、残念だけどさ。
「ほら、こうしてオレに寄りかかってたら、さっきみたいにひっくり返っちゃうこともないでしょ?」
「あ、はい……でも……」
「大丈夫、ちゃんと見えてるよ。まだまだ硬いままのシュンちゃんのも、耳まで真っ赤な可愛い顔も」
「っ……」
左肩の方から、先輩が覗き込むように顔を出す。しなやかな指に顎を掴まれ、向かされて、先輩と目が合った時、下腹部に淡い感覚が走った。
俺のものが、柔らかい温もりに包みこまれている。その感触も、温かさも、馴染みがあるものだった。先輩の手のひらだった。
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