208 / 1,263
【208 物件のイメージ】
しおりを挟む
「いやぁ、レオネラさんてすごいんだね!カエストゥスの行商をまかされてるんだ?」
私とジャニスさんとレオネラさんは、三人で喫茶店に入りお茶をしている。
喫茶モロニーという初めて入ったお店だったけれど、丸太を縦半分に切ったテーブルや、窓辺に置かれた花など、木の温もりが感じられるし、落ち着いた雰囲気の素敵なお店だった。
紅茶とケーキのセットを人数分頼み、食べながらお話しをしていたのだけど、レオネラさんのお仕事の話しになると、私もジャニスさんもとても刺激を受けた。
「そうだねぇ~、ロンズデール国内はまだ父が回しているけど、もう年だからね。遠出できる体力が無いんだよね。だから、国外は私がまかされてるんだよ。と言っても私は主にカエストゥスで、クインズベリーとか、ブロートンには任せられる部下を行かせてるけどねぇ~」
「レオネラさん、私と同じ23歳なのに、大陸中で行商をされてるなんて・・・尊敬します。それだけ大きな商会だから、他国で物件の取り扱いもできるようになったんですね」
レオネラさんは紅茶を口に含むと、ゆっくり味わうように喉に流し、ホっと息をついて軽く手を振った。
「尊敬なんてやめてよぉ~、同い歳でしょ?ジャニスちゃんみたく、気安い感じでいいから。ヤヨイちゃん、アタシね、10歳になってからはずっと父の仕事を手伝ってきたの。楽しかったわ。
元々商売は好きだったのね・・・大陸中を回って、色んな職人さんとも出会って・・・充実してた。でも・・・お友達はできなかった。みんなアタシを、アラルコン商会の娘としか見てくれなかった。だから、こんな風に喫茶店で女の子とケーキ食べるのなんて、実は初めてなんだよねぇ~・・・・・」
正面に座るレオネラさんは、笑顔だけどほんの少し寂しそうに見える。
私はつい、レオネラさんの手を取っていた。
「私とお友達になりま・・・・・お友達になろう?レオネラさ・・・ちゃん」
「・・・ヤヨイちゃん」
「あ~ヤヨイさん、レオネラさん、私も入れてよ」
隣のジャニスさんが、私とレオネラちゃんの手に、手を重ねた。
私とジャニスさんは顔を合わせて笑顔を笑い合うと、レオネラちゃんにも笑顔を向けた。
「ね?私達とお友達になろう?レオネラちゃん」
「・・・うん!嬉しいよ!よろしくねヤヨイちゃん、ジャニスちゃん」
そう言って微笑むレオネラちゃんの表情は、さっきまでのどこか一歩引いた感じではなく、気を許した友達に見せる本当の笑顔に見えた。
それから私達は、孤児院の事やリサイクルショップの計画の事、お互いの事を沢山話した。
考えてみると、この世界で同い歳のお友達は初めてだ。
なんだかすごく嬉しかった。
ちなみに、最初に声をかけてきたあの男は、アラルコン商会の名前を聞くと、そそくさと逃げ出して行った。
あの男が、いわゆる詐欺かどうかはハッキリしなかったけど、良い印象はなかったからレオネラちゃんの助けに感謝だ。
レオネラちゃんが言うには、見せかけだけ取り繕って、欠陥のある物件を契約させようとする悪い業者もいるから、物件を選ぶ時は、慎重に信用できる人から買うようにと念を押された。
じゃあ、少なくとも今回は大丈夫だね。レオネラちゃんを見てそう返事をすると、一瞬だけ目を丸くして、責任重大だぁ~と言って笑ってくれた。
喫茶店を出た後、レオネラちゃんが案内してくれた物件は、私のイメージに大分近い建物だった。
首都バンテージのカラフルな建物とは違い、横に長いだけの石作りで、50坪あるかないかくらいだ。
中もシンプルで、休憩室に使えそうな部屋が一室あり、あとは1/3くらいのスペースが、倉庫や事務所用として区分されていたくらいだ。
前の持ち主は魔道具屋を営んでいたそうだけど、高齢になり隠居したためここを売ったそうだ。
「あ~、そう言えば確かにここ、元は魔道具屋だったかも。閉店したの五年くらい前じゃないかな?忘れてた」
建物に入り、中を見ているとジャニスさんが一人言のように呟いた。
懐かしそうに目を細め、壁や、残されたテーブルに触れている。
「ここどうかな?50坪で、買うなら切りよく2,000万イエン。もちろん分割もできるよ。借りるんなら月15万イエン」
値段を聞いて少し考えてみた。
日本で東京なら、とてもそんな値段では買えない。二倍、いやそれ以上かかるかもしれない。
ここはカエストゥスの首都バンテージだけど、土地、建物の相場は、日本で言う地方くらいの感覚で考えていいのかもしれない。
「私はよく分かんないや。ヤヨイさん、どう?イメージに合う?」
「・・・うん。いいと思う。立地も良いし、私の考えてる規模にも合うわ。お値段も妥当ね。あとはブレンダン様にも一度見ていただいて、了承が得られたら契約ね。レオネラちゃん、明日も予定大丈夫かな?他にも見て欲しい人がいるの」
「いいよぉ~、じゃあとりあえず押さえておくね。明日もここで待ち合わせにする?」
私達は明日の同じ時間にここで待ち合わせをする事にして、この日はお別れをした。
帰り道はすっかり暗くなっていた。冬は夜が長い。
ジャニスさんと並んで歩き、物件の感想を話しあった。お店のレイアウトについて、私のイメージを話すと、ジャニスさんも、良いねと賛同してくれた。
この世界は車が無いから駐車場がまず必要ない。
馬車はあるけど、リサイクルショップに馬車で来て、馬車で帰るというのも考え辛いので、馬車のスペースを気にする必要はないと思った。
だから建物の内装だけ気にすればいい。
おおまかだけど、基本的には入口を入ったらすぐ横に買い取りカウンター。
買い取りカウンターの隣には会計レジ。
あとはハンガーやワゴン、平台なんかをジャンル毎に分類して配置すればいい。
奥には休憩室と倉庫もあったので、実に使い安い物件だと思った。
ジャニスさんは、自分は商売経験ないからまかせるよ。と言ってくれたけど、一緒にやるのだから、できるだけ話し合って決めたい。
明日はブレンダン様だけじゃなく、できればウィッカーさんとメアリーちゃんも連れて行きたい。
「ヤヨイさん、なんか楽しそうな顔してるね?」
「え?そうかな?」
「うん。やりたい事が見つかったからだよね?なんか、前より生き生きしてるって感じかな」
自覚は無かったけど、そうなのかもしれない。
ブレンダン様に許可をいただいてから、私は毎日リサイクルショップの事で頭がいっぱいだ。
日本のウイニングで働いていた時間は、私にとって本当に大切なものだったんだなと改めて実感した。
「・・・そうね。私、本当に楽しみなんだ。早くお店オープンさせたいな」
前を向いたまま、自分の気持ちを確認するように口にすると、ジャニスさんは、そっか、と言って私の手を取った。
「ヤヨイさん、冷え性だったよね。私はあったかいよ」
ジャニスさんと手を繋いで帰ったこの日は、外の風もいつもより暖かく感じた。
私とジャニスさんとレオネラさんは、三人で喫茶店に入りお茶をしている。
喫茶モロニーという初めて入ったお店だったけれど、丸太を縦半分に切ったテーブルや、窓辺に置かれた花など、木の温もりが感じられるし、落ち着いた雰囲気の素敵なお店だった。
紅茶とケーキのセットを人数分頼み、食べながらお話しをしていたのだけど、レオネラさんのお仕事の話しになると、私もジャニスさんもとても刺激を受けた。
「そうだねぇ~、ロンズデール国内はまだ父が回しているけど、もう年だからね。遠出できる体力が無いんだよね。だから、国外は私がまかされてるんだよ。と言っても私は主にカエストゥスで、クインズベリーとか、ブロートンには任せられる部下を行かせてるけどねぇ~」
「レオネラさん、私と同じ23歳なのに、大陸中で行商をされてるなんて・・・尊敬します。それだけ大きな商会だから、他国で物件の取り扱いもできるようになったんですね」
レオネラさんは紅茶を口に含むと、ゆっくり味わうように喉に流し、ホっと息をついて軽く手を振った。
「尊敬なんてやめてよぉ~、同い歳でしょ?ジャニスちゃんみたく、気安い感じでいいから。ヤヨイちゃん、アタシね、10歳になってからはずっと父の仕事を手伝ってきたの。楽しかったわ。
元々商売は好きだったのね・・・大陸中を回って、色んな職人さんとも出会って・・・充実してた。でも・・・お友達はできなかった。みんなアタシを、アラルコン商会の娘としか見てくれなかった。だから、こんな風に喫茶店で女の子とケーキ食べるのなんて、実は初めてなんだよねぇ~・・・・・」
正面に座るレオネラさんは、笑顔だけどほんの少し寂しそうに見える。
私はつい、レオネラさんの手を取っていた。
「私とお友達になりま・・・・・お友達になろう?レオネラさ・・・ちゃん」
「・・・ヤヨイちゃん」
「あ~ヤヨイさん、レオネラさん、私も入れてよ」
隣のジャニスさんが、私とレオネラちゃんの手に、手を重ねた。
私とジャニスさんは顔を合わせて笑顔を笑い合うと、レオネラちゃんにも笑顔を向けた。
「ね?私達とお友達になろう?レオネラちゃん」
「・・・うん!嬉しいよ!よろしくねヤヨイちゃん、ジャニスちゃん」
そう言って微笑むレオネラちゃんの表情は、さっきまでのどこか一歩引いた感じではなく、気を許した友達に見せる本当の笑顔に見えた。
それから私達は、孤児院の事やリサイクルショップの計画の事、お互いの事を沢山話した。
考えてみると、この世界で同い歳のお友達は初めてだ。
なんだかすごく嬉しかった。
ちなみに、最初に声をかけてきたあの男は、アラルコン商会の名前を聞くと、そそくさと逃げ出して行った。
あの男が、いわゆる詐欺かどうかはハッキリしなかったけど、良い印象はなかったからレオネラちゃんの助けに感謝だ。
レオネラちゃんが言うには、見せかけだけ取り繕って、欠陥のある物件を契約させようとする悪い業者もいるから、物件を選ぶ時は、慎重に信用できる人から買うようにと念を押された。
じゃあ、少なくとも今回は大丈夫だね。レオネラちゃんを見てそう返事をすると、一瞬だけ目を丸くして、責任重大だぁ~と言って笑ってくれた。
喫茶店を出た後、レオネラちゃんが案内してくれた物件は、私のイメージに大分近い建物だった。
首都バンテージのカラフルな建物とは違い、横に長いだけの石作りで、50坪あるかないかくらいだ。
中もシンプルで、休憩室に使えそうな部屋が一室あり、あとは1/3くらいのスペースが、倉庫や事務所用として区分されていたくらいだ。
前の持ち主は魔道具屋を営んでいたそうだけど、高齢になり隠居したためここを売ったそうだ。
「あ~、そう言えば確かにここ、元は魔道具屋だったかも。閉店したの五年くらい前じゃないかな?忘れてた」
建物に入り、中を見ているとジャニスさんが一人言のように呟いた。
懐かしそうに目を細め、壁や、残されたテーブルに触れている。
「ここどうかな?50坪で、買うなら切りよく2,000万イエン。もちろん分割もできるよ。借りるんなら月15万イエン」
値段を聞いて少し考えてみた。
日本で東京なら、とてもそんな値段では買えない。二倍、いやそれ以上かかるかもしれない。
ここはカエストゥスの首都バンテージだけど、土地、建物の相場は、日本で言う地方くらいの感覚で考えていいのかもしれない。
「私はよく分かんないや。ヤヨイさん、どう?イメージに合う?」
「・・・うん。いいと思う。立地も良いし、私の考えてる規模にも合うわ。お値段も妥当ね。あとはブレンダン様にも一度見ていただいて、了承が得られたら契約ね。レオネラちゃん、明日も予定大丈夫かな?他にも見て欲しい人がいるの」
「いいよぉ~、じゃあとりあえず押さえておくね。明日もここで待ち合わせにする?」
私達は明日の同じ時間にここで待ち合わせをする事にして、この日はお別れをした。
帰り道はすっかり暗くなっていた。冬は夜が長い。
ジャニスさんと並んで歩き、物件の感想を話しあった。お店のレイアウトについて、私のイメージを話すと、ジャニスさんも、良いねと賛同してくれた。
この世界は車が無いから駐車場がまず必要ない。
馬車はあるけど、リサイクルショップに馬車で来て、馬車で帰るというのも考え辛いので、馬車のスペースを気にする必要はないと思った。
だから建物の内装だけ気にすればいい。
おおまかだけど、基本的には入口を入ったらすぐ横に買い取りカウンター。
買い取りカウンターの隣には会計レジ。
あとはハンガーやワゴン、平台なんかをジャンル毎に分類して配置すればいい。
奥には休憩室と倉庫もあったので、実に使い安い物件だと思った。
ジャニスさんは、自分は商売経験ないからまかせるよ。と言ってくれたけど、一緒にやるのだから、できるだけ話し合って決めたい。
明日はブレンダン様だけじゃなく、できればウィッカーさんとメアリーちゃんも連れて行きたい。
「ヤヨイさん、なんか楽しそうな顔してるね?」
「え?そうかな?」
「うん。やりたい事が見つかったからだよね?なんか、前より生き生きしてるって感じかな」
自覚は無かったけど、そうなのかもしれない。
ブレンダン様に許可をいただいてから、私は毎日リサイクルショップの事で頭がいっぱいだ。
日本のウイニングで働いていた時間は、私にとって本当に大切なものだったんだなと改めて実感した。
「・・・そうね。私、本当に楽しみなんだ。早くお店オープンさせたいな」
前を向いたまま、自分の気持ちを確認するように口にすると、ジャニスさんは、そっか、と言って私の手を取った。
「ヤヨイさん、冷え性だったよね。私はあったかいよ」
ジャニスさんと手を繋いで帰ったこの日は、外の風もいつもより暖かく感じた。
0
お気に入りに追加
142
あなたにおすすめの小説
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
はぁ?とりあえず寝てていい?
夕凪
ファンタジー
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。
※第二章は全体的に説明回が多いです。
<<<小説家になろうにて先行投稿しています>>>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる