前世は剣帝。今生クズ王子

アルト

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3巻

3-3

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 第四話 病状


「――――ッ」

 身体は、半ば反射的に動いていた。
 たましいの芯にまで染み込んだ危機察知能力により、爆発があったのだと理解するや否や臨戦態勢に入った俺は、まず〝影剣スパーダ〟を一瞬で創造し、その柄を握りしめた。
 近辺の影からも一本、二本と剣先が覗き、いつ何があろうと対処できるように備える。

「でん、かっ‼」

 そんな俺と同様にフェリも襲撃に備えながら、名前を呼んで注意喚起をしてくる。
 次いで、個室という閉じ込められた現状はマズイと判断し、俺達はドアへと向かおうとするも、その行動を引き留める声がかかる。

「まあ待てって」

 余裕綽々しゃくしゃくといった声の元は、車椅子に乗ったシュテン・ヘンゼ・ディストブルグだった。
 誰よりも焦燥していておかしくない立場にあるにもかかわらず、愉快そうに場違いな笑みを貼り付けるその姿はどこか不気味で。だけれど、心を一切乱さない彼の態度は、根拠のない安堵あんどを俺達に与えてくれる。

「一見するとやばい状況にも思えるだろうが……」

 爆発音は未だ鳴り止まず、刻々と、まるでこちらに向かっているかのように音が強く、濃くなっている。そんな音の響いてくる方に視線を巡らせ、

「そんなに慌てる必要はねえんだなこれが」

 そう言って、シュテンは不敵に笑った。

「いい機会だし、まずおれがこんな状態になった理由から話すか」

 僅かながら興味を示して〝影剣スパーダ〟に向けていた視線を、すぐに俺の方へと向け直し、言葉を続ける。
 腰掛けている車椅子をバシバシと軽く叩くので、『こんな状態』という言葉が何を示すのかは、すぐに理解できた。

「人の身体には『魔素』っつーもんを取り込む器官が存在する。その器官はため込んだ『魔素』を『魔力』に変換し、そしてそれを放出する事で魔法が扱えるようになる、ってのは知ってるよな?」
「……あぁ」

 俺は魔力の仕組みについての知識が皆無な上、今は周囲の警戒に注意を向けているので、つい空返事をしてしまう。
 かといってシュテンもそんな俺の態度に不満はないようで、怒る様子は微塵みじんもなかった。むしろそれが当然と思っているような口ぶりである。

「その器官は通常、『魔素』をある一定量ため込むと自動的にそれ以上取り込むのを止める仕組みになってる。ため込む事ができる限界量ってもんがあるからだ。その限界が、世間で言われる魔力量ってやつよ。そして魔法を扱って失われた分は、またゆっくりと補充される。まあ、基本はその繰り返しだな」

 ……よくよく聞いてみれば、その話には聞き覚えがあった。
 ひたすらに剣を拒んでいた俺を見かねて、父上やグレリア兄上、フェリ、ラティファ、レリックさんなどなど色んな人が、剣が嫌なら魔法はどうだろうかと、似たような説明をしてくれたからだ。頭の隅っこに、その記憶はまだ残っていた。
 だけれど、俺は魔法を扱えなかった。
 誰しもが口を揃えて言う魔力の感覚というものが、全くと言っていい程に分からなかったのだ……〝影剣スパーダ〟を魔法と定義するならば別だが。

「ただ、おれだけがその常識に当てはまらなかった」

 笑いながらそう話すシュテンとは対照的に、フェリは苦虫にがむしを噛み潰したような表情でうつむいていた。

「既にため込んだ量にかかわらず、常時『魔素』を取り込んじまう体質のせいで、身体に異変が起きてな。急に発作が起きたり気絶したりと、まあ色々あったわけ」

 寝たきりで歩く事もできない時期も長かったから、足はこの通りおとろえちまったと、シュテンはまた笑う。

「だが、そのおかげで魔力量は相当なもんらしくてな?」

 そうしてどこからともなく一枚のカードを取り出して、「見てろよ」と言いながら無造作にソレを宙に放る。
 ひらひらと舞い落ちながら表裏がせわしなく入れ替わるカード。
 表は白紙。
 そして、裏には幾何学模様が刻み込まれており――

「〝拒絶する歪みアルカーナ〟」

 床に着くと同時、カードは霧散。
 シュテンの言葉と共に、白銀の魔法陣が足下いっぱいに大きく広がった。

「これは……」

 唖然あぜんとするフェリが面白くて仕方がないのか、シュテンの口の端はこらえきれないというように吊り上がっている。

「知ってるかファイ⁉ 過剰なレベルで魔力を放出すれば、辺りに歪みが生まれるって事をよ⁉」

 俺達の周りの景色だけが歪み、陽炎かげろうのように揺らめく世界が視界を覆う。
 先程から次第に広がっていた爆発音は、ついにすぐそこにまで訪れ、壁だったもの、そしてドアだったものが膨張し、ぜると思われたその瞬間――

「この歪みは! 万物一切を呑み込む!!!」

 しかし瓦礫がれきや爆風、爆炎といったものが襲ってくる事はなく、シュテンの言葉の通り、歪みが全てを呑み込み尽くす。

「ひゃはは、グレリアのアホが、弟に良いところを見せつけられたっていじけてたからな? 折角だし、おれが頼れる兄の姿ってヤツを見せてやる」

 爆発の影響で煙が立ち込める中、壊れた壁の向こうから不明瞭な何かが急速に飛来。
 しかしそれすらも、歪みは難なく呑み込んだ。

「多少の攻撃じゃビクともしねえって……ん?」

 己らを守るように展開された歪みに絶対の信頼を置いているのか、シュテンの言葉には自信が乗せられている。
 だから、そこに疑問を抱いた理由は、歪み自体についてではなく――歪みの向こう。
 今しがた飛び道具か何かをこちらに飛来させたであろう下手人の胸から生える、一本の〝影剣スパーダ〟に対してであった。

「……なるほどなあ」

 俺が握る〝影剣スパーダ〟とソレを見比べ、シュテンは得心した様子を見せる。
 だが、その表情はすぐに変わっていった。
 原因は、目の前で起きた出来事。
 突如として、〝影剣スパーダ〟に貫かれていた人間の姿形が次第に透けていき、ついにはまるで始めからそこに誰もいなかったかのように消え失せたからだ。

「……おいおい、あいつ幽霊か何かかよ」
「いや、違う」

 あまりに摩訶不思議まかふしぎな出来事につい漏れたシュテンの発言を、俺は即座に否定。こういったケースには覚えがあった。
影縛りスパーダ〟の能力は、その場に影を縛り付ける事。いわば、存在を縛り付けるに等しい。
 それには強い強制力が働き、仮に実体のないモノに〝影縛りスパーダ〟が使われた場合。
 その強制力に耐え切れず、例外なく溶けて霧散する。
 つまり今のは――

「あれはきっと実体じゃない何かだ。なら、術者は近くにはいないだろうな」

 好き勝手に爆破する場所に、本体がおめおめと足を運ぶとは到底思えない。十中八九、今回は様子見なのだろう。
 相手は爆破一つでこちらの手札を何枚もさらった。
影剣スパーダ〟然り、シュテンの魔法然り。
 不用心過ぎたかと自責しつつ、たとえこちらの出方を知られようが〝影剣スパーダ〟はどうこうできるものでもないか、と結局は楽観的思考に落ち着く。
 何故なら、〝影剣スパーダ〟に斬れないものはないのだから。
 胸中で人知れず不敵に笑いながら、現状を把握するべく、俺は視線を周囲に向ける。

「場所も……悪い」

 ここは、貴族街。下手に追撃に出て貴族達を巻き込むわけにもいかない。

「加えて、シュテンは足が悪い。取り敢えず、ここでやり過ごすか」

 車椅子では、どう考えても満足に動き回れるはずがない。
 本人は強がっているが、車椅子ではどうしても視線が低くなってしまう。危険に気づけない事は多いはずだ。
 俺の本分は守る事。
 守れさえすればそれで良い。
 シュテンが言っていた『囮大作戦』も、言ってしまえば二の次なのだ。
 だから、俺はこの場にとどまる事を選択した。

「そうですね」

 シュテンはその判断が不服そうではあったが、フェリも同意した事で、多数決的には二対一。
 数の不利を悟ってか、あえて内心を言葉にする事はないものの、張り切っていただけにどこか不完全燃焼な面持ちのシュテンであった。


 それから待つ事数分。
 爆発も止み、一向に襲い掛かってくる気配もない。
 一度城に戻った方が良いんじゃないか、そう言おうとしたところで、声が聞こえてくる。
 何事だ? 爆発音を聞きつけた近隣住人の声に紛れて、若干の焦燥を孕んだ言葉が。

「や、やべっ、出方が分かんねえ……」

 依然として空間の歪みは残っている。
 気持ち控えめに、気恥ずかしそうにぽりぽりと頭を掻くシュテン。兄の威厳云々を意気揚々と語った面影は既に消え失せていた。

「え、えっと、その、多分、夜までには消える、かなあ? なんちゃって」

 困り顔でこちらの表情をうかがいながら、猫なで声で言うシュテン。だが、どれだけ申し訳なさそうにしても、俺とフェリは返答しない。
 完全に、呆れていた。

「おい、ちょ、なんか言えよファイ! この際フェリ・フォン・ユグスティヌでもいいからさあ!」

 一縷いちるの望みを懸けてか懇願じみた視線を向けてくるが、それにも見て見ぬ振りを通す。
 本音を言うと、普段人をからかってばかりのシュテンが困っている姿というのは、珍しいというか。
 見ていてちょっと面白かった。

「…………」

 しかし、そんな嘆きもすぐにやむ。無駄だと悟ったのだろう。
 テンパる頭をフル回転させ、シュテンは次手を考えるも、得てしてそんなタイミングでは良いアイデアが浮かばないもので。
 結局、彼が辿り着いた結論は至極簡単。

「ゆ、許せねえ‼ あの爆発魔だけは絶対に許せねえ‼ おれらをこんな所に閉じ込めやがって……!!!」

 責任転嫁であった。

「おれも全身全霊であいつら取っ捕まえるの手伝うからさあ! この恨みを晴らそうぜ‼ な? な?」

 そう言って、シュテンはまだ見ぬ襲撃者に責任を全てなすりつける。
 しかし、咄嗟とっさに考えた苦し紛れの言い訳が通用するわけもなく。俺達はひたすら、呆れ混じりの視線を現状を作り出した張本人に向けるのだった。


 俺達が帰宅できたのは、日も暮れた午後六時頃。
 料理が並ぶ食卓では、事の顛末を全て聞き及んでいたのか、青筋あおすじを浮かべた父上が待っており――今は特に慎重に行動しなくてはいけない時であるというのに、どうにも今回は全てシュテンの独断であったようで、小さな雷が落ちたのは言うまでもなかった。



 第五話 夢


 父上から盛大に怒鳴られ、自室謹慎の沙汰を言い渡されたその夜。
 俺はいつものように夢を、見ていた。
 長い、長い夢の始まり。
 今の俺の根幹に据えられた想いを育んでいた頃の記憶。どこまでも遼遠りょうえんで美しく、それでいてどこまでも厳しく、悲しく、残酷な夢の世界。
 自分をまどわす明晰夢めいせきむに、俺は身体を埋めていた。


   ◆◆◆


『なぁ、***!』

 誰かが俺を呼ぶ。
 いつも決まって、名前の部分だけは少しノイズがかかっていて、上手く聞き取れない。でも、俺に向かって話しかけているという事は分かる。
 このやり取りは、既に何百回と行ってきたから。

『なにー?』

〝異形〟と呼ばれる怪物を生み出した原因である〝黒の行商〟を打倒する為に共に旅をする家族に向けて、いつも通り、間延びした返事をする。
 肩越しに振り向いた先には、見覚えのある顔。
 俺がなによりも大切に想っていた家族の一人――黒髪の男が、ニヤニヤと悪い笑みを浮かべてこちらを見つめていた。

『ちょっと進んだ先に街を見つけたんだ。でも、そこがどうにも訳ありでさ。一緒に偵察に向かわないか?』
『訳あり?』
『そ。遠目に確認しただけだけど、恐らくそこは〝死んだ街〟だ』

〝死んだ街〟。
 俺達は、ある現象に侵された街の事をそう称す。

『……〝黒の行商〟は?』
『いや、もういないな。見たところ散々に荒らされてる。もうどこかに移動したと考えていい』

〝黒の行商〟とはその名の通り、黒い装束に身を包んだ商人。〝死んだ街〟は、彼らに荒らされた街の総称だった。
 その荒らし方はタチが悪く、中からじわじわと食い荒らす白蟻しろありのような真似をする。
 詳細は不明な部分も多いが、基本的に彼らは何かの薬を売りつけ、それを街に侵透させる。
 そうして、その街は段々と〝死んだ街〟と化すのだ。
 薬に侵された者は、はじめは薬がもたらす快楽に溺れて自我を失い、最終的に異形の怪物へと変化を遂げてしまう。いつだったか、俺の先生は、その〝黒の行商〟を殺す事だけを目的に生きている、と言っていた。

『なら向かう意味はないと思うけど』
『バカだなぁ***は。仮にも〝死んだ街〟だろ? なら、〝黒の行商〟に関する手掛かりの一つや二つ、あっても不思議じゃない。だから向かう事には意味がある』
『でもな……』

 この時の俺は特に、誰よりも弱いという実感があった。先生はおろか、誰にも勝ったためしがない。
 時折こうして誘われる事はあっても、自分が足手纏あしでまといになると分かっているから、先生からの誘いでない限り、すんなり首を縦に振った事は一度としてなかった。
 だから今回も、歯切れの悪い返事をしてしまう。

『まぁ、安心してくれ。何も俺達二人で行くなんて言ってないだろ?』
『他にも誰かが?』
『応とも! アイツだアイツ』

 そう言って黒髪の男が指差した先から、ゆっくりとした足取りで向かってきたのは、

『よぅ』

 煙管キセルを吹かす一人の男性。
 特徴的なドレッドヘアの男。
 俺の知る中で、最強の幻術使い。

『道理で、あんたの匂いがすると思った』

 煙管を吹かす人間は、このドレッドヘアの男くらいしか俺は知らない。
 しかし、この男が煙管キセルを吹かしているのは意味あっての行為だった。だから、匂いで判断されるや否や、

『おいコラ、鼻に頼ってんじゃねえよ』

 俺の発言を責め立てるように、ドレッドヘアの男は不服そうな表情を浮かべた。そして何故か、背後から『おらっ』という声が聞こえた。
 次いでひざに衝撃が伝わった。
 目の前にはまだドレッドヘアの男の姿があるというのに、どうしてか俺の背後から、俗に言う膝カックンを得意げに決めている。
 ……コイツ、幻術使いやがったな。
 と毒づきながら、俺は後ろに倒れる事になった。

『目を信用すんな。鼻を信用すんな。耳さえも信用すんな。場数によってつちかわれた勘だけを信頼しやがれ。それが無理なら、ひたすら全方位に警戒向けとけって言っただろ、アホ***』

 常識的に考えれば、特徴的な匂いを身体に染み込ませていては、折角の幻術がバレる危険がつきまとってしまう。しかし、この男はそんな考えすらも逆手さかてに取り、あえて煙管キセルを吹かしている。いやむしろ、相手がその考えに辿り着いた時に生まれる油断を利用する前提で動いているのだ。
 だからドレッドヘアの男は常に言う。
 五感に頼り過ぎるな、と。

『い、今のはたまたまだからいいんだよ!』

 すんでのところで両手を地面につき、顔面と地面との衝突を避けた俺は、親のかたきでも見るような鋭い眼光を向けるも、当の本人はそれを柳に風と受け流す。
 それどころか、はぁぁと深いため息を漏らした。

『そのたまたまで、人は死ぬぜ? お前は自分を生かしてくれた人間の為に生きるんだろ? 強くなりてえんだろ? なら、言い訳してんじゃねえよ』
『うぐっ』
『自分の無力さを実感したんなら、しっかりと後日、アイツに絞られとけや』

 そう言って突き放すのかと思えば、俺のもとへと歩み寄り、膝をついていた俺の側にしゃがみこんだ。

『ま、***が出し抜かれ続けんのも、俺が強過ぎるのがわりぃんだけどな? くははははは!!!』

 あえて近くに来て高笑いするあたり、性格の悪さがにじみ出ていると思う。きっとコイツはろくな死に方をしないな、うん。と改めて再確認した。

『……う、うわぁ出たよ、毎度お馴染みの自信過剰。先生には手も足も出ないくせにさ』
『う、うっせえ‼ アイツは例外だ! 例外! それに、自信はあった方が良いんだよ!』

 それが苦し紛れの言い訳のように聞こえ、その真偽を確かめたくて、俺は黒髪の男にどうなの?と視線を送る。

『まあ、ないよりはマシだね。傲慢と自信の意味を履き違えてさえなければ、***も持っておくべきかも』
『……マジか』
『ほら見てみろ。俺の考えは間違ってねえだろ? お? お?』

 これでもまだ何か言えんのかよ、と、ドレッドヘアの男はあからさまに大人げもなくあおってきたが――

『でも、コイツの場合は自信過剰。真似なくていいよ』
『だってさ』
『何、途中で裏切ってんだてめえ!!!! ブン殴るぞ!!!』

 今度は俺が、ざまあみろとばかりに得意げな顔を見せる。だが。
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