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629 心の迷路
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ヘイモンだけを沈めるなんて真似はしない。
確実にここで決めると決意したアラタは、万に一つもヘイモンに脱出の機会を与えないようにするため、自分もヘイモンに抱き着いたまま、その身を水中に沈めたのだ。
【肺活量に自信はあるか?】
ヘイモンは直前に言われた言葉の意味を知る。
口の端から漏れる空気に、慌てて口を押える。
し、信じられん!き、貴様も死ぬかもしれんのだぞ!恐怖はないのか!?
焦り、戸惑い、そして恐れ・・・ヘイモンの表情には様々な感情が浮かんで見える。
まさか自らの命をかけて、水の中に飛び込むとは思わなかった。
どっちが先に溺れ死ぬか勝負しようと言うのか!?
このアロル・ヘイモンを相手に!
ヘイモンの目を見れば、何を言いたいのか十分に理解できた。
そうだ・・・血を流し過ぎて、もう満足に戦える力は残ってない・・・俺が勝つにはこれしか方法はない。
アロル・ヘイモン、お前は戦闘経験では俺よりはるかに上だ。
そしてその歳でこれ程動けるなんて、とても信じられない。尊敬の念すら覚える。
だが、ボクシングは持久力の戦いだ。
俺はこの世界に来てからも、毎日のトレーニングを怠っていない。
無呼吸で一発でも多くのパンチを撃てるように、肺は徹底して鍛えている。
さぁアロル・ヘイモン、どっちが長く潜っていられるか勝負しようぜ!
・・・ぐっ、ま、まずい・・・こ、呼吸がつ、続かん・・・このままでは・・・
この状態はヘイモンにとって圧倒的に分が悪かった。
覚悟を決めて水に飛び込んだアラタは、肺の中に十分に空気を溜める事ができた。
それに反してヘイモンは、突然水の中に沈められた事で、動揺し空気を吐き出してしまった。
準備ができていたかいないか。これは非常に大きな差であった。
どうだ!アロル・ヘイモン!!
汚いやり方かもしれない。だがこの世界での戦いは生きるか死ぬかなんだろ?
その意味が俺にも分かってきたよ。
俺は死ぬわけにはいかないんだ・・・カチュアが待ってるんだ・・・絶対に生きて帰る!
そのためなら、なんだってしてやる!どんな事をしても生き抜いてみせる!
十分に空気を溜めて潜った俺と、覚悟もなく引きずりこまれたお前、これで俺より息が続くかな!?
ごぼぉぉぉーーー!
ついに苦しさのあまり、ヘイモンの口から残っていた空気が漏れだした。
死の縁に追い込まれ激しく手足をばたつかせる。
険しい表情、なりふりかまわないその姿は、生にしがみ付く人の本能と言えよう。
ばなぜーーーっつ!うがぁぁぁぁーーーっつ!
水中で声にならない叫びを上げるヘイモンに、アラタは視線を持って意思を返した。
離すかよ!ここで逃げられたら俺にはもう勝機はない!お前はここで・・・殺す!
残りの力を振り絞り、アラタはヘイモンの体を掴み押さえる。
死に物狂いで酸素を求めもがくヘイモン。
死力を尽くし押さえ込むアラタ。
そして・・・その時はおとずれた・・・・・
「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァ・・・・・・」
胸の高さまで水に浸かりながら、アラタは今し方まで争っていた老人が、水面に力無く浮かぶ姿を見つめていた。
溺死。
ピクリとも動かず、ただ水の動きに沿って体が流されている。もし生きていれば、呼吸をするために必ず顔を上げるはず。そうしないという事は、完全に死んでいるという事だ。
うつ伏せになっているため、どんな顔をしているか見えない事は幸いだった。
死に顔はおそらく忘れられないだろうから・・・・・
自分が息の根を止めておいておかしな言い方だが、ヘイモンの死をどう感じていいか複雑だった。
闇に落ちたトレバーを倒した時が、アラタの初めての殺人だったが、トレバーは元人間と言っていい程、人間離れした存在になっていた。そのため光の拳で消滅させた時も、罪悪感や罪の意識を感じる事もなかった。それは偽国王マウリシオの時も同様である。
だがこの老人アロル・ヘイモンは、悪霊に取り憑かれたと言っても完全に人間である。
そして水に沈めて溺死させるという方法も、光の拳で仕留めたトレバーと偽国王とは違い、妙に実感となって体に残っている。
おそらく初めての殺しが、トレバーではなくヘイモンであったならば、精神的なダメージは想像を絶していたであろう。
だがトレバーと偽国王、人の理から外れた二人との命のやりとりが精神的なクッションになり、アラタの心が壊れないように護っているのだ。
それでも、自分がこれで三人の命を奪い、罪の意識を感じなくなってきている事に、アラタは自分自身との向き合い方が分からず、その心は出口の見えない迷路に迷いこんでしまっていた。
・・・今更何を悩んでいるんだ?覚悟は決めたはずだ。この世界で生きていくならば、やらねばならない。レイチェルに言われたじゃないか、自分の命を大切にするんだ。
カチュアが俺の帰りを待っている。一人にしないと約束したじゃないか・・・これでいいんだ。
割り切ったはずだ。何度もそう自分に言い聞かせ心に蓋をする。
ふと、日本にいる家族の事が頭をよぎった。
今の俺を見たら、父さん、母さん、弟の健太は何て言うだろうか・・・・・
一瞬そんな事を考えてしまい、すぐに頭から振り払った。
深く考えてはいけない。考えてしまえば、どんどん心を病んでいくだろう。そう本能で察し気付かないふりをした。
「・・・今は、先に行こう。もうこんなに水が来て・・・る・・・」
戦いに勝った事で、緊張の糸が切れてしまったのかもしれない。
突然足から力が抜けて、その場で崩れるように顔から水面に倒れ伏した。
・・・・・あ?な、んだ・・・ち、から・・が・・・・・
光の力はまだリミットではない。大分消耗した事は確かだが、まだいくらかの余裕はあった。
では・・・この傷か・・・・・
リコ・ヴァリンに刺された脇腹の傷口は、ヘイモンの蹴りで完全に開き、血が止まらなくなっている。
ただでさえ出血量が多かったのに、この水のせいで更に多くの血を流された。
「・・・カ、チュア・・・」
そこでアラタの意識は闇の中に沈み込んだ
確実にここで決めると決意したアラタは、万に一つもヘイモンに脱出の機会を与えないようにするため、自分もヘイモンに抱き着いたまま、その身を水中に沈めたのだ。
【肺活量に自信はあるか?】
ヘイモンは直前に言われた言葉の意味を知る。
口の端から漏れる空気に、慌てて口を押える。
し、信じられん!き、貴様も死ぬかもしれんのだぞ!恐怖はないのか!?
焦り、戸惑い、そして恐れ・・・ヘイモンの表情には様々な感情が浮かんで見える。
まさか自らの命をかけて、水の中に飛び込むとは思わなかった。
どっちが先に溺れ死ぬか勝負しようと言うのか!?
このアロル・ヘイモンを相手に!
ヘイモンの目を見れば、何を言いたいのか十分に理解できた。
そうだ・・・血を流し過ぎて、もう満足に戦える力は残ってない・・・俺が勝つにはこれしか方法はない。
アロル・ヘイモン、お前は戦闘経験では俺よりはるかに上だ。
そしてその歳でこれ程動けるなんて、とても信じられない。尊敬の念すら覚える。
だが、ボクシングは持久力の戦いだ。
俺はこの世界に来てからも、毎日のトレーニングを怠っていない。
無呼吸で一発でも多くのパンチを撃てるように、肺は徹底して鍛えている。
さぁアロル・ヘイモン、どっちが長く潜っていられるか勝負しようぜ!
・・・ぐっ、ま、まずい・・・こ、呼吸がつ、続かん・・・このままでは・・・
この状態はヘイモンにとって圧倒的に分が悪かった。
覚悟を決めて水に飛び込んだアラタは、肺の中に十分に空気を溜める事ができた。
それに反してヘイモンは、突然水の中に沈められた事で、動揺し空気を吐き出してしまった。
準備ができていたかいないか。これは非常に大きな差であった。
どうだ!アロル・ヘイモン!!
汚いやり方かもしれない。だがこの世界での戦いは生きるか死ぬかなんだろ?
その意味が俺にも分かってきたよ。
俺は死ぬわけにはいかないんだ・・・カチュアが待ってるんだ・・・絶対に生きて帰る!
そのためなら、なんだってしてやる!どんな事をしても生き抜いてみせる!
十分に空気を溜めて潜った俺と、覚悟もなく引きずりこまれたお前、これで俺より息が続くかな!?
ごぼぉぉぉーーー!
ついに苦しさのあまり、ヘイモンの口から残っていた空気が漏れだした。
死の縁に追い込まれ激しく手足をばたつかせる。
険しい表情、なりふりかまわないその姿は、生にしがみ付く人の本能と言えよう。
ばなぜーーーっつ!うがぁぁぁぁーーーっつ!
水中で声にならない叫びを上げるヘイモンに、アラタは視線を持って意思を返した。
離すかよ!ここで逃げられたら俺にはもう勝機はない!お前はここで・・・殺す!
残りの力を振り絞り、アラタはヘイモンの体を掴み押さえる。
死に物狂いで酸素を求めもがくヘイモン。
死力を尽くし押さえ込むアラタ。
そして・・・その時はおとずれた・・・・・
「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァ・・・・・・」
胸の高さまで水に浸かりながら、アラタは今し方まで争っていた老人が、水面に力無く浮かぶ姿を見つめていた。
溺死。
ピクリとも動かず、ただ水の動きに沿って体が流されている。もし生きていれば、呼吸をするために必ず顔を上げるはず。そうしないという事は、完全に死んでいるという事だ。
うつ伏せになっているため、どんな顔をしているか見えない事は幸いだった。
死に顔はおそらく忘れられないだろうから・・・・・
自分が息の根を止めておいておかしな言い方だが、ヘイモンの死をどう感じていいか複雑だった。
闇に落ちたトレバーを倒した時が、アラタの初めての殺人だったが、トレバーは元人間と言っていい程、人間離れした存在になっていた。そのため光の拳で消滅させた時も、罪悪感や罪の意識を感じる事もなかった。それは偽国王マウリシオの時も同様である。
だがこの老人アロル・ヘイモンは、悪霊に取り憑かれたと言っても完全に人間である。
そして水に沈めて溺死させるという方法も、光の拳で仕留めたトレバーと偽国王とは違い、妙に実感となって体に残っている。
おそらく初めての殺しが、トレバーではなくヘイモンであったならば、精神的なダメージは想像を絶していたであろう。
だがトレバーと偽国王、人の理から外れた二人との命のやりとりが精神的なクッションになり、アラタの心が壊れないように護っているのだ。
それでも、自分がこれで三人の命を奪い、罪の意識を感じなくなってきている事に、アラタは自分自身との向き合い方が分からず、その心は出口の見えない迷路に迷いこんでしまっていた。
・・・今更何を悩んでいるんだ?覚悟は決めたはずだ。この世界で生きていくならば、やらねばならない。レイチェルに言われたじゃないか、自分の命を大切にするんだ。
カチュアが俺の帰りを待っている。一人にしないと約束したじゃないか・・・これでいいんだ。
割り切ったはずだ。何度もそう自分に言い聞かせ心に蓋をする。
ふと、日本にいる家族の事が頭をよぎった。
今の俺を見たら、父さん、母さん、弟の健太は何て言うだろうか・・・・・
一瞬そんな事を考えてしまい、すぐに頭から振り払った。
深く考えてはいけない。考えてしまえば、どんどん心を病んでいくだろう。そう本能で察し気付かないふりをした。
「・・・今は、先に行こう。もうこんなに水が来て・・・る・・・」
戦いに勝った事で、緊張の糸が切れてしまったのかもしれない。
突然足から力が抜けて、その場で崩れるように顔から水面に倒れ伏した。
・・・・・あ?な、んだ・・・ち、から・・が・・・・・
光の力はまだリミットではない。大分消耗した事は確かだが、まだいくらかの余裕はあった。
では・・・この傷か・・・・・
リコ・ヴァリンに刺された脇腹の傷口は、ヘイモンの蹴りで完全に開き、血が止まらなくなっている。
ただでさえ出血量が多かったのに、この水のせいで更に多くの血を流された。
「・・・カ、チュア・・・」
そこでアラタの意識は闇の中に沈み込んだ
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