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1134 もう一つの黒い球
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「アダメス、手応えはどうだよ?」
土で地図を作る魔道具、念写地図に目を向けながら、サンティアゴは前に立つにアダメスに問いかけた。
「・・・結界で防がれたようだ。俺のブラックスフィアが、初見で完全に防がれたのは初めてだ。クインズベリー、やるじゃないか」
アダメスの魔道具ブラックスフィアは、今まさにクインズベリー軍の制空権を取り、何十発何百発と連続して光線を撃ち放っているあの黒い球である。
大きさは片手で掴める程度の丸い球であり、初見でこれが上空に現れたからと言って、結界を張ろうと思う者はそうそういない。大半の反応は、あれはなんだ?と言って、無防備に眺めてしまうものである。
そうした隙を突かれて光線で撃ち抜かれるため、アダメスのブラックスフィアは多勢を相手にした時の初手として、非常に有効な魔道具だった。
今回クインズベリー軍が、ブラックスフィアの光線を初見で犠牲者無しで防げた事は、先行したバイロン・ロサの危機回避能力の高さ、そして慎重な性格が功を奏したと言えよう。
しかし、これまで確実に初手で大打撃を与えてきた光線が防がれたにも関わらず、アダメスの表情は崩れなかった。僅かな驚きは見せたがそれだけである。
そしてそれは自身の魔道具、念写地図の前に腰を下ろし、まったく動こうとしないサンティアゴも同じだった。クインズベリーの兵士をただの一人も仕留める事ができなかったというのに、その表情にはまったく焦りの色が見えない。落ち着いた様子で状況を分析していく。
「へぇ~、あの光線を犠牲者ゼロで防いだのかよ?そりゃすげぇな、クインズベリーにはよっぽど勘の良いヤツでもいるのか?けどよ、俺の念写地図を見る限り、ヤツらは確かにブラックスフィアを防いだんだろうけど、ガッツリ足止めはされたようだぜ?ビタリと動きが止まっちまった。こうなると時間の問題だろうな」
さっきまで少しづつ動いていた丸い土の塊が、今は全く動く事なく止まっている。
これはクインズベリー軍が、その場に留まっているという事である。
「ああ、慌てる事は無い。魔力は無限ではないんだ。光線を防いでいるだけでもどんどん削られていく。いずれ耐えきれなくなって撃ち抜かれるだけだ。だが、待っているだけでは終わりなのは、クインズベリーとて百も承知だろう。時期に動きを見せるはずだ」
そう言ってアダメスが顔を向けると、サンティアゴは座ったまま顎に手を当て、方眉を上げて笑った。
「ほー・・・こいつは驚いた。おいアダメス、連中もう動き出したぞ。しかも速ぇ速ぇ、数は・・・四人か。こっちに四人・・・この速さは多分全員が体力型、いや黒魔法使いが風で飛んでる可能性もあるな。どっちにしろ四人だ、ここに向かってるぞ。動きに迷いが感じられねぇ、多分サーチを使ったんだ」
「・・・俺のブラックスフィアが攻撃を始めて、まだ一分も経っていないが、それでもう動いたのか?・・・俺の想定では行動まで五分はかかると見ていたが・・・ずいぶん早いな」
ニヤニヤと笑うサンティアゴとは対照的に、アダメスの目が鋭くなった。
腰のベルトに下げた革のポーチから、黒い球を取り出すと、ギュッと力を入れて握り締めた。
「ん?おいおいアダメス、もう二個目を使っちまうのか?」
サンティアゴが、少し驚いたような声を出し、顔を上げてアダメスを見た。
「ああ・・・俺の直感だが、こっちに向かっている四人は、近づけねぇ方がいい。サンティアゴ、合図は頼んだぞ」
「たった四人にブラックスフィアはもったいねぇ感じだが・・・けどまぁ、ベストフレンドのお前の直感がそう言ってんなら、そうした方がいいんだろうな。分かった、タイミングは三十秒の地点でいいか?」
戦闘態勢に入ったアダメスの雰囲気を感じ取り、サンティアゴの声も真剣みを帯びた。
腰は下ろしたままだが、顔はしっかりとアダメスに向けられていて、二人は視線でお互いの意思を確認し合った。
「分かってくれたかサンティアゴ。さすが俺のグッドパートナーだぜ。タイミングはそのくらいで丁度いいだろう。あまり近いと俺達まで巻き込まれるからな」
「当然だろアダメス、俺らの仲じゃねぇか?さて、それでさっそくだけどよ、こいつらマジでクソ速ぇんだわ。向かって一時の方向にあと10秒ちょいってとこだな。もうカウントダウンするぜ」
そう言うなりサンティアゴは、アダメスの返事を待たず、10秒からカウントダウンを始めた。
アダメスも慣れているのだろう。カウントダウンに合わせて右手を大きく振りかぶり、左足を高く上げて投球の体勢に入った。
力を集約させた右腕は血管が浮き出て膨れ上がり、右腕に装着している深紅の腕当てがミシミシと悲鳴を上げ始めた。
「5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・今だアダメス!」
念写地図を見ながらタイミングを計っていたサンティアゴが、アダメスに向かって号令をかける。
「オォォォォォォーーーーーーーーーッツ!」
左足を前方に深く強く踏み込むと、あまりの勢いと地鳴りの如き衝撃に、雪が顔の高さにまで舞い上がる。
そしてアダメスはパンパンに膨張した右腕で、握り締めた黒い球を、頭上から振り下ろすようにして全力で投げ放った!
アラタ、レイチェル、リカルド、アゲハの四人は、クインズベリー軍を攻撃する黒い球の使い手を倒すため、雪の積もった雪原を全速力で駆けていた。
「くっ、三人とも速い!」
自分の前を走る三人の背中を追い、アラタは眉を潜め、思わず舌打ちをしたくなった。
現在先頭をレイチェルが走り、次いでアゲハとリカルドが並び、その後ろをアラタが走る形だ。
レイチェルとリカルドは元々スピードを売りにしていたが、アゲハも相当なものだった。
薙刀を脇に持ち抱えながらも、何の苦にもせず雪の中を走っている。
アラタとて決して遅いわけではないが、この三人には一歩届かない。走る程に少しづつ距離を開けられていった。
「とにかく走るしかない!」
標的までは800メートルなのだ。いくら離されても見失う程の距離ではない。
自分が走りで劣っている悔しさなんて、今は考える事ではない。
アラタが気持ちを切り替えようとしたその時、先頭を走るレイチェルが前を向いたまま声を張り上げた。
「前から来るぞォォォォーーーーッツ!」
レイチェルの言葉が耳に届いたその時、雪原の先でいくつもの強い光が発せられ、一瞬にして光線が眼前に迫っていた。
土で地図を作る魔道具、念写地図に目を向けながら、サンティアゴは前に立つにアダメスに問いかけた。
「・・・結界で防がれたようだ。俺のブラックスフィアが、初見で完全に防がれたのは初めてだ。クインズベリー、やるじゃないか」
アダメスの魔道具ブラックスフィアは、今まさにクインズベリー軍の制空権を取り、何十発何百発と連続して光線を撃ち放っているあの黒い球である。
大きさは片手で掴める程度の丸い球であり、初見でこれが上空に現れたからと言って、結界を張ろうと思う者はそうそういない。大半の反応は、あれはなんだ?と言って、無防備に眺めてしまうものである。
そうした隙を突かれて光線で撃ち抜かれるため、アダメスのブラックスフィアは多勢を相手にした時の初手として、非常に有効な魔道具だった。
今回クインズベリー軍が、ブラックスフィアの光線を初見で犠牲者無しで防げた事は、先行したバイロン・ロサの危機回避能力の高さ、そして慎重な性格が功を奏したと言えよう。
しかし、これまで確実に初手で大打撃を与えてきた光線が防がれたにも関わらず、アダメスの表情は崩れなかった。僅かな驚きは見せたがそれだけである。
そしてそれは自身の魔道具、念写地図の前に腰を下ろし、まったく動こうとしないサンティアゴも同じだった。クインズベリーの兵士をただの一人も仕留める事ができなかったというのに、その表情にはまったく焦りの色が見えない。落ち着いた様子で状況を分析していく。
「へぇ~、あの光線を犠牲者ゼロで防いだのかよ?そりゃすげぇな、クインズベリーにはよっぽど勘の良いヤツでもいるのか?けどよ、俺の念写地図を見る限り、ヤツらは確かにブラックスフィアを防いだんだろうけど、ガッツリ足止めはされたようだぜ?ビタリと動きが止まっちまった。こうなると時間の問題だろうな」
さっきまで少しづつ動いていた丸い土の塊が、今は全く動く事なく止まっている。
これはクインズベリー軍が、その場に留まっているという事である。
「ああ、慌てる事は無い。魔力は無限ではないんだ。光線を防いでいるだけでもどんどん削られていく。いずれ耐えきれなくなって撃ち抜かれるだけだ。だが、待っているだけでは終わりなのは、クインズベリーとて百も承知だろう。時期に動きを見せるはずだ」
そう言ってアダメスが顔を向けると、サンティアゴは座ったまま顎に手を当て、方眉を上げて笑った。
「ほー・・・こいつは驚いた。おいアダメス、連中もう動き出したぞ。しかも速ぇ速ぇ、数は・・・四人か。こっちに四人・・・この速さは多分全員が体力型、いや黒魔法使いが風で飛んでる可能性もあるな。どっちにしろ四人だ、ここに向かってるぞ。動きに迷いが感じられねぇ、多分サーチを使ったんだ」
「・・・俺のブラックスフィアが攻撃を始めて、まだ一分も経っていないが、それでもう動いたのか?・・・俺の想定では行動まで五分はかかると見ていたが・・・ずいぶん早いな」
ニヤニヤと笑うサンティアゴとは対照的に、アダメスの目が鋭くなった。
腰のベルトに下げた革のポーチから、黒い球を取り出すと、ギュッと力を入れて握り締めた。
「ん?おいおいアダメス、もう二個目を使っちまうのか?」
サンティアゴが、少し驚いたような声を出し、顔を上げてアダメスを見た。
「ああ・・・俺の直感だが、こっちに向かっている四人は、近づけねぇ方がいい。サンティアゴ、合図は頼んだぞ」
「たった四人にブラックスフィアはもったいねぇ感じだが・・・けどまぁ、ベストフレンドのお前の直感がそう言ってんなら、そうした方がいいんだろうな。分かった、タイミングは三十秒の地点でいいか?」
戦闘態勢に入ったアダメスの雰囲気を感じ取り、サンティアゴの声も真剣みを帯びた。
腰は下ろしたままだが、顔はしっかりとアダメスに向けられていて、二人は視線でお互いの意思を確認し合った。
「分かってくれたかサンティアゴ。さすが俺のグッドパートナーだぜ。タイミングはそのくらいで丁度いいだろう。あまり近いと俺達まで巻き込まれるからな」
「当然だろアダメス、俺らの仲じゃねぇか?さて、それでさっそくだけどよ、こいつらマジでクソ速ぇんだわ。向かって一時の方向にあと10秒ちょいってとこだな。もうカウントダウンするぜ」
そう言うなりサンティアゴは、アダメスの返事を待たず、10秒からカウントダウンを始めた。
アダメスも慣れているのだろう。カウントダウンに合わせて右手を大きく振りかぶり、左足を高く上げて投球の体勢に入った。
力を集約させた右腕は血管が浮き出て膨れ上がり、右腕に装着している深紅の腕当てがミシミシと悲鳴を上げ始めた。
「5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・今だアダメス!」
念写地図を見ながらタイミングを計っていたサンティアゴが、アダメスに向かって号令をかける。
「オォォォォォォーーーーーーーーーッツ!」
左足を前方に深く強く踏み込むと、あまりの勢いと地鳴りの如き衝撃に、雪が顔の高さにまで舞い上がる。
そしてアダメスはパンパンに膨張した右腕で、握り締めた黒い球を、頭上から振り下ろすようにして全力で投げ放った!
アラタ、レイチェル、リカルド、アゲハの四人は、クインズベリー軍を攻撃する黒い球の使い手を倒すため、雪の積もった雪原を全速力で駆けていた。
「くっ、三人とも速い!」
自分の前を走る三人の背中を追い、アラタは眉を潜め、思わず舌打ちをしたくなった。
現在先頭をレイチェルが走り、次いでアゲハとリカルドが並び、その後ろをアラタが走る形だ。
レイチェルとリカルドは元々スピードを売りにしていたが、アゲハも相当なものだった。
薙刀を脇に持ち抱えながらも、何の苦にもせず雪の中を走っている。
アラタとて決して遅いわけではないが、この三人には一歩届かない。走る程に少しづつ距離を開けられていった。
「とにかく走るしかない!」
標的までは800メートルなのだ。いくら離されても見失う程の距離ではない。
自分が走りで劣っている悔しさなんて、今は考える事ではない。
アラタが気持ちを切り替えようとしたその時、先頭を走るレイチェルが前を向いたまま声を張り上げた。
「前から来るぞォォォォーーーーッツ!」
レイチェルの言葉が耳に届いたその時、雪原の先でいくつもの強い光が発せられ、一瞬にして光線が眼前に迫っていた。
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