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マッチョな幼なじみと恋人同士になった件(ダンルート)
★ 受け入れたいのに
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微笑みかけてくれていた唇が、真一文字に結ばれる。熱い吐息を漏らしながら尋ねた声は、少しだけ震えていた。
「……挿れるぞ、いいな?」
「……うん。ダン、来て……」
大きな手が彼自身のものを、太い竿を静かに握る。何だか、さっきよりも大きくなったような。
赤く潤んだ先端からこぼれている雫。ぬちゃ、ぬちゃ……といやらしい音を鳴らしながら、全体に塗り拡げるように、数回扱いてから先端を俺のお尻に押し当てた。
「あ……」
穴の縁に固いものが擦りつけられている。まるで焦らすみたいに。
入りそうで入らない。ぬりゅ……ぬりゅ……と触れてくる先端がもどかしい。
「ん、ぅ……ダン、早く……いじわる、するなよ……」
もう、待ちきれなくて……早く、ダンの全部を感じたくて……
俺は誘ってしまっていた。見せつけるみたいにはしたなく股を開いて、腰を浮かせて、強請ってしまっていたんだ。
「ばっ……煽ってんじゃねーよ! 優しく出来なくなるだろ!」
「でも……」
「……ちゃんと二人で気持ちよくなりたいだろ? だからゆっくりやろうぜ」
……ダンの言う通りだ。
いつも俺のことを一番に考えてくれる優しい彼。焦った結果、もし俺に何かあれば、心配させてしまうだろう。悲しませてしまう。そうなったら台無しだ。
それに、何よりダンに気持ちよくなって欲しい。俺だけじゃなくて、一緒に気持ちよくなりたい。
「分かった、ごめん。改めてよろしくな、ダン……」
「ああ、俺に任せろ」
白い歯を見せながらダンが嬉しそうに瞳を細める。
触れるだけのキスを交わしたのを合図に、太いものが俺の中へと徐々に埋め込まれていく。
「んっ……っう……」
熱い……重い……少し、苦しい……
指とは全く異なる異物感。ダンのものとは分かっている。受け入れたいって、欲しいって思っているのに。身体を内側から割り開かれていく感覚に、全身が強張ってしまう。
「俺に合わせて深呼吸してみろ、いいな?」
動きを止めたダンが、深い呼吸を繰り返す。
ダンに倣ってゆっくり鼻で吸い込んで、口から細く長く息を吐き出す。しばらく呼吸を続けていると自然と身体の力が抜けていった。
タイミングを見計らってたんだろう。再びダンが慎重に腰を進めていく。相変わらず、熱くて重い感覚が俺を襲う。けれども明らかに抵抗感は薄れていた。
ゆっくり、少しずつ、ダンのものが俺の奥を目指す。何度も、大丈夫か? と声をかけてくれながら、もう少しだからな、と頭を、頬を撫でてくれながら。
そんなやり取りを繰り返している内に、いつの間にか彼の太くて長いものが、俺の中に収まっていた。
「……挿れるぞ、いいな?」
「……うん。ダン、来て……」
大きな手が彼自身のものを、太い竿を静かに握る。何だか、さっきよりも大きくなったような。
赤く潤んだ先端からこぼれている雫。ぬちゃ、ぬちゃ……といやらしい音を鳴らしながら、全体に塗り拡げるように、数回扱いてから先端を俺のお尻に押し当てた。
「あ……」
穴の縁に固いものが擦りつけられている。まるで焦らすみたいに。
入りそうで入らない。ぬりゅ……ぬりゅ……と触れてくる先端がもどかしい。
「ん、ぅ……ダン、早く……いじわる、するなよ……」
もう、待ちきれなくて……早く、ダンの全部を感じたくて……
俺は誘ってしまっていた。見せつけるみたいにはしたなく股を開いて、腰を浮かせて、強請ってしまっていたんだ。
「ばっ……煽ってんじゃねーよ! 優しく出来なくなるだろ!」
「でも……」
「……ちゃんと二人で気持ちよくなりたいだろ? だからゆっくりやろうぜ」
……ダンの言う通りだ。
いつも俺のことを一番に考えてくれる優しい彼。焦った結果、もし俺に何かあれば、心配させてしまうだろう。悲しませてしまう。そうなったら台無しだ。
それに、何よりダンに気持ちよくなって欲しい。俺だけじゃなくて、一緒に気持ちよくなりたい。
「分かった、ごめん。改めてよろしくな、ダン……」
「ああ、俺に任せろ」
白い歯を見せながらダンが嬉しそうに瞳を細める。
触れるだけのキスを交わしたのを合図に、太いものが俺の中へと徐々に埋め込まれていく。
「んっ……っう……」
熱い……重い……少し、苦しい……
指とは全く異なる異物感。ダンのものとは分かっている。受け入れたいって、欲しいって思っているのに。身体を内側から割り開かれていく感覚に、全身が強張ってしまう。
「俺に合わせて深呼吸してみろ、いいな?」
動きを止めたダンが、深い呼吸を繰り返す。
ダンに倣ってゆっくり鼻で吸い込んで、口から細く長く息を吐き出す。しばらく呼吸を続けていると自然と身体の力が抜けていった。
タイミングを見計らってたんだろう。再びダンが慎重に腰を進めていく。相変わらず、熱くて重い感覚が俺を襲う。けれども明らかに抵抗感は薄れていた。
ゆっくり、少しずつ、ダンのものが俺の奥を目指す。何度も、大丈夫か? と声をかけてくれながら、もう少しだからな、と頭を、頬を撫でてくれながら。
そんなやり取りを繰り返している内に、いつの間にか彼の太くて長いものが、俺の中に収まっていた。
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