761 / 1,298
760 諫め
しおりを挟む
それは一秒にも満たない刹那の一時だった
だが俺の脳裏には、あの日の出来事が走馬灯のように蘇った。
漫画本の買い取りに訪れたその男は、買い取り金額が気に入らないからと言って、高圧的な態度で迫り出し、最後の最後まで俺を睨み続けていた。
そしてその日の営業終了後、駐車場を歩いている俺に背後から襲いかかり・・・そして殺した。
それがこの男だ。
今、俺の目の前に立っているこの男が、俺を殺したあの男だ。
「・・・おい、てめぇ何ガンくれてんだよ?ぶつかっといて喧嘩売ってんのか?」
見た目通りの野太い声だった。男は俺を見下ろしながら、眉間にシワを寄せて睨みつける。
そしてやはりこの声にも聞き覚えがあった。
あの男で間違いない。そう確信した瞬間、俺は右の拳を握り締め、男の顔を目掛けて殴りかかろうとした。
「待て」
だが、俺が拳を振ろうとしたその時、シャクールが後ろから俺の左肩を掴んで止めた。
「アラタ、貴様は引っ込んでいろ」
「な!?お、おい!」
シャクールは俺の話しなど聞こうともせず、そのまま押しのけるように俺を後ろに下がらせ、自分が前に進み出た。
「あぁ~!?今度はなんだよ!?俺になんか文句あんのか!?」
男は苛立ちをあらわにする。
レストランの前で人も多かったため、もめ事かと注目が集まり始めた。
「いや、文句だなんてとんでもない話しだ。私の連れが失礼をした。あなたともめるつもりはないんだ。これで許してくれないだろうか?」
そう言ってバルデスは懐から革袋を取り出し、男に握らせた。
「・・・・・へぇ~、お前は話しが早いじゃねぇか?ああ、いいぜ。これでチャラにしてやらぁ」
革袋の中を見るなり、男はニタリと笑って見せる。
分かりやすい反応に、中身が金だという事はすぐに察しがついた。
「お、おい!シャクール、おまえ・・・」
「アラタさん、黙っててください」
なんでそんなヤツに金を渡すんだ!そう声を上げようとした時、サリーさんが俺の耳元で、背筋が凍るような冷たい声を発した。
「サ、サリーさん・・・?」
「シャクール様がなぜ下手に出ているか分からないのですか?今はシャクール様にまかせて、黙っていてください」
俺に向ける視線には、有無を言わせぬ迫力があった。
「っ・・・・・」
この男は自分だけじゃなく、弥生も村戸修一も殺したと思われる。
恩人達の仇を前にして、アラタは今すぐにでも殴り飛ばしてやりたい衝動にかられたが、隣に立つサリー、そしてその男と向き合うシャクールに制され、アラタは拳を下ろした。
「では、私達はこれで・・・」
話しがついて、シャクールが下がろうとしたその時、男の後ろからの声がかかった。
「あー、いたいた!デービスさ~ん、一人で先に行かないでくださいよぉ~」
「あぁ?カシレロ、お前がモタモタしてっからだろ?」
黒いハーフ丈のパンツに、葉や花のカラフルなイラストが描かれた半袖シャツを着た男だった。
首からは金の太いチェーンを下げている。年齢は30前後くらいに見える。
身長は170cm無いくらいだろう。短い金色の髪を上に立て、軽薄そうにヘラヘラと笑っている。
「そうキツイ事言わないでくださいよって、あれ?お取込み中でした?」
デービスの前に立っているシャクール。そしてその後ろで、なにやら緊張した面持ちのアラタ達三人を見て、カシレロはデービスに目を向けた。
「あ~、ちょっとな。別にもう終わったからいいぜ。それより臨時収入が入ったんだ。お前にも奢ってやるよ」
「え、マジすか!?あーざーッス!でもこの行列並ぶのは嫌ッスねぇー、どうします?」
「あ~、まぁここじゃなくてもいいんじゃねぇの?ロンズデールの魚なら何回も食ってるからな。外の酒場にでも行こうぜ」
「いいッスねぇ~、んじゃ行きましょうか」
デービスとカシレロは、もうシャクールもアラタも眼中に無く、バルデスからもらった革袋を手のひらで弾ませながら、店の出口に向かって歩き去って行った。
デービスとカシレロの姿が見えなくなると、シャクールは振り返って、アラタの目を真っすぐに見つめた。
「・・・シャクール、なんであの野郎に金なんて渡したんだ!?アイツはな・・・アイツは!」
アラタが掴みかからんばかりに詰め寄ると、シャクールは眉一つ動かさずにアラタの頬を張った。
「・・・・・え?」
渇いた音が響く。
まさか頬を打たれるなど思いもしなかったアラタは、一瞬何が起きたのか理解できず、呆けたように目を丸くしてシャクールを見る。
「・・・少しは落ち着いたか?いいか、よく聞け。あの男の戦闘力も見抜けん程に頭に血が上っていたようだが、ここでお前とあの男が戦闘になったらどうなったと思う?・・・周りをよく見ろ」
シャクールに顎で促され、アラタは周囲を見回してやっと分かった。
「あ・・・そ、そうか」
俺はなんて事をしようとしていたんだ。
ここには大勢の人が集まっていて、家族連れ、子供も赤ん坊もいる。
俺が力を振るえば、そのつもりがなくても巻き込んでしまっていただろう。
だからシャクールは、金を渡してまであの男との戦闘を避けたんだ。
「分かったようだな?・・・我を忘れる程の何かが、あの男との間にあったのは分かる。だが、あの男も相当な力を持っているのは感じ取れた。ここで戦っていたら、どれだけの血が流れたか分からん。アラタ、お前の力は平和のために使うものだろう?」
「・・・・・ごめん。周りが全く見えなくなっていた。俺、もう少しで取り返しのつかない事を・・・」
シャクールに諭されて分かった。
あのまま感情にまかせて、力を振るっていたらと思うとゾッとする。
「うむ、分かればいいんだ。過ちは繰り返さなければそれでいい。この話しはこれで終わりだ。では行くぞ」
アラタの反省を見て取ったシャクールは、それだけを口にすると、付いて来いと言うようにスタスタと歩き出した。
「え?あ、おい、どこに行くんだよ?」
「アラタさん、シャクール様が行ってしまいますよ?さぁ、行きましょう。大丈夫です。シャクール様が行くのでしたら、付いて行けばいいだけなのです」
さっきまでの冷たさが嘘のように消えて、サリーは普段と変わらない、淑やかで丁寧な言葉で声をかけて来た。
「・・・サリーさん、すみません、俺・・・」
「お気になさらないでください。シャクール様のお考えをご理解いただけたのですから、私が咎める理由はありません。カチュアさんももう大丈夫ですから、安心してくださいね」
サリーはまだ困惑気味のカチュアに、優しく笑いかけた。
心配する事は何もないと、人を安心させる笑顔だった。
「あ、は、はい。アラタ君・・・」
カチュアは隣に立つアラタの手をぎゅっと握った。
「カチュア・・・」
「アラタ君、あの人と何があったのかは分からないけど、私はアラタ君を信じてるからね」
せっかくのデートを台無しにする行動をしてしまったのに、カチュアは一言の文句も口にせず、それどころかアラタを気遣ってくれる。そんなカチュアの優しさに、アラタは感謝で胸がいっぱいになった。
「・・・うん、ありがとう」
「ふふ・・・お二人は本当に仲がよろしいですね。さぁ、では行きましょう。シャクール様を見失ってしまいます」
信頼し合っている二人を見て、サリーは微笑みを湛えながら言葉をかけた。
だが俺の脳裏には、あの日の出来事が走馬灯のように蘇った。
漫画本の買い取りに訪れたその男は、買い取り金額が気に入らないからと言って、高圧的な態度で迫り出し、最後の最後まで俺を睨み続けていた。
そしてその日の営業終了後、駐車場を歩いている俺に背後から襲いかかり・・・そして殺した。
それがこの男だ。
今、俺の目の前に立っているこの男が、俺を殺したあの男だ。
「・・・おい、てめぇ何ガンくれてんだよ?ぶつかっといて喧嘩売ってんのか?」
見た目通りの野太い声だった。男は俺を見下ろしながら、眉間にシワを寄せて睨みつける。
そしてやはりこの声にも聞き覚えがあった。
あの男で間違いない。そう確信した瞬間、俺は右の拳を握り締め、男の顔を目掛けて殴りかかろうとした。
「待て」
だが、俺が拳を振ろうとしたその時、シャクールが後ろから俺の左肩を掴んで止めた。
「アラタ、貴様は引っ込んでいろ」
「な!?お、おい!」
シャクールは俺の話しなど聞こうともせず、そのまま押しのけるように俺を後ろに下がらせ、自分が前に進み出た。
「あぁ~!?今度はなんだよ!?俺になんか文句あんのか!?」
男は苛立ちをあらわにする。
レストランの前で人も多かったため、もめ事かと注目が集まり始めた。
「いや、文句だなんてとんでもない話しだ。私の連れが失礼をした。あなたともめるつもりはないんだ。これで許してくれないだろうか?」
そう言ってバルデスは懐から革袋を取り出し、男に握らせた。
「・・・・・へぇ~、お前は話しが早いじゃねぇか?ああ、いいぜ。これでチャラにしてやらぁ」
革袋の中を見るなり、男はニタリと笑って見せる。
分かりやすい反応に、中身が金だという事はすぐに察しがついた。
「お、おい!シャクール、おまえ・・・」
「アラタさん、黙っててください」
なんでそんなヤツに金を渡すんだ!そう声を上げようとした時、サリーさんが俺の耳元で、背筋が凍るような冷たい声を発した。
「サ、サリーさん・・・?」
「シャクール様がなぜ下手に出ているか分からないのですか?今はシャクール様にまかせて、黙っていてください」
俺に向ける視線には、有無を言わせぬ迫力があった。
「っ・・・・・」
この男は自分だけじゃなく、弥生も村戸修一も殺したと思われる。
恩人達の仇を前にして、アラタは今すぐにでも殴り飛ばしてやりたい衝動にかられたが、隣に立つサリー、そしてその男と向き合うシャクールに制され、アラタは拳を下ろした。
「では、私達はこれで・・・」
話しがついて、シャクールが下がろうとしたその時、男の後ろからの声がかかった。
「あー、いたいた!デービスさ~ん、一人で先に行かないでくださいよぉ~」
「あぁ?カシレロ、お前がモタモタしてっからだろ?」
黒いハーフ丈のパンツに、葉や花のカラフルなイラストが描かれた半袖シャツを着た男だった。
首からは金の太いチェーンを下げている。年齢は30前後くらいに見える。
身長は170cm無いくらいだろう。短い金色の髪を上に立て、軽薄そうにヘラヘラと笑っている。
「そうキツイ事言わないでくださいよって、あれ?お取込み中でした?」
デービスの前に立っているシャクール。そしてその後ろで、なにやら緊張した面持ちのアラタ達三人を見て、カシレロはデービスに目を向けた。
「あ~、ちょっとな。別にもう終わったからいいぜ。それより臨時収入が入ったんだ。お前にも奢ってやるよ」
「え、マジすか!?あーざーッス!でもこの行列並ぶのは嫌ッスねぇー、どうします?」
「あ~、まぁここじゃなくてもいいんじゃねぇの?ロンズデールの魚なら何回も食ってるからな。外の酒場にでも行こうぜ」
「いいッスねぇ~、んじゃ行きましょうか」
デービスとカシレロは、もうシャクールもアラタも眼中に無く、バルデスからもらった革袋を手のひらで弾ませながら、店の出口に向かって歩き去って行った。
デービスとカシレロの姿が見えなくなると、シャクールは振り返って、アラタの目を真っすぐに見つめた。
「・・・シャクール、なんであの野郎に金なんて渡したんだ!?アイツはな・・・アイツは!」
アラタが掴みかからんばかりに詰め寄ると、シャクールは眉一つ動かさずにアラタの頬を張った。
「・・・・・え?」
渇いた音が響く。
まさか頬を打たれるなど思いもしなかったアラタは、一瞬何が起きたのか理解できず、呆けたように目を丸くしてシャクールを見る。
「・・・少しは落ち着いたか?いいか、よく聞け。あの男の戦闘力も見抜けん程に頭に血が上っていたようだが、ここでお前とあの男が戦闘になったらどうなったと思う?・・・周りをよく見ろ」
シャクールに顎で促され、アラタは周囲を見回してやっと分かった。
「あ・・・そ、そうか」
俺はなんて事をしようとしていたんだ。
ここには大勢の人が集まっていて、家族連れ、子供も赤ん坊もいる。
俺が力を振るえば、そのつもりがなくても巻き込んでしまっていただろう。
だからシャクールは、金を渡してまであの男との戦闘を避けたんだ。
「分かったようだな?・・・我を忘れる程の何かが、あの男との間にあったのは分かる。だが、あの男も相当な力を持っているのは感じ取れた。ここで戦っていたら、どれだけの血が流れたか分からん。アラタ、お前の力は平和のために使うものだろう?」
「・・・・・ごめん。周りが全く見えなくなっていた。俺、もう少しで取り返しのつかない事を・・・」
シャクールに諭されて分かった。
あのまま感情にまかせて、力を振るっていたらと思うとゾッとする。
「うむ、分かればいいんだ。過ちは繰り返さなければそれでいい。この話しはこれで終わりだ。では行くぞ」
アラタの反省を見て取ったシャクールは、それだけを口にすると、付いて来いと言うようにスタスタと歩き出した。
「え?あ、おい、どこに行くんだよ?」
「アラタさん、シャクール様が行ってしまいますよ?さぁ、行きましょう。大丈夫です。シャクール様が行くのでしたら、付いて行けばいいだけなのです」
さっきまでの冷たさが嘘のように消えて、サリーは普段と変わらない、淑やかで丁寧な言葉で声をかけて来た。
「・・・サリーさん、すみません、俺・・・」
「お気になさらないでください。シャクール様のお考えをご理解いただけたのですから、私が咎める理由はありません。カチュアさんももう大丈夫ですから、安心してくださいね」
サリーはまだ困惑気味のカチュアに、優しく笑いかけた。
心配する事は何もないと、人を安心させる笑顔だった。
「あ、は、はい。アラタ君・・・」
カチュアは隣に立つアラタの手をぎゅっと握った。
「カチュア・・・」
「アラタ君、あの人と何があったのかは分からないけど、私はアラタ君を信じてるからね」
せっかくのデートを台無しにする行動をしてしまったのに、カチュアは一言の文句も口にせず、それどころかアラタを気遣ってくれる。そんなカチュアの優しさに、アラタは感謝で胸がいっぱいになった。
「・・・うん、ありがとう」
「ふふ・・・お二人は本当に仲がよろしいですね。さぁ、では行きましょう。シャクール様を見失ってしまいます」
信頼し合っている二人を見て、サリーは微笑みを湛えながら言葉をかけた。
0
お気に入りに追加
152
あなたにおすすめの小説
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
練習船で異世界に来ちゃったんだが?! ~異世界海洋探訪記~
さみぃぐらぁど
ファンタジー
航海訓練所の練習船「海鵜丸」はハワイへ向けた長期練習航海中、突然嵐に巻き込まれ、落雷を受ける。
衝撃に気を失った主人公たち当直実習生。彼らが目を覚まして目撃したものは、自分たち以外教官も実習生も居ない船、無線も電子海図も繋がらない海、そして大洋を往く見たこともない戦列艦の艦隊だった。
そして実習生たちは、自分たちがどこか地球とは違う星_異世界とでも呼ぶべき空間にやって来たことを悟る。
燃料も食料も補給の目途が立たない異世界。
果たして彼らは、自分たちの力で、船とともに現代日本の海へ帰れるのか⁈
※この作品は「カクヨム」においても投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/16818023213965695770
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~
白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。
日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。
ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。
目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ!
大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ!
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。
【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる