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1223 信頼の証
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「ぷはぁーーーっ!はぁっ、ふぅっ、て、店長、これマジですげぇですよ。こんなの天衣結界でも防げませんって」
店長との修行で、俺は初めて異なる魔力の融合に成功した。
魔力の融合は本当に難しかった。そもそも不可能だとされてきたのだから、自分で挑戦してみようという発想すらなかった。
唯一の例外は200年前の戦争で、店長達が使った三種合成魔法、灼炎竜結界陣だが、あれは三人で使った合成魔法だ。しかも店長達三人以外での成功例は無い。
一人で異なる魔力を融合させる合成魔法は、歴史上誰一人として成功させていないものとされてきた。
「すごいじゃないかミゼル、もう魔力の融合を成功させるなんて。やっぱりお前はセンスがあるよ」
額の汗をぬぐい、呼吸を整える俺に、店長は満足そうに笑って声をかけた。
「はぁ・・・ふぅ・・・いや、俺なんて全然ですよ。店長が指導してくれなかったら全くできる気がしないです。それにシルヴィアの方がずっとセンスがありますって」
「そうか?もちろんシルヴィアもセンスがいいけど、俺はお前も負けてないと思うぞ?」
俺は魔力量には自信があるけど、魔力操作や魔法を使うセンスはシルヴィアの方がずっと上だと思っている。けれど店長はそんな事はないと、俺の力を認めてくれた。
「そうですかね・・・あの、店長、なんで俺にこんなすごい魔法を教えてくれるんですか?」
店長が認めてくれるのは嬉しいけれど、やっぱりこの魔法は俺よりシルヴィアの方が、向いているように思う。
「ミゼル、合成魔法を使うにために、一番大事な事は何だと思う?」
「え?・・・そりゃ、やっぱり魔力操作じゃないんですか?」
ふいに聞かれた問いかけに、俺は率直な考えを答えた。この魔法はとにかく精神をすり減らす、異なる魔力の糸を一本一本微細な調整で絡ませて、一つの球体を作るような感覚だ。しかもその糸が反発し合うのだから尋常じゃない集中力を要する。
俺は店長が付きっ切りで指導してくれたおかげで、なんとか融合までは成功させる事ができたが、俺よりセンスのあるシルヴィアなら、俺より早く習得できただろう。
けれど店長は首を横に振った。
そしてじっと俺の目を見て口を開いた。
「違うよ、ミゼル。一番大事な事は、魔法が怖いと認識している事だ」
「え?・・・魔法が怖いって、そりゃ、まぁ・・・黒魔法は危ないからそりゃそうですけど、当たり前ですよね?」
「ミゼル、当たり前に使われている魔法だけど、本当に怖いと認識している人がどれだけいると思う?戦闘訓練を受けていない町の人だって、初級魔法くらいは使えるんだ。爆裂弾も数発撃てば建物一つくらい破壊できるんだぞ?当たり前が当たり前になり過ぎて、魔法は本来怖いものだという意識が薄れているんだ。だからこそ強い力は、より慎重に扱わなければならない」
そこで言葉を切ると、店長は俺の両肩に手を置いてこう言った。
「ミゼル、お前は自分に自信も持っていない。自分の力を疑っているところもある。そして臆病だ」
あまりにハッキリと言われて、俺は呆然としてしまった。分かっている。今言われた事は自覚もある事だ。
けれどまさか店長に、憶病者呼ばわりされるとは思わず、俺はどんな顔をしていいのか分からず固まってしまった。けれど続く店長の言葉は俺の心を打った。
「臆病な事は悪い事じゃない。言葉は悪いかもしれないが、裏を返せばそれだけ慎重という事なんだ。ミゼル、お前はレイジェスで誰よりも慎重な男だ。そしてみんなの安全を最優先に考えられる。自分の力を決して過信せずに、生き残る事を第一に考えられる。そんなお前ならこの魔法の危険性を理解して、使うべき時を見誤る事もない。そう信じてるから教えたんだ。ミゼル、この魔法はお前への信頼の証だ」
・・・・・店長
店長が俺に託してくれたこの風と氷の合成魔法。
使うべき時は今です。俺は絶対に決めて見せます。こいつでこの野郎を倒して、みんなを護って見せる!
胸の前で向かい合わせた左右の手の平、その中心では風と氷の魔力が混ざり合って激しく渦を巻いている。
僅かでも調整を乱せば暴発してしまうだろう。魔法を放つ最後の最後まで、一瞬たりとも気を抜く事は許されない。
反発し合う二つの魔力は、融合した事で逆に反発力が高められる事になる。その結果魔力が何倍にも膨れ上がり、尋常ならざる破壊力を秘めた必殺の一撃と化すのだ。
「くらいやがれぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーッツ!」
両足を広げて腰を落とし、両手を前に突き出して抑えていた魔力を解き放つ!
抑えつけられていた魔力は、解放された事でその力を爆発させる。
暴力的なまでに吹きすさぶ風の渦に、鋭く研ぎ澄まされた氷の刃が混ざり合ったソレは、帝国の黒魔法使いハビエル・フェルトゥザに向かって一直線に突き進んだ!
巻き込まれれば氷に切り刻まれ、風で千切られて姿形も残らないだろう。
合成魔法を撃った瞬間、ミゼルの体は凄まじい推進力に押されて、後ろに弾き飛ばされそうになった。
あらかじめ腹に力を入れて重心を低く構えておかなければ、とても踏ん張れなかった。
それでも踵が地面にめり込み、体は弾かれそうになるが歯を食いしばって耐えた。
「うぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーッツ!」
いけ!俺の全魔力だ!ありったけを込めたんだ!これで野郎をぶっ倒すんだ!
いけぇぇぇぇぇーーーーーーーーーッツ!
なんだアレは?
背中に感じた魔力に振り返って、ハビエルは絶句した。
魔力?魔法なのか?だがあんなものは見た事がない、俺の知らない魔法だと?
風の刃?いや、氷だ!渦巻く風の中に氷の刃が混じっている!これはまさか・・・合成か?
いや、ありえん!合成魔法は歴史上でも成功させた者はいないんだぞ!
それを、まさかッ・・・・・!
「チィッ!」
防御は不可能、そう判断したハビエルは、地面を蹴って飛び上がろうとした。
風魔法を使わずとも、体からあふれ出る闇の力で空を飛ぶ事は可能である。
背後から不意を突かれはしたが、ハビエルの反射神経、そして闇の力をもってすれば、ミゼルの渾身の合成魔法を回避する事は可能だった。
だがそれは、ミゼルが一人だったならばの話しである。
「アタシじゃあんたには勝てないけど、魔道剣士ってのは色々できるんだよ?」
「っ!?貴様っ!」
不意にハビエルの前に姿を見せたのはラクエルだった。
二人の目が合うと、ラクエルはニヤっと笑って、右手をハビエルの顔の前に差し出した。
そして親指と中指の付け合わせると、パチンと打ち鳴らした。
その瞬間強烈な光が指先から発せられ、ハビエルの顔面を強く照らした!
「なッ!?うぐ、あぁぁぁぁーーーーーーーッツ!」
「例えばあんたの目を眩ませるくらいはね!」
強い光をまともに受けたハビエルは、一瞬だが体が硬直してしまう。
その隙を見逃さず、ラクエルは地面に倒れ伏すレイチェルの体を抱えて、その場を飛び退いた!
「どんなもんよ!ざまぁッ!」
そしてこの一瞬の硬直は、ハビエルにとって決定打となった。
なぜなら空へ飛ぶ機会を逸したをハビエルの体を、風と氷の合成魔法が貫いたからだ。
店長との修行で、俺は初めて異なる魔力の融合に成功した。
魔力の融合は本当に難しかった。そもそも不可能だとされてきたのだから、自分で挑戦してみようという発想すらなかった。
唯一の例外は200年前の戦争で、店長達が使った三種合成魔法、灼炎竜結界陣だが、あれは三人で使った合成魔法だ。しかも店長達三人以外での成功例は無い。
一人で異なる魔力を融合させる合成魔法は、歴史上誰一人として成功させていないものとされてきた。
「すごいじゃないかミゼル、もう魔力の融合を成功させるなんて。やっぱりお前はセンスがあるよ」
額の汗をぬぐい、呼吸を整える俺に、店長は満足そうに笑って声をかけた。
「はぁ・・・ふぅ・・・いや、俺なんて全然ですよ。店長が指導してくれなかったら全くできる気がしないです。それにシルヴィアの方がずっとセンスがありますって」
「そうか?もちろんシルヴィアもセンスがいいけど、俺はお前も負けてないと思うぞ?」
俺は魔力量には自信があるけど、魔力操作や魔法を使うセンスはシルヴィアの方がずっと上だと思っている。けれど店長はそんな事はないと、俺の力を認めてくれた。
「そうですかね・・・あの、店長、なんで俺にこんなすごい魔法を教えてくれるんですか?」
店長が認めてくれるのは嬉しいけれど、やっぱりこの魔法は俺よりシルヴィアの方が、向いているように思う。
「ミゼル、合成魔法を使うにために、一番大事な事は何だと思う?」
「え?・・・そりゃ、やっぱり魔力操作じゃないんですか?」
ふいに聞かれた問いかけに、俺は率直な考えを答えた。この魔法はとにかく精神をすり減らす、異なる魔力の糸を一本一本微細な調整で絡ませて、一つの球体を作るような感覚だ。しかもその糸が反発し合うのだから尋常じゃない集中力を要する。
俺は店長が付きっ切りで指導してくれたおかげで、なんとか融合までは成功させる事ができたが、俺よりセンスのあるシルヴィアなら、俺より早く習得できただろう。
けれど店長は首を横に振った。
そしてじっと俺の目を見て口を開いた。
「違うよ、ミゼル。一番大事な事は、魔法が怖いと認識している事だ」
「え?・・・魔法が怖いって、そりゃ、まぁ・・・黒魔法は危ないからそりゃそうですけど、当たり前ですよね?」
「ミゼル、当たり前に使われている魔法だけど、本当に怖いと認識している人がどれだけいると思う?戦闘訓練を受けていない町の人だって、初級魔法くらいは使えるんだ。爆裂弾も数発撃てば建物一つくらい破壊できるんだぞ?当たり前が当たり前になり過ぎて、魔法は本来怖いものだという意識が薄れているんだ。だからこそ強い力は、より慎重に扱わなければならない」
そこで言葉を切ると、店長は俺の両肩に手を置いてこう言った。
「ミゼル、お前は自分に自信も持っていない。自分の力を疑っているところもある。そして臆病だ」
あまりにハッキリと言われて、俺は呆然としてしまった。分かっている。今言われた事は自覚もある事だ。
けれどまさか店長に、憶病者呼ばわりされるとは思わず、俺はどんな顔をしていいのか分からず固まってしまった。けれど続く店長の言葉は俺の心を打った。
「臆病な事は悪い事じゃない。言葉は悪いかもしれないが、裏を返せばそれだけ慎重という事なんだ。ミゼル、お前はレイジェスで誰よりも慎重な男だ。そしてみんなの安全を最優先に考えられる。自分の力を決して過信せずに、生き残る事を第一に考えられる。そんなお前ならこの魔法の危険性を理解して、使うべき時を見誤る事もない。そう信じてるから教えたんだ。ミゼル、この魔法はお前への信頼の証だ」
・・・・・店長
店長が俺に託してくれたこの風と氷の合成魔法。
使うべき時は今です。俺は絶対に決めて見せます。こいつでこの野郎を倒して、みんなを護って見せる!
胸の前で向かい合わせた左右の手の平、その中心では風と氷の魔力が混ざり合って激しく渦を巻いている。
僅かでも調整を乱せば暴発してしまうだろう。魔法を放つ最後の最後まで、一瞬たりとも気を抜く事は許されない。
反発し合う二つの魔力は、融合した事で逆に反発力が高められる事になる。その結果魔力が何倍にも膨れ上がり、尋常ならざる破壊力を秘めた必殺の一撃と化すのだ。
「くらいやがれぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーッツ!」
両足を広げて腰を落とし、両手を前に突き出して抑えていた魔力を解き放つ!
抑えつけられていた魔力は、解放された事でその力を爆発させる。
暴力的なまでに吹きすさぶ風の渦に、鋭く研ぎ澄まされた氷の刃が混ざり合ったソレは、帝国の黒魔法使いハビエル・フェルトゥザに向かって一直線に突き進んだ!
巻き込まれれば氷に切り刻まれ、風で千切られて姿形も残らないだろう。
合成魔法を撃った瞬間、ミゼルの体は凄まじい推進力に押されて、後ろに弾き飛ばされそうになった。
あらかじめ腹に力を入れて重心を低く構えておかなければ、とても踏ん張れなかった。
それでも踵が地面にめり込み、体は弾かれそうになるが歯を食いしばって耐えた。
「うぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーッツ!」
いけ!俺の全魔力だ!ありったけを込めたんだ!これで野郎をぶっ倒すんだ!
いけぇぇぇぇぇーーーーーーーーーッツ!
なんだアレは?
背中に感じた魔力に振り返って、ハビエルは絶句した。
魔力?魔法なのか?だがあんなものは見た事がない、俺の知らない魔法だと?
風の刃?いや、氷だ!渦巻く風の中に氷の刃が混じっている!これはまさか・・・合成か?
いや、ありえん!合成魔法は歴史上でも成功させた者はいないんだぞ!
それを、まさかッ・・・・・!
「チィッ!」
防御は不可能、そう判断したハビエルは、地面を蹴って飛び上がろうとした。
風魔法を使わずとも、体からあふれ出る闇の力で空を飛ぶ事は可能である。
背後から不意を突かれはしたが、ハビエルの反射神経、そして闇の力をもってすれば、ミゼルの渾身の合成魔法を回避する事は可能だった。
だがそれは、ミゼルが一人だったならばの話しである。
「アタシじゃあんたには勝てないけど、魔道剣士ってのは色々できるんだよ?」
「っ!?貴様っ!」
不意にハビエルの前に姿を見せたのはラクエルだった。
二人の目が合うと、ラクエルはニヤっと笑って、右手をハビエルの顔の前に差し出した。
そして親指と中指の付け合わせると、パチンと打ち鳴らした。
その瞬間強烈な光が指先から発せられ、ハビエルの顔面を強く照らした!
「なッ!?うぐ、あぁぁぁぁーーーーーーーッツ!」
「例えばあんたの目を眩ませるくらいはね!」
強い光をまともに受けたハビエルは、一瞬だが体が硬直してしまう。
その隙を見逃さず、ラクエルは地面に倒れ伏すレイチェルの体を抱えて、その場を飛び退いた!
「どんなもんよ!ざまぁッ!」
そしてこの一瞬の硬直は、ハビエルにとって決定打となった。
なぜなら空へ飛ぶ機会を逸したをハビエルの体を、風と氷の合成魔法が貫いたからだ。
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