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第2章──少年期5~10歳──
052 ここでの二時間は一日の四分の一以上なのです
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「ラングロフ中将はどうなされますか。御嬢様と帰還されますか」
「ん~……。いや、あれと遊ぶ。それに、もう闇時間になるだろう。フェルもここで休ませよう」
「畏まりました。では、御嬢様が休める部屋を用意させます。……頼みます」
「はっ、すぐに用意致します」
初めのうちは視線をフェリシアの専属侍女に向けていたが、護衛担当が馬車と共に到着したようである。ヨアキムに気付いてヘコヘコ頭部を下げていたが、とりあえず護衛と馬車があればラングロフ邸へ帰還可能だ。
ここへは馬を目一杯走らせた事もあり、風時間になるかどうかの頃に到着出来ている。そして制圧する事自体は、ヨアキムの半ば暴走とも呼べる行動もあって短時間で完了していた。それでもそろそろ闇時間になる。
まだ幼いフェリシアに、ここから二時間の間馬車で揺られて帰る事は酷だろう。だいたい、それでは到着時に日が変わってしまっている。この地に留める事が良いとは思えないが、彼女の肉体的な事を考えれば英断だ。
ベルナールの言葉を受け、近くにいた隊員がすぐに向かってくれる。
そしてヨアキムが『遊ぶ』と称したのは、今回の首謀者であるウゲイン・ワカーだった。
ワカーの所属はラングロフ領なのだから、領主であるヨアキムが尋問する事に問題はない。──殺さなければ。
「……くれぐれも加減はして下さい。まだ色々と確認しなくてはならない事柄が多い為、勿論私も同行させて頂きます」
「ん、良いよ」
あまりの軽い対応に頭痛がするが、ヨアキムと視線が合っただけで震え上がっているようなワカーだ。
それまでは隊員に口汚い言葉を浴びせていたのだが、急に視線を地面に落として静かになったのである。
「それにしても……。一個小隊も要らなかったのではありませんか。だいたい、ラングロフ中将が殆ど戦闘不能にさせていましたよね」
「そうか?でも、後片付けは必要じゃないか。俺がそういうの苦手だって、ベルナールも知ってるだろ?」
「……そうですね。では、四分隊の交代制で調査と片付けを行います」
「その辺は任せる」
「はっ」
ヨアキムはいつものようにベルナールの言葉を丸受け承認だ。
だがこれも分かっていないのではなく、理解した上での事である。もっと若い頃に反発心から悪手を推奨した事があったが、即否定されて懇切丁寧に別の案を推されたのだ。
つまりは、ベルナールを信頼した上での判断をされているという事。──敵わないではないか。
「ミア」
「はいっ」
フェリシアとグーリフの治癒が完了したようで、護衛達に囲まれて二人が馬車へ連れ込まれるところだった。このままラングロフの屋敷への帰路につく前にと、先程の指示を受けた隊員が言伝てに行く。
そうして何故かこの段階で、ヨアキムはフェリシア専属侍女に声を掛けて呼んだ。当然、驚いたような反応をした彼女はこちらへ駆けてくる。
「お前はどの程度治癒魔法を使えるんだ」
「は……えっ、と。先程のグーリフ殿を、完治出来る程度ならば……でしょうか。あの、すみません。いえ、申し訳ございません。あまり……治癒魔法を実際に使用した経験がなくて、ですね。正直、分からないのです」
幾分緊張した面持ちではあったが、専属侍女はヨアキムにそう答えた。
確かに、彼女は学園前からラングロフに関わっている。その為、医療部に捕獲される事がなかった。──つまり実践経験が乏しいのは頷ける。
しかしながら先程のグーリフの傷を、あの短時間で完治させたと報告していた。それは凄いのではないだろうか。
ベルナール自身、様々な傷を治癒魔法にて回復された経験がある。だが治癒魔法は本来、それ程完璧なものではないのだ。
出血を止める。傷口を塞ぐ。この程度に出来れば十分である。つまりは今動けるようにする為だけのものだ。死なないようにするだけで、能力が十分とされる。
いくら光属性の魔力を持っていようとも、一度に治癒出来る範囲は精々その程度。その後継続して治癒魔法を受ける事で、完治へと向かう。──異なるのは本当に極一部、光魔力が特に秀でた者だけ。それこそ、『光に好かれた者』ともいえる。
「分かった。では、ミアは残れ」
「は……、はい」
「機会を与えてやる。挽回出来れば、継続してフェルにつけさせてやる」
「っ、ありがとうございます。頑張りますっ」
ヨアキムも同じ様に判断したようだ。当然、発見された子供達に力を使わせるのだろう。
中々に期待出来る。──が、その分彼女へ危険が歩み寄る事にも繋がるだろう。
(小隊には口止めと……。専属侍女には護衛が必要か。あぁ……そういえば、元より追われてラングロフに逃げてきたと報告書にあったな)
思い返せば、諜報でありながら稀有な光の魔力持ちだった。
実際に個人の魔力資質は、特別なスキル持ちにしか視る事が出来ない。卵の段階では判別がつかず、親の魔力で保護された外殻に魔力色がついている程度なのだ。性別すら、両親でなければ魔法を使っても分からない。
(ここで彼女の本質が確認出来れば、それこそラングロフの力となりそうだ。実質的には中将の力ではないが、娘の物でも変わらないだろうな。しかも中将の娘に好意的である分、使い勝手は良さそうだ)
ベルナールは内心でほくそ笑む。
裏切る事のない強大な力は、どれだけあっても困らないのだ。──グーリフの力もフェリシアのものだが、ラングロフ側である事に違いないのだから。
「ラングロフ中将。我々は一旦報告の為に帰還致します」
「あぁ。……分かってはいるだろうけど」
「承知しております。本隊への報告が完了次第、こちらへ引き返して参ります」
「次はないからな」
「はっ」
しっかりと護衛を担当する部下に釘を刺した後、ヨアキムは本日の護衛担当だった者達を見送る。
彼等は別小隊の分隊員である為、別途報告が必要なのだ。──護衛対象を見失った処罰がどう下されるかは、一旦は小隊長預かりになる。
「では先に、専属侍女殿を案内致しましょう」
「あ~、俺も行く」
「畏まりました。ではこちらへお願い致します」
「は、はいっ」
ベルナールはヨアキムに確認した後、被害者を集めている仮の療養所へと足を向ける。
現在は詳細の調査中であり、被害者である子供達の証言も必要である為、数ヵ所の部屋に別れて待機してもらっていた。ここがワカー家門の別邸なだけはあり、部屋数は十分にあったからである。
「こちらは軽傷者。奥へ行くに従って、順に重傷者となっております」
「……ミア、どうする?」
「あ……はい。一番重傷者の方を、先に治療しても宜しいでしょうか。魔力がどの程度必要なのかも分からないので、軽傷者の方は申し訳ないのですが、後でという事でお願いしたいです」
「あぁ、それで良いぜ。……まぁ、部屋に入る前に覚悟はしておけ。糞の所業の被害者だ」
「は、はい」
真っ直ぐにヨアキムと応対する専属侍女に、ベルナールは好感が湧いた。
ヨアキムはその体格の良さと、身体に見合った大きな発声をする。表情も固いので、女子供や新入りに怖がられるのだ。何もされなくとも、本能的に圧を感じてしまうのだろう。
それでも──多少腰が退けてはいるものの、相対して応答が可能な彼女は、ナディヤ以来ではないだろうか。
そうして最奥の部屋前に立つと、一呼吸置いてから専属侍女が扉に手を掛けた。
開かれた部屋の中は闇時間になった事もあり、魔法石の灯りがつけられている。──だが、子供達は壁の角に固まって震えていた。
「……大丈夫よ、怖い事は何もしないからね」
専属侍女は子供達をそれ以上怯えさせないようにと、入室したその場で腰を屈めて座り込む。
ヨアキムとベルナールは、廊下からそれを観察しているだけだった。
「あのね。お姉さん、痛いのを治してあげられるかもしれないの。少し見せてもらっても良いかな?」
見知らぬ相手にガタガタと震える子供達は、それでも声を無視する事は出来ないようである。
欠損した身体の部位を庇いながら、部屋の中央へ這うようにして移動してきた。そして、少しの間隔をおいて横に並ぶ。
これは確実に、そうするように訓練されたと分かるものだった。──しかも、畜生でも理解出来る方法で。
「ごめんね。痛いかもだけど、触っても良いかな?」
既に涙に濡れた声音だった。
若い女性には見るだけでも辛い光景だろうが、子供達は実際にその身に降り掛かっている。
専属侍女は、僅かに震えた両手で被害者に触れた。
「光に求める癒しの力」
光の魔力で形成された手が、対象となった子供を包み込む。
目映い金色の光が子供の全身を覆った後、欠損した右腕の肘から先と左足の大腿部から先に集まり、伸びていった。
「……っは……っ」
呆然と見てしまっていたベルナールが、専属侍女の詰めた息を吐き出すような声音に我に返る。
不思議な事に──有り得ない事に、子供の欠損した部位は完全に形を取り戻していたのだ。
室内の誰もが言葉を失っている。ヨアキムですら、目を見開いて硬直していた。
これは本当に有り得ないが、まさしく目の前で起こった事実だったのである。
「ん~……。いや、あれと遊ぶ。それに、もう闇時間になるだろう。フェルもここで休ませよう」
「畏まりました。では、御嬢様が休める部屋を用意させます。……頼みます」
「はっ、すぐに用意致します」
初めのうちは視線をフェリシアの専属侍女に向けていたが、護衛担当が馬車と共に到着したようである。ヨアキムに気付いてヘコヘコ頭部を下げていたが、とりあえず護衛と馬車があればラングロフ邸へ帰還可能だ。
ここへは馬を目一杯走らせた事もあり、風時間になるかどうかの頃に到着出来ている。そして制圧する事自体は、ヨアキムの半ば暴走とも呼べる行動もあって短時間で完了していた。それでもそろそろ闇時間になる。
まだ幼いフェリシアに、ここから二時間の間馬車で揺られて帰る事は酷だろう。だいたい、それでは到着時に日が変わってしまっている。この地に留める事が良いとは思えないが、彼女の肉体的な事を考えれば英断だ。
ベルナールの言葉を受け、近くにいた隊員がすぐに向かってくれる。
そしてヨアキムが『遊ぶ』と称したのは、今回の首謀者であるウゲイン・ワカーだった。
ワカーの所属はラングロフ領なのだから、領主であるヨアキムが尋問する事に問題はない。──殺さなければ。
「……くれぐれも加減はして下さい。まだ色々と確認しなくてはならない事柄が多い為、勿論私も同行させて頂きます」
「ん、良いよ」
あまりの軽い対応に頭痛がするが、ヨアキムと視線が合っただけで震え上がっているようなワカーだ。
それまでは隊員に口汚い言葉を浴びせていたのだが、急に視線を地面に落として静かになったのである。
「それにしても……。一個小隊も要らなかったのではありませんか。だいたい、ラングロフ中将が殆ど戦闘不能にさせていましたよね」
「そうか?でも、後片付けは必要じゃないか。俺がそういうの苦手だって、ベルナールも知ってるだろ?」
「……そうですね。では、四分隊の交代制で調査と片付けを行います」
「その辺は任せる」
「はっ」
ヨアキムはいつものようにベルナールの言葉を丸受け承認だ。
だがこれも分かっていないのではなく、理解した上での事である。もっと若い頃に反発心から悪手を推奨した事があったが、即否定されて懇切丁寧に別の案を推されたのだ。
つまりは、ベルナールを信頼した上での判断をされているという事。──敵わないではないか。
「ミア」
「はいっ」
フェリシアとグーリフの治癒が完了したようで、護衛達に囲まれて二人が馬車へ連れ込まれるところだった。このままラングロフの屋敷への帰路につく前にと、先程の指示を受けた隊員が言伝てに行く。
そうして何故かこの段階で、ヨアキムはフェリシア専属侍女に声を掛けて呼んだ。当然、驚いたような反応をした彼女はこちらへ駆けてくる。
「お前はどの程度治癒魔法を使えるんだ」
「は……えっ、と。先程のグーリフ殿を、完治出来る程度ならば……でしょうか。あの、すみません。いえ、申し訳ございません。あまり……治癒魔法を実際に使用した経験がなくて、ですね。正直、分からないのです」
幾分緊張した面持ちではあったが、専属侍女はヨアキムにそう答えた。
確かに、彼女は学園前からラングロフに関わっている。その為、医療部に捕獲される事がなかった。──つまり実践経験が乏しいのは頷ける。
しかしながら先程のグーリフの傷を、あの短時間で完治させたと報告していた。それは凄いのではないだろうか。
ベルナール自身、様々な傷を治癒魔法にて回復された経験がある。だが治癒魔法は本来、それ程完璧なものではないのだ。
出血を止める。傷口を塞ぐ。この程度に出来れば十分である。つまりは今動けるようにする為だけのものだ。死なないようにするだけで、能力が十分とされる。
いくら光属性の魔力を持っていようとも、一度に治癒出来る範囲は精々その程度。その後継続して治癒魔法を受ける事で、完治へと向かう。──異なるのは本当に極一部、光魔力が特に秀でた者だけ。それこそ、『光に好かれた者』ともいえる。
「分かった。では、ミアは残れ」
「は……、はい」
「機会を与えてやる。挽回出来れば、継続してフェルにつけさせてやる」
「っ、ありがとうございます。頑張りますっ」
ヨアキムも同じ様に判断したようだ。当然、発見された子供達に力を使わせるのだろう。
中々に期待出来る。──が、その分彼女へ危険が歩み寄る事にも繋がるだろう。
(小隊には口止めと……。専属侍女には護衛が必要か。あぁ……そういえば、元より追われてラングロフに逃げてきたと報告書にあったな)
思い返せば、諜報でありながら稀有な光の魔力持ちだった。
実際に個人の魔力資質は、特別なスキル持ちにしか視る事が出来ない。卵の段階では判別がつかず、親の魔力で保護された外殻に魔力色がついている程度なのだ。性別すら、両親でなければ魔法を使っても分からない。
(ここで彼女の本質が確認出来れば、それこそラングロフの力となりそうだ。実質的には中将の力ではないが、娘の物でも変わらないだろうな。しかも中将の娘に好意的である分、使い勝手は良さそうだ)
ベルナールは内心でほくそ笑む。
裏切る事のない強大な力は、どれだけあっても困らないのだ。──グーリフの力もフェリシアのものだが、ラングロフ側である事に違いないのだから。
「ラングロフ中将。我々は一旦報告の為に帰還致します」
「あぁ。……分かってはいるだろうけど」
「承知しております。本隊への報告が完了次第、こちらへ引き返して参ります」
「次はないからな」
「はっ」
しっかりと護衛を担当する部下に釘を刺した後、ヨアキムは本日の護衛担当だった者達を見送る。
彼等は別小隊の分隊員である為、別途報告が必要なのだ。──護衛対象を見失った処罰がどう下されるかは、一旦は小隊長預かりになる。
「では先に、専属侍女殿を案内致しましょう」
「あ~、俺も行く」
「畏まりました。ではこちらへお願い致します」
「は、はいっ」
ベルナールはヨアキムに確認した後、被害者を集めている仮の療養所へと足を向ける。
現在は詳細の調査中であり、被害者である子供達の証言も必要である為、数ヵ所の部屋に別れて待機してもらっていた。ここがワカー家門の別邸なだけはあり、部屋数は十分にあったからである。
「こちらは軽傷者。奥へ行くに従って、順に重傷者となっております」
「……ミア、どうする?」
「あ……はい。一番重傷者の方を、先に治療しても宜しいでしょうか。魔力がどの程度必要なのかも分からないので、軽傷者の方は申し訳ないのですが、後でという事でお願いしたいです」
「あぁ、それで良いぜ。……まぁ、部屋に入る前に覚悟はしておけ。糞の所業の被害者だ」
「は、はい」
真っ直ぐにヨアキムと応対する専属侍女に、ベルナールは好感が湧いた。
ヨアキムはその体格の良さと、身体に見合った大きな発声をする。表情も固いので、女子供や新入りに怖がられるのだ。何もされなくとも、本能的に圧を感じてしまうのだろう。
それでも──多少腰が退けてはいるものの、相対して応答が可能な彼女は、ナディヤ以来ではないだろうか。
そうして最奥の部屋前に立つと、一呼吸置いてから専属侍女が扉に手を掛けた。
開かれた部屋の中は闇時間になった事もあり、魔法石の灯りがつけられている。──だが、子供達は壁の角に固まって震えていた。
「……大丈夫よ、怖い事は何もしないからね」
専属侍女は子供達をそれ以上怯えさせないようにと、入室したその場で腰を屈めて座り込む。
ヨアキムとベルナールは、廊下からそれを観察しているだけだった。
「あのね。お姉さん、痛いのを治してあげられるかもしれないの。少し見せてもらっても良いかな?」
見知らぬ相手にガタガタと震える子供達は、それでも声を無視する事は出来ないようである。
欠損した身体の部位を庇いながら、部屋の中央へ這うようにして移動してきた。そして、少しの間隔をおいて横に並ぶ。
これは確実に、そうするように訓練されたと分かるものだった。──しかも、畜生でも理解出来る方法で。
「ごめんね。痛いかもだけど、触っても良いかな?」
既に涙に濡れた声音だった。
若い女性には見るだけでも辛い光景だろうが、子供達は実際にその身に降り掛かっている。
専属侍女は、僅かに震えた両手で被害者に触れた。
「光に求める癒しの力」
光の魔力で形成された手が、対象となった子供を包み込む。
目映い金色の光が子供の全身を覆った後、欠損した右腕の肘から先と左足の大腿部から先に集まり、伸びていった。
「……っは……っ」
呆然と見てしまっていたベルナールが、専属侍女の詰めた息を吐き出すような声音に我に返る。
不思議な事に──有り得ない事に、子供の欠損した部位は完全に形を取り戻していたのだ。
室内の誰もが言葉を失っている。ヨアキムですら、目を見開いて硬直していた。
これは本当に有り得ないが、まさしく目の前で起こった事実だったのである。
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