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1179 意外な再会
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「あと十分くらいかな、アラやん、この先にあるセドコン村で最後だ」
ジャレット・キャンベルは軍隊の後ろを歩きながら、辺りに目を向けて話した。
隊列はクインズベリー軍を中心に、両脇に騎士団と治安部隊、そして一番後ろにレイジェスという隊列である。
「あ、じゃあそのセドコン村で、慰問は終わりって事ですね。どんな村なんですか?」
ジャレットのとなりを歩いているアラタが顔を向けると、ジャレットは記憶を辿るように目を上に向けた。
「ん~・・・特に何の変哲もない普通の村だな。人口は600・・・いや500人もいなかったんじゃねぇか?こっちまで来る用事もないから、実は俺もずいぶん昔に一回行ったきりなんだ。セドコン村の先に中間地点を作ったって話しだから、そこまで行ったら殿下とはお別れだし、軍も俺らレイジェスも二手に分かれる事になる」
「そうですか・・・中間地点には今日中に着きそうなんですか?」
「どうだろうな・・・さっき昼休憩が終わって、今は13時を過ぎた頃か・・・時間的に今日は無理だろうな。明日の午前中じゃねぇかな」
マルスとオスカーは、これまで慰問に2~3時間はかけている。
そう考えると今日も16時くらいまでは時間がかかると予想できる。
日が暮れ始める時間帯であり、現実的に中間地点まで進む事は難しいだろう。
「そっかぁ・・・じゃあ今夜で西に行くメンバーとは、一旦最後って事になりますね」
「・・・そうだな、西のパウンド・フォーには、レイチーとアーちゃん、ユーリンにリカルード、ミッチーとケイティーか。まぁ心配すんなよ、みんな強ぇんだから!」
西に行くメンバーの身を案じると、自然と表情が陰る。
ジャレットはそんなアラタの胸中を察すると、あえて笑ってその背中を叩いた。
「おいおいアラやん!暗い顔すんなって!むしろレイチーなんか、私の心配ができるくらい強くなったのか?とか言いそうだぞ」
「あははは・・・はい、確かにレイチェルなら言いそうです。うん・・・そうですよね、みんな強いんだから、俺の方こそしっかりしないと。ジャレットさん、俺も北の攻略を頑張りますね!」
「おう、それでいい」
拳を握って力強い返事をするアラタに、ジャレットもやたら白い歯を見せて笑った。
それから十数分程歩いた時、軍が突然進行を止めた。
「ん?・・・どうしたんだ?」
アラタは怪訝な顔をして前方に顔を向けた。
前を歩く兵士が足を止めたので、その後ろを行くアラタ達も足を止めざるをえない。
しかし全体で10万近い人数なのだ、先頭集団など見えるはずもない。それは自分の前に立つ兵士も同じであり、いったいどうしたんだ?と首を傾げている。
何が起きているのかは分からない。だがクインズベリー軍にとって良くない事態だという事だけは、不思議と確信を持った。
「・・・遅ぇ、もうすぐセドコン村だってのによ・・・待っててもしかたねぇな、行ってくるか」
しばらく待ったが、まだ前の方で情報の統率ができていないようで、一向に後ろまで状況が伝わってこない。痺れを切らしたジャレットは、このままここで待っているより、前に行って直接確認してくる事を決めた。
そしてレイジェスのメンバー達に待っているように告げると、兵士達の間に体を割り込ませながらズンズンと歩いて行った。
「・・・なぁレイチェル、軍が急に立ち往生なんて、こういう事ってあるのか?」
ジャレットの背中が見えなくなると、アラタはとなりに来たレイチェルに声をかけた。
「まぁ、そうそうある事ではないな・・・急な悪天候や、何らかの理由で道が塞がれでもしない限り、目的地近くで急に何分も立ち止まる事などありえないな」
アラタの質問に答えつつも、レイチェルも眉を潜めて前方に目を向けている。
「・・・やはり気になるな。ジャレットには待ってろと言われたが、私も様子を見てくる。シルヴィア、悪いが後は頼むぞ」
そう言ってレイチェルが後ろを振り返ると、シルヴィアは分かってると言うように小さく右手を挙げた。
「分かったわ。でも気を付けてね、戦闘はしてないようだけど、何があるか分からないから」
「ああ、承知した」
争っている音や声は聞こえない、つまり敵と遭遇したわけではないと予想できる。
だがそれでもシルヴィアの言う通り、何があるか分からないのだから油断はできない。
レイチェルはシルヴィアの言葉に頷くと、ジャレットの後を追って足早に前へと進んで行った。
先頭集団に近づくにつれて、断片的に聞こえて来る声から、だんだんと状況が見えてきた。
どうやらクインズベリー軍の前に、どこかから逃げてきた村人達が立ちふさがっているようなのだ。
先に行ったジャレットの背中が見えたので、レイチェルはその背に向かって声をかけた。
そして前を見て、目に映った意外な人物に驚きを隠せなかった。
「おい、ジャレット、どういう状況なん・・・・・え?」
その女性は目の前のクインズベリー軍の男の顔に指を突きつけ、露骨なくらい不快感をあらわにして声を上げていた。
「はぁ~~~なにそれ超めんどくさい!アタシは親切で教えてやってんだっての!この先の村には行かない方がいいって言っただけっしょ!?なんでそれだけで帝国の回し者になるんだっての!?この石頭!」
肩まであるウェーブがかった濃い金色の髪の女性だった。
白いセーターに膝まである長い赤のカーディガンが、細身の体にフィットしている。
黒のロングパンツの腿にはベルトが巻かれており、小振りのナイフが刺し収められていた。
「まさか・・・いや、でも、なんであいつがここに?」
レイチェルの呟きが聞こえたのか、それとも視線を感じたのか、いずれにしろその金色の髪の女性は何かを感じ取り、自分を見る赤い髪の女戦士に顔を向けた。
「・・・あれ?あんたその赤い髪、もしかして・・・・・」
レイチェルの黒い瞳と、女性の金色の瞳、二つの視線が交差した。
「お前・・・やっぱりそうだ!お前ロンズデールの魔道剣士だろ!」
「あー!やっぱり!あんた船で戦ったクインズベリーの女戦士じゃん!」
そこにいたのは、ロンズデールの戦いで、レイチェルと一騎打ちをした魔道剣士四人衆の一人、ラクエル・エンリケスだった。
ジャレット・キャンベルは軍隊の後ろを歩きながら、辺りに目を向けて話した。
隊列はクインズベリー軍を中心に、両脇に騎士団と治安部隊、そして一番後ろにレイジェスという隊列である。
「あ、じゃあそのセドコン村で、慰問は終わりって事ですね。どんな村なんですか?」
ジャレットのとなりを歩いているアラタが顔を向けると、ジャレットは記憶を辿るように目を上に向けた。
「ん~・・・特に何の変哲もない普通の村だな。人口は600・・・いや500人もいなかったんじゃねぇか?こっちまで来る用事もないから、実は俺もずいぶん昔に一回行ったきりなんだ。セドコン村の先に中間地点を作ったって話しだから、そこまで行ったら殿下とはお別れだし、軍も俺らレイジェスも二手に分かれる事になる」
「そうですか・・・中間地点には今日中に着きそうなんですか?」
「どうだろうな・・・さっき昼休憩が終わって、今は13時を過ぎた頃か・・・時間的に今日は無理だろうな。明日の午前中じゃねぇかな」
マルスとオスカーは、これまで慰問に2~3時間はかけている。
そう考えると今日も16時くらいまでは時間がかかると予想できる。
日が暮れ始める時間帯であり、現実的に中間地点まで進む事は難しいだろう。
「そっかぁ・・・じゃあ今夜で西に行くメンバーとは、一旦最後って事になりますね」
「・・・そうだな、西のパウンド・フォーには、レイチーとアーちゃん、ユーリンにリカルード、ミッチーとケイティーか。まぁ心配すんなよ、みんな強ぇんだから!」
西に行くメンバーの身を案じると、自然と表情が陰る。
ジャレットはそんなアラタの胸中を察すると、あえて笑ってその背中を叩いた。
「おいおいアラやん!暗い顔すんなって!むしろレイチーなんか、私の心配ができるくらい強くなったのか?とか言いそうだぞ」
「あははは・・・はい、確かにレイチェルなら言いそうです。うん・・・そうですよね、みんな強いんだから、俺の方こそしっかりしないと。ジャレットさん、俺も北の攻略を頑張りますね!」
「おう、それでいい」
拳を握って力強い返事をするアラタに、ジャレットもやたら白い歯を見せて笑った。
それから十数分程歩いた時、軍が突然進行を止めた。
「ん?・・・どうしたんだ?」
アラタは怪訝な顔をして前方に顔を向けた。
前を歩く兵士が足を止めたので、その後ろを行くアラタ達も足を止めざるをえない。
しかし全体で10万近い人数なのだ、先頭集団など見えるはずもない。それは自分の前に立つ兵士も同じであり、いったいどうしたんだ?と首を傾げている。
何が起きているのかは分からない。だがクインズベリー軍にとって良くない事態だという事だけは、不思議と確信を持った。
「・・・遅ぇ、もうすぐセドコン村だってのによ・・・待っててもしかたねぇな、行ってくるか」
しばらく待ったが、まだ前の方で情報の統率ができていないようで、一向に後ろまで状況が伝わってこない。痺れを切らしたジャレットは、このままここで待っているより、前に行って直接確認してくる事を決めた。
そしてレイジェスのメンバー達に待っているように告げると、兵士達の間に体を割り込ませながらズンズンと歩いて行った。
「・・・なぁレイチェル、軍が急に立ち往生なんて、こういう事ってあるのか?」
ジャレットの背中が見えなくなると、アラタはとなりに来たレイチェルに声をかけた。
「まぁ、そうそうある事ではないな・・・急な悪天候や、何らかの理由で道が塞がれでもしない限り、目的地近くで急に何分も立ち止まる事などありえないな」
アラタの質問に答えつつも、レイチェルも眉を潜めて前方に目を向けている。
「・・・やはり気になるな。ジャレットには待ってろと言われたが、私も様子を見てくる。シルヴィア、悪いが後は頼むぞ」
そう言ってレイチェルが後ろを振り返ると、シルヴィアは分かってると言うように小さく右手を挙げた。
「分かったわ。でも気を付けてね、戦闘はしてないようだけど、何があるか分からないから」
「ああ、承知した」
争っている音や声は聞こえない、つまり敵と遭遇したわけではないと予想できる。
だがそれでもシルヴィアの言う通り、何があるか分からないのだから油断はできない。
レイチェルはシルヴィアの言葉に頷くと、ジャレットの後を追って足早に前へと進んで行った。
先頭集団に近づくにつれて、断片的に聞こえて来る声から、だんだんと状況が見えてきた。
どうやらクインズベリー軍の前に、どこかから逃げてきた村人達が立ちふさがっているようなのだ。
先に行ったジャレットの背中が見えたので、レイチェルはその背に向かって声をかけた。
そして前を見て、目に映った意外な人物に驚きを隠せなかった。
「おい、ジャレット、どういう状況なん・・・・・え?」
その女性は目の前のクインズベリー軍の男の顔に指を突きつけ、露骨なくらい不快感をあらわにして声を上げていた。
「はぁ~~~なにそれ超めんどくさい!アタシは親切で教えてやってんだっての!この先の村には行かない方がいいって言っただけっしょ!?なんでそれだけで帝国の回し者になるんだっての!?この石頭!」
肩まであるウェーブがかった濃い金色の髪の女性だった。
白いセーターに膝まである長い赤のカーディガンが、細身の体にフィットしている。
黒のロングパンツの腿にはベルトが巻かれており、小振りのナイフが刺し収められていた。
「まさか・・・いや、でも、なんであいつがここに?」
レイチェルの呟きが聞こえたのか、それとも視線を感じたのか、いずれにしろその金色の髪の女性は何かを感じ取り、自分を見る赤い髪の女戦士に顔を向けた。
「・・・あれ?あんたその赤い髪、もしかして・・・・・」
レイチェルの黒い瞳と、女性の金色の瞳、二つの視線が交差した。
「お前・・・やっぱりそうだ!お前ロンズデールの魔道剣士だろ!」
「あー!やっぱり!あんた船で戦ったクインズベリーの女戦士じゃん!」
そこにいたのは、ロンズデールの戦いで、レイチェルと一騎打ちをした魔道剣士四人衆の一人、ラクエル・エンリケスだった。
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