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462 信じる心
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柄から放出されているエネルギーは、まるでハンマーのように丸く、そして巨大で金色に輝くエネルギーの塊だった。
「オラァァァァーーーッツ!」
「な、なんだと!?」
それはレオの予想を超える攻撃だった。
そしてジャレットの気迫・・・手負いの獣かと見紛う程の叫び、その殺気は、一瞬・・・レオ本人が自覚できない程の、ほんの一瞬だが、レオを怯ませる事に成功した。
振るわれたその一撃に、レオは回避が間に合わず左腕を盾にして防御を図った。
さっきまではそれでよかった。片腕でも余裕で防ぐことができた。しかし、レオは見誤った。
ジャレットの攻撃力は、さっきまでとは別レベルの強さだという事に。
「なっ!?お、重・・・い!?」
「斬れねぇんなら、ぶっ潰してやらぁぁぁーッツ!」
振り抜いたその一撃は、レオの巨体を弾き飛ばし、壁に叩きつけた。
「ガッ・・・はぁッツ!」
背中から胸へ突き抜ける衝撃がレオを襲う。
壁へ叩きつけられた反動で、体が僅かに宙に浮かされる。爪先が床に触れそうになった瞬間、今度は腹部全体を叩き潰されそうな程の圧力と共に、レオの体は再び強引に壁に叩きつけられる。
オーラブレードを握ったジャレットが、体を捻り全力でレオの腹に打ちつけたのだ。
金色に輝くそのエネルギーの塊は、レオの腹から胸にかけて全て覆う程の大きさで、形状をハンマーのように丸く変えていた。
「グ・・・ガハァッツ・・・ア・・・」
レオ・アフマダリエフは、今自分がどういう状況にあるのか理解できないでいた。
19歳の時に父から四勇士のお役目を継承した時には、すでに父をはるかに凌駕する実力を兼ね備えており、圧倒的に恵まれた身体能力、そして耐魔の鎧に、見通しの目。これだけの装備で苦戦するはずがなかった。
しかし現実は、体格面で一回りも二回りも劣る男に壁際に追い詰められ、体中を打ち付けられていた。
ジャレットの持つ武器はさっきまでの銀色の剣とは違い、今度は巨大なハンマーと見紛う程の形状に変わっていて、金色の凄まじいエネルギーを発していた。
この一撃が桁違いに重かった。
「ウオォォォォォォーーーッツ!」
声を張り上げジャレットはレオを打ち続ける。
鎧越しでも確かな手応えはあった。レオは確実にダメージを蓄積させていて、このまま打ち続ければいずれはジャレットが勝利できるとも思えた。
だが、レオは防戦一方になりながらも頭部だけは確実に護っていた。
この威力の攻撃を頭に一撃でも受ければ、いかにレオとて耐える事はできない。レオは自分自身でそれをよく分かっていた。
そしてレオは防御に徹しながらも、決して冷静さを失わずにジャレットを観察していた。
ジャレットの武器は体力を対価として発動する物であり、銀色の剣より明らかにパワーアップしている以上、その対価の消費は先程までとは比べ物にならないだろう。
付け入る隙は必ずある。
メイスを握るレオの右手に力が入る。
・・・店長、やってやるぜ・・・このままコイツをぶっ潰してやる!
オーラブレードを握るジャレットの腕に一層力が入り、レオの頭部に叩きつける。
しかし、頭部を狙われる事を分かっているレオは、両腕を盾にしてその一撃を防ぎきる。
それでも、防御の上からでも確実にダメージは通っていた。
止む事のないジャレットの連打に、レオの体は痛みを蓄え始めていた。
頭部を護る腕は痺れ始め、僅かに震え出した。
足腰も意識して力を入れなければ、膝を着きそうになる。
防御する腕の隙間からジャレットを観察するレオの目に、僅かながら動揺の色が浮かぶ。
一体何を考えている?
体力が尽きれば、俺に殺されるだけだというのは明白。
それなのに、この男の攻撃はまるで後の事を考えていないかのようだ。
それともこのまま俺を倒しきるまで、自分の体力が持つと確信しているのか?
・・・いや、それはない!顔をみれば分かる。この男だって苦しいのだ。
歯を食いしばり、必死な目だ。汗の量からも、すでに相当な体力を消耗している事は明白だ。
もう限界は近いだろう。
俺を倒しきる事はできないと分かっているはずだ。ならばなぜ?
賭けにでたか?いや、それならば、もう自分の負けだと理解しているはず。それでここまで必死になれるものなのか?
死んでもいいという気持ちでの悪あがきか?それなら理解できなくはない。
だが、この男がそんな行動にでるだろうか?
こいつは・・・こいつの行動理念は・・・・・!
レオがジャレットの狙いに気付くと同時に、ジャレットの渾身の、全身全霊の最後の一撃がレオの頭部に振り下ろされた。
「店長、それ・・・なんスか?」
店長の握る柄からは、金色に光るエネルギーが放出され、それはまるで斧のように形を変えていた。
「これがオーラブレードの真の力だ。頭でイメージして、その通りの形を作る事ができる。今、俺は斧をイメージしているが、槍でも鎌でもハンマーでも、何にでも形を変える事はできる。やってみろ」
そう言ってエネルギーの放出を止めると、店長は柄を俺に放り投げた。
「おっと・・・へぇ、イメージして好きな形、か・・・」
柄をキャッチして、俺は店長と同じ斧をイメージしてみた。
「・・・・・ぐ・・・むむ・・・!」
イメージしてみたがまるでうまくいかなかった。
金色のエネルギーは放出されたが、不安定でまるで斧の形を成そうとしない。
ただ、エネルギーが垂れ流されているだけで、全く何もできなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・て、店長、これ・・・けっこう、疲れますね?」
「はは、まぁね・・・銀の剣は気を込めるだけの単純なものだから誰でも出せる。けれど、これはイメージを流して形作るから、想像力も必要だし、エネルギーを安定させる集中力も必要だ。けれど、少しの力で使える銀の剣と違って、金のエネルギーはリミットが無い。ジャレットの体力次第でいくらでも威力を上げる事ができる。きっとジャレットの切り札になるはずだ。しっかり練習しておけよ」
・・・・・店長・・・最高の切り札でしたよ・・・・・
レオの頭に叩きつけたジャレットの最後の一撃は、やはりレオの両腕によって防がれていた。
しかし、力尽き倒れこむジャレットの耳は、レオの鋼鉄の腕当てが砕け散る音を確かに聞いた。
「な、なんだとォォォッツ!?」
鋼鉄の腕当てが砕け散り、レオの生身の両腕がむき出しになった。
圧倒的防御力を誇る耐魔の鎧が砕かれるなど、全く予想だにしていなかったレオは、ジャレットが倒れ反撃に移るよりも、あまりの驚愕に声を上げ、完全に注意が逸れた。
この時勝敗が分かれた。
レオが我を忘れず、すぐにジャレットの頭を叩き潰していればレオに軍配が上がっていた。
しかしこの時のレオは、通しの目からおくられてきた映像にさえ、すぐに意識が向かない程の衝撃を受けており、それをまともに浴びてしまった。
それとは・・・・・
空気さえ凍てつかせ、生きる物全ての生命活動を止める、氷の上級黒魔法竜氷縛。
「ジャレット、私が立ち上がると信じてくれたあなたの気持ちに、私も応えてみせる!」
残り全ての魔力を込めたシルヴィアの竜氷縛が、レオを喰らい呑み込んだ。
「ぐおぉぉぉぉぉーーーッツ!こんな、ものでぇぇぇぇーーーッツ!」
その竜氷縛は、この部屋を破壊するのではと思える程に巨大なものだった。
竜に顎に捕らわれたレオは、呑み込まれまいと両手で顎を抑える。
万全のレオであれば、脱出は可能だった。しかし、今レオの両腕は、ジャレットの連打によって甚大なダメージを受けており、竜に抗える程の力はとても出す事ができなかった。
竜の顎を抑えた両腕はあっさりと弾かれてしまい、レオは氷の竜に喰らわれその腹へと吞み込まれた。
「こ、こんなものでこの俺を封じれると思うなァッツ!」
竜の腹の中で、徐々に体が氷漬けにされていくが、レオはシルヴィアの最初の竜氷縛を破った時と同様に、全身に力を漲らせた。
「やらせない!雪の花よ!レオを氷り付かせなさい!」
レオが今まさに力を解放しようとした瞬間、シルヴィアは胸から下げた、雪の結晶をモチーフにしたシルバーのネックレスを手に取り叫んだ。
「ッツ!?な、ん、だ、と・・・!?」
突如、竜氷縛の圧力が強まり、レオは筋肉を震わせる事も出来ない程に氷で固められた。
5~6メートルはあろう天井に届く程の高さにまで達した巨大な氷の竜の中で、レオは動きを完全に封じられ、もはやその目で眼下のシルヴィアを見る事しかできなかった。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・最後に、教えて、あげる・・・・・私の魔道具雪の花は、氷魔法に限り、その威力を大きく上げてくれるのよ・・・あなたはもう、抜け出せない・・・」
店長・・・ありがとう・・・・・
それはあの日、店長に全てを受け止めてもらい、過去の呪いを断ち切った時に店長からもらったネックレスだった。
「言ったでしょう?私、氷魔法が得意なの」
氷の中のレオを見上げ、シルヴィアは指を突き付けた。
「オラァァァァーーーッツ!」
「な、なんだと!?」
それはレオの予想を超える攻撃だった。
そしてジャレットの気迫・・・手負いの獣かと見紛う程の叫び、その殺気は、一瞬・・・レオ本人が自覚できない程の、ほんの一瞬だが、レオを怯ませる事に成功した。
振るわれたその一撃に、レオは回避が間に合わず左腕を盾にして防御を図った。
さっきまではそれでよかった。片腕でも余裕で防ぐことができた。しかし、レオは見誤った。
ジャレットの攻撃力は、さっきまでとは別レベルの強さだという事に。
「なっ!?お、重・・・い!?」
「斬れねぇんなら、ぶっ潰してやらぁぁぁーッツ!」
振り抜いたその一撃は、レオの巨体を弾き飛ばし、壁に叩きつけた。
「ガッ・・・はぁッツ!」
背中から胸へ突き抜ける衝撃がレオを襲う。
壁へ叩きつけられた反動で、体が僅かに宙に浮かされる。爪先が床に触れそうになった瞬間、今度は腹部全体を叩き潰されそうな程の圧力と共に、レオの体は再び強引に壁に叩きつけられる。
オーラブレードを握ったジャレットが、体を捻り全力でレオの腹に打ちつけたのだ。
金色に輝くそのエネルギーの塊は、レオの腹から胸にかけて全て覆う程の大きさで、形状をハンマーのように丸く変えていた。
「グ・・・ガハァッツ・・・ア・・・」
レオ・アフマダリエフは、今自分がどういう状況にあるのか理解できないでいた。
19歳の時に父から四勇士のお役目を継承した時には、すでに父をはるかに凌駕する実力を兼ね備えており、圧倒的に恵まれた身体能力、そして耐魔の鎧に、見通しの目。これだけの装備で苦戦するはずがなかった。
しかし現実は、体格面で一回りも二回りも劣る男に壁際に追い詰められ、体中を打ち付けられていた。
ジャレットの持つ武器はさっきまでの銀色の剣とは違い、今度は巨大なハンマーと見紛う程の形状に変わっていて、金色の凄まじいエネルギーを発していた。
この一撃が桁違いに重かった。
「ウオォォォォォォーーーッツ!」
声を張り上げジャレットはレオを打ち続ける。
鎧越しでも確かな手応えはあった。レオは確実にダメージを蓄積させていて、このまま打ち続ければいずれはジャレットが勝利できるとも思えた。
だが、レオは防戦一方になりながらも頭部だけは確実に護っていた。
この威力の攻撃を頭に一撃でも受ければ、いかにレオとて耐える事はできない。レオは自分自身でそれをよく分かっていた。
そしてレオは防御に徹しながらも、決して冷静さを失わずにジャレットを観察していた。
ジャレットの武器は体力を対価として発動する物であり、銀色の剣より明らかにパワーアップしている以上、その対価の消費は先程までとは比べ物にならないだろう。
付け入る隙は必ずある。
メイスを握るレオの右手に力が入る。
・・・店長、やってやるぜ・・・このままコイツをぶっ潰してやる!
オーラブレードを握るジャレットの腕に一層力が入り、レオの頭部に叩きつける。
しかし、頭部を狙われる事を分かっているレオは、両腕を盾にしてその一撃を防ぎきる。
それでも、防御の上からでも確実にダメージは通っていた。
止む事のないジャレットの連打に、レオの体は痛みを蓄え始めていた。
頭部を護る腕は痺れ始め、僅かに震え出した。
足腰も意識して力を入れなければ、膝を着きそうになる。
防御する腕の隙間からジャレットを観察するレオの目に、僅かながら動揺の色が浮かぶ。
一体何を考えている?
体力が尽きれば、俺に殺されるだけだというのは明白。
それなのに、この男の攻撃はまるで後の事を考えていないかのようだ。
それともこのまま俺を倒しきるまで、自分の体力が持つと確信しているのか?
・・・いや、それはない!顔をみれば分かる。この男だって苦しいのだ。
歯を食いしばり、必死な目だ。汗の量からも、すでに相当な体力を消耗している事は明白だ。
もう限界は近いだろう。
俺を倒しきる事はできないと分かっているはずだ。ならばなぜ?
賭けにでたか?いや、それならば、もう自分の負けだと理解しているはず。それでここまで必死になれるものなのか?
死んでもいいという気持ちでの悪あがきか?それなら理解できなくはない。
だが、この男がそんな行動にでるだろうか?
こいつは・・・こいつの行動理念は・・・・・!
レオがジャレットの狙いに気付くと同時に、ジャレットの渾身の、全身全霊の最後の一撃がレオの頭部に振り下ろされた。
「店長、それ・・・なんスか?」
店長の握る柄からは、金色に光るエネルギーが放出され、それはまるで斧のように形を変えていた。
「これがオーラブレードの真の力だ。頭でイメージして、その通りの形を作る事ができる。今、俺は斧をイメージしているが、槍でも鎌でもハンマーでも、何にでも形を変える事はできる。やってみろ」
そう言ってエネルギーの放出を止めると、店長は柄を俺に放り投げた。
「おっと・・・へぇ、イメージして好きな形、か・・・」
柄をキャッチして、俺は店長と同じ斧をイメージしてみた。
「・・・・・ぐ・・・むむ・・・!」
イメージしてみたがまるでうまくいかなかった。
金色のエネルギーは放出されたが、不安定でまるで斧の形を成そうとしない。
ただ、エネルギーが垂れ流されているだけで、全く何もできなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・て、店長、これ・・・けっこう、疲れますね?」
「はは、まぁね・・・銀の剣は気を込めるだけの単純なものだから誰でも出せる。けれど、これはイメージを流して形作るから、想像力も必要だし、エネルギーを安定させる集中力も必要だ。けれど、少しの力で使える銀の剣と違って、金のエネルギーはリミットが無い。ジャレットの体力次第でいくらでも威力を上げる事ができる。きっとジャレットの切り札になるはずだ。しっかり練習しておけよ」
・・・・・店長・・・最高の切り札でしたよ・・・・・
レオの頭に叩きつけたジャレットの最後の一撃は、やはりレオの両腕によって防がれていた。
しかし、力尽き倒れこむジャレットの耳は、レオの鋼鉄の腕当てが砕け散る音を確かに聞いた。
「な、なんだとォォォッツ!?」
鋼鉄の腕当てが砕け散り、レオの生身の両腕がむき出しになった。
圧倒的防御力を誇る耐魔の鎧が砕かれるなど、全く予想だにしていなかったレオは、ジャレットが倒れ反撃に移るよりも、あまりの驚愕に声を上げ、完全に注意が逸れた。
この時勝敗が分かれた。
レオが我を忘れず、すぐにジャレットの頭を叩き潰していればレオに軍配が上がっていた。
しかしこの時のレオは、通しの目からおくられてきた映像にさえ、すぐに意識が向かない程の衝撃を受けており、それをまともに浴びてしまった。
それとは・・・・・
空気さえ凍てつかせ、生きる物全ての生命活動を止める、氷の上級黒魔法竜氷縛。
「ジャレット、私が立ち上がると信じてくれたあなたの気持ちに、私も応えてみせる!」
残り全ての魔力を込めたシルヴィアの竜氷縛が、レオを喰らい呑み込んだ。
「ぐおぉぉぉぉぉーーーッツ!こんな、ものでぇぇぇぇーーーッツ!」
その竜氷縛は、この部屋を破壊するのではと思える程に巨大なものだった。
竜に顎に捕らわれたレオは、呑み込まれまいと両手で顎を抑える。
万全のレオであれば、脱出は可能だった。しかし、今レオの両腕は、ジャレットの連打によって甚大なダメージを受けており、竜に抗える程の力はとても出す事ができなかった。
竜の顎を抑えた両腕はあっさりと弾かれてしまい、レオは氷の竜に喰らわれその腹へと吞み込まれた。
「こ、こんなものでこの俺を封じれると思うなァッツ!」
竜の腹の中で、徐々に体が氷漬けにされていくが、レオはシルヴィアの最初の竜氷縛を破った時と同様に、全身に力を漲らせた。
「やらせない!雪の花よ!レオを氷り付かせなさい!」
レオが今まさに力を解放しようとした瞬間、シルヴィアは胸から下げた、雪の結晶をモチーフにしたシルバーのネックレスを手に取り叫んだ。
「ッツ!?な、ん、だ、と・・・!?」
突如、竜氷縛の圧力が強まり、レオは筋肉を震わせる事も出来ない程に氷で固められた。
5~6メートルはあろう天井に届く程の高さにまで達した巨大な氷の竜の中で、レオは動きを完全に封じられ、もはやその目で眼下のシルヴィアを見る事しかできなかった。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・最後に、教えて、あげる・・・・・私の魔道具雪の花は、氷魔法に限り、その威力を大きく上げてくれるのよ・・・あなたはもう、抜け出せない・・・」
店長・・・ありがとう・・・・・
それはあの日、店長に全てを受け止めてもらい、過去の呪いを断ち切った時に店長からもらったネックレスだった。
「言ったでしょう?私、氷魔法が得意なの」
氷の中のレオを見上げ、シルヴィアは指を突き付けた。
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