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【841 確かめ合う気持ち】
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これはちっとばかり・・・まずいのう・・・・・
結界というものは種類は多くない。
物理攻撃に特化した物理結界、魔法攻撃に特化した耐魔結界、その両方の特製を併せ持つのは、もっとも多く使用される標準の結界じゃ。
青魔法使いは研鑽を積んで、この三種類の結界を高めていく。
そして厳しい修練を得て、結界の最高峰たる天衣結界を覚えるのじゃ。
天衣結界は物理結界と耐魔結界、両方の特製を併せ持つ。
簡単に言えば標準結界の強化版じゃが、その強度は何倍にもおよぶ全くの別物じゃ。
しかし術者が違えば当然強度も異なる。
同じ天衣結界でもピンからキリまでじゃ。結局のところ、どんな魔法であろうと術者の魔力がものを言う。それが魔法の世界という事じゃ。
そしてワシの天衣結界は、齢70を超えて尚、今だクインズベリーで最高と自負しておる。
じゃが・・・・・
これはちっと・・・まずいのう・・・・・
なんじゃこの巨大な槍は?一発目は分からんかったが、こうして正面から見るとよう分かる。
どうやってこんなもんを飛ばしておるのかはともかく・・・これは無理じゃ。
ワシの天衣結界でも受けきれん。
凄まじい早さ、そしてとんでもない重さじゃ、こんなの誰が見ても分かる。
受ける事は不可能じゃ。
「し、師匠ー----ー-ッツ!」
今まさにブレンダンの天衣結界と、ワイルダーの鋼鉄の巨槍が衝突する。
その瞬間にウィッカーが見たイメージは、無残にも砕かれた結界と、まるでミンチのように潰された師ブレンダンの姿だった。
愛弟子の叫びを耳にしたその時・・・・・ブレンダンは不敵に笑った。
フッ、なめるでないぞウィッカー!ワシを誰だと思うておる!?
ワシはブレンダン・ランデルじゃ!魔法大国クインズベリーで、最強の名を持った男じゃぞ?
この槍はたしかに凄まじい威力じゃ、正面からは受けきれん。
受ければワシの結界は粉々に砕かれるじゃろう。
じゃがな、正面から受けられんだけで・・・・・・・
「防げんわけではないんじゃぞォォォォォォォー----ッツ!」
コンマ一秒の狂いも許されないタイミングだった。
巨槍の穂先がブレンダンの結界に触れたその瞬間、ブレンダンは前に出した両手を左に振るった。
ブレンダンの動きに合わせて結界が回転すると、巨大な鋼鉄の槍は流されるように方向を変えて飛んでいき、カエストゥス軍から遠く離れた地面に突き刺さり爆風を巻き上げた。
ブレンダンの編み出した結界技・・・返し。
「し、師匠・・・すげぇ・・・」
感嘆の声をもらしたのはウィッカーだけではない。
一発目の槍の強烈な印象が残っている中で、間髪入れずに放たれた二発目の巨槍。
誰もが絶望を感じた中、ブレンダンは見事に防いで見せた。
結界技「返し」は、一見腕を振っただけにも見えるが、見た目程簡単ではない。
ほんの僅かでも結界を回すタイミングがずれていれば、槍は結界を破壊し、ブレンダンを血の錆にしていただろう。
百戦錬磨のブレンダンだからこそ、生と死の狭間の瞬間を見極めて対処できたのである。
「ウィッカーよ、どうじゃ?お前の師は頼りになるじゃろう?」
歯を見せてニヤリと笑う師に、ウィッカーは胸に熱いものを感じて拳を握り締めた。
「師匠・・・俺、狼狽(うろた)えてしまってみっともなかったです。けど、もう大丈夫です。俺は、ブレンダン・ランデルの弟子ですから!」
愛弟子の表情に確かな力が戻った事を感じ、青魔法使いの師は満足し頷いた。
「・・・ウィッカー、ブレンダン、俺が先行してこの敵を討つ」
ブレンダンが巨槍を受け流すと、弓を背負ったジュルジュが近づいて来た。
その表情には、ある種の覚悟を決めた意志、決意が見えた。
「ジョルジュ・・・お前の強さは十分に知ってるが、これほどの投擲をする相手だ。しかもエリンの目は、城壁の前で待ち構える帝国軍を捉えている。いくらお前でも・・・」
弓使いの友を止めようと、言葉を並べて危険性を説くウィッカー。
ジョルジュは友の目を、自分を心配するその言葉を、正面から受け止めて口を開いた。
「このままでは、この敵一人に軍は半壊させられるぞ。こいつは今すぐに討たねばならん」
「だからと言って、一人で行くなんて賛成できない!師匠の技で敵の攻撃は流せるんだ、防御しながら進んで・・・」
そこまで口にしてウィッカーは気が付いた。自分が口にしている言葉が、どれだけ厳しい条件なのかを。
「・・・気が付いたようだな。ここから敵の陣営まで10キロだ。そこにたどり着くまでに、あと何発耐えられる?士気を下げないために余裕を見せているが、ブレンダン・・・敵の元にたどり着くまで、全軍を護りながら今の技を続けられるか?」
ジョルジュのアイスブルーの瞳は、ブレンダンの状態を見抜いていた。
精霊の森で育ったジョルジュは、精霊に頼らなくとも、ずば抜けて鋭い感覚を持っていた。
ジョルジュの視線が自分の右手に向けられている事を見て、ブレンダンは隠し事はできないと諦めて、差し出すように右手を前に出した。
「・・・左はまぁマシじゃが、右手はちぃと痺れておる。可能な限り防いでみせるが・・・10キロは厳しいかもな・・・ジョルジュ、ワシもな、お前さんと同意見じゃ。元よりワシに限界が来たら、お前さんに行ってもらうつもりじゃった」
「師匠・・・」
考えれば分かる事だった・・・俺の風を貫き、ここに集まった手練れの青魔法使いの結界を粉砕する。その上で更に数百人を血の海に沈める一撃だったんだ。
軽くやってのけたように見せたが、師匠だって無傷ですむはずがない。
「ウィッカー、お前の事だ。俺と行こうと考えているんだろうが、それは駄目だ。お前は総大将だ。そして皇帝を討つためには、お前とジャニスの力が必要になる。ここでお前を消耗させるわけにはいかん。俺にまかせろ」
俺の考えている事などお見通しのこの男に、俺はこれ以上引き留める言葉は持っていなかった。
だったらせめて笑って送ってやろう。この最高の友を・・・
「分かったよ、ジョルジュ。史上最強の弓使いの実力を、帝国の連中に見せてやれ!」
「フッ、まさかお前にそう呼ばれる日が来るとはな・・・・・ああ、任せろ。道は俺が切り開く」
俺とジョルジュはお互いの拳を軽く打ち付け合った。
ジョルジュ、お前は真に最強の男だ。
お前が後れを取るなんて思わない。だけど、この巨槍の敵だけは嫌な予感がする。
絶対に油断するな・・・
「ジョルジュ!」
後ろに並ぶ兵達を掻き分けて、白いローブをまとった明るい栗色の髪の女性が、息を切らせながら最前列に飛び出して来た。
「ジャニス・・・」
「はぁ・・・ふぅ・・・ジョルジュ、行くの?」
胸に手を当てて呼吸を落ち着けると、ジャニスはジョルジュの目を正面から見つめた。
ジョルジュが覚悟を持ってやると決めた事を、ここで覆す事はないだろう。
それでもあらためて決断を問うのは、妻として受け止めるためだろう。
「ああ・・・行って来る」
「・・・うん、そっか・・・・・分かった」
ジョルジュの覚悟を飲み込むように少しだけ間を置くと、ゆっくりと返事をし、ジョルジュの胸に、トン、と頭を乗せた。
・・・・・・大丈夫、だよね?
ああ、大丈夫だ
・・・・・・うん、ジョルジュは強いもんね
ああ、俺は強い・・・だから心配するな
ジョルジュ、愛してるよ
俺もジャニスを愛してる・・・・・必ず帰って来る
見つめ合う二人はそっと口づけを交わす
別れを惜しむように最愛の妻を強く抱きしめると、史上最強の弓使いは背を向けて駆けだした
チラチラと降り始めていた雪は、いつの間にか肩に積もるくらい量を増やしていた
結界というものは種類は多くない。
物理攻撃に特化した物理結界、魔法攻撃に特化した耐魔結界、その両方の特製を併せ持つのは、もっとも多く使用される標準の結界じゃ。
青魔法使いは研鑽を積んで、この三種類の結界を高めていく。
そして厳しい修練を得て、結界の最高峰たる天衣結界を覚えるのじゃ。
天衣結界は物理結界と耐魔結界、両方の特製を併せ持つ。
簡単に言えば標準結界の強化版じゃが、その強度は何倍にもおよぶ全くの別物じゃ。
しかし術者が違えば当然強度も異なる。
同じ天衣結界でもピンからキリまでじゃ。結局のところ、どんな魔法であろうと術者の魔力がものを言う。それが魔法の世界という事じゃ。
そしてワシの天衣結界は、齢70を超えて尚、今だクインズベリーで最高と自負しておる。
じゃが・・・・・
これはちっと・・・まずいのう・・・・・
なんじゃこの巨大な槍は?一発目は分からんかったが、こうして正面から見るとよう分かる。
どうやってこんなもんを飛ばしておるのかはともかく・・・これは無理じゃ。
ワシの天衣結界でも受けきれん。
凄まじい早さ、そしてとんでもない重さじゃ、こんなの誰が見ても分かる。
受ける事は不可能じゃ。
「し、師匠ー----ー-ッツ!」
今まさにブレンダンの天衣結界と、ワイルダーの鋼鉄の巨槍が衝突する。
その瞬間にウィッカーが見たイメージは、無残にも砕かれた結界と、まるでミンチのように潰された師ブレンダンの姿だった。
愛弟子の叫びを耳にしたその時・・・・・ブレンダンは不敵に笑った。
フッ、なめるでないぞウィッカー!ワシを誰だと思うておる!?
ワシはブレンダン・ランデルじゃ!魔法大国クインズベリーで、最強の名を持った男じゃぞ?
この槍はたしかに凄まじい威力じゃ、正面からは受けきれん。
受ければワシの結界は粉々に砕かれるじゃろう。
じゃがな、正面から受けられんだけで・・・・・・・
「防げんわけではないんじゃぞォォォォォォォー----ッツ!」
コンマ一秒の狂いも許されないタイミングだった。
巨槍の穂先がブレンダンの結界に触れたその瞬間、ブレンダンは前に出した両手を左に振るった。
ブレンダンの動きに合わせて結界が回転すると、巨大な鋼鉄の槍は流されるように方向を変えて飛んでいき、カエストゥス軍から遠く離れた地面に突き刺さり爆風を巻き上げた。
ブレンダンの編み出した結界技・・・返し。
「し、師匠・・・すげぇ・・・」
感嘆の声をもらしたのはウィッカーだけではない。
一発目の槍の強烈な印象が残っている中で、間髪入れずに放たれた二発目の巨槍。
誰もが絶望を感じた中、ブレンダンは見事に防いで見せた。
結界技「返し」は、一見腕を振っただけにも見えるが、見た目程簡単ではない。
ほんの僅かでも結界を回すタイミングがずれていれば、槍は結界を破壊し、ブレンダンを血の錆にしていただろう。
百戦錬磨のブレンダンだからこそ、生と死の狭間の瞬間を見極めて対処できたのである。
「ウィッカーよ、どうじゃ?お前の師は頼りになるじゃろう?」
歯を見せてニヤリと笑う師に、ウィッカーは胸に熱いものを感じて拳を握り締めた。
「師匠・・・俺、狼狽(うろた)えてしまってみっともなかったです。けど、もう大丈夫です。俺は、ブレンダン・ランデルの弟子ですから!」
愛弟子の表情に確かな力が戻った事を感じ、青魔法使いの師は満足し頷いた。
「・・・ウィッカー、ブレンダン、俺が先行してこの敵を討つ」
ブレンダンが巨槍を受け流すと、弓を背負ったジュルジュが近づいて来た。
その表情には、ある種の覚悟を決めた意志、決意が見えた。
「ジョルジュ・・・お前の強さは十分に知ってるが、これほどの投擲をする相手だ。しかもエリンの目は、城壁の前で待ち構える帝国軍を捉えている。いくらお前でも・・・」
弓使いの友を止めようと、言葉を並べて危険性を説くウィッカー。
ジョルジュは友の目を、自分を心配するその言葉を、正面から受け止めて口を開いた。
「このままでは、この敵一人に軍は半壊させられるぞ。こいつは今すぐに討たねばならん」
「だからと言って、一人で行くなんて賛成できない!師匠の技で敵の攻撃は流せるんだ、防御しながら進んで・・・」
そこまで口にしてウィッカーは気が付いた。自分が口にしている言葉が、どれだけ厳しい条件なのかを。
「・・・気が付いたようだな。ここから敵の陣営まで10キロだ。そこにたどり着くまでに、あと何発耐えられる?士気を下げないために余裕を見せているが、ブレンダン・・・敵の元にたどり着くまで、全軍を護りながら今の技を続けられるか?」
ジョルジュのアイスブルーの瞳は、ブレンダンの状態を見抜いていた。
精霊の森で育ったジョルジュは、精霊に頼らなくとも、ずば抜けて鋭い感覚を持っていた。
ジョルジュの視線が自分の右手に向けられている事を見て、ブレンダンは隠し事はできないと諦めて、差し出すように右手を前に出した。
「・・・左はまぁマシじゃが、右手はちぃと痺れておる。可能な限り防いでみせるが・・・10キロは厳しいかもな・・・ジョルジュ、ワシもな、お前さんと同意見じゃ。元よりワシに限界が来たら、お前さんに行ってもらうつもりじゃった」
「師匠・・・」
考えれば分かる事だった・・・俺の風を貫き、ここに集まった手練れの青魔法使いの結界を粉砕する。その上で更に数百人を血の海に沈める一撃だったんだ。
軽くやってのけたように見せたが、師匠だって無傷ですむはずがない。
「ウィッカー、お前の事だ。俺と行こうと考えているんだろうが、それは駄目だ。お前は総大将だ。そして皇帝を討つためには、お前とジャニスの力が必要になる。ここでお前を消耗させるわけにはいかん。俺にまかせろ」
俺の考えている事などお見通しのこの男に、俺はこれ以上引き留める言葉は持っていなかった。
だったらせめて笑って送ってやろう。この最高の友を・・・
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「フッ、まさかお前にそう呼ばれる日が来るとはな・・・・・ああ、任せろ。道は俺が切り開く」
俺とジョルジュはお互いの拳を軽く打ち付け合った。
ジョルジュ、お前は真に最強の男だ。
お前が後れを取るなんて思わない。だけど、この巨槍の敵だけは嫌な予感がする。
絶対に油断するな・・・
「ジョルジュ!」
後ろに並ぶ兵達を掻き分けて、白いローブをまとった明るい栗色の髪の女性が、息を切らせながら最前列に飛び出して来た。
「ジャニス・・・」
「はぁ・・・ふぅ・・・ジョルジュ、行くの?」
胸に手を当てて呼吸を落ち着けると、ジャニスはジョルジュの目を正面から見つめた。
ジョルジュが覚悟を持ってやると決めた事を、ここで覆す事はないだろう。
それでもあらためて決断を問うのは、妻として受け止めるためだろう。
「ああ・・・行って来る」
「・・・うん、そっか・・・・・分かった」
ジョルジュの覚悟を飲み込むように少しだけ間を置くと、ゆっくりと返事をし、ジョルジュの胸に、トン、と頭を乗せた。
・・・・・・大丈夫、だよね?
ああ、大丈夫だ
・・・・・・うん、ジョルジュは強いもんね
ああ、俺は強い・・・だから心配するな
ジョルジュ、愛してるよ
俺もジャニスを愛してる・・・・・必ず帰って来る
見つめ合う二人はそっと口づけを交わす
別れを惜しむように最愛の妻を強く抱きしめると、史上最強の弓使いは背を向けて駆けだした
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