535 / 1,253
534 甘さ
しおりを挟む
アラタの背中に刺氷弾が突き刺さるかと思われたその時、振り返りざまにアラタは右腕を振るい、刺氷弾を叩き壊した。
「ッ!」
しかし、全弾を一撃で叩き壊す事はできず、数発は頬を、脇腹をかすめ、浅いながらもアラタに血を流させた。
偶然か?
いや、あの動きは分かっていなければできない。どうして攻撃の位置が分かった?
ミリアムは霧に身を隠しながらも、たえず動き続ける事で、自分の位置を特定される事がないように立ち回っていた。
背後からの刺氷弾は、複数発を同時に撃つ事ができるため、的が大きければ大きい程効果を発揮する。
初級の黒魔法だが、人一人を狙った場合、全身を刺し貫く恐ろしい魔法になる。
それが急所はおろか、頬と脇腹をかすめた程度の、ダメージとも呼べない程の傷しかつけられなかった事に、ミリアムは苛ただし気に唇を噛んだ。
「チッ、余計な魔力使わせてくれるね。だったらこいつでどうだ?」
ミリアムは両手を掲げると、冷気の魔力を集中させた。
頭上には、何十、何百もの氷柱が形作られる。それは周囲の温度を一斉に下げ、身震いする程の冷たさを感じさせた。
最初の爆裂弾で、効果的なダメージを与えられなかった時、ミリアムの選択肢は氷魔法に絞られた。
理由はミリアムの魔道具、霧の首飾り。
ミリアムの首から下げられているシルバーのネックレスは、魔力を霧に変える事ができる。
その効果範囲は絶大で、使用する魔力量にもよるが、数メートル先が見えない。と感じるくらいであれば、街一つを霧で覆う事も可能である。
しかし今ミリアムは、自分を中心に、数十メートルの範囲に集中して霧を出している。
それは自分の手の平でさえ、目の前に持って来なければ見えないレベルの濃霧だった。
これによってミリアムは、完全にアラタの視界を奪う事に成功した。
いや、アラタだけでなく、近くにいるリンジー、ファビアナ、ビリージョー、そして多少距離が離れてしまったが、レイチェルとガラハドも同じ条件下に巻き込まれている。
そして自分の魔力を使用しているため、この濃霧の中でもミリアムだけは霧の影響を一切受けない綺麗な視界でいられる事が、最大の強みである。
ただし氷魔法以外の、爆発魔法、風魔法、火魔法は、せっかくの霧を吹き飛ばしてしまうため、霧の首飾りを使用する時、ミリアムはあまり使う事はなかった。
数発程度で仕留められるならば別だが、今回アラタには期待したダメージは与える事ができなかった。
そのためミリアムは氷魔法一択に絞り、アラタを始末する事を選んだ。
「初級魔法だからって甘くみるヤツもいるけど、ようは使い方次第よ。全方位爆裂弾に通じる、この刺氷連弾、受けてみな!」
ミリアムが右手を振り下ろすと、上空で固められた数百にも及ぶ氷柱の半分がアラタに向けて撃ち放たれた。
・・・きた!
自分に向け放たれる殺気。アラタはそれを感じ取っていた。
ボクサー時代、アラタは相手が自分に向ける攻撃の気配を、敏感に感じ取れる事があった。
それはいつでもできる事ではない。だが、格上の相手と試合をする時、いつも以上の集中力を要求される時、それは無意識にアラタをいざなった。
そして今、視覚を奪われた絶体絶命の状況下の中で、アラタはミリアムから放たれた数百もの氷柱を全身で感じ取り、両の拳で撃ち落とした。
「なんだと!?」
驚愕するのはミリアムだった。
矢継ぎ早どころではない。
数百もの氷柱が一斉に撃ち放たれたのだ。いかにハンドスピードがあろうが、左右の拳だけで追いつくはずがない!
少なくとも半分、最低でも1/3は必ず食らう!喰らわなければならない!
「いったい・・・この男は・・・」
ミリアムは掲げている左手の上の氷柱に目を向けた。
左手の分だけでもまだ数百発は残っている。
しかし・・・今、残りのこれを放ってコイツに当てる事ができるのか!?
いいや、考えていてもしかたない!今はただ撃て!
ミリアムは左手をアラタに向けて、勢いよく振り下ろした。
迫りくる殺意の氷を、アラタは一発もその身に通さず、流れるように拳を振るい次々と叩き落としていた。
・・・・・この感覚だ・・・余計な事は考えるな・・・感覚に身を任せて拳を使えばいい・・・
この時アラタはほぼ無心だった。
一切の無駄のない動きで、ミリアムの追撃の刺氷弾さえもことごとく撃ち落とし、そのまま前に足を踏み出した。
今のアラタに、視覚でミリアムを捉えるすべはない。
しかし、自分に向けられる強烈な殺意は感じ取り、そこにミリアムがいる事を察知していた。
このままこの女を取り押さえる!アラタは強く大地を蹴った。
ミリアムは、自身の出した氷魔法によって、辺りが凍える程の寒さになっているにも関わらず、精神的発汗で、その背中を濡らしていた。
全ての刺氷弾を撃ち放った。
だが、アラタはそれら全てを撃ち落とし、こちらに向かい駆けて来る。
馬鹿な!視界を封じられているのに、あれだけの数の刺氷弾で一発もかすりさえしないのか!?不可能だ!
「くっ!このぉッツ・・・!?」
再び両手に魔力を集中させ、次の魔法を放とうとしたが、それよりも早く霧を抜け距離を詰めたアラタに、その両手首を押さえられた。
「ここまでだ」
「痛ッ!」
強い力で両手を捻られる。
ミリアムはその苦痛の顔をゆがませ、魔力を散らされてしまう。
「さぁ、この霧を解け。そしてお前達帝国が何を企んでるのか、洗いざらい吐いてもらうぞ」
顔を近づけて冷たく低い声でそう告げると、ミリアムの手首を握る力を強め、骨が折れるギリギリまで締め上げる。黙っていれば折る。暗にそう警告する。
アラタはこれで決着だと思った。
魔法使いの身柄を押さえれば、確かに普通はそれで決着である。
魔法を使おうにも、痛みにより集中できず魔力は散らされてしまう。
その認識は間違ってはいない。
しかし、それは自分の身を案じる者にだけ通じる理屈である。
いかに自分が傷つこうが、目的を優先する者にその理屈は当てはまらない。
アラタ自身もそういう行動をとる傾向があるが、他人にそれを求めない思考、優しさとも言えるが、その甘さが致命的だった。
ミリアムは追い詰められながらも口の端を上げ笑った。
痛みに大粒の汗の玉が浮かび、額から流れ落ちるが、その目は闘争心、目の前の敵、アラタへの殺意を失っていない。
「氷漬けになるがいい」
嘲笑さえ含んだその声がアラタの耳に届くか否か、ミリアムの全身から氷の魔力が放出され、自分もろともアラタを巻き添えにした渾身の上級黒魔法、竜氷縛が撃ち放たれた。
「ッ!」
しかし、全弾を一撃で叩き壊す事はできず、数発は頬を、脇腹をかすめ、浅いながらもアラタに血を流させた。
偶然か?
いや、あの動きは分かっていなければできない。どうして攻撃の位置が分かった?
ミリアムは霧に身を隠しながらも、たえず動き続ける事で、自分の位置を特定される事がないように立ち回っていた。
背後からの刺氷弾は、複数発を同時に撃つ事ができるため、的が大きければ大きい程効果を発揮する。
初級の黒魔法だが、人一人を狙った場合、全身を刺し貫く恐ろしい魔法になる。
それが急所はおろか、頬と脇腹をかすめた程度の、ダメージとも呼べない程の傷しかつけられなかった事に、ミリアムは苛ただし気に唇を噛んだ。
「チッ、余計な魔力使わせてくれるね。だったらこいつでどうだ?」
ミリアムは両手を掲げると、冷気の魔力を集中させた。
頭上には、何十、何百もの氷柱が形作られる。それは周囲の温度を一斉に下げ、身震いする程の冷たさを感じさせた。
最初の爆裂弾で、効果的なダメージを与えられなかった時、ミリアムの選択肢は氷魔法に絞られた。
理由はミリアムの魔道具、霧の首飾り。
ミリアムの首から下げられているシルバーのネックレスは、魔力を霧に変える事ができる。
その効果範囲は絶大で、使用する魔力量にもよるが、数メートル先が見えない。と感じるくらいであれば、街一つを霧で覆う事も可能である。
しかし今ミリアムは、自分を中心に、数十メートルの範囲に集中して霧を出している。
それは自分の手の平でさえ、目の前に持って来なければ見えないレベルの濃霧だった。
これによってミリアムは、完全にアラタの視界を奪う事に成功した。
いや、アラタだけでなく、近くにいるリンジー、ファビアナ、ビリージョー、そして多少距離が離れてしまったが、レイチェルとガラハドも同じ条件下に巻き込まれている。
そして自分の魔力を使用しているため、この濃霧の中でもミリアムだけは霧の影響を一切受けない綺麗な視界でいられる事が、最大の強みである。
ただし氷魔法以外の、爆発魔法、風魔法、火魔法は、せっかくの霧を吹き飛ばしてしまうため、霧の首飾りを使用する時、ミリアムはあまり使う事はなかった。
数発程度で仕留められるならば別だが、今回アラタには期待したダメージは与える事ができなかった。
そのためミリアムは氷魔法一択に絞り、アラタを始末する事を選んだ。
「初級魔法だからって甘くみるヤツもいるけど、ようは使い方次第よ。全方位爆裂弾に通じる、この刺氷連弾、受けてみな!」
ミリアムが右手を振り下ろすと、上空で固められた数百にも及ぶ氷柱の半分がアラタに向けて撃ち放たれた。
・・・きた!
自分に向け放たれる殺気。アラタはそれを感じ取っていた。
ボクサー時代、アラタは相手が自分に向ける攻撃の気配を、敏感に感じ取れる事があった。
それはいつでもできる事ではない。だが、格上の相手と試合をする時、いつも以上の集中力を要求される時、それは無意識にアラタをいざなった。
そして今、視覚を奪われた絶体絶命の状況下の中で、アラタはミリアムから放たれた数百もの氷柱を全身で感じ取り、両の拳で撃ち落とした。
「なんだと!?」
驚愕するのはミリアムだった。
矢継ぎ早どころではない。
数百もの氷柱が一斉に撃ち放たれたのだ。いかにハンドスピードがあろうが、左右の拳だけで追いつくはずがない!
少なくとも半分、最低でも1/3は必ず食らう!喰らわなければならない!
「いったい・・・この男は・・・」
ミリアムは掲げている左手の上の氷柱に目を向けた。
左手の分だけでもまだ数百発は残っている。
しかし・・・今、残りのこれを放ってコイツに当てる事ができるのか!?
いいや、考えていてもしかたない!今はただ撃て!
ミリアムは左手をアラタに向けて、勢いよく振り下ろした。
迫りくる殺意の氷を、アラタは一発もその身に通さず、流れるように拳を振るい次々と叩き落としていた。
・・・・・この感覚だ・・・余計な事は考えるな・・・感覚に身を任せて拳を使えばいい・・・
この時アラタはほぼ無心だった。
一切の無駄のない動きで、ミリアムの追撃の刺氷弾さえもことごとく撃ち落とし、そのまま前に足を踏み出した。
今のアラタに、視覚でミリアムを捉えるすべはない。
しかし、自分に向けられる強烈な殺意は感じ取り、そこにミリアムがいる事を察知していた。
このままこの女を取り押さえる!アラタは強く大地を蹴った。
ミリアムは、自身の出した氷魔法によって、辺りが凍える程の寒さになっているにも関わらず、精神的発汗で、その背中を濡らしていた。
全ての刺氷弾を撃ち放った。
だが、アラタはそれら全てを撃ち落とし、こちらに向かい駆けて来る。
馬鹿な!視界を封じられているのに、あれだけの数の刺氷弾で一発もかすりさえしないのか!?不可能だ!
「くっ!このぉッツ・・・!?」
再び両手に魔力を集中させ、次の魔法を放とうとしたが、それよりも早く霧を抜け距離を詰めたアラタに、その両手首を押さえられた。
「ここまでだ」
「痛ッ!」
強い力で両手を捻られる。
ミリアムはその苦痛の顔をゆがませ、魔力を散らされてしまう。
「さぁ、この霧を解け。そしてお前達帝国が何を企んでるのか、洗いざらい吐いてもらうぞ」
顔を近づけて冷たく低い声でそう告げると、ミリアムの手首を握る力を強め、骨が折れるギリギリまで締め上げる。黙っていれば折る。暗にそう警告する。
アラタはこれで決着だと思った。
魔法使いの身柄を押さえれば、確かに普通はそれで決着である。
魔法を使おうにも、痛みにより集中できず魔力は散らされてしまう。
その認識は間違ってはいない。
しかし、それは自分の身を案じる者にだけ通じる理屈である。
いかに自分が傷つこうが、目的を優先する者にその理屈は当てはまらない。
アラタ自身もそういう行動をとる傾向があるが、他人にそれを求めない思考、優しさとも言えるが、その甘さが致命的だった。
ミリアムは追い詰められながらも口の端を上げ笑った。
痛みに大粒の汗の玉が浮かび、額から流れ落ちるが、その目は闘争心、目の前の敵、アラタへの殺意を失っていない。
「氷漬けになるがいい」
嘲笑さえ含んだその声がアラタの耳に届くか否か、ミリアムの全身から氷の魔力が放出され、自分もろともアラタを巻き添えにした渾身の上級黒魔法、竜氷縛が撃ち放たれた。
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる