32 / 201
水の庭『アクアガーデン』
ガイアの力
しおりを挟む
「アニキ!」
すかさずレイが雷迅に向けて銃を放つ。躱されるが、とどめの一撃を防ぐ事が出来た。
それと同時にレイが駆け寄って来る。
「大丈夫ですかアニキ!?」
「なんとかな……助かったぞレイ」
「キャー! 普通に褒められたキャー!」
両手を頰に当て、ブンブンと顔を振る。その光景はまるで、憧れのアイドルに出会えて興奮しているファンの様だった。
(これが無ければ普段から褒められるんだが)
「大丈夫かよリン!」
《なかなか派手にやられとるのう》
「それよりさっき言ってたのは……」
《そのままの意味じゃ ガイアペインを出せ優月輪よ》
「策があるってことか」
《剣にする必要は無いぞ 石のまま握っておけばそれで良い》
ますます分からない。それでは武器としての用途すら果たせない、もしかして投げろとでも言うのだろうか?
「聖剣を投げろと言うのはどうかと思うぞ」
《たわけ! そうではない! お主は握ってるだけで良いのだ》
「握るだけで……」
石のままでいいと言うのだ確かにこれなら重くはない、重くはないがどうしすればいいのだろうか。
《後は殴られてこい! これでわかる!》
「……は?」
《だからお主が殴られれば……》
「何ぬかしてやがるロリッ娘」
《ロリッ娘!?》
「そうだそうだ! アニキに死ねってのか!」
「いくらリンに鬱憤が溜まってるからってそれは……」
あの雷撃や拳を受けてしまったら、体が保たないなんすぐにわかる。
だのに今の発言である。死ねと言われたようなものだった。
《いやだからこれは作戦で……》
《聖剣使い達 王妃も考えのあってのことだろ ここは……ひとつ信じてはもらえないか?》
「シオンか?」
「おお! 起きたのか!」
《お陰様で助かったレイ 皆も先ほどは見っともないところを見せてすまなかった》
「怪我の具合も良さそうで何よりだ」
《ガイアの力は未知数だ だが王妃は決して適当なことを言う人ではない 信じてほしい》
「まあシオンが言うなら……」
《何この信頼の差……?》
「話は済んだか聖剣使い! 律儀に待ってんだから早くしてくれや」
暇そうに雷迅佇む。相手が戦いに対して、フェアプレイを好んでくれて非常にありがたい。
「悪いな休ませてもらって」
「楽しければそれでいいんだよオレは だが次は無い お前をぶっ倒したら次はそこの赤髪の姉ちゃんだ」
「俺もいい加減最後にしたい」
今度こそラストチャンスだ。これで何も変わらなかったらもう終わりだ、レイへとバトンタッチするしかなくなる。
「当たって砕けろだ……行くぞ」
足元はフラつきながらも目の前に集中する。アドレナリンでも出ているのだろうか、不思議と痛みは少なくなってきた。
「拳でくるか! ならオレもそうさせて貰う!」
雷迅は拳に力を込めこちらに急接近してきた。やはりあの早さに適応するのは時間がかかる。もはや受けるだけで精一杯だった。
「吹き飛べ聖剣使い!」
その拳は腹部に直撃した。どうやら守る体力も尽きていたようだ。
そしてあっさり破られ力つきるはずだった。
「なんだ……こいつ!?」
そのはずだったのだ。
「痛え……痛えけど」
殴ったまま時間が止まっているかのように固まった雷迅の腕をリンは掴んだ。
倒れなかった。直撃していた攻撃は、致命傷になるはずだった攻撃で、倒せなかったのだ。
「倒れるほどじゃない!」
「ゴフッ!?」
「やった!」
「決めやがった!」
初めてまともに攻撃を雷迅に当てた。お返しと言わんばかりに腹部を思いっきり殴りつけた。
「何だ……その身体……まるで岩を殴ったみてえに固え……」
「これが……ガイアの力?」
《読みは大当たりのようじゃな》
《どういうことですか王姫?》
「アレがガイアの力なのか?」
《まあ力の副次効果といったところかのう 聖剣はとてつもない魔力を宿した賢者の石によってできておる》
「それは知ってんな」
「それぐらいならオレだって」
《そしてあまりにも強いその魔力は賢者の石の状態でも常に溢れ出ておる》
《そうなのですか?》
「へえ~そうなのか そっちは初耳だぜ」
《賢者の石はそれぞれ属性がある アクアシュバリエは水 フレアディスペアは火 そしてガイアペインは土じゃ》
「でもそれとこれとは話が違うじゃねえの?」
《話を最後まで聞け赤髪の 副次効果と言ったであろう》
《副次効果……ですか?》
《そうじゃ お前らも聞いたことはあるのではないか? 聖剣使いの伝説くらいは》
《はい 戦場では無類の強さで敵を薙ぎ払い 攻撃は読まれ 当たったとしてもビクともしない 》
「確かそれがまるで竜と戦ってるように感じた周りから『竜王』って呼ばれてる所以だったか?」
《実際奴の戦いぶりはその通りじゃった この世の全属性を束ねることなんぞ『竜』でもなければあり得んと言われとったのに成し遂げたのが『初代聖剣使い』じゃ》
「あ~昔姉ちゃんそんなこと言ってたような……」
(それよりこの王妃何歳なんだ?)
疑問に思うチビルだったが話を続けたいのと、触れてはいけない予感がしたため、あえてチビルは口に出さなかった。
「奴が竜王と呼ばれておったのは全ての属性が使えたからだけではない まるで本当の竜のような強靭さこそが真の理由じゃ》
「竜のような……」
「強靭さ……」
《力も素早さも堅牢さも全てを兼ね備えておったのじゃ それはたとえ聖剣を出していないときでも》
《それが副次効果ですか?》
《そうじゃ 今の聖剣使いをみて確信した 今の聖剣使いの硬さは賢者の石から溢れた魔力によるもの まだ使いこなせてはおらぬがこれから先には石が無くともあの力が出せるようになるじゃろう》
「そういえばアニキ 戦いの時に雰囲気が変わってたような……」
《賢者の石の力じゃろうな 恐らくそれは闘争心に火をつける効果を持った火の聖剣の副次効果であったのであろう》
それはつまり賢者の石を集めれば集めるほど、優月輪その身体は伝説の聖剣使いに近づくということだった。
その事をどう受け止めるのか? 何を思うのか? そんな事を思いながら、王妃は二代目聖剣使いを見守った。
すかさずレイが雷迅に向けて銃を放つ。躱されるが、とどめの一撃を防ぐ事が出来た。
それと同時にレイが駆け寄って来る。
「大丈夫ですかアニキ!?」
「なんとかな……助かったぞレイ」
「キャー! 普通に褒められたキャー!」
両手を頰に当て、ブンブンと顔を振る。その光景はまるで、憧れのアイドルに出会えて興奮しているファンの様だった。
(これが無ければ普段から褒められるんだが)
「大丈夫かよリン!」
《なかなか派手にやられとるのう》
「それよりさっき言ってたのは……」
《そのままの意味じゃ ガイアペインを出せ優月輪よ》
「策があるってことか」
《剣にする必要は無いぞ 石のまま握っておけばそれで良い》
ますます分からない。それでは武器としての用途すら果たせない、もしかして投げろとでも言うのだろうか?
「聖剣を投げろと言うのはどうかと思うぞ」
《たわけ! そうではない! お主は握ってるだけで良いのだ》
「握るだけで……」
石のままでいいと言うのだ確かにこれなら重くはない、重くはないがどうしすればいいのだろうか。
《後は殴られてこい! これでわかる!》
「……は?」
《だからお主が殴られれば……》
「何ぬかしてやがるロリッ娘」
《ロリッ娘!?》
「そうだそうだ! アニキに死ねってのか!」
「いくらリンに鬱憤が溜まってるからってそれは……」
あの雷撃や拳を受けてしまったら、体が保たないなんすぐにわかる。
だのに今の発言である。死ねと言われたようなものだった。
《いやだからこれは作戦で……》
《聖剣使い達 王妃も考えのあってのことだろ ここは……ひとつ信じてはもらえないか?》
「シオンか?」
「おお! 起きたのか!」
《お陰様で助かったレイ 皆も先ほどは見っともないところを見せてすまなかった》
「怪我の具合も良さそうで何よりだ」
《ガイアの力は未知数だ だが王妃は決して適当なことを言う人ではない 信じてほしい》
「まあシオンが言うなら……」
《何この信頼の差……?》
「話は済んだか聖剣使い! 律儀に待ってんだから早くしてくれや」
暇そうに雷迅佇む。相手が戦いに対して、フェアプレイを好んでくれて非常にありがたい。
「悪いな休ませてもらって」
「楽しければそれでいいんだよオレは だが次は無い お前をぶっ倒したら次はそこの赤髪の姉ちゃんだ」
「俺もいい加減最後にしたい」
今度こそラストチャンスだ。これで何も変わらなかったらもう終わりだ、レイへとバトンタッチするしかなくなる。
「当たって砕けろだ……行くぞ」
足元はフラつきながらも目の前に集中する。アドレナリンでも出ているのだろうか、不思議と痛みは少なくなってきた。
「拳でくるか! ならオレもそうさせて貰う!」
雷迅は拳に力を込めこちらに急接近してきた。やはりあの早さに適応するのは時間がかかる。もはや受けるだけで精一杯だった。
「吹き飛べ聖剣使い!」
その拳は腹部に直撃した。どうやら守る体力も尽きていたようだ。
そしてあっさり破られ力つきるはずだった。
「なんだ……こいつ!?」
そのはずだったのだ。
「痛え……痛えけど」
殴ったまま時間が止まっているかのように固まった雷迅の腕をリンは掴んだ。
倒れなかった。直撃していた攻撃は、致命傷になるはずだった攻撃で、倒せなかったのだ。
「倒れるほどじゃない!」
「ゴフッ!?」
「やった!」
「決めやがった!」
初めてまともに攻撃を雷迅に当てた。お返しと言わんばかりに腹部を思いっきり殴りつけた。
「何だ……その身体……まるで岩を殴ったみてえに固え……」
「これが……ガイアの力?」
《読みは大当たりのようじゃな》
《どういうことですか王姫?》
「アレがガイアの力なのか?」
《まあ力の副次効果といったところかのう 聖剣はとてつもない魔力を宿した賢者の石によってできておる》
「それは知ってんな」
「それぐらいならオレだって」
《そしてあまりにも強いその魔力は賢者の石の状態でも常に溢れ出ておる》
《そうなのですか?》
「へえ~そうなのか そっちは初耳だぜ」
《賢者の石はそれぞれ属性がある アクアシュバリエは水 フレアディスペアは火 そしてガイアペインは土じゃ》
「でもそれとこれとは話が違うじゃねえの?」
《話を最後まで聞け赤髪の 副次効果と言ったであろう》
《副次効果……ですか?》
《そうじゃ お前らも聞いたことはあるのではないか? 聖剣使いの伝説くらいは》
《はい 戦場では無類の強さで敵を薙ぎ払い 攻撃は読まれ 当たったとしてもビクともしない 》
「確かそれがまるで竜と戦ってるように感じた周りから『竜王』って呼ばれてる所以だったか?」
《実際奴の戦いぶりはその通りじゃった この世の全属性を束ねることなんぞ『竜』でもなければあり得んと言われとったのに成し遂げたのが『初代聖剣使い』じゃ》
「あ~昔姉ちゃんそんなこと言ってたような……」
(それよりこの王妃何歳なんだ?)
疑問に思うチビルだったが話を続けたいのと、触れてはいけない予感がしたため、あえてチビルは口に出さなかった。
「奴が竜王と呼ばれておったのは全ての属性が使えたからだけではない まるで本当の竜のような強靭さこそが真の理由じゃ》
「竜のような……」
「強靭さ……」
《力も素早さも堅牢さも全てを兼ね備えておったのじゃ それはたとえ聖剣を出していないときでも》
《それが副次効果ですか?》
《そうじゃ 今の聖剣使いをみて確信した 今の聖剣使いの硬さは賢者の石から溢れた魔力によるもの まだ使いこなせてはおらぬがこれから先には石が無くともあの力が出せるようになるじゃろう》
「そういえばアニキ 戦いの時に雰囲気が変わってたような……」
《賢者の石の力じゃろうな 恐らくそれは闘争心に火をつける効果を持った火の聖剣の副次効果であったのであろう》
それはつまり賢者の石を集めれば集めるほど、優月輪その身体は伝説の聖剣使いに近づくということだった。
その事をどう受け止めるのか? 何を思うのか? そんな事を思いながら、王妃は二代目聖剣使いを見守った。
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
家族で突然異世界転移!?パパは家族を守るのに必死です。
3匹の子猫
ファンタジー
社智也とその家族はある日気がつけば家ごと見知らぬ場所に転移されていた。
そこは俺の持ちうる知識からおそらく異世界だ!確かに若い頃は異世界転移や転生を願ったことはあったけど、それは守るべき家族を持った今ではない!!
こんな世界でまだ幼い子供たちを守りながら生き残るのは酷だろ…だが、俺は家族を必ず守り抜いてみせる!!
感想やご意見楽しみにしております!
尚、作中の登場人物、国名はあくまでもフィクションです。実在する国とは一切関係ありません。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる