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マッチョな先生と恋人同士になった件(グレイルート)
★ 見ているだけでいいのかい? 好きなだけ触っていいんだよ
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太い指が、シャツのボタンを焦らすようにゆっくり外してから、布団の上に放るように脱ぎ捨てる。
顕になった分厚い胸板。薄い肌着越しでも分かるほど盛り上がった先生の雄っぱいに、俺は釘付けになっていた。
最後の一枚を、腕を交差して豪快に引き上げれば、綺麗に六つに割れた腹筋が。バンザイするように腕を上げて太い両腕を抜き取れば、壮年の男性とは思えない程鍛え抜かれた肉体が、目の前に現れた。
まるで彫刻の様な肉体美に、惚れ惚れしてしまう。ただただ息を呑んでいた俺に、先生が目を細めながら微笑んだ。
「おや、見ているだけでいいのかい? 好きなだけ触っていいんだよ」
喉がゴクリと音を立てた。無防備な大胸筋に震えっぱなしの手を、おそるおそる伸ばす。
指先が、柔らかい温もりに触れた瞬間、俺の中の何かがプツンと音を立てて切れた気がした。
失礼して、両手で掴まさせてもらう。むちむちとした弾力が堪らない。
今度は、下から掬うように持ち上げながら揺さぶってみる。タプンタプンと重量を持った肉の塊が、手の中で躍動する。大きいな。想像以上に。
全体を撫で回すように揉んでいると、余計に実感する。俺の手のひらじゃあ、到底収まりきらない。
ついつい夢中で、張りのある感触をたっぷりと堪能していた時だ。頭の上から、クスクス笑う声が降ってきたのは。
「あ、すみません……擽ったかったですよね?」
「いや、大丈夫だよ。ただ……」
意味ありげに言葉を切ってから、笑みを深くする。
「そんなに、私の胸が好きなのかい?」
「はい、好きです!」
うっかり声を大にしてしまっていた。ヤバい。引かれたかも。
「ふふ、そうかい。君に喜んでもらえたのなら、何よりだよ」
一瞬、睫毛を瞬かせたものの、先生は嬉しそうだ。頬をほんのり染めて、微笑んでいる。良かった。大丈夫みたいだ。
……じゃあ、もう少しだけ。
すっかり調子に乗った俺は、再び先生の雄っぱいを楽しむことに。しようとしたんだが。
「……こっちには、興味ないのかい?」
「え?」
大きな手が俺の手に重なった。優しく掴んでから、ゆっくりと導いていく。しっとりとした素肌に濃い影をつけている、隆起した腹筋。くびれた腰回り。そして。
「……君が、ずっと欲しがっているものだよ……確認しておかなくていいのかな?」
先生の大事な場所。股の間にある柔らかい膨らみに、俺の指先がズボン越しに触れた。
……ここに、あるんだ。先生のが。今晩、俺の中に入ってくる、俺を抱いてくれる雄の象徴が。
口の中が、急に乾いていくのを感じた。また指が震えてしまう。声もだ。
「見たい、です……」
掠れかかった声でなんとか呟く。膝立ちになった先生が、ズボンのゴムに指をかけて一気にずり下ろした。
顕になった分厚い胸板。薄い肌着越しでも分かるほど盛り上がった先生の雄っぱいに、俺は釘付けになっていた。
最後の一枚を、腕を交差して豪快に引き上げれば、綺麗に六つに割れた腹筋が。バンザイするように腕を上げて太い両腕を抜き取れば、壮年の男性とは思えない程鍛え抜かれた肉体が、目の前に現れた。
まるで彫刻の様な肉体美に、惚れ惚れしてしまう。ただただ息を呑んでいた俺に、先生が目を細めながら微笑んだ。
「おや、見ているだけでいいのかい? 好きなだけ触っていいんだよ」
喉がゴクリと音を立てた。無防備な大胸筋に震えっぱなしの手を、おそるおそる伸ばす。
指先が、柔らかい温もりに触れた瞬間、俺の中の何かがプツンと音を立てて切れた気がした。
失礼して、両手で掴まさせてもらう。むちむちとした弾力が堪らない。
今度は、下から掬うように持ち上げながら揺さぶってみる。タプンタプンと重量を持った肉の塊が、手の中で躍動する。大きいな。想像以上に。
全体を撫で回すように揉んでいると、余計に実感する。俺の手のひらじゃあ、到底収まりきらない。
ついつい夢中で、張りのある感触をたっぷりと堪能していた時だ。頭の上から、クスクス笑う声が降ってきたのは。
「あ、すみません……擽ったかったですよね?」
「いや、大丈夫だよ。ただ……」
意味ありげに言葉を切ってから、笑みを深くする。
「そんなに、私の胸が好きなのかい?」
「はい、好きです!」
うっかり声を大にしてしまっていた。ヤバい。引かれたかも。
「ふふ、そうかい。君に喜んでもらえたのなら、何よりだよ」
一瞬、睫毛を瞬かせたものの、先生は嬉しそうだ。頬をほんのり染めて、微笑んでいる。良かった。大丈夫みたいだ。
……じゃあ、もう少しだけ。
すっかり調子に乗った俺は、再び先生の雄っぱいを楽しむことに。しようとしたんだが。
「……こっちには、興味ないのかい?」
「え?」
大きな手が俺の手に重なった。優しく掴んでから、ゆっくりと導いていく。しっとりとした素肌に濃い影をつけている、隆起した腹筋。くびれた腰回り。そして。
「……君が、ずっと欲しがっているものだよ……確認しておかなくていいのかな?」
先生の大事な場所。股の間にある柔らかい膨らみに、俺の指先がズボン越しに触れた。
……ここに、あるんだ。先生のが。今晩、俺の中に入ってくる、俺を抱いてくれる雄の象徴が。
口の中が、急に乾いていくのを感じた。また指が震えてしまう。声もだ。
「見たい、です……」
掠れかかった声でなんとか呟く。膝立ちになった先生が、ズボンのゴムに指をかけて一気にずり下ろした。
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