二度目の人生で巡り逢う奇跡に〜二度と魔法は使わないと誓った転生令嬢のお話〜

『魔法』という存在を引き金に始まった終わりの見えない戦争。その時代を生き、国の旗頭になっていた王女は、終戦を契機に婚約者であった王子に向けて、ある誓いをこぼした。

それは、誰かを守る。
そんな場合を除いて、魔法は二度と使わないというものだった。

————また、いつか。どれだけの時間がかかるかは分からないけど、いつか、会いにいくから。
これは、己の婚約者とそんな約束を交わした王女の二度目の物語。

頑なに魔法を使おうとしない少女と、ある青年の物語。
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