148 / 1,253
【148 結界技】
しおりを挟む
ベン・フィングの心には、苛立ちが広がりつつあった。
双炎砲も、地氷走りも、全く通用せず、難なく防がれてしまった。
どちらも中級魔法であり、現役時代のベン・フィングであれば、この二発での消耗など微々たるものだった。
だが、現役を離れ、修練をする事も無くなり、戦いを離れて幾数十年。
すっかり、体力も精神力も衰えを見せると、中級魔法二発でも、汗が頬を伝う程に消耗を感じていた。
「ほっほっほ、どうされましたベン殿?もっともっと撃ってくだされ。ご遠慮なさらずに?ワシに本物の魔法を見せてくだされ」
ブレンダンの口調は、まるで大人が子供と力比べをする時に、全力で向かって来いと言っているような、そんな余裕を含ませたものだった。
何十年にも渡り抱えて来た劣等感、大臣になっても自分の前に影を落とす男、そして再三に渡る挑発めいたブレンダンの態度に、ベン・フィングは・・・・・・キレた
「馬鹿にするなァッ!ブレンダンーッツ!」
叫び声と共に、あの日応接室で見た、ベン・フィングの黒い腹の内を表しているかのような、どす黒いエネルギーの塊が、ベン・フィングの周囲に何十と出現した。
エネルギーの塊の正体は爆発魔法の基本、爆裂弾である。だがこの技は、上級魔法に分類されてもおかしくない爆裂弾の応用業である。
爆裂弾を空中に留め置き、標的に向け一斉に放つ、もちろん一度に放出できる爆裂弾が多ければ、多い程効果的である。
今回、ベン・フィングが放出した爆裂弾は、その数実に58を数える。これは引退して幾数十年の魔法使いが出せる数としては驚異的な数字だった。
ベン・フィングの放出した爆裂弾は、空中で細かい破裂音を響かせながら、ブレンダンの周りを威嚇するように回り出す。
「ほっほっほ、先日も城で見せてもらいましたな。うむ、50~60発くらいはありそうですな。引退された身でこれだけ出せるとは、お見事です」
「ブレンダン・・・これだけの数を貴様の結界で防げるか、試してみやがれ!」
ベン・フィングが両手を交差させるように振るうと、ブレンダンを囲んでいたエネルギーの塊が、一斉にブレンダンに襲い掛かかる。
頭上、正面、背後、全方向から爆裂弾がぶつかり爆ぜる。爆ぜる度に濛々と煙が上がり、煙はブレンダンの姿を覆い隠していく。
10・・・20・・・30・・・次々と爆裂弾が衝突し、その衝撃波で巻き起こる砂埃は10メートル以上離れた観客席まで届く程だった。
戦いに見入った観客からは大きな声が次々と上がり、場内の熱気を一層盛り上げていく。
ベン・フィングはこれでブレンダンが終わるとは思っていなかった。
この国一の使い手と呼ばれていた男である。ベン・フィングの放った、二発の中級魔法をあっさり防いだ事からも、これで仕留められるとは思っていなかった。
だが、ダメージを与える事はできているはずである。
この魔法を全てぶつけたとしても、おそらくブレンダンは結界を維持しているはずだ。
だがそれは58の爆裂弾により、大きくダメージを受けているはずである。
ダメージを受け脆くなった結界であれば・・・この爆裂空破弾で突破は可能。
40・・・50・・・55・・・
ベン・フィングの右手は、己の拳の倍以上ある大きなどす黒いエネルギーを纏い、それは周囲の空気を震わせていた。
ベン・フィングは、この試合が長期戦になれば不利と考えていた。
魔力の総量は、ブレンダンの方が自分よりはるかに上である。そして、自分は引退して幾十年、衰えは自覚している。
単発であれば、まだ魔法兵団の若い者より強い威力を出せるが、それもせいぜい数発が限界であった。
だから、中級の攻撃魔法が防がれた時点で、全方位爆裂弾からの、全魔力を込めた爆裂空破弾で決着をつける事を狙っていた。
これがベン・フィングの用意した、試合での作戦だった。
・・・58
・・・・・・煙が消え、姿を現したブレンダンの結界は・・・・・・跡形もなく消えていた
そこには片膝を付き、苦しそうに息を切らせている、ブレンダンの姿があるだけだった。
老いたな、ブレンダン・・・・・
予想外の光景に、ベン・フィングは一瞬、違和感を感じたが、すぐに不敵な笑みを浮かべると、右手を大きく振りかぶり、全魔力を込めた、爆裂空破弾をブレンダンに向かって撃ち放った。
「買いかぶりだったようだな!ブレンダン!これで最後だ!」
ベン・フィングがもし、劣等感を引きずっていなければ、違和感に目を向ければ気が付けたかもしれない。
だが、長い年月引きずってきたブレンダンへの劣等感は、眼前に勝利が見えた事で疑いを排除してしまった。
ベン・フィングの渾身の爆裂空破弾がブレンダンに激突する・・・その瞬間、ベン・フィングは確かに見た。
それは、死に際に見せる恐怖に引きつった顔ではなく・・・・・相手を罠にはめた時のしたり顔だった
「それを待っておったんじゃ!」
これまで右の片膝を付き、息を切らせていたはずの満身創痍の老人は、左足に力を入れ地面を踏みしめると、右膝から足首で地面を蹴り上げ、腰を左に回しながら起き上がり、その勢いのまま、右手の平に上半身が隠れる程の大きさの結界を発動させると、迫りくる爆裂空破弾を・・・結界で弾き返した。
「なにぃッツ!?」
ベン・フィングは目の前の光景が信じられず、金縛りにあったようにその場を一歩も動くことができなかった。
ブレンダンに放った爆裂空破弾は、ブレンダンの元で爆発しなければならなかった。爆発するはずであったのだ。
だが、その爆裂空破弾は、そのまま自分自身に向かい跳ね返ってきたのだ。
「ほっほっほ、ワシの編み出した結界技、返し、じゃ」
「ブレンダンーッツ!」
ベン・フィングは叫んだ。
怒り、憎しみ、心の底から、体中の負の感情を全て込めて、ブレンダンの名を叫んだ。
それは、ブレンダンに聞こえたかは分からない。
同時にベン・フィングの元で自身の放った爆裂空破弾が轟音を上げたからだ。
「あ、ワシとした事が・・・・・本物の魔法を見せてもらうの忘れとった」
正面から来る爆風に煽られ、乱れた白い髪を搔き上げながら、ブレンダンは軽く息を付き呟いた。
双炎砲も、地氷走りも、全く通用せず、難なく防がれてしまった。
どちらも中級魔法であり、現役時代のベン・フィングであれば、この二発での消耗など微々たるものだった。
だが、現役を離れ、修練をする事も無くなり、戦いを離れて幾数十年。
すっかり、体力も精神力も衰えを見せると、中級魔法二発でも、汗が頬を伝う程に消耗を感じていた。
「ほっほっほ、どうされましたベン殿?もっともっと撃ってくだされ。ご遠慮なさらずに?ワシに本物の魔法を見せてくだされ」
ブレンダンの口調は、まるで大人が子供と力比べをする時に、全力で向かって来いと言っているような、そんな余裕を含ませたものだった。
何十年にも渡り抱えて来た劣等感、大臣になっても自分の前に影を落とす男、そして再三に渡る挑発めいたブレンダンの態度に、ベン・フィングは・・・・・・キレた
「馬鹿にするなァッ!ブレンダンーッツ!」
叫び声と共に、あの日応接室で見た、ベン・フィングの黒い腹の内を表しているかのような、どす黒いエネルギーの塊が、ベン・フィングの周囲に何十と出現した。
エネルギーの塊の正体は爆発魔法の基本、爆裂弾である。だがこの技は、上級魔法に分類されてもおかしくない爆裂弾の応用業である。
爆裂弾を空中に留め置き、標的に向け一斉に放つ、もちろん一度に放出できる爆裂弾が多ければ、多い程効果的である。
今回、ベン・フィングが放出した爆裂弾は、その数実に58を数える。これは引退して幾数十年の魔法使いが出せる数としては驚異的な数字だった。
ベン・フィングの放出した爆裂弾は、空中で細かい破裂音を響かせながら、ブレンダンの周りを威嚇するように回り出す。
「ほっほっほ、先日も城で見せてもらいましたな。うむ、50~60発くらいはありそうですな。引退された身でこれだけ出せるとは、お見事です」
「ブレンダン・・・これだけの数を貴様の結界で防げるか、試してみやがれ!」
ベン・フィングが両手を交差させるように振るうと、ブレンダンを囲んでいたエネルギーの塊が、一斉にブレンダンに襲い掛かかる。
頭上、正面、背後、全方向から爆裂弾がぶつかり爆ぜる。爆ぜる度に濛々と煙が上がり、煙はブレンダンの姿を覆い隠していく。
10・・・20・・・30・・・次々と爆裂弾が衝突し、その衝撃波で巻き起こる砂埃は10メートル以上離れた観客席まで届く程だった。
戦いに見入った観客からは大きな声が次々と上がり、場内の熱気を一層盛り上げていく。
ベン・フィングはこれでブレンダンが終わるとは思っていなかった。
この国一の使い手と呼ばれていた男である。ベン・フィングの放った、二発の中級魔法をあっさり防いだ事からも、これで仕留められるとは思っていなかった。
だが、ダメージを与える事はできているはずである。
この魔法を全てぶつけたとしても、おそらくブレンダンは結界を維持しているはずだ。
だがそれは58の爆裂弾により、大きくダメージを受けているはずである。
ダメージを受け脆くなった結界であれば・・・この爆裂空破弾で突破は可能。
40・・・50・・・55・・・
ベン・フィングの右手は、己の拳の倍以上ある大きなどす黒いエネルギーを纏い、それは周囲の空気を震わせていた。
ベン・フィングは、この試合が長期戦になれば不利と考えていた。
魔力の総量は、ブレンダンの方が自分よりはるかに上である。そして、自分は引退して幾十年、衰えは自覚している。
単発であれば、まだ魔法兵団の若い者より強い威力を出せるが、それもせいぜい数発が限界であった。
だから、中級の攻撃魔法が防がれた時点で、全方位爆裂弾からの、全魔力を込めた爆裂空破弾で決着をつける事を狙っていた。
これがベン・フィングの用意した、試合での作戦だった。
・・・58
・・・・・・煙が消え、姿を現したブレンダンの結界は・・・・・・跡形もなく消えていた
そこには片膝を付き、苦しそうに息を切らせている、ブレンダンの姿があるだけだった。
老いたな、ブレンダン・・・・・
予想外の光景に、ベン・フィングは一瞬、違和感を感じたが、すぐに不敵な笑みを浮かべると、右手を大きく振りかぶり、全魔力を込めた、爆裂空破弾をブレンダンに向かって撃ち放った。
「買いかぶりだったようだな!ブレンダン!これで最後だ!」
ベン・フィングがもし、劣等感を引きずっていなければ、違和感に目を向ければ気が付けたかもしれない。
だが、長い年月引きずってきたブレンダンへの劣等感は、眼前に勝利が見えた事で疑いを排除してしまった。
ベン・フィングの渾身の爆裂空破弾がブレンダンに激突する・・・その瞬間、ベン・フィングは確かに見た。
それは、死に際に見せる恐怖に引きつった顔ではなく・・・・・相手を罠にはめた時のしたり顔だった
「それを待っておったんじゃ!」
これまで右の片膝を付き、息を切らせていたはずの満身創痍の老人は、左足に力を入れ地面を踏みしめると、右膝から足首で地面を蹴り上げ、腰を左に回しながら起き上がり、その勢いのまま、右手の平に上半身が隠れる程の大きさの結界を発動させると、迫りくる爆裂空破弾を・・・結界で弾き返した。
「なにぃッツ!?」
ベン・フィングは目の前の光景が信じられず、金縛りにあったようにその場を一歩も動くことができなかった。
ブレンダンに放った爆裂空破弾は、ブレンダンの元で爆発しなければならなかった。爆発するはずであったのだ。
だが、その爆裂空破弾は、そのまま自分自身に向かい跳ね返ってきたのだ。
「ほっほっほ、ワシの編み出した結界技、返し、じゃ」
「ブレンダンーッツ!」
ベン・フィングは叫んだ。
怒り、憎しみ、心の底から、体中の負の感情を全て込めて、ブレンダンの名を叫んだ。
それは、ブレンダンに聞こえたかは分からない。
同時にベン・フィングの元で自身の放った爆裂空破弾が轟音を上げたからだ。
「あ、ワシとした事が・・・・・本物の魔法を見せてもらうの忘れとった」
正面から来る爆風に煽られ、乱れた白い髪を搔き上げながら、ブレンダンは軽く息を付き呟いた。
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる