710 / 1,253
709 アラタと風の精霊
しおりを挟む
「そうか・・・新緑の欠片が力を貸してくれたのか」
テーブルに置かれた樹の欠片を手に取り、バリオスは少しだけ微笑んで、そしてどこか寂しそうな目で呟いた。
新緑の欠片から伝わって来る懐かしい風・・・・・それはバリオスに、懐かしい記憶を思い出させているのかもしれない。
「はい。帝国の大臣、ダリル・パープルズとの戦いで、俺は光の力を使い切って動けなくなってしまったんです。その時、突然その欠片が光り出して、体中に力が沸き起こってきたんです。光の力も回復して勝つ事ができました。それに、反動も無かったです。いつもなら少しでも光の力を使うと、すごい脱力感に襲われるんです。でも今回は何もありませんでした・・・」
アラタの話しを、バリオスは黙って聞いていた。
ロンズデールから写しの鏡で連絡を受けており、ある程度の事情を知っている事もあったが、アラタの話しはバリオスが想定していた内容でもあったからだ。
「店長、詳しい事は聞きません。ただ、本当にありがとうございました」
深く腰を曲げて頭を下げるアラタを見て、バリオスは新緑の欠片をアラタの前に置いた。
「・・・風の精霊は、キミの事も気に入ったようだ。新緑の欠片は肌身離さずもっていろ。ただし、乱用してはいけないよ。今回精霊が力を貸したのは、ヤヨイさんがキミを想っていたからだ。ヤヨイさんの心が新緑に残っていたから、精霊はそれをくみ取った。本来は時間をかけて精霊と心を通わせなければならないんだ。毎日精霊に話しかけて信頼を深めるんだ」
そう言われて、アラタはジャレットから聞いた過去の話しを思い出した。
ジョルジュ・ワーリントンは、10年もの間精霊の森で祈りを捧げ、精霊との繋がりを持った。
ヤヨイは最初から精霊に気に入られていたが、それでもいつも精霊への感謝を忘れた事はなかった。
「はい。分かりました。弥生さんが繋いでくれた精霊との絆です。大事にします」
弥生が大切にしていた想いならば、自分もその気持ちを大事にするだけだ。
それがアラタの素直な気持ちである。
アラタがそう言葉にすると、突然アラタの体が緑色の炎に包まれた。
「うわっ!な、なんだこれ!?」
「なっ!?アラタ!」
突然自分の体が燃え出した事に驚いたアラタがソファから飛び上がる。
状況が掴めずレイチェルも立ち上がると、バリオスが少し大きな声を上げた。
「大丈夫だ!二人共落ち着け!アラタ、熱くないだろう?」
それでもなんとか体についた火を消そうと腕を振り回すアラタを、バリオスが肩を掴んで止めた。
「落ち着け!その炎は精霊だ!お前は今、風の精霊の加護を受けているんだ。いいか、精霊は味方だ。その炎はお前を焼く事はしない。気持ちを落ち着けろ」
バリオスと目を合わせた事で、アラタはようやく我に返った。
まだ心臓は高鳴っているし、呼吸も乱れ、緊張からくる発汗で背中も濡らしたが、この炎が熱くないという事は理解できた。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・ほ、本当・・・ですね・・・熱くない」
「そうだ。突然体が炎に包まれたのだから、驚くのは無理もないが・・・ケイトはもう少し落ち着いていたぞ」
バリオスはセインソルボ山に登った時、ケイトが風の精霊の加護を受けた時の反応と比べて、アラタの慌てぶりがケイトよりもずっと大きかった事を話した。
「はは・・・いや、だって、人体発火なんて普通取り乱しますよ」
「ふっ、まぁそれが普通だな。さて、炎も消えたな。これでお前は風の精霊の加護を受けた。闇との戦いにおいて、光の力だけでなく、もう一つ大きな力を手にした事になる」
額の汗をぬぐい、呼吸を落ち着かせる。アラタはやっと落ち着いて話せるようになった。
「これから先、間違いなく帝国とは戦争になる。そして帝国と戦争になった時、クインズベリーが勝利するためには一つの絶対条件がある・・・」
バリオスはアラタの肩から手を離すと、アラタとレイチェルの顔を交互に見て、真剣みを帯びた声で言葉を続けた。
「黒渦を消す事だ。王子の魂を解放して黒渦を消す事ができなければ、例え皇帝を討ったとしてもクインズベリーの負けなんだ」
「黒渦・・・タジーム・ハメイドの闇魔法ですね?」
「そうだ。だが、もはや黒渦は魔法という範疇には収まっていない。あれは数多の血肉を喰らい、意思を持った闇そのものだ。俺はカエストゥスで闇の化身と戦い確信した」
バリオスはそこで言葉を区切ると、右手の平を見せるように、アラタとレイチェルの前に出した。
「黒渦に対抗できる手段はただ一つ・・・光だ」
バリオスの手が眩いばかりに輝き始めた。
目も開けていられない程の光に、二人は手で目を覆い隠す。
「て、店長、その光は!?」
「これは光魔法だ。俺にしか使えないが、この光で俺はカエストゥスの闇の化身を倒した」
バリオスは光を消すと、自分の手の平を見つめて力の正体を明かした。
「光魔法・・・そんな魔法は初めて聞いた・・・まさか、店長が作ったんですか?」
レイチェルが驚きに目を丸くすると、バリオスは少しの間をおいて答えた。
「・・・完成させたのは俺だ」
自分一人で作れたわけではない。
ブレンダンとジャニスの力があったからだ。
そして完成までには気の遠くなるような、長い年月が必要だった。
ウソはついていないが、全てを話すつもりはない。
そういう時には歯切れが悪くなる事を知っているレイチェルは、それ以上の追求は止めて、話しの矛先を変えた。
「そうですか・・・それで、黒渦に対抗する力が光って事は、アラタの光の力もですよね?」
「その通りだ。俺の光魔法、そしてアラタの光の力で黒渦を消す。だが、偽国王との戦いを見た限り、アラタはまだ光の力を使いこなせていない・・・」
バリオスはそこで言葉を止めると、もう一度アラタに向き直った。
「だから、俺がお前を鍛えてやる。力の使い方を覚えれば、お前はもっと強くなれる。お前の成長が勝利に繋がるんだと覚えておけ」
テーブルに置かれた樹の欠片を手に取り、バリオスは少しだけ微笑んで、そしてどこか寂しそうな目で呟いた。
新緑の欠片から伝わって来る懐かしい風・・・・・それはバリオスに、懐かしい記憶を思い出させているのかもしれない。
「はい。帝国の大臣、ダリル・パープルズとの戦いで、俺は光の力を使い切って動けなくなってしまったんです。その時、突然その欠片が光り出して、体中に力が沸き起こってきたんです。光の力も回復して勝つ事ができました。それに、反動も無かったです。いつもなら少しでも光の力を使うと、すごい脱力感に襲われるんです。でも今回は何もありませんでした・・・」
アラタの話しを、バリオスは黙って聞いていた。
ロンズデールから写しの鏡で連絡を受けており、ある程度の事情を知っている事もあったが、アラタの話しはバリオスが想定していた内容でもあったからだ。
「店長、詳しい事は聞きません。ただ、本当にありがとうございました」
深く腰を曲げて頭を下げるアラタを見て、バリオスは新緑の欠片をアラタの前に置いた。
「・・・風の精霊は、キミの事も気に入ったようだ。新緑の欠片は肌身離さずもっていろ。ただし、乱用してはいけないよ。今回精霊が力を貸したのは、ヤヨイさんがキミを想っていたからだ。ヤヨイさんの心が新緑に残っていたから、精霊はそれをくみ取った。本来は時間をかけて精霊と心を通わせなければならないんだ。毎日精霊に話しかけて信頼を深めるんだ」
そう言われて、アラタはジャレットから聞いた過去の話しを思い出した。
ジョルジュ・ワーリントンは、10年もの間精霊の森で祈りを捧げ、精霊との繋がりを持った。
ヤヨイは最初から精霊に気に入られていたが、それでもいつも精霊への感謝を忘れた事はなかった。
「はい。分かりました。弥生さんが繋いでくれた精霊との絆です。大事にします」
弥生が大切にしていた想いならば、自分もその気持ちを大事にするだけだ。
それがアラタの素直な気持ちである。
アラタがそう言葉にすると、突然アラタの体が緑色の炎に包まれた。
「うわっ!な、なんだこれ!?」
「なっ!?アラタ!」
突然自分の体が燃え出した事に驚いたアラタがソファから飛び上がる。
状況が掴めずレイチェルも立ち上がると、バリオスが少し大きな声を上げた。
「大丈夫だ!二人共落ち着け!アラタ、熱くないだろう?」
それでもなんとか体についた火を消そうと腕を振り回すアラタを、バリオスが肩を掴んで止めた。
「落ち着け!その炎は精霊だ!お前は今、風の精霊の加護を受けているんだ。いいか、精霊は味方だ。その炎はお前を焼く事はしない。気持ちを落ち着けろ」
バリオスと目を合わせた事で、アラタはようやく我に返った。
まだ心臓は高鳴っているし、呼吸も乱れ、緊張からくる発汗で背中も濡らしたが、この炎が熱くないという事は理解できた。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・ほ、本当・・・ですね・・・熱くない」
「そうだ。突然体が炎に包まれたのだから、驚くのは無理もないが・・・ケイトはもう少し落ち着いていたぞ」
バリオスはセインソルボ山に登った時、ケイトが風の精霊の加護を受けた時の反応と比べて、アラタの慌てぶりがケイトよりもずっと大きかった事を話した。
「はは・・・いや、だって、人体発火なんて普通取り乱しますよ」
「ふっ、まぁそれが普通だな。さて、炎も消えたな。これでお前は風の精霊の加護を受けた。闇との戦いにおいて、光の力だけでなく、もう一つ大きな力を手にした事になる」
額の汗をぬぐい、呼吸を落ち着かせる。アラタはやっと落ち着いて話せるようになった。
「これから先、間違いなく帝国とは戦争になる。そして帝国と戦争になった時、クインズベリーが勝利するためには一つの絶対条件がある・・・」
バリオスはアラタの肩から手を離すと、アラタとレイチェルの顔を交互に見て、真剣みを帯びた声で言葉を続けた。
「黒渦を消す事だ。王子の魂を解放して黒渦を消す事ができなければ、例え皇帝を討ったとしてもクインズベリーの負けなんだ」
「黒渦・・・タジーム・ハメイドの闇魔法ですね?」
「そうだ。だが、もはや黒渦は魔法という範疇には収まっていない。あれは数多の血肉を喰らい、意思を持った闇そのものだ。俺はカエストゥスで闇の化身と戦い確信した」
バリオスはそこで言葉を区切ると、右手の平を見せるように、アラタとレイチェルの前に出した。
「黒渦に対抗できる手段はただ一つ・・・光だ」
バリオスの手が眩いばかりに輝き始めた。
目も開けていられない程の光に、二人は手で目を覆い隠す。
「て、店長、その光は!?」
「これは光魔法だ。俺にしか使えないが、この光で俺はカエストゥスの闇の化身を倒した」
バリオスは光を消すと、自分の手の平を見つめて力の正体を明かした。
「光魔法・・・そんな魔法は初めて聞いた・・・まさか、店長が作ったんですか?」
レイチェルが驚きに目を丸くすると、バリオスは少しの間をおいて答えた。
「・・・完成させたのは俺だ」
自分一人で作れたわけではない。
ブレンダンとジャニスの力があったからだ。
そして完成までには気の遠くなるような、長い年月が必要だった。
ウソはついていないが、全てを話すつもりはない。
そういう時には歯切れが悪くなる事を知っているレイチェルは、それ以上の追求は止めて、話しの矛先を変えた。
「そうですか・・・それで、黒渦に対抗する力が光って事は、アラタの光の力もですよね?」
「その通りだ。俺の光魔法、そしてアラタの光の力で黒渦を消す。だが、偽国王との戦いを見た限り、アラタはまだ光の力を使いこなせていない・・・」
バリオスはそこで言葉を止めると、もう一度アラタに向き直った。
「だから、俺がお前を鍛えてやる。力の使い方を覚えれば、お前はもっと強くなれる。お前の成長が勝利に繋がるんだと覚えておけ」
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる