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番外編(小ネタ、小話、小説)
[if]甘え方と甘やかし方[楓×奏]
しおりを挟む甘え方と甘やかし方
膝枕or腕枕バージョン
奏と攻めたちで、こういう夢を見たので、形にしました(誰得?)
膝枕をしたり、されたり、腕枕をされたりする、ただそれだけの小ネタです
既に付き合っている設定で、ほのぼのか、イチャイチャ(甘々)
…楓が色々可哀相で、ゲロ甘にしてしまった…
砂糖吐く…いや、そこまでではないか…?
二人とも十代設定なので、許してください
後悔はしていないが、反省はしている
「兄さん」
「うん?」
「甘えても、いいかな?」
きょとん、とした顔で、楓を見た後、
「いいよ。―おいで」
両手を広げて、優しく微笑む
「兄さんっ」
奏の胸に飛び込んで、ぎゅうっと抱き付く楓
「はいはい。…よしよし、楓は良い子だな」
自分の胸元にある頭を、微笑を浮かべたまま撫でる
「…兄さん、僕、ノワールじゃないんだけど? 僕は彼方とは違うから、犬扱いは嫌だよ」
不服そうに、少し唇を尖らせる
「ノワールだったら、頭にキスしてるよ」
「…狡い。僕にもして」
「はは。犬と張り合うなよ。嫉妬か?」
悪戯っぽく笑いながら、からかうように言う奏に、
「そうだよ」
にこり、と笑う楓。
「僕は兄さんのことが大好きだから…愛してるから、よく嫉妬するよ。まあ、流石にノワールにはしないけど。本気では」
「…へ、へぇ…(彼方以外にもしてんのか。いや、藪蛇だな。黙っておこう)」
「楓、膝枕してあげようか?」
「え?」
「昔、母さんにしてもらったことがあるんだ。…誰かにしたことは一度もないから、楓が初めてだぞ」
「それ、ほんと?彼方にもしてないの?」
「してないよ(してもらったことは何回かあるけど。することはない)」
「…嬉しい」
「ん?」
「兄さんの初めてがもらえるのは、どんなことでも、嬉しいよ」
「えっと…それは、良かった…?(そういうのは、よく分からないな…)」
「うん。ありがとう、兄さん(後で彼方に言おう。いつも嫉妬させられてるから、たまには嫉妬すればいい)」
「奏」
「ん…?」
奏を抱き寄せて、正面から腕枕
「重くないか?腕、痺れるぞ」
疲れて、うとうとしながらも、気遣う
「大丈夫だよ。…ふふ。これで、奏の可愛い寝顔がよく見える」
「…ばか(恥ずかしい奴)」
結論。リア充爆発しろ
楓と奏は、バカップルにはならないけど、多分、常にイチャイチャしてる(楓がよく口説き、奏を照れさせる)
人前では絶対しない(TPOは弁えている)
奏が一番甘やかす攻めは、楓です(可愛い可愛い弟なので)
なんだかんだ言っても、奏もブラコンだよ!
楓は『俺』の攻めたちの中で、一番嫉妬深いし、独占的も強いし、執着も依存もしてる。
ヤンデレ+メンヘラ=手に負えない、最恐地雷原
奏頑張れ(汗)
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