652 / 1,253
651 ガラハド 対 ダリル
しおりを挟む
「ほぉ、死にぞこないのくせになかなかの力だ」
ガラハドの右拳を左手で掴み受け止めると、ダリル・パープルズは薄い笑みを浮かべて感心したように言葉を口にする。
「ほざけぇーッ!」
右手を掴まれたまま、左拳をダリルの顔目掛けて繰り出すが、今度はダリルの右手で受け止められてしまう。
ダリル・パープルズとガラハドの体格には、大きさなさは無かった。
お互いに190cmはあるだろう長身に加え、ダリルはスーツの上からでも分かる厚い胸板、そしてリンゴ程度なら片手で握り潰せそうな大きな手をしていた。
対するガラハドも大きく盛り上がった胸や肩の筋肉、そしてダリルに負けず劣らずの太く逞しい腕をしている。
拳を止めた者と止められた者、両者は力比べの状態に入った。
ダリルはガラハドの両手を押さえたまま、落ち着き払った口調で話し出した。
「なぁガラハド、最初に会った時、あの状況でサカキ・アラタを抱えながら、リコから逃げ切った事は見事だった。そして今、武器を失っても果敢に向かってくる度胸、そしてなんとか勝ちの目を作ろうと策を練る頭も評価できる。お前とリンジーの事はカーンから聞いて知っていた。侮れないと高く評価していたぞ。どうだ?帝国につかないか?ここで殺すには惜しい」
「なんだと?この俺に国を裏切れと言うのか!?」
「カーンもウラジミールも帝国に取り入ろうとして、このクルーズを計画したのだよ?こちらも優秀な人材はいくらでも欲しいからね。なんなら、侵入者の全員こちらに寝返ってほしいくらいだ。カーンの魔道剣士を倒す程の人材だ、さぞ優秀だろうからね」
額に青筋を浮かべ、かみ砕きそうな程に歯をカチ合わせながら睨み付けるガラハドだが、ダリル・パープルズの表情はまるで変わらず、眉一つ動かしていなかった。
両者の力は一見すると互角に見える。
拳を前に押し出そうとするガラハドと、その拳を受け止めているダリル。
拮抗した力の押し合いに、二人はその場で膠着状態を強いられている。
だが、果たして本当に互角なのだろうか?
ガラハドの全身には、見るからに力が入っていて、筋肉はガチガチに固まっていた。
眉間にはシワを寄せ、歯を食いしばっているその表情からは、力を振り絞っている事が一目で見て取れた。
対するダリルはどうだろうか?
汗の一つも掻かず、それどころから口元には笑みさせ浮かべている。
戦闘には不向きな上等なスーツに身を包みながら、ガラハドの全力を涼しい顔で受け止めている。
「俺が、仲間と国を裏切るような男に見えると言うのかぁぁぁーーーッ!」
怒りにまかせた大声を上げて、ダリルを押し潰そうと前に出るガラハドに、底冷えがするほどの冷たい声で返事がされた。
「思わないね。聞いてみただけだ」
体を持ち上げられた事などない。
190㎝の長身に、100キロを超える巨体、その自分が体を持ち上げられる事などありはしないし、想像すらした事もなかった。
「な、なんだとっ!?」
「降伏も服従もないのならば、あとは死ぬしかないよな?ガラハド」
ガラハドの両の拳を掴んだまま、ダリルは両手を上げてその体を持ち上げ始めた。
「馬鹿な!こ、こんな・・・!?」
驚愕の声を上げるガラハドに、ダリルは不敵な笑みを見せた。
「フンッ!」
ガラハドの両足が床を離れ、上半身がダリルの頭を追い越す程に持ち上げられると、ダリルは腰を捻り、力任せにガラハドを放り投げた。
「くっ!」
「お?見かけによらず身軽なヤツだな」
空中で体を捻り、片手片膝を着いて着地したガラハドに、ダリルは少しだけ驚いたような声を出す。
「ウオォォォッ!」
「ほぉ、まだ闘争心は萎えていないようだな?そうだ。来るがいい。どの道死ぬのなら、少しでもあがいて見せろ」
拳を握り締め、再びダリルに向かい突っ込んでいくガラハド。
それを受け、ダリルは歓迎するように少しだけ両手を広げて見せた。
「ウオラァーッ!」
「芸の無い事だ」
ガラハドが真っすぐに繰り出した右の拳を、ダリルは軽々と、内側から外へと左手で払いのける。
あっさりと攻撃を払われたが、ガラハドは動揺を見せずに、太く逞しく鍛え抜かれた右の蹴りをダリルの左脇腹を狙って繰り出す。
「オラァァァーッ!」
「フン」
ガラハドの蹴りを一歩後ろに引いて躱すと、引いた分ガラハドは距離を詰めて、拳を、蹴りを矢継ぎ早に繰り出していく。だが当たらない。
ガラハドの攻撃はただの一撃もかすりもせずに空を切る。
その様子を距離を取って見ているサリーの目には、ガラハドとダリルの圧倒的な力の差が如実に映った。
大人と子供の差とは、正にこういう事を言うのだろう。
力も技も何もかもが違い過ぎる。
ガラハドは自分が盾となるから、隙をついてイマジン・シザーで攻撃をしろと話してきた。
しかしとてもできない。サリーは何度もダリル・パープルズに仕掛けようとしていたが、動こうとするとダリルから睨まれるのだ。全て分かっていると言うかのように。
ダリル・パープルズは視線だけで、サリーの動きを封じていたのだ。
そして・・・
「おいおい、あっちばっか見てていいのか?」
嘲るような言葉とともに、鋭く尖った氷が撃ち込まれる。
サリーは脇へ転がるように脇へ飛び、黒魔法の刺氷弾を回避する。
「くっ・・・」
黒いワンピースの裾が貫かれ、転がりながら起き上がる。
ギルバート・メンドーサは、ニヤニヤと笑いながら魔力を帯びた右手を、サリーに向けている。
殺そうと思えばいつでも殺せる。だが、己より弱い者をいたぶり優越感を味わうというゲスな趣味が顔をのぞかせていた。
「おいおい、睨んでないでかかってきたらどうだ?そのハサミがお前の魔道具なんだろ?それでどうやって戦うんだ?教えてくれよ」
「いいだろう・・・イマジン・シザーの切れ味、その身を持って味わってみろ!」
サリーはイマジン・シザーをギルバートの喉元に狙い付けると、躊躇いなく刃を切り合わせた。
ガラハドの右拳を左手で掴み受け止めると、ダリル・パープルズは薄い笑みを浮かべて感心したように言葉を口にする。
「ほざけぇーッ!」
右手を掴まれたまま、左拳をダリルの顔目掛けて繰り出すが、今度はダリルの右手で受け止められてしまう。
ダリル・パープルズとガラハドの体格には、大きさなさは無かった。
お互いに190cmはあるだろう長身に加え、ダリルはスーツの上からでも分かる厚い胸板、そしてリンゴ程度なら片手で握り潰せそうな大きな手をしていた。
対するガラハドも大きく盛り上がった胸や肩の筋肉、そしてダリルに負けず劣らずの太く逞しい腕をしている。
拳を止めた者と止められた者、両者は力比べの状態に入った。
ダリルはガラハドの両手を押さえたまま、落ち着き払った口調で話し出した。
「なぁガラハド、最初に会った時、あの状況でサカキ・アラタを抱えながら、リコから逃げ切った事は見事だった。そして今、武器を失っても果敢に向かってくる度胸、そしてなんとか勝ちの目を作ろうと策を練る頭も評価できる。お前とリンジーの事はカーンから聞いて知っていた。侮れないと高く評価していたぞ。どうだ?帝国につかないか?ここで殺すには惜しい」
「なんだと?この俺に国を裏切れと言うのか!?」
「カーンもウラジミールも帝国に取り入ろうとして、このクルーズを計画したのだよ?こちらも優秀な人材はいくらでも欲しいからね。なんなら、侵入者の全員こちらに寝返ってほしいくらいだ。カーンの魔道剣士を倒す程の人材だ、さぞ優秀だろうからね」
額に青筋を浮かべ、かみ砕きそうな程に歯をカチ合わせながら睨み付けるガラハドだが、ダリル・パープルズの表情はまるで変わらず、眉一つ動かしていなかった。
両者の力は一見すると互角に見える。
拳を前に押し出そうとするガラハドと、その拳を受け止めているダリル。
拮抗した力の押し合いに、二人はその場で膠着状態を強いられている。
だが、果たして本当に互角なのだろうか?
ガラハドの全身には、見るからに力が入っていて、筋肉はガチガチに固まっていた。
眉間にはシワを寄せ、歯を食いしばっているその表情からは、力を振り絞っている事が一目で見て取れた。
対するダリルはどうだろうか?
汗の一つも掻かず、それどころから口元には笑みさせ浮かべている。
戦闘には不向きな上等なスーツに身を包みながら、ガラハドの全力を涼しい顔で受け止めている。
「俺が、仲間と国を裏切るような男に見えると言うのかぁぁぁーーーッ!」
怒りにまかせた大声を上げて、ダリルを押し潰そうと前に出るガラハドに、底冷えがするほどの冷たい声で返事がされた。
「思わないね。聞いてみただけだ」
体を持ち上げられた事などない。
190㎝の長身に、100キロを超える巨体、その自分が体を持ち上げられる事などありはしないし、想像すらした事もなかった。
「な、なんだとっ!?」
「降伏も服従もないのならば、あとは死ぬしかないよな?ガラハド」
ガラハドの両の拳を掴んだまま、ダリルは両手を上げてその体を持ち上げ始めた。
「馬鹿な!こ、こんな・・・!?」
驚愕の声を上げるガラハドに、ダリルは不敵な笑みを見せた。
「フンッ!」
ガラハドの両足が床を離れ、上半身がダリルの頭を追い越す程に持ち上げられると、ダリルは腰を捻り、力任せにガラハドを放り投げた。
「くっ!」
「お?見かけによらず身軽なヤツだな」
空中で体を捻り、片手片膝を着いて着地したガラハドに、ダリルは少しだけ驚いたような声を出す。
「ウオォォォッ!」
「ほぉ、まだ闘争心は萎えていないようだな?そうだ。来るがいい。どの道死ぬのなら、少しでもあがいて見せろ」
拳を握り締め、再びダリルに向かい突っ込んでいくガラハド。
それを受け、ダリルは歓迎するように少しだけ両手を広げて見せた。
「ウオラァーッ!」
「芸の無い事だ」
ガラハドが真っすぐに繰り出した右の拳を、ダリルは軽々と、内側から外へと左手で払いのける。
あっさりと攻撃を払われたが、ガラハドは動揺を見せずに、太く逞しく鍛え抜かれた右の蹴りをダリルの左脇腹を狙って繰り出す。
「オラァァァーッ!」
「フン」
ガラハドの蹴りを一歩後ろに引いて躱すと、引いた分ガラハドは距離を詰めて、拳を、蹴りを矢継ぎ早に繰り出していく。だが当たらない。
ガラハドの攻撃はただの一撃もかすりもせずに空を切る。
その様子を距離を取って見ているサリーの目には、ガラハドとダリルの圧倒的な力の差が如実に映った。
大人と子供の差とは、正にこういう事を言うのだろう。
力も技も何もかもが違い過ぎる。
ガラハドは自分が盾となるから、隙をついてイマジン・シザーで攻撃をしろと話してきた。
しかしとてもできない。サリーは何度もダリル・パープルズに仕掛けようとしていたが、動こうとするとダリルから睨まれるのだ。全て分かっていると言うかのように。
ダリル・パープルズは視線だけで、サリーの動きを封じていたのだ。
そして・・・
「おいおい、あっちばっか見てていいのか?」
嘲るような言葉とともに、鋭く尖った氷が撃ち込まれる。
サリーは脇へ転がるように脇へ飛び、黒魔法の刺氷弾を回避する。
「くっ・・・」
黒いワンピースの裾が貫かれ、転がりながら起き上がる。
ギルバート・メンドーサは、ニヤニヤと笑いながら魔力を帯びた右手を、サリーに向けている。
殺そうと思えばいつでも殺せる。だが、己より弱い者をいたぶり優越感を味わうというゲスな趣味が顔をのぞかせていた。
「おいおい、睨んでないでかかってきたらどうだ?そのハサミがお前の魔道具なんだろ?それでどうやって戦うんだ?教えてくれよ」
「いいだろう・・・イマジン・シザーの切れ味、その身を持って味わってみろ!」
サリーはイマジン・シザーをギルバートの喉元に狙い付けると、躊躇いなく刃を切り合わせた。
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!
七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる