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マッチョな先生と恋人同士になった件(グレイルート)
★ ……感じちゃってるじゃないか
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……思い込みって、スゴいんだな。さっきとなにも変わらないのにさ。やってること自体は。
感心のあまり、思考が冷静さを取り戻してしまう。そのせいだろう、確実に。緩んでいた身体が強張っていく。
さっき感じていた、イヤな感じ。何とも言えない不快感が、滲み出でくる。
……ダメだ。集中、集中しないと。
再び、思い出そうとする。甘く蕩かすように優しくて、ちょっと意地悪な手つきを。うっとりと細められ、熱を帯びた青い眼差しを。艷やかに微笑む、形のいい唇を。
……あ、ちょっと……ちょっとだけ、いいかも……
ふと、背筋に走った淡い感覚。先生が、俺にくれるのと同じ感覚に、鼓動が高鳴り始める。息が自然と乱れていく。
気持ちは、身体は少し前を向き始めたけれど、後ろの方はまだまだ。現に俺の穴は、指をぎゅうぎゅうと締めつけている。
とてもじゃないが、準備が出来ているとはいえない。このままじゃ先生を受け入れるなんて夢のまた夢だろう。
せめて、もう少し解せたら。ぼんやりと考えている俺の頭に再び、堂々とした声が過る。
『いいか? とにかく力を抜くことだけに集中しろ。どうしても難しいなら、同時に前を弄ってみるといい。意識がそちらに向けば、勝手に抜けていくだろう』
前も、か……セレストさんの言葉に促されるがまま、軽く開いた股下に向かって空いている方の手を伸ばす。
……マジかよ。ウソだろ? 誰か、誰でもいいからウソだって言ってくれ……
気づいてしまった。気づかされてしまった。触れた途端に、自分の現状を。こんな変態でしかない状況でも、しっかり勃ち始めてしまっている事実を。
完全に、ではない。けれども硬くなりつつある俺の先端から、こぼれて伝うものが俺の指を、手のひらをトロリと濡らしていく。
……感じちゃってるじゃないか。しっかり。先生に触ってもらってるのを想像しながら、尻の穴に指突っ込んで。気持ちよく、なりかけてるじゃないか。
客観的な自分に言われ、顔が、全身が熱を持つ。でも、止まれなかった。今更、止めるなんて。
声が漏れないように、キツく唇を噛み締める。少し反応を示し始めている自分のものを握り込む。
いつも一人でヤってる時ではなく、先生の手つきを思い出しながら上下にゆるゆると扱く。根元から先っぽに向かって、何度も。優しく、焦らすように。
一緒に後ろも。軽く抜き差ししてみたり、自分の中をかき混ぜるみたいに指を回してみたり。手探りながらも、どうにか解そうと試みる。
ふと、何か……しこりの様なものに指が触れた。途端に込み上げてきた未知の感覚。甘く痺れるような刺激に自然と腰が、ぴくんっと揺れた。
『……ここが、イイのかい?』
感心のあまり、思考が冷静さを取り戻してしまう。そのせいだろう、確実に。緩んでいた身体が強張っていく。
さっき感じていた、イヤな感じ。何とも言えない不快感が、滲み出でくる。
……ダメだ。集中、集中しないと。
再び、思い出そうとする。甘く蕩かすように優しくて、ちょっと意地悪な手つきを。うっとりと細められ、熱を帯びた青い眼差しを。艷やかに微笑む、形のいい唇を。
……あ、ちょっと……ちょっとだけ、いいかも……
ふと、背筋に走った淡い感覚。先生が、俺にくれるのと同じ感覚に、鼓動が高鳴り始める。息が自然と乱れていく。
気持ちは、身体は少し前を向き始めたけれど、後ろの方はまだまだ。現に俺の穴は、指をぎゅうぎゅうと締めつけている。
とてもじゃないが、準備が出来ているとはいえない。このままじゃ先生を受け入れるなんて夢のまた夢だろう。
せめて、もう少し解せたら。ぼんやりと考えている俺の頭に再び、堂々とした声が過る。
『いいか? とにかく力を抜くことだけに集中しろ。どうしても難しいなら、同時に前を弄ってみるといい。意識がそちらに向けば、勝手に抜けていくだろう』
前も、か……セレストさんの言葉に促されるがまま、軽く開いた股下に向かって空いている方の手を伸ばす。
……マジかよ。ウソだろ? 誰か、誰でもいいからウソだって言ってくれ……
気づいてしまった。気づかされてしまった。触れた途端に、自分の現状を。こんな変態でしかない状況でも、しっかり勃ち始めてしまっている事実を。
完全に、ではない。けれども硬くなりつつある俺の先端から、こぼれて伝うものが俺の指を、手のひらをトロリと濡らしていく。
……感じちゃってるじゃないか。しっかり。先生に触ってもらってるのを想像しながら、尻の穴に指突っ込んで。気持ちよく、なりかけてるじゃないか。
客観的な自分に言われ、顔が、全身が熱を持つ。でも、止まれなかった。今更、止めるなんて。
声が漏れないように、キツく唇を噛み締める。少し反応を示し始めている自分のものを握り込む。
いつも一人でヤってる時ではなく、先生の手つきを思い出しながら上下にゆるゆると扱く。根元から先っぽに向かって、何度も。優しく、焦らすように。
一緒に後ろも。軽く抜き差ししてみたり、自分の中をかき混ぜるみたいに指を回してみたり。手探りながらも、どうにか解そうと試みる。
ふと、何か……しこりの様なものに指が触れた。途端に込み上げてきた未知の感覚。甘く痺れるような刺激に自然と腰が、ぴくんっと揺れた。
『……ここが、イイのかい?』
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