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第一章 春
1の13 変わったのは職場環境だけでなく
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆
動物園内で昼食も食べ、午後からも色々な動物をみて歩いた。
ペンギンとかゾウとか。元気に動いている動物たちを見てて、凄く癒されるぅ。
「大宮さん。最近はお仕事、大丈夫なんですか?」
「あ、はい。すっごく不思議で意味不明なんですけど。本当に何でか分からないんですけど、部署内の人員が一変しました」
綾崎さんの素敵ナビゲーションで、効率良く動物園を散策してるんだけど。急に現実的な質問をされた。んぅ、現実逃避休日満喫してたのに。
そうは思いつつも。実際に、最近の仕事は順調で。邪魔も入らないし、余計な業務も増えない。本来ならばそれが普通なのだろうけど、私にとってはそうじゃなかったからかな。
毎日人の仕事を押し付けられ、やり遂げても褒められる事なんて欠片もなく。そんなやりがいのない消耗するだけの仕事だった。ずっと。
「人員がですか」
「そうなんですよぉ。期の途中なのに、不思議ですよねぇ。でも上司と同僚二人が変わった事で、とても仕事が楽しくなりました。やっぱり楽しい方が良いですもんね」
「そうですね。やりがいも大切ですが、心が明るくいられる事は重要です。私も熱帯魚が好きなので、管理は大変ですけど毎日楽しく仕事をしていますからね」
にっこりと答えてくれる綾崎さん。
魚を育てるの、やっぱり大変なんだ。そうだよね、水換えしたりしなきゃだし、水槽も汚れるもんね。
私はそういう世話、たぶん途中でダメにしちゃうだろうな。
「あの青い魚、元気ですか?」
「はい、元気に泳いでますよ。売れてしまっても、新しく入荷させています」
「あの熱帯魚、綺麗ですもんね」
月曜日には偶然綾崎さんと出会ったけど。
このところ早く帰れるから、登録しただけ終わってたジムに通ってるんだよね。
地下鉄を使わないで歩いて帰るルートだと、会社と家の中間程に綾崎さんのお店があるっていう感じ。残業とかで終電が終わってしまうと、仕方なく徒歩で帰宅するっていう訳。
だからお魚に会いに行けないけど。ジムで身体を動かすと、身体のぽかぽかが心にも来る。勿論肉体的には疲れるんだけど、それだけじゃないっていうか。
「最近の平日はお会いしていませんでしたが、お仕事が早く終わるからですか?」
「はい、そうなんです。今は会社が終わってからジムに通っていて」
「ジム、ですか。勿論、男性もいますよね」
「……そう、ですね?」
次の動物であるオオカミに向かっててくてく中なんだけど。急に綾崎さんの様子が変わった。
何だろう。また何だか圧を感じるような気がするけど。
「大宮さん」
「は、はい。何でしょう」
「お付き合いしてください」
「……ど、何処へ?オオカミさんより先、に?」
「………………」
何だろうか。どんな経緯があっての、この流れなんだろう。
綾崎さんの言葉に返した私の質問に、綾崎さんが固まってしまった。
とりあえずは、道を避けない?ここ、通路の真ん中です。
「あの」
「大宮さん」
「はい?」
「私は交際を求めます」
「は……え?」
動物園の中。道路上で、何故か綾崎さんは私を見たまま動かない。
私はきょろきょろしながら、他のお客さんの邪魔になってないか気になってるんだけど。──コウサイ?なんなん、それ。
「綾崎さん?」
「……ふむ。どうしたら通じるだろうか」
顎に手を当て、何やら考えモードに突入した綾崎さん。
とりあえず、横に移動しましょうよ。
それなりの道幅があるけど、それはそれ。真ん中を塞いじゃダメでしょ。
「あの、綾崎さん。とりあえず……ですね?このまま立ち止まるなら、道の脇に避けません?」
「あぁ、そうですね。すみません、気付きませんでした」
考える人になってた綾崎さんだけど、声を掛けたらちゃんと聞こえたみたい。
何だかまだ考え中のようだけど、道の真ん中から移動してくれた。すぐ近くにベンチがあって良かったよ。
然り気無くベンチの上を払ってくれて、ハンカチを敷いてくれるイケメンぶり。
何だか、毎回異次元の対応をされる私。──こんな人、現実にいるんだねぇ。慣れないなぁ。
「大宮さん」
「はい?」
「大宮さんは、どなたとも交際した経験がないと以前お聞きした気がします」
「え?……えぇ、そうですね」
「こうして私としているように、異性の二人で食事に行ったり遊びに来たり。そういう事が初めてであるという事ですか」
「ふぇ?はあ、まぁ……そうなりますね。同性の友達が一人、二人とか。そんな小規模でなら、飲みに行ったり食べに行ったり。そういう事はたまにしますけど」
腰掛けた事で、ぼんやりと空をみあげていたら。突然の綾崎さんからの質問責めが始まった。
聞かれて思ったけど、確かにこうして異性である綾崎さんと二人での行動。──これって、友達?
「私は大宮さんに好意を抱いています」
「ふぁい?」
「食事にお誘いしたり、デートを申し込んだり。私は今まで、一度も他の異性に行った事はありません」
「は、あ?」
「これは私が大宮さんに対して、恋愛感情を抱いていると判断出来ます。大宮さんはどう感じていらっしゃいますか」
「え……?」
どうしちゃったんだろう、綾崎さん。──こんな意味不明なぐいぐい、私には対処出来ませんっ。
隣に座っているのだけど、何だか妙に私側へ接近してきているというか。相変わらず圧しが強いですね。イケメンだからですか。
「大宮さんは、こんな私に嫌悪感を感じていますか?」
「い、いえ……」
「大宮さんは私と共に行動する事に対して、興味を引かれますか」
「え?えぇ、まぁ……今日も楽しく過ごせています?」
「それならば。今後もこういった行動をすることに、遺憾はないとお思いですね?」
「い、いかん?」
「私がお誘いしても、ご不満や不都合はないと」
「あ、はあ。まぁ、綾崎さんが忙しくならないなら?」
「私は大宮さんと共に行う事、全てに対して心踊ります」
「えぇ……、それ程?」
「はい。これ程に他者に対して心が浮き立つ事は、過去の私にはありませんでした」
「はあ、何だか凄いですね」
「そうです、凄いのです。そういう事柄を考慮し、私は大宮さんと今後もお付き合いを継続したいと考えています。異論はございますか?」
「い、いろん?え、と……ない、です?」
「では、正式に交際開始ですね」
「こうさ、い?」
物凄いマシンガントークだった。確実に私、綾崎さんの圧しに負けた。
いつもはもう少し、私の反応に合わせてくれている気がするんだけど。──いや、そうでもないか。
綾崎さんって自分の意思を伝える時、爆走タイプに変身する感じかな。
動物園内で昼食も食べ、午後からも色々な動物をみて歩いた。
ペンギンとかゾウとか。元気に動いている動物たちを見てて、凄く癒されるぅ。
「大宮さん。最近はお仕事、大丈夫なんですか?」
「あ、はい。すっごく不思議で意味不明なんですけど。本当に何でか分からないんですけど、部署内の人員が一変しました」
綾崎さんの素敵ナビゲーションで、効率良く動物園を散策してるんだけど。急に現実的な質問をされた。んぅ、現実逃避休日満喫してたのに。
そうは思いつつも。実際に、最近の仕事は順調で。邪魔も入らないし、余計な業務も増えない。本来ならばそれが普通なのだろうけど、私にとってはそうじゃなかったからかな。
毎日人の仕事を押し付けられ、やり遂げても褒められる事なんて欠片もなく。そんなやりがいのない消耗するだけの仕事だった。ずっと。
「人員がですか」
「そうなんですよぉ。期の途中なのに、不思議ですよねぇ。でも上司と同僚二人が変わった事で、とても仕事が楽しくなりました。やっぱり楽しい方が良いですもんね」
「そうですね。やりがいも大切ですが、心が明るくいられる事は重要です。私も熱帯魚が好きなので、管理は大変ですけど毎日楽しく仕事をしていますからね」
にっこりと答えてくれる綾崎さん。
魚を育てるの、やっぱり大変なんだ。そうだよね、水換えしたりしなきゃだし、水槽も汚れるもんね。
私はそういう世話、たぶん途中でダメにしちゃうだろうな。
「あの青い魚、元気ですか?」
「はい、元気に泳いでますよ。売れてしまっても、新しく入荷させています」
「あの熱帯魚、綺麗ですもんね」
月曜日には偶然綾崎さんと出会ったけど。
このところ早く帰れるから、登録しただけ終わってたジムに通ってるんだよね。
地下鉄を使わないで歩いて帰るルートだと、会社と家の中間程に綾崎さんのお店があるっていう感じ。残業とかで終電が終わってしまうと、仕方なく徒歩で帰宅するっていう訳。
だからお魚に会いに行けないけど。ジムで身体を動かすと、身体のぽかぽかが心にも来る。勿論肉体的には疲れるんだけど、それだけじゃないっていうか。
「最近の平日はお会いしていませんでしたが、お仕事が早く終わるからですか?」
「はい、そうなんです。今は会社が終わってからジムに通っていて」
「ジム、ですか。勿論、男性もいますよね」
「……そう、ですね?」
次の動物であるオオカミに向かっててくてく中なんだけど。急に綾崎さんの様子が変わった。
何だろう。また何だか圧を感じるような気がするけど。
「大宮さん」
「は、はい。何でしょう」
「お付き合いしてください」
「……ど、何処へ?オオカミさんより先、に?」
「………………」
何だろうか。どんな経緯があっての、この流れなんだろう。
綾崎さんの言葉に返した私の質問に、綾崎さんが固まってしまった。
とりあえずは、道を避けない?ここ、通路の真ん中です。
「あの」
「大宮さん」
「はい?」
「私は交際を求めます」
「は……え?」
動物園の中。道路上で、何故か綾崎さんは私を見たまま動かない。
私はきょろきょろしながら、他のお客さんの邪魔になってないか気になってるんだけど。──コウサイ?なんなん、それ。
「綾崎さん?」
「……ふむ。どうしたら通じるだろうか」
顎に手を当て、何やら考えモードに突入した綾崎さん。
とりあえず、横に移動しましょうよ。
それなりの道幅があるけど、それはそれ。真ん中を塞いじゃダメでしょ。
「あの、綾崎さん。とりあえず……ですね?このまま立ち止まるなら、道の脇に避けません?」
「あぁ、そうですね。すみません、気付きませんでした」
考える人になってた綾崎さんだけど、声を掛けたらちゃんと聞こえたみたい。
何だかまだ考え中のようだけど、道の真ん中から移動してくれた。すぐ近くにベンチがあって良かったよ。
然り気無くベンチの上を払ってくれて、ハンカチを敷いてくれるイケメンぶり。
何だか、毎回異次元の対応をされる私。──こんな人、現実にいるんだねぇ。慣れないなぁ。
「大宮さん」
「はい?」
「大宮さんは、どなたとも交際した経験がないと以前お聞きした気がします」
「え?……えぇ、そうですね」
「こうして私としているように、異性の二人で食事に行ったり遊びに来たり。そういう事が初めてであるという事ですか」
「ふぇ?はあ、まぁ……そうなりますね。同性の友達が一人、二人とか。そんな小規模でなら、飲みに行ったり食べに行ったり。そういう事はたまにしますけど」
腰掛けた事で、ぼんやりと空をみあげていたら。突然の綾崎さんからの質問責めが始まった。
聞かれて思ったけど、確かにこうして異性である綾崎さんと二人での行動。──これって、友達?
「私は大宮さんに好意を抱いています」
「ふぁい?」
「食事にお誘いしたり、デートを申し込んだり。私は今まで、一度も他の異性に行った事はありません」
「は、あ?」
「これは私が大宮さんに対して、恋愛感情を抱いていると判断出来ます。大宮さんはどう感じていらっしゃいますか」
「え……?」
どうしちゃったんだろう、綾崎さん。──こんな意味不明なぐいぐい、私には対処出来ませんっ。
隣に座っているのだけど、何だか妙に私側へ接近してきているというか。相変わらず圧しが強いですね。イケメンだからですか。
「大宮さんは、こんな私に嫌悪感を感じていますか?」
「い、いえ……」
「大宮さんは私と共に行動する事に対して、興味を引かれますか」
「え?えぇ、まぁ……今日も楽しく過ごせています?」
「それならば。今後もこういった行動をすることに、遺憾はないとお思いですね?」
「い、いかん?」
「私がお誘いしても、ご不満や不都合はないと」
「あ、はあ。まぁ、綾崎さんが忙しくならないなら?」
「私は大宮さんと共に行う事、全てに対して心踊ります」
「えぇ……、それ程?」
「はい。これ程に他者に対して心が浮き立つ事は、過去の私にはありませんでした」
「はあ、何だか凄いですね」
「そうです、凄いのです。そういう事柄を考慮し、私は大宮さんと今後もお付き合いを継続したいと考えています。異論はございますか?」
「い、いろん?え、と……ない、です?」
「では、正式に交際開始ですね」
「こうさ、い?」
物凄いマシンガントークだった。確実に私、綾崎さんの圧しに負けた。
いつもはもう少し、私の反応に合わせてくれている気がするんだけど。──いや、そうでもないか。
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