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【188 三十年目の亡霊】
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ブレンダンとエロールが気配を察知し目を覚ました時、すでに敵の侵入を許している状況だった。
一人では危険だという判断で、ブレンダンとエロールは同じ部屋で睡眠をとっていた。
ブレンダンがサーチをかけると、敵は一階に二人、そして二階に一人。
二階の敵はブレンダン達の部屋の前にいる事が分かる。
すでにブレンダンは結界を張っており、
それはどんな攻撃魔法でも、一撃で破る事は不可能な強度である。
「ブレンダン様、部屋の外にいるんですよね?なんで何もしかけてこないんですかね?」
「うむ。いるな。そして全く動く気配がない・・・ワシらが起きている事が分かり、様子を見ているのやもしれんな」
「俺達が起きている事が?・・・ならば敵は青魔法使いですか?」
「おそらくそうじゃろう。敵もサーチを使っていたとすれば、ワシらが起きて、こうして結界を張った動きも分かるじゃろ?やっかいじゃな・・・おそらく攻撃系の魔道具を持っておるじゃろうが、なにか分からん以上、うかつに動けん。どうしたものか」
ブレンダンが顎に手を当て、頭を悩ませると、エロールは足を一歩前に出し、結界から出た。
「ん?おい、エロール、どうした?なぜ結界から出る?」
「ブレンダン様、俺、こうやってじっと待ってるの苦手なんです。敵は引きずり出しますので、援護お願いしていいですか?攻撃系の魔道具持ってますよね?」
そう言いながらエロールは、枕元に置いておいた自分のマフラーを取ると、部屋の壁まで歩いて行った。
エロールは自分の身長の倍はある長い水色のマフラーを首に巻くと、右手はマフラーの先を50cm以上あまらせる形で握り、一定のリズムで回しだした。
「ブレンダン様、これが俺の魔道具・・・・・反作用の糸だ!」
エロールがマフラーに魔力を流すと、マフラーはその魔力を吸収し高質化していき、振り回した勢いを乗せマフラーを壁に叩きつけた。
ブレンダンは驚きに目を開いた。
エロールがマフラーを壁に叩きつけた瞬間、マフラーは大きな爆音を立て、壁を破壊し外側へ吹き飛ばした。
吹き飛んだ壁の破片と共に、反対側の壁に叩きつけられた人影が目に映る。
「いくぜ!」
奇襲に成功したエロールは、大きく穴を空けた壁を飛び越え、握るマフラーの長さを伸ばすと、魔力を流し投げつけた。
再び爆発音と共に煙が上がる。
だが、エロールはマフラーを引き戻すと、悔しそうに舌打ちをする。
「チッ・・・やっぱ、そうたやすくは決めさせてくれねぇか」
「エロール、それはお主が作ったのか?」
部屋の壁穴から出て来たブレンダンが、エロールの隣に立つ。すでに結界はブレンダンとエロールを包んでいる。
「はい、これは俺のオリジナルです。まぁ、今はコイツを何とかしましょう」
エロールの言葉を受け、ブレンダンも正面に顔を向ける。
爆発の煙が消えると、青い結界を張った老齢の男が現れた。
少し黒い毛も混じっているが、ほとんど白くなった髪。
顔には年相応のシワが刻まれ、50、いや60歳を超える歳に見える。
着ているローブは、深い緑色の生地で、青のパイピングがあしらわれている。
カエストゥス国の青魔法使いのローブだ。
「ん?・・・お主・・・まさか?」
「・・・久しぶりだな、ブレンダン。俺を覚えているか?」
「やはり・・・ミック・メリンド・・・お主、生きておったのか」
驚きに目を開いているブレンダンを見て、エロールは視線は前に向けたままだが、ブレンダンに目の前の敵との関係を聞いた。
「ブレンダン様、コイツの事知ってるんですか?」
「あぁ、こいつは・・・ミック・メリンドは、かつて魔法兵団の団長だった男じゃ」
ブレンダンの驚きに、正面に立つ男、ミックは満足そうに頬を歪ませ嘲笑った。
「ミック、お主・・・なぜこんな事を?もしや裏世界に身を置いておるのか?」
「ふん、他にどうやって生きろというのだ?俺はもう表では生きられん。だが、今回の仕事には運命を感じているよ。こうして貴様に復讐する機会に恵まれたのだからな」
ブレンダンと対峙する青魔法使いミック・メリンドは、今から三十年の昔、カエストゥス国の魔法兵団長だった男である。
だが、ある事件をきっかけに魔法兵団を辞し、裏世界に身を投じる事になる。
「ブレンダン様、ミック・メリンドって・・・あの落盤事故のミック・メリンドですか?」
ミック・メリンドの名を聞いたエロールは、記憶を辿るようにその名を口にした。
エロールの問いに、ブレンダンは目を伏せ、そうじゃ、と一言口にした。
カエストゥス国は魔法大国である。
必然的に、魔道具も多種多様な物が作りだされ、他国より消費量も多い。
鉱石を使用する魔道具も多い事から、鉱業も盛んに行われている。
(鉱業とは、鉱物などの地下資源を取り出す仕事である)
今から三十年程前、カエストゥス国内のある発掘現場で、崩落事故が起こった。
現場の作業員数は全部で157名、全員が体力型であった。
魔法の使えない体力型は、肉体労働につく者が多く、この現場はその典型であった。
崩落により157名の内、64名が閉じ込められる事になった。
作業員達が閉じ込められた場所は、地下334メートルの坑道内。これは、坑道の入り口からおよそ3キロの位置にあたる。
64名の作業員は、崩落が発生した時、坑道の奥で作業をしていたため閉じ込められてしまったが、残り93名は、坑道の出入口付近で作業をしていたため、素早く脱出でき、難を逃れる事ができた。
すぐに救助活動が行われ、救助部隊を指揮したのが、当時魔法兵団長だったミック・メリンドだった。
ミックは青魔法使いを中心に編成を組んだ。
それは、視認できる範囲の鉱物を動かす事ができる青魔法、ストーンワークを要とした岩の撤去作業のためである。
この編成部隊には、魔法兵団には入団していないが、王宮仕えだったブレンダンも参加していた。
青魔法使いとしての実力は魔法兵団長のミックより上で、作業員の救出のため魔法兵団からの要望があったためだ。
結論を言えば、救助は失敗に終わった。
ストーンワークでの撤去の途中、岩を動かす順番を間違え、挟まっていた大岩が更なる崩落を引き起こしたからだ。
閉じ込められていた64名は誰一人生還する事はかなわず、坑道も封鎖された。
ミック・メリンドは部隊を指揮した立場から非常に厳しい糾弾を受けた。
二次崩落の原因が事故であった事は認められたが、そのまま隊に留まるどころか、遺族、関係者からの報復の危険を考え、国に留まる事すら危惧せねばならなくなり、ミック・メリンドは姿を消した。
三十年前の事である。
「・・・あの日以来、お主を見た者は誰もおらんかった。様々な噂を聞く事はあったが、どれも信憑性にかけ、ワシはもうお主は生きておらんと思っておったよ」
ブレンダンの言葉に、ミックは鼻で笑うと、氷のように冷たい眼差しをブレンダンに向けた。
「・・・あの日以来、俺は表の世界ではとても生きていけなくなった。魔法兵団長として、顔が知れていた事が仇になった。どこに行っても罵声を浴びせられたよ。そんな俺が行きつく先は、裏世界しかないだろう?もう目立つ事には懲りたんでな、三十年、裏世界では影として生きて来た。
仕事は確実にこなす。だが、決してでしゃばらず、ひっそりと慎ましく生きて来たよ。このまま残りの寿命を全うするつもりだった・・・・・だがな、ブレンダン。今回ディーロ兄弟から誘われた時、俺の中の眠っていた感情が起きちまったんだよ。このままでいいのか?ってな・・・・・」
ミックはローブの中に手を入れると、手の中に収まる程度の透明な玉・・・水晶を取り出した。
「ミック・・・それは、まさか!?」
「・・・一度起きた復讐心は消せない。俺の三十年の恨み・・・ここで清算させてもらう!」
そうミックが叫ぶと、手にしていた水晶に魔力が込められ、鈍い光を放ち僅かに震えた。
「エロール!耳を防げ!」
ミックの水晶に魔力が込められた瞬間、ブレンダンも声を上げていた。
エロールも危険を察知したが、耳を防げという咄嗟の指示に行動が一瞬遅れる。
次の瞬間、エロールの視界が歪み、立っていられなくり、エロールはその場に崩れ落ちた。
一人では危険だという判断で、ブレンダンとエロールは同じ部屋で睡眠をとっていた。
ブレンダンがサーチをかけると、敵は一階に二人、そして二階に一人。
二階の敵はブレンダン達の部屋の前にいる事が分かる。
すでにブレンダンは結界を張っており、
それはどんな攻撃魔法でも、一撃で破る事は不可能な強度である。
「ブレンダン様、部屋の外にいるんですよね?なんで何もしかけてこないんですかね?」
「うむ。いるな。そして全く動く気配がない・・・ワシらが起きている事が分かり、様子を見ているのやもしれんな」
「俺達が起きている事が?・・・ならば敵は青魔法使いですか?」
「おそらくそうじゃろう。敵もサーチを使っていたとすれば、ワシらが起きて、こうして結界を張った動きも分かるじゃろ?やっかいじゃな・・・おそらく攻撃系の魔道具を持っておるじゃろうが、なにか分からん以上、うかつに動けん。どうしたものか」
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「ん?おい、エロール、どうした?なぜ結界から出る?」
「ブレンダン様、俺、こうやってじっと待ってるの苦手なんです。敵は引きずり出しますので、援護お願いしていいですか?攻撃系の魔道具持ってますよね?」
そう言いながらエロールは、枕元に置いておいた自分のマフラーを取ると、部屋の壁まで歩いて行った。
エロールは自分の身長の倍はある長い水色のマフラーを首に巻くと、右手はマフラーの先を50cm以上あまらせる形で握り、一定のリズムで回しだした。
「ブレンダン様、これが俺の魔道具・・・・・反作用の糸だ!」
エロールがマフラーに魔力を流すと、マフラーはその魔力を吸収し高質化していき、振り回した勢いを乗せマフラーを壁に叩きつけた。
ブレンダンは驚きに目を開いた。
エロールがマフラーを壁に叩きつけた瞬間、マフラーは大きな爆音を立て、壁を破壊し外側へ吹き飛ばした。
吹き飛んだ壁の破片と共に、反対側の壁に叩きつけられた人影が目に映る。
「いくぜ!」
奇襲に成功したエロールは、大きく穴を空けた壁を飛び越え、握るマフラーの長さを伸ばすと、魔力を流し投げつけた。
再び爆発音と共に煙が上がる。
だが、エロールはマフラーを引き戻すと、悔しそうに舌打ちをする。
「チッ・・・やっぱ、そうたやすくは決めさせてくれねぇか」
「エロール、それはお主が作ったのか?」
部屋の壁穴から出て来たブレンダンが、エロールの隣に立つ。すでに結界はブレンダンとエロールを包んでいる。
「はい、これは俺のオリジナルです。まぁ、今はコイツを何とかしましょう」
エロールの言葉を受け、ブレンダンも正面に顔を向ける。
爆発の煙が消えると、青い結界を張った老齢の男が現れた。
少し黒い毛も混じっているが、ほとんど白くなった髪。
顔には年相応のシワが刻まれ、50、いや60歳を超える歳に見える。
着ているローブは、深い緑色の生地で、青のパイピングがあしらわれている。
カエストゥス国の青魔法使いのローブだ。
「ん?・・・お主・・・まさか?」
「・・・久しぶりだな、ブレンダン。俺を覚えているか?」
「やはり・・・ミック・メリンド・・・お主、生きておったのか」
驚きに目を開いているブレンダンを見て、エロールは視線は前に向けたままだが、ブレンダンに目の前の敵との関係を聞いた。
「ブレンダン様、コイツの事知ってるんですか?」
「あぁ、こいつは・・・ミック・メリンドは、かつて魔法兵団の団長だった男じゃ」
ブレンダンの驚きに、正面に立つ男、ミックは満足そうに頬を歪ませ嘲笑った。
「ミック、お主・・・なぜこんな事を?もしや裏世界に身を置いておるのか?」
「ふん、他にどうやって生きろというのだ?俺はもう表では生きられん。だが、今回の仕事には運命を感じているよ。こうして貴様に復讐する機会に恵まれたのだからな」
ブレンダンと対峙する青魔法使いミック・メリンドは、今から三十年の昔、カエストゥス国の魔法兵団長だった男である。
だが、ある事件をきっかけに魔法兵団を辞し、裏世界に身を投じる事になる。
「ブレンダン様、ミック・メリンドって・・・あの落盤事故のミック・メリンドですか?」
ミック・メリンドの名を聞いたエロールは、記憶を辿るようにその名を口にした。
エロールの問いに、ブレンダンは目を伏せ、そうじゃ、と一言口にした。
カエストゥス国は魔法大国である。
必然的に、魔道具も多種多様な物が作りだされ、他国より消費量も多い。
鉱石を使用する魔道具も多い事から、鉱業も盛んに行われている。
(鉱業とは、鉱物などの地下資源を取り出す仕事である)
今から三十年程前、カエストゥス国内のある発掘現場で、崩落事故が起こった。
現場の作業員数は全部で157名、全員が体力型であった。
魔法の使えない体力型は、肉体労働につく者が多く、この現場はその典型であった。
崩落により157名の内、64名が閉じ込められる事になった。
作業員達が閉じ込められた場所は、地下334メートルの坑道内。これは、坑道の入り口からおよそ3キロの位置にあたる。
64名の作業員は、崩落が発生した時、坑道の奥で作業をしていたため閉じ込められてしまったが、残り93名は、坑道の出入口付近で作業をしていたため、素早く脱出でき、難を逃れる事ができた。
すぐに救助活動が行われ、救助部隊を指揮したのが、当時魔法兵団長だったミック・メリンドだった。
ミックは青魔法使いを中心に編成を組んだ。
それは、視認できる範囲の鉱物を動かす事ができる青魔法、ストーンワークを要とした岩の撤去作業のためである。
この編成部隊には、魔法兵団には入団していないが、王宮仕えだったブレンダンも参加していた。
青魔法使いとしての実力は魔法兵団長のミックより上で、作業員の救出のため魔法兵団からの要望があったためだ。
結論を言えば、救助は失敗に終わった。
ストーンワークでの撤去の途中、岩を動かす順番を間違え、挟まっていた大岩が更なる崩落を引き起こしたからだ。
閉じ込められていた64名は誰一人生還する事はかなわず、坑道も封鎖された。
ミック・メリンドは部隊を指揮した立場から非常に厳しい糾弾を受けた。
二次崩落の原因が事故であった事は認められたが、そのまま隊に留まるどころか、遺族、関係者からの報復の危険を考え、国に留まる事すら危惧せねばならなくなり、ミック・メリンドは姿を消した。
三十年前の事である。
「・・・あの日以来、お主を見た者は誰もおらんかった。様々な噂を聞く事はあったが、どれも信憑性にかけ、ワシはもうお主は生きておらんと思っておったよ」
ブレンダンの言葉に、ミックは鼻で笑うと、氷のように冷たい眼差しをブレンダンに向けた。
「・・・あの日以来、俺は表の世界ではとても生きていけなくなった。魔法兵団長として、顔が知れていた事が仇になった。どこに行っても罵声を浴びせられたよ。そんな俺が行きつく先は、裏世界しかないだろう?もう目立つ事には懲りたんでな、三十年、裏世界では影として生きて来た。
仕事は確実にこなす。だが、決してでしゃばらず、ひっそりと慎ましく生きて来たよ。このまま残りの寿命を全うするつもりだった・・・・・だがな、ブレンダン。今回ディーロ兄弟から誘われた時、俺の中の眠っていた感情が起きちまったんだよ。このままでいいのか?ってな・・・・・」
ミックはローブの中に手を入れると、手の中に収まる程度の透明な玉・・・水晶を取り出した。
「ミック・・・それは、まさか!?」
「・・・一度起きた復讐心は消せない。俺の三十年の恨み・・・ここで清算させてもらう!」
そうミックが叫ぶと、手にしていた水晶に魔力が込められ、鈍い光を放ち僅かに震えた。
「エロール!耳を防げ!」
ミックの水晶に魔力が込められた瞬間、ブレンダンも声を上げていた。
エロールも危険を察知したが、耳を防げという咄嗟の指示に行動が一瞬遅れる。
次の瞬間、エロールの視界が歪み、立っていられなくり、エロールはその場に崩れ落ちた。
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