ぼくは妖怪配信者!

主人公、歌川 優斗は十一歳の小学五年生。
 
 ある日。
 学校の宿題でプリントが配られた。
 そこには、将来のなりたい職業、というタイトル。
 彼は「配信者」と書いてしまう。

 そのことでクラスメートの牛田に笑い者にされてしまった。
 なぜなら、優斗は会話が下手だったから。
 
 そんな自分が嫌になり、配信者は諦めようと決意する。

 しかし、帰宅すると、母親がプレゼントをくれた。
 それは撮影用の大容量スマホだった。

 母のすすめで、配信者はやってみることにする。
 彼女の協力をへてチャンネルを設立。

 その名も『ユートチャンネル』
 
 まずは、姫井ヶ森の沼に住む、大好きなタガメを撮影することにした。

 沼に行く途中。
 不思議な場所に迷い込んでしまう。

 一人の女性が立っていて、その姿はコート姿。

 真夏なのにコート?

 よく見ると、その体には目玉がたくさんついていて、ギョロリと動いているのだった。

 優斗はスマホで録画中である。
 
 そんな映像を撮ってしまったから大変。

 それから次々と不思議な妖怪に遭遇して……。


 優斗は配信者になって妖怪を撮影する。

 モフモフの毛玉の妖怪、毛毛丸とも友達になってしまう。

 妖怪たちの映像はたちまち大人気!

 アップした動画はバズりまくる!

 妖怪配信者の誕生だ!

 そんな中、姫井ヶ森で人が石になるという不思議な事件があった。それは妖怪の仕業で……。

 果たして、妖怪配信者になった優斗は事件を解決できるのか!?

 妖怪たちは不思議で楽しい。でも、ちょっと怖い奴もいたりして。
 そんな妖怪たちと織りなす現代ファンタジー小説!
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小説 193,284 位 / 193,284件 児童書・童話 3,620 位 / 3,620件

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