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1020 慟哭
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化け物蛇め、それで勝ったつもりか?
てめぇはこうして俺の体を締め付けて、動きを封じたつもりなんだろ?
くせぇ口を馬鹿みてぇに開けやがって、それで俺を頭から飲みこむってか?
剣がなきゃ何もできねぇと思ったか?
締め付けちまえば、さっきみてぇな蹴りも使えねぇと思ったか?
馬鹿が!ゴールド騎士をなめるなよ!
俺が剣を手放したのも、こうして捕まったのもわざとだ。
どうやらてめぇは察知能力が高いみたいだからな、溜めが必要なこの技で確実に仕留めるためだ。
剣が無くても戦う手段はある!
動きを封じられても使える技はある!
蛇ヤロウがッ!俺のとっておきを見せてやるぜ!
「ハァァァァァァァァーーーーーーーーーッツ!」
黄色い大蛇トランがレイマートの頭にかぶりつこうとしたその時、突如レイマートの体からこれまで以上の凄まじい闘気が放出された。
ほとばしる光のオーラは、大蛇トランを怯ませるには十分だった。
獲物を完全に手中に収め食事の体勢に入っていた。
あとはこの口で頭から呑み込むだけだった。
だがトランの動物としての本能が、頭のてっぺんから尻尾の先にまで、体中に危険信号を発していた。
近づくな!今すぐ離れろ!これは危険だ!
「フシュアァァァァァァァーーーーーーーーーーーーッツ!」
食事を妨げられた怒りも何もない。
死にたくない。ただその一心でトランは、レイマートをグルグルと巻き付けていた体を離して逃げ出した。
「なっ!?まてトラン!逃げるな!戻って来い!」
息子とまで呼んでいた大蛇が逃げ出した事で、主人のバドゥ・バックが慌てて叫ぶがトランが止まる様子はない。
ただ遠くへ、あいつから少しでも遠くへ逃げなければ・・・・・だが・・・
「もう遅い」
レイマートは右足に力を込めて大地を蹴った。
地面を抉り、まるで爆発させたかのように土煙を上げたその脚力は、一瞬にして大蛇トランに追いついた。
「!?」
主人に背を向けてまで逃げだしたのに、この青い髪の男に追いつかれた。
そしてその右手に漲る圧倒的なパワーは、自分に向けられている。
トランの残った左目に見えた恐怖の色、それはこれから自分が迎える最期を感じ取ったからだろう。
「オォォォォォォォォォーーーーーーーッツ!」
全闘気を右手に集中させたその技は、獅子の鋭い前足に似ている事からこう呼ばれていた。
レオンクロー
指を立てて降り下ろしたレイマートの右手が、大蛇トランの頭を叩き潰した。
「ハァ・・・ハァ・・・やっと一匹か・・・・・」
レイマートは地面にまで突き刺さった自分の右手を抜き取った。
レオンクローの威力は凄まじさは、突き刺さった右手を中心に、大きく陥没した地面を見れば一目瞭然だろう。まともに受けたトランの頭は原型さえ留めていない。
バラバラの肉片になる程破壊され、辺り一面が飛び散った血で真っ赤に染まっている。
黄色い鱗に覆われていた体も、今や最初から赤だったと思えるくらいだ。
そして頭の無くなった胴体、その切断面からは血液だけではなく、黒い瘴気も漏れ出ていた。
だが黒い瘴気は宿主の蛇が死んだからか、外に出ると風に溶けるようにすぐに消えてしまった。
「闇の瘴気・・・ヘビが死んだら消えるのか」
トランの息があった時には、体から滲み出ていた凶悪な闇の瘴気だった。
だがそれも今や急速に薄れていき、レイマートが感じていた圧迫感も今やほとんど無くなっている。
生きている間は莫大な闇を抱えているが、死んだら瞬く間に消えて無くなるようだ。
状況を分析しながら左手の甲で額の汗を拭った時、背後から枝葉を踏みつける音が聞こえて振り返った。
痩せこけて顔色の悪い男、蛇使いのバドゥ・バックが、口をわななかせて立っていた。
逃げ出した大蛇トランを追いかけて来たようだ。
だがバドゥ・バックの目に映ったものは、頭を無くして息絶えた、変わり果てたトランの姿だった。
「・・・よぉ、一足遅かったな。お前の息子はこの通りだ」
レイマートは左で前髪をたくし上げ、足元に散らばるトランの肉片を顎で指した。
「お・・・おぉ・・・ト、トラン・・・・・」
バドゥ・バックの両目はこれでもかと言う程に開かれ、ブルブルと体を震わせながら、一歩一歩、足を引きずるように前に進み出てくる。
バドゥ・バックはレイマートを見ていなかった。
トランの亡骸を前に両膝を着いて、血に塗れた肉片を掴み上げ・・・・・そして涙を流した。
「う・・・おぉ・・・・・うぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーッツ!」
慟哭(どうこく)。
バドゥ・バックは泣き叫んだ。
トランの肉片に縋りつき、血の海と化した地面に顔をうずめ、声の限り泣いて泣いて泣き叫んだ。
そしてその異様な光景は、レイマートから動くという選択肢を奪っていた。
この機にバドゥ・バックを殺そうとしたレイマートだが、バドゥ・バックのこの姿を見せられて、一歩も動く事ができなかった。なぜか?
あまりにも不気味だったからだ。
これまでいろんな人間を見て来たが、これはまったく理解できない人間だった。
蛇の血をべったりと手にも顔にもつけて泣き叫ぶ。こんな人間はレイマートの理解を超えていた。
寒気すら感じる光景に、レイマートは固唾を飲んで、ただ見ている事しかできなかった。
やがて泣き声が小さくなり、そして聞こえなくなると、バドゥ・バックは静かに立ち上がった。
バドゥ・バックは自分に背中を向けている。
見るからに体力型ではないし、自分との距離は10メートル開いていない。
今が仕留める好機なのは間違いない。
だが、この異質としか言いようのない男の背中からは、得体の知れない何かが感じられて、レイマートは依然として動けなかった。
「・・・よくも、やってくれたな・・・・・」
地の底から響くような恐ろしく冷たい声だった。
そしてバドゥ・バックの体から黒い煙がにじみ出てくる。
「なにッ!?」
蛇だけではなかった。
こいつ・・・この蛇使いの男も、闇をその身に宿していた。
自分に声が向けられ、そしてバドゥ・バックの闇を見た衝撃で、レイマートの体を縛る何かが解けた。
剣はもっていないが右手に闘気を集中させて、レオンクローの体勢に入る。
今自分ができる最大で迎え打つ!
さっきまでは警戒すべきは大蛇だけで、主人のバドゥ・バックには戦闘力はないと思っていた。
だが違う。考えてみれば闇の蛇を従えるんだ。その主人も闇を使えて当然だろう。
「・・・トランの痛み・・・・・お前にも味あわせてやる」
振り返ったバドゥ・バックの目は、底なし沼のように真っ黒な闇に変わっていた。
自分に向けて言葉を発する口の中は、黒い瘴気が充満して、一言話すごとに瘴気が漏れ出ている。
怒りと憎しみを孕んだバドゥ・バックの闇が、レイマートに向けてうごめき出す。
「チッ!こいつも偽国王やトレバーと同類ってわけか!」
レイマートは左手で右手首を握り、闘気を集中させた。
さっきと同じ威力は望めない。だがそれでもこれでいくしかない。
狙うは頭、一撃で葬り去る!
「ウォォォォォォォォォーーーーーーーーーッツ」
限界まで闘気を高める。
大蛇との戦いですでにかなりの体力を消耗している。
更にレオンクローまで使った事で、疲労が背中に圧し掛かってきた。
長引けばやられるのは自分かもしれない。
だからこの一発に懸ける!
様子見は無しだ!敵に付き合う必要はない!ただ自分の最大最強をぶちかますだけだ!
「レオンクローーーーーッツ!受けて見ろッツ!」
レイマートが地面を蹴って飛び出したその時、突如大地を揺るがす大爆音が鳴り響いた。
同時に爆風が押し寄せ、山が崩壊するかと思う程の強烈な揺れに、レイマートは足がすくわれ転ばされてしまう。
「な、なんだこれは!?ぐぅッ!?」
それはフィル達が戦っていた大蛇スターンが、トルネード・バーストで空高く持ち上げられ、地面に落とされた事で起きた爆風と地揺れだった。
てめぇはこうして俺の体を締め付けて、動きを封じたつもりなんだろ?
くせぇ口を馬鹿みてぇに開けやがって、それで俺を頭から飲みこむってか?
剣がなきゃ何もできねぇと思ったか?
締め付けちまえば、さっきみてぇな蹴りも使えねぇと思ったか?
馬鹿が!ゴールド騎士をなめるなよ!
俺が剣を手放したのも、こうして捕まったのもわざとだ。
どうやらてめぇは察知能力が高いみたいだからな、溜めが必要なこの技で確実に仕留めるためだ。
剣が無くても戦う手段はある!
動きを封じられても使える技はある!
蛇ヤロウがッ!俺のとっておきを見せてやるぜ!
「ハァァァァァァァァーーーーーーーーーッツ!」
黄色い大蛇トランがレイマートの頭にかぶりつこうとしたその時、突如レイマートの体からこれまで以上の凄まじい闘気が放出された。
ほとばしる光のオーラは、大蛇トランを怯ませるには十分だった。
獲物を完全に手中に収め食事の体勢に入っていた。
あとはこの口で頭から呑み込むだけだった。
だがトランの動物としての本能が、頭のてっぺんから尻尾の先にまで、体中に危険信号を発していた。
近づくな!今すぐ離れろ!これは危険だ!
「フシュアァァァァァァァーーーーーーーーーーーーッツ!」
食事を妨げられた怒りも何もない。
死にたくない。ただその一心でトランは、レイマートをグルグルと巻き付けていた体を離して逃げ出した。
「なっ!?まてトラン!逃げるな!戻って来い!」
息子とまで呼んでいた大蛇が逃げ出した事で、主人のバドゥ・バックが慌てて叫ぶがトランが止まる様子はない。
ただ遠くへ、あいつから少しでも遠くへ逃げなければ・・・・・だが・・・
「もう遅い」
レイマートは右足に力を込めて大地を蹴った。
地面を抉り、まるで爆発させたかのように土煙を上げたその脚力は、一瞬にして大蛇トランに追いついた。
「!?」
主人に背を向けてまで逃げだしたのに、この青い髪の男に追いつかれた。
そしてその右手に漲る圧倒的なパワーは、自分に向けられている。
トランの残った左目に見えた恐怖の色、それはこれから自分が迎える最期を感じ取ったからだろう。
「オォォォォォォォォォーーーーーーーッツ!」
全闘気を右手に集中させたその技は、獅子の鋭い前足に似ている事からこう呼ばれていた。
レオンクロー
指を立てて降り下ろしたレイマートの右手が、大蛇トランの頭を叩き潰した。
「ハァ・・・ハァ・・・やっと一匹か・・・・・」
レイマートは地面にまで突き刺さった自分の右手を抜き取った。
レオンクローの威力は凄まじさは、突き刺さった右手を中心に、大きく陥没した地面を見れば一目瞭然だろう。まともに受けたトランの頭は原型さえ留めていない。
バラバラの肉片になる程破壊され、辺り一面が飛び散った血で真っ赤に染まっている。
黄色い鱗に覆われていた体も、今や最初から赤だったと思えるくらいだ。
そして頭の無くなった胴体、その切断面からは血液だけではなく、黒い瘴気も漏れ出ていた。
だが黒い瘴気は宿主の蛇が死んだからか、外に出ると風に溶けるようにすぐに消えてしまった。
「闇の瘴気・・・ヘビが死んだら消えるのか」
トランの息があった時には、体から滲み出ていた凶悪な闇の瘴気だった。
だがそれも今や急速に薄れていき、レイマートが感じていた圧迫感も今やほとんど無くなっている。
生きている間は莫大な闇を抱えているが、死んだら瞬く間に消えて無くなるようだ。
状況を分析しながら左手の甲で額の汗を拭った時、背後から枝葉を踏みつける音が聞こえて振り返った。
痩せこけて顔色の悪い男、蛇使いのバドゥ・バックが、口をわななかせて立っていた。
逃げ出した大蛇トランを追いかけて来たようだ。
だがバドゥ・バックの目に映ったものは、頭を無くして息絶えた、変わり果てたトランの姿だった。
「・・・よぉ、一足遅かったな。お前の息子はこの通りだ」
レイマートは左で前髪をたくし上げ、足元に散らばるトランの肉片を顎で指した。
「お・・・おぉ・・・ト、トラン・・・・・」
バドゥ・バックの両目はこれでもかと言う程に開かれ、ブルブルと体を震わせながら、一歩一歩、足を引きずるように前に進み出てくる。
バドゥ・バックはレイマートを見ていなかった。
トランの亡骸を前に両膝を着いて、血に塗れた肉片を掴み上げ・・・・・そして涙を流した。
「う・・・おぉ・・・・・うぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーッツ!」
慟哭(どうこく)。
バドゥ・バックは泣き叫んだ。
トランの肉片に縋りつき、血の海と化した地面に顔をうずめ、声の限り泣いて泣いて泣き叫んだ。
そしてその異様な光景は、レイマートから動くという選択肢を奪っていた。
この機にバドゥ・バックを殺そうとしたレイマートだが、バドゥ・バックのこの姿を見せられて、一歩も動く事ができなかった。なぜか?
あまりにも不気味だったからだ。
これまでいろんな人間を見て来たが、これはまったく理解できない人間だった。
蛇の血をべったりと手にも顔にもつけて泣き叫ぶ。こんな人間はレイマートの理解を超えていた。
寒気すら感じる光景に、レイマートは固唾を飲んで、ただ見ている事しかできなかった。
やがて泣き声が小さくなり、そして聞こえなくなると、バドゥ・バックは静かに立ち上がった。
バドゥ・バックは自分に背中を向けている。
見るからに体力型ではないし、自分との距離は10メートル開いていない。
今が仕留める好機なのは間違いない。
だが、この異質としか言いようのない男の背中からは、得体の知れない何かが感じられて、レイマートは依然として動けなかった。
「・・・よくも、やってくれたな・・・・・」
地の底から響くような恐ろしく冷たい声だった。
そしてバドゥ・バックの体から黒い煙がにじみ出てくる。
「なにッ!?」
蛇だけではなかった。
こいつ・・・この蛇使いの男も、闇をその身に宿していた。
自分に声が向けられ、そしてバドゥ・バックの闇を見た衝撃で、レイマートの体を縛る何かが解けた。
剣はもっていないが右手に闘気を集中させて、レオンクローの体勢に入る。
今自分ができる最大で迎え打つ!
さっきまでは警戒すべきは大蛇だけで、主人のバドゥ・バックには戦闘力はないと思っていた。
だが違う。考えてみれば闇の蛇を従えるんだ。その主人も闇を使えて当然だろう。
「・・・トランの痛み・・・・・お前にも味あわせてやる」
振り返ったバドゥ・バックの目は、底なし沼のように真っ黒な闇に変わっていた。
自分に向けて言葉を発する口の中は、黒い瘴気が充満して、一言話すごとに瘴気が漏れ出ている。
怒りと憎しみを孕んだバドゥ・バックの闇が、レイマートに向けてうごめき出す。
「チッ!こいつも偽国王やトレバーと同類ってわけか!」
レイマートは左手で右手首を握り、闘気を集中させた。
さっきと同じ威力は望めない。だがそれでもこれでいくしかない。
狙うは頭、一撃で葬り去る!
「ウォォォォォォォォォーーーーーーーーーッツ」
限界まで闘気を高める。
大蛇との戦いですでにかなりの体力を消耗している。
更にレオンクローまで使った事で、疲労が背中に圧し掛かってきた。
長引けばやられるのは自分かもしれない。
だからこの一発に懸ける!
様子見は無しだ!敵に付き合う必要はない!ただ自分の最大最強をぶちかますだけだ!
「レオンクローーーーーッツ!受けて見ろッツ!」
レイマートが地面を蹴って飛び出したその時、突如大地を揺るがす大爆音が鳴り響いた。
同時に爆風が押し寄せ、山が崩壊するかと思う程の強烈な揺れに、レイマートは足がすくわれ転ばされてしまう。
「な、なんだこれは!?ぐぅッ!?」
それはフィル達が戦っていた大蛇スターンが、トルネード・バーストで空高く持ち上げられ、地面に落とされた事で起きた爆風と地揺れだった。
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