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5巻
5-1
しおりを挟む第一話 とんずら
人間とは不思議なもので、それなりの時間を経れば、記憶を己にとって都合の良いように無意識のうちに改変したり、跡形もなく忘却してしまったりなんて事ができてしまう生き物であった。
だから、決して忘れてはいけない事なんかは手に書くなりして、どうやっても忘れないようにしなければならない。
でなければ、間違いなく痛い目を見るだろうから。貴重な睡眠時間がゴリゴリと削られる羽目になるだろうから。
「それはダメだ」「許せない」「睡眠の邪魔すんな」
そんな言葉達はラティファの前では一切通じないし、そもそも意味をなさない。
主従関係にあるにもかかわらず、息を吐くように聞いていないフリをされてしまう為、俺の言い分なんてあってないようなもの。
などと考えながら俺、ファイ・ヘンゼ・ディストブルグは、数日前の自分自身の浅慮を布団に包まりながら心底悔いた。
どうして〝真宵の森〟が存在する街――〝フィスダン〟にあと十日くらい滞在しようと考えなかったのかと。
ドヴォルグ・ツァーリッヒの頼みを了承し、〝真宵の森〟へ向かった真の理由は〝連盟首脳会議〟に参加しない為だったじゃないか、と。
ああ、それでは仕方がない、と思える理由作りが目的でもあったじゃないか。
……その事実が完全に頭から抜け落ち、寄り道すらせず、一直線に城へと帰ってきてしまった己の愚かさがどこまでも憎らしかった。
とはいえである。
過ぎてしまった事は仕方がないと割り切るしかないのがこの世の常。
どうすれば安眠が得られるのか。
たとえ何を犠牲にしようとも、その為の究極の一手を模索するしか俺には道がなかった……それ以外に、道は残されていなかったのだ。
「――だから、許してくれと。殿下はそう仰るのですね」
俺が涙ながらにそう語ってやると、般若もビックリの冷酷な形相をしたメイド長のフェリが感情の一切感じられないトーンで言った。
蛇に睨まれた蛙のように、気持ちの悪い汗がこれでもかという程背中を流れていたが、俺には目を逸らし、ほとぼりが冷めるのを待つぐらいしかできる事はなかった。
「陛下から〝連盟首脳会議〟に参加しろと命じられておきながら、見事にすっぽかして部屋で布団に包まっておいて、そのくらい許してくれと」
深い訳があるんだ。
と、言い訳を試みようとも、まともに取り合ってもらえない事は明白。
何より、すっぽかした挙句、自室に戻って面倒臭いからと何食わぬ顔で眠りに入っていたと、俺の世話役メイドのラティファにチクられてしまっている。
しかも、一度は部屋を後にし、参加すると見せかけた上で踵を返して部屋に帰っていったという説明まで付け足されたのだから、フェリの怒りゲージはとんでもない事になっていただろう。
というか現在進行形で、なっている。
「…………」
俺に有難い説教をしてくれるフェリの隣に無言で控えるラティファに、「覚えとけよ、てめえ」と責めるような視線を向ける。しかしラティファは「な、なんの事か分かりませんねえ」と言わんばかりのぎこちない挙動で、額に脂汗を浮かべながらぷいと顔を背けた。
……無性に顔面パンチをお見舞いしたくなった。
「……どうして参加なさらなかったのですか」
そんな無言のやり取りをよそに、難しい顔をしながらフェリが俺にそう問い掛ける。
「どうして?」
「……理由は存じ上げませんが、殿下が帝国に拘っていた事は知っておりますので」
……そういえば、帝国の英雄『氷葬』グリムノーツ・アイザックとの戦闘の後のやり取りを、フェリは聞いてたんだったと思い出す。
「言ってしまえば〝連盟首脳会議〟とは、帝国に関する話し合いの場です」
「なのに俺が参加しなかった事が意外だって?」
こくり、と小さくフェリが頷いた。
普段であれば首根っこ掴まれてでも連れて行かれるところだったが、どうしてか今回に限って、ソレはなかった。
俺にとっては実に都合が良かったので、まぁいっかと考えないようにしていたが、フェリのその言葉を聞いて、今更ながらその理由を理解した。
きっと彼女は、帝国に関する事だから何もせずとも俺が素直に参加すると、油断していたのだろう。
「いやいや。どこが意外なんだよ。俺はディストブルグの〝クズ王子〟だろうが? 何よりも睡眠を優先するって信条は不変……って、い、うのは冗談でー!」
何を今更と本音で語ろうとした直後、ただでさえ冷酷だったフェリの顔からゆっくりと感情の全てが削げ落ちていき、睨みを利かせるだけで人ひとりくらい殺せそうな視線を向けてくる。
慌てて訂正する俺の挙動不審具合に、手で口を押さえてぷぷぷと笑いを堪えるラティファが視界に映り込んだが、そんな事を気にしている場合ではない。
「……まぁ、あれだ。騒がしい場所は好きじゃないんだよ」
随分と前に、誰かにその話をしたような気がするが、一体誰にしたんだっけか。
考えてみたものの、思い出せる気配はこれっぽっちもない。
「というか、落ち着かない」
どうせ、参加していたところでロクに口は開かなかっただろうし、会議の途中にもかかわらず場を後にしていた可能性だってある。
だったら、ハナから欠席しておいた方がいいじゃないかと、俺は無茶苦茶な言い訳を重ねる。
「……ですが」
貴方は言い訳を重ねれば逃れられる立場ではないのだ。そう指摘しようとするフェリの発言を遮るように、俺は包まっていた布団の中に逃げ込んだ。
「……ラティファ」
「承知いたしました! 任せてくださいっ!!」
怒りの感情が込められたフェリの冷ややかな声に、めっちゃノリノリに声を弾ませるラティファの返事が続く。そして程なく、がしりと布団の端を掴まれ、グイッと思い切り引っ張られる。
その行為で否応なしに悟った。
このクソメイドは俺から布団を奪う気なのだと。
「……お、まっ!」
奪われまいと慌てて力を込めるも、引き剥がしにかかるラティファの力が尋常じゃなく強い。
たまに発揮されるこの膂力の強さは、ハッキリ言っておかしいで済む範疇を超えている。
というか、主人である俺の命は聞かないくせに、フェリの命は毎度二つ返事で請け負うこのクソ具合は、最早清々しさすら感じる程だ。
「やめろ! 俺の布団が破れたらどうしてくれるんだ!! 多分これお前の給金より高いぞ!!」
「殿下の身の回りのものは全て私が買い揃えてますからそんな嘘は通じませんよ……!! 殿下には良い布団と言ってお渡ししましたが、ぶっちゃけこれは安物です!!」
びりっ、と破ける音と共に衝撃的な事実が告げられる。
「とっとと観念してください!!」
びりびりという布団の悲鳴に続き、俺の悲痛の叫びも自室いっぱいに響き渡った。
「あああああああああ!?」
◆◆◆
布団を奪われたので致し方なしと、毎度お馴染み窓から脱出を試みようとするも、ラティファにガシリと捕縛された。
明日の〝連盟首脳会議〟には参加するという言質を取るまで帰りません、と意固地になるフェリ相手に無言を貫く事数分。
「――で、これはどういう状況なんだ?」
何か用でもあったのか、俺の部屋を訪ねてきた人物――グレリア兄上が、苦笑いを浮かべながらフェリに疑問を投げかける。
「殿下があまりにごねるので、我慢比べ、といったところでしょうか」
「なるほど。それはファイが悪いな」
救世主のように見えた兄上だが、どうにも俺の味方はしてくれないらしい。
「参加するだけでもいい。一度くらいは顔を見せてくれると助かる。流石に、国内にいて参加しないとなると、ディストブルグは何かを隠してるんじゃないかと不信感が芽生える。それは避けたいんだ」
「ぐ……」
思いもよらない強敵の出現に、俺は眉根を寄せる。
グレリア兄上は、昔から特に俺の事を気に掛けてくれた家族の一人。流石にそんな兄上の言葉を無視するわけにはいかない。
「……わ、分かりました」
それに、顔を見せるだけでいいと言ってくれている。
だったら、出るだけ出て、置物の如く沈黙を貫こう。それでなんとかやり過ごすんだ。
そう自分自身を励ます一方、「私達の言う事は全然聞かないくせに……!」というラティファの不満は当然のように聞き流す。
フェリの言う事を聞く日はあっても、ラティファの言う事を聞く日だけは、考えるまでもなく一生ない。
心の中で、そう告げておいた。
「ところで、兄上はどうしてここに?」
フェリ達に頼まれて俺の説得に来たのかと一瞬思ったけど、それにしては二人の反応が新鮮だった。
「あー、それなんだがな。ファイに会っておきたいって人がいたから、ここまで案内してきたんだ」
グレリア兄上に直々に案内させてしまうとは……そう罪悪感を覚えた直後。
「言っておくが、案内はオレが買って出た事だ。だから、謝罪はしなくていい」
先んじて、笑い交じりにそう言われる。恐らくは俺の顔に出ていたのだろう。
フェリも俺同様何か言おうとしたようだったが、そう先手を打たれてはもはや口を挟めないようで、口を真一文字に引き結んでいた。
「それじゃあ、オレは戻るから。後は仲良くな」
背を向け、ひらひらと軽く手を振りながら、グレリア兄上が部屋を出ていく。
それと入れ替わるように、新たな人影が視界に入ってきた。
そして、聞き覚えのある声が響く。
「話には聞いていたけれど、本当にグータラな生活をしているのね」
荒れに荒れた俺の自室の惨状を目にしながら、面白おかしそうに彼女は言った。
「――お久しぶりね。ファイ王子」
そう、旧知の友にでも会ったかのような調子で俺の名を呼んだ人物は、いつか俺が〝猛進するイノシシみたいな王女〟と評したアフィリスの姫殿下――
メフィア・ツヴァイ・アフィリスであった。
第二話 リヴドラ
「……なんであんたがディストブルグに……って、あぁ、そうか〝連盟首脳会議〟か」
どうしてアフィリスの人間がこの城にいるんだ、と一瞬俺の頭上に疑問符が浮かぶも、それはすぐに霧散する。
〝連盟首脳会議〟の参加国の中にアフィリスも含まれていた事に思い至り、自己解決した俺は、久方振りに顔を合わせた知己を見て呟いた。
「……にしても、今度はちゃんと本物だな」
以前、帝国の〝英雄〟――『幻影遊戯』イディス・ファリザードがメフィアに化けていた事もあって、つい、そんな言葉をこぼしてしまう。
「……本物?」
「あぁ、いや、悪い。ただの独り言だ」
耳聡く俺の呟きを拾ったメフィアが不思議そうに首を傾げたものの、俺は気にするなと話題を変える。
「それで、わざわざここに来たって事は、俺に何か用でもあるのか?」
メフィアの側に、アフィリス王国の国王であり、彼女の父であるレリックさんの姿が見えないところからすると、彼から何か言伝でも頼まれているのだろうか。
が、メフィアは俺の問いに対し、左右に一度、軽く首を振った。
「いいえ。特には。今日はただ、こうしてディストブルグに来たのだから、知己に挨拶ぐらいしておこうと思っただけよ。もしかして、そう思うのは不自然だったかしら?」
「……そうかよ」
律儀なこって。
そんな感想を抱きながら、俺は投げやりに言葉を返した。
その適当具合に、他国の王女に対してなんて対応をしているのだと、フェリから責めるような視線が飛んでくる。
しかし、メフィアが仕方なさそうに笑っていたからだろう、これといってお咎めはなかった。
「もしかして体調でも悪いんじゃ、とも思っていたけれど、その様子だと杞憂だったみたいね」
王子という立場にある人間が、各国の代表が集まる大事な集まりにもかかわらず無断で欠席し、挙句に部屋で惰眠を貪っていたとは夢にも思うまい。
「でも良かったの? 〝連盟首脳会議〟を欠席しても」
「いいんだよ。別に俺一人、いてもいなくても変わりゃしねえ……ん、だから……た、多分」
最後まで言いかけたところでフェリとラティファから思いっきし睨まれたので、言葉尻を慌ててボカす。
「……まぁ、実際に参加するかどうかは置いておいて、俺が積極的に会議に出る事はまずあり得ねえよ。そうする理由がどこにもない」
面倒臭いから、というのも勿論理由の一つだ。
ただ、俺がそう答えた最たる理由は、〝真宵の森〟での一件にある。俺に協力関係を持ちかけてきた帝国所属の〝英雄〟――コーエン・ソカッチオのあのひと言に。
◆◆◆
『――お前が〝異形〟と呼ぶ化け物だが……それを生み出したであろう張本人は既に死んでいる。いや、死んだも同然の状態、が今はまだ正しいか』
全てが終わった後、約束を果たすと言って奴から告げられたのは、そんな不可解な言葉であった。
張本人が死んでいるのならば、どうして俺の目の前にこうも次々と〝異形〟が現れるのか。
それに、お前は張本人が死んでいると知っていて俺に協力関係を持ちかけたのか、と怒りを含ませた言葉を浴びせようとしたところに、コーエンが続ける。
『呑まれた。そう言えば理解できるか? ファイ・ヘンゼ・ディストブルグ』
直後、頭が真っ白になった。
そして、ゆっくりとその言葉の意味を理解していく。
前世の俺が〝異形〟という存在をひたすらに追い続けた人間であるからこそ、アレの異質さは誰よりも分かっていた。分かっていたからこそ。
『足を踏み入れ過ぎた。それ故に、そいつは最早廃人同然の状態だ』
……嗚呼、そういう事かよ。
素直に、そう納得する事ができた。
……俺が前世で最後に目にした〝黒の行商〟も、俺が殺した時には既に、人の姿をしているだけの、ただ『救済を』とひたすら呻くだけの人形に他ならなかったから。
『だとしても、俺は〝異形〟を生み出した張本人を殺すぞ。誰であろうと関係ない。廃人になっていようと、斬り殺す。そいつはそれだけの事をしでかしたんだ。そこに妥協はない』
『だろうな。あえて心の中を読まずとも、お前の目を見ればそれくらい分かる。安心しろ。おれはお前を止める気はない。悪は討ち果たされるのがこの世の常だからな』
だから、殺したいなら遠慮なくやってくれ、と。歴史の探究者であるコーエンは笑いながらそう口にした。
『ただ、殺しに向かうにせよ、あのエルフだけは連れて行くな。これは、お前を試した事に対する謝罪代わりの忠告だ』
『……元々連れて行く気はねえよ』
『それならいいんだがな。アレが〝異形〟に変えられたならば、相当骨が折れるぞ。何せ、〝異種族排他〟なんて政策が帝国で掲げられた理由は、異種族をもととして作り上げた〝異形〟が強力であるからだ。降霊なんて真似ができる異種族が〝異形〟に変えられてみろ。きっと間違いなく――』
『――うるせえ』
◆◆◆
そんな会話の記憶が一瞬にして蘇った。
俺が強引に会話を打ち切った理由は、フェリを連れて行けば間違いなく〝異形〟に変えられる未来しか待っていないと、コーエンが断じたから。
お前には守り切れやしないと、言外に指摘していたからだ。
……そして、その指摘が正しいと分かっていたからこそ、俺は無理矢理に彼の発言を遮ってしまったのだろう。
もし仮に、俺が一人であったならば、何一つ問題はないはずだ。しかし、守らなければいけない人間が一人でもいた瞬間、それは呆気なく瓦解する。
もし、今回の〝異形〟を生み出した張本人があの〝黒の行商〟と似たような能力を保持していた場合、誰かを守るなんて事はできるはずがない。
一人で戦うのと、誰かを守りながら戦うのとではまるで違う。
だから、俺は言うのだ。
万が一にも、俺が張本人を殺しに向かう時にフェリがついてくる事がないように。本心をひた隠しにし、いつも通りを装って。
帝国などどうでもいい、と。
「参加する理由がどこにもないって、貴方ねえ……」
俺の発言に対し、メフィアは心底呆れ返っていた。
「貴方、つい先日、城で襲われたばかりなんでしょう? それにその傷も、転んでついたものでもあるまいし」
先日、食堂で刺客と斬り合った挙句、最後は自爆をされたせいで城の一部は改修中。そして〝真宵の森〟での戦闘による傷は未だ完治しておらず、俺の体にはところどころに包帯が巻かれている。
「……なんでその事を知ってんだよ」
「貴方のお兄さんから聞いたのよ。どこかに出掛けるたびに傷をつけて帰ってくるから、気が気じゃないって。私からもなんとか言ってくれって頼まれたの」
なるほど。それもあってグレリア兄上がメフィアを案内してきたのかと合点がいく。
……そして、言われてみれば確かに、アフィリスにリィンツェル、〝真宵の森〟と、ここ最近はどこかに出掛けるたびに傷をつけて帰ってきている気がする。
「……貴方が強い事は知ってる。だけれど……」
「あーあー、分かった。分かった。分かったからお前までそれを言うな」
フェリにラティファ、そしてグレリア兄上に続いてお前もか。なんて思いながら、俺は投げやりに返事をし、メフィアの発言を遮った。
「……心配せずとも、明日の〝連盟首脳会議〟にはちゃんと参加するし、必要以上に無茶をする予定もねえよ」
ついさっき強制的に言質を取られたし。と、胸中で吐き捨てる。
ただ、やはりどう考えても、俺一人が参加したところで何かが変わるとは思えなかった。
そんな考えがもろに顔に出ていたのだろう。
「……心配なのです」
ここまで黙って俺とメフィアのやり取りを眺めていたフェリが言う。
「殿下は言っても聞いてはくれませんから。なので、せめて帝国の危険性をちゃんと知っておいてもらいたいんです」
……俺が暴走する事を前提とした物言いに、何か反論してやりたくもなったが、心当たりしかないので黙っておく。
下手に抗議したところで、言い負かされる未来しか待っていないだろう。
「それに、殿下が〝異形〟と呼ぶあの化け物と相対した事のある者から、新たな情報を得られる可能性だってありますし」
その言葉を耳にして、思わず目を見開いてしまう。
けれど、すぐに冷静さを取り戻す。
確かに、〝異形〟と相対した事のある人間が俺以外にいたとしても、なんらおかしくはなかった。というより、俺以外にいない方がおかしい。
〝真宵の森〟で出会ったコーエンやエレーナの話を聞く限り、帝国の矛先はディストブルグだけに向いているわけではないようだ。
しかし同時に、下手を打ったと奥歯を若干噛みしめた。帝国に興味がない姿勢を見せようとしていたはずなのに、〝異形〟と聞いた途端、こうしてあからさまに反応してしまっている。
やがて、フェリが再び口を開く。
「その者の名は、リヴドラ。ちょうど〝連盟首脳会議〟にも参加している、獣人国の王子殿下です」
おそらくは、〝異形〟にただならぬ執着心を抱く俺の内心を彼女が知っていたからこそ。そんな言葉が、続いた。
応援ありがとうございます!
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