110 / 129
番外編2
託された想い
しおりを挟む
智也は、赤いカーペットを踏まないように歩幅を広げ、チャペルの右端へ移動し一礼をした。
バージンロードは、花嫁の人生を表すものだと聞いているから、自分が最初に歩くわけにはいかない、と思ったからだ。
「おめでとう!」
智也は、一斉に祝福を受けた。
待っていたのは、智也の両親、新郎親族とその友人たちで、入って右側の席にいて、智也の方を向き立っていた。
(わぁ。ここって、いつも冷んやりしていたのに。こんなに、あったかい場所だったんだな)
オレンジ色の明かりと、柔らかいステンドグラスの光と、心から祝ってくれる声に、寒さなんて吹き飛んだ。
「籐籠をどうぞ」
チャペルの中にいた倉田チーフから、長めの取っ手の付いた、浅い籐籠を受け取り、後ろ席にいる友人の元へと移動する。
すると、その席にいた友人2人も、席から出て、智也に寄っていく。
その友人たちは、智也にそれぞれ1本のピンク色の薔薇を渡した。
「西崎、おめでとう。あー、先を越されたな!」
「本当だよな!ああ、やられたぁ。誰か紹介してくれよ」
「杉野、枝元、ありがとう!」
智也は、受け取った薔薇を籐籠に載せ、前の席に移動し、花を受け取る。
「智也、おめでとう。必ず丸山さんを幸せにしろよ!約束だぞ、信じているからな!」
智也は、1本のピンク色のガーベラを受け取った。
「匠海……ああ、約束する!」
智也は、匠海の真剣な眼差しに、身が引き締まるのを感じた。
(匠海……。ありがとう!)
「へえ、そのグレーのタキシード、カッコいいじゃん!今日は、色々、参考にさせてもらうから。
智也、おめでとう!」
和希はそう言って、白いカスミ草を渡した。
その後、同じように友人、親族からも花を受け取った智也は、祭壇の下に用意したテーブルへ、籐籠を置いた。
テーブルには、リボンなどが置かれている。
「西崎さん、こちらが、新婦側ゲスト様からのお花でございます。どうぞ」
倉田チーフから、花の束を渡された智也は、その重みを感じ、緊張と責任を改めて感じていた。
そして、側にあるスタンドマイクの前に立ち、皆に告げる。
「えーと、皆さんから頂いたお花を、花嫁のブーケにしたいと思います。
今から、私が作成しますから、どうか見守っていて下さい」
「智也!しっかり作りなさい、頑張れ!」
「はいっ!」
(父さん、ありがとう。会社の恥にならないように、頑張ります)
智也は、予めイメージしておいた形を思い浮かべ、手早く花をまとめてゆく。
…………………
一方、チャペルの外にいる柚花は、両親と新婦親族、その友人と共にいた。
「柚……。ベールを下ろすよ……。
このベールの様に、お父さんとお母さんで柚を守ってきたけど、今度、このベールが上がった時から……。
その任務は終了なんだってね……。
はあ……。ぐしゅ、これからは、智也さんに任せて、やっと楽になれるよ。
幸せに……なりなさ……い。うう……」
「うん、うん、今まで……うっ、ありがと……」
留袖着物を着た母親が、ベールダウンを行い、柚花が応えると父親も涙し、親族、友人たちは盛大に拍手をしたのだった。
「それではお寒いので、お母様、御親族、御友人の皆様はチャペル内へ、どうぞ!
こちら、左側の通路を通ってお席にいらして下さい。
先にお母様、御親族の方々、御友人の方々の順でお願い致します」
緑川が速やかに、ゲストの移動を開始した。
扉が開けられた時、チラリと見えたのは、チャペル正面奥で、ブーケを必死に作っている智也の姿だった。
智也さんが頑張っている!
そう思ったら、ずっと涙を堪えていた柚花は、込み上げてくるものを抑えられず、嗚咽してしまった。
「うっ、くっ、ひっく、っく……」
「ゆ、柚、お前、泣くなよ!
お前が泣けば、お父さんまで泣けてくるじゃないか。
はあ、式はこれからなんだし……。
げっ!柚、鼻、鼻が大変だぞ!
お軽さん、拭いてあげて!」
「えっ?お軽さん?あ、私のこと?
えっ?わっ、丸山さん、鼻水があ!
ティッシュ、ティッシュ、はい……。
私、いつの間にか、お軽さんになった?」
柚花は、軽米からティッシュを受け取り、
「ふっうーん、ちーん!
……やだぁ、お父さんも氷柱が出てるよぉ。
軽米さん、ティッシュ渡してあげて」
父親にもティッシュを渡す。
「ふっうーん、ちーん!おお、スッキリした」
「……」
軽米は、豪快な親子を目の前にして、一瞬固まった。
「はっ!ま、丸山さん、鼻の下が真っ赤です!
お化粧が凄いハゲハゲです!もう直す時間が無いですよ!
何で、そっと拭かなかったんですか!
もう、目の下も涙の跡があるし!
さっきの顔と違いますからね」
(まさかの親子で鼻水垂らし!
面白すぎるけど、笑ってはいけない)
「えー!マジかあ?はーあ」
「仕方がないな、柚、もう、諦めろ。
あるがままで行けよ。
こんな柚花でも、貰い手が見つかった。
智也君を大事にしろよ。
いつまでも、仲良くなっ!」
「うん……。わかったよ、お父さん。ひっく……」
「もう、また!
泣いたらダメです。
我慢をして下さい!」
…………………
智也は、受け取ったピンクの薔薇と、ピンクのガーベラと、白いカスミ草を、丸みをつけるように束にして、それを白いリボンが巻き付けてある筒の中に、束になった茎を入れた。
その筒の上部に、作っておいた豪華な白いリボンを結び付け、ブーケを完成させたのだった。
下準備をしておいたため、わりと素早く仕上がり、倉田チーフと外崎がさっと後片付けをした。
「中、準備、OKです」
倉田チーフから連絡が入り、柚花と父親はゆっくりゆっくり、チャペルへと歩いて行く。
初めて父親と腕を組んで歩くのは、気恥ずかしいけれど、もう、無い事かもしれないし、しっかり踏みしめて歩こう。
柚花は、思い出に浸りながら、足を進める。
お父さん、よく小さい頃に肩車をしてもらったね。
肩の上って、とっても高かったけど、お父さんが足を押さえてくれていたから、安心していたよ。
遠くの景色が見えて、嬉しかったことを忘れないからね。
今まで、大切に育ててくれて、ありがとうございました。
祭壇下で待っていた新郎へ柚花を託し、去ってゆく父親の背中が、小刻みに震えていたのを、智也は見ていた。
(お義父さん、柚花を大切にします)
「はい、これが花嫁さんへのブーケです。
どうぞ受け取って下さい」
「わあ、可愛い」
全体に優しいピンク色の丸みのあるブーケを見て、柚花は微笑んだ。
それから、神父による誓いの儀式等が終わり、いよいよイベントタイムがやってきた。
「さあ皆様、これより恒例のイベントとなります」
それは、倉田チーフのアナウンスで、開始となった。
バージンロードは、花嫁の人生を表すものだと聞いているから、自分が最初に歩くわけにはいかない、と思ったからだ。
「おめでとう!」
智也は、一斉に祝福を受けた。
待っていたのは、智也の両親、新郎親族とその友人たちで、入って右側の席にいて、智也の方を向き立っていた。
(わぁ。ここって、いつも冷んやりしていたのに。こんなに、あったかい場所だったんだな)
オレンジ色の明かりと、柔らかいステンドグラスの光と、心から祝ってくれる声に、寒さなんて吹き飛んだ。
「籐籠をどうぞ」
チャペルの中にいた倉田チーフから、長めの取っ手の付いた、浅い籐籠を受け取り、後ろ席にいる友人の元へと移動する。
すると、その席にいた友人2人も、席から出て、智也に寄っていく。
その友人たちは、智也にそれぞれ1本のピンク色の薔薇を渡した。
「西崎、おめでとう。あー、先を越されたな!」
「本当だよな!ああ、やられたぁ。誰か紹介してくれよ」
「杉野、枝元、ありがとう!」
智也は、受け取った薔薇を籐籠に載せ、前の席に移動し、花を受け取る。
「智也、おめでとう。必ず丸山さんを幸せにしろよ!約束だぞ、信じているからな!」
智也は、1本のピンク色のガーベラを受け取った。
「匠海……ああ、約束する!」
智也は、匠海の真剣な眼差しに、身が引き締まるのを感じた。
(匠海……。ありがとう!)
「へえ、そのグレーのタキシード、カッコいいじゃん!今日は、色々、参考にさせてもらうから。
智也、おめでとう!」
和希はそう言って、白いカスミ草を渡した。
その後、同じように友人、親族からも花を受け取った智也は、祭壇の下に用意したテーブルへ、籐籠を置いた。
テーブルには、リボンなどが置かれている。
「西崎さん、こちらが、新婦側ゲスト様からのお花でございます。どうぞ」
倉田チーフから、花の束を渡された智也は、その重みを感じ、緊張と責任を改めて感じていた。
そして、側にあるスタンドマイクの前に立ち、皆に告げる。
「えーと、皆さんから頂いたお花を、花嫁のブーケにしたいと思います。
今から、私が作成しますから、どうか見守っていて下さい」
「智也!しっかり作りなさい、頑張れ!」
「はいっ!」
(父さん、ありがとう。会社の恥にならないように、頑張ります)
智也は、予めイメージしておいた形を思い浮かべ、手早く花をまとめてゆく。
…………………
一方、チャペルの外にいる柚花は、両親と新婦親族、その友人と共にいた。
「柚……。ベールを下ろすよ……。
このベールの様に、お父さんとお母さんで柚を守ってきたけど、今度、このベールが上がった時から……。
その任務は終了なんだってね……。
はあ……。ぐしゅ、これからは、智也さんに任せて、やっと楽になれるよ。
幸せに……なりなさ……い。うう……」
「うん、うん、今まで……うっ、ありがと……」
留袖着物を着た母親が、ベールダウンを行い、柚花が応えると父親も涙し、親族、友人たちは盛大に拍手をしたのだった。
「それではお寒いので、お母様、御親族、御友人の皆様はチャペル内へ、どうぞ!
こちら、左側の通路を通ってお席にいらして下さい。
先にお母様、御親族の方々、御友人の方々の順でお願い致します」
緑川が速やかに、ゲストの移動を開始した。
扉が開けられた時、チラリと見えたのは、チャペル正面奥で、ブーケを必死に作っている智也の姿だった。
智也さんが頑張っている!
そう思ったら、ずっと涙を堪えていた柚花は、込み上げてくるものを抑えられず、嗚咽してしまった。
「うっ、くっ、ひっく、っく……」
「ゆ、柚、お前、泣くなよ!
お前が泣けば、お父さんまで泣けてくるじゃないか。
はあ、式はこれからなんだし……。
げっ!柚、鼻、鼻が大変だぞ!
お軽さん、拭いてあげて!」
「えっ?お軽さん?あ、私のこと?
えっ?わっ、丸山さん、鼻水があ!
ティッシュ、ティッシュ、はい……。
私、いつの間にか、お軽さんになった?」
柚花は、軽米からティッシュを受け取り、
「ふっうーん、ちーん!
……やだぁ、お父さんも氷柱が出てるよぉ。
軽米さん、ティッシュ渡してあげて」
父親にもティッシュを渡す。
「ふっうーん、ちーん!おお、スッキリした」
「……」
軽米は、豪快な親子を目の前にして、一瞬固まった。
「はっ!ま、丸山さん、鼻の下が真っ赤です!
お化粧が凄いハゲハゲです!もう直す時間が無いですよ!
何で、そっと拭かなかったんですか!
もう、目の下も涙の跡があるし!
さっきの顔と違いますからね」
(まさかの親子で鼻水垂らし!
面白すぎるけど、笑ってはいけない)
「えー!マジかあ?はーあ」
「仕方がないな、柚、もう、諦めろ。
あるがままで行けよ。
こんな柚花でも、貰い手が見つかった。
智也君を大事にしろよ。
いつまでも、仲良くなっ!」
「うん……。わかったよ、お父さん。ひっく……」
「もう、また!
泣いたらダメです。
我慢をして下さい!」
…………………
智也は、受け取ったピンクの薔薇と、ピンクのガーベラと、白いカスミ草を、丸みをつけるように束にして、それを白いリボンが巻き付けてある筒の中に、束になった茎を入れた。
その筒の上部に、作っておいた豪華な白いリボンを結び付け、ブーケを完成させたのだった。
下準備をしておいたため、わりと素早く仕上がり、倉田チーフと外崎がさっと後片付けをした。
「中、準備、OKです」
倉田チーフから連絡が入り、柚花と父親はゆっくりゆっくり、チャペルへと歩いて行く。
初めて父親と腕を組んで歩くのは、気恥ずかしいけれど、もう、無い事かもしれないし、しっかり踏みしめて歩こう。
柚花は、思い出に浸りながら、足を進める。
お父さん、よく小さい頃に肩車をしてもらったね。
肩の上って、とっても高かったけど、お父さんが足を押さえてくれていたから、安心していたよ。
遠くの景色が見えて、嬉しかったことを忘れないからね。
今まで、大切に育ててくれて、ありがとうございました。
祭壇下で待っていた新郎へ柚花を託し、去ってゆく父親の背中が、小刻みに震えていたのを、智也は見ていた。
(お義父さん、柚花を大切にします)
「はい、これが花嫁さんへのブーケです。
どうぞ受け取って下さい」
「わあ、可愛い」
全体に優しいピンク色の丸みのあるブーケを見て、柚花は微笑んだ。
それから、神父による誓いの儀式等が終わり、いよいよイベントタイムがやってきた。
「さあ皆様、これより恒例のイベントとなります」
それは、倉田チーフのアナウンスで、開始となった。
0
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
側妃、で御座いますか?承知いたしました、ただし条件があります。
とうや
恋愛
「私はシャーロットを妻にしようと思う。君は側妃になってくれ」
成婚の儀を迎える半年前。王太子セオドアは、15年も婚約者だったエマにそう言った。微笑んだままのエマ・シーグローブ公爵令嬢と、驚きの余り硬直する近衛騎士ケイレブ・シェパード。幼馴染だった3人の関係は、シャーロットという少女によって崩れた。
「側妃、で御座いますか?承知いたしました、ただし条件があります」
********************************************
ATTENTION
********************************************
*世界軸は『側近候補を外されて覚醒したら〜』あたりの、なんちゃってヨーロッパ風。魔法はあるけれど魔王もいないし神様も遠い存在。そんなご都合主義で設定うすうすの世界です。
*いつものような残酷な表現はありませんが、倫理観に難ありで軽い胸糞です。タグを良くご覧ください。
*R-15は保険です。
人生の全てを捨てた王太子妃
八つ刻
恋愛
突然王太子妃になれと告げられてから三年あまりが過ぎた。
傍目からは“幸せな王太子妃”に見える私。
だけど本当は・・・
受け入れているけど、受け入れられない王太子妃と彼女を取り巻く人々の話。
※※※幸せな話とは言い難いです※※※
タグをよく見て読んでください。ハッピーエンドが好みの方(一方通行の愛が駄目な方も)はブラウザバックをお勧めします。
※本編六話+番外編六話の全十二話。
※番外編の王太子視点はヤンデレ注意報が発令されています。
選ばれたのは美人の親友
杉本凪咲
恋愛
侯爵令息ルドガーの妻となったエルは、良き妻になろうと奮闘していた。しかし突然にルドガーはエルに離婚を宣言し、あろうことかエルの親友であるレベッカと関係を持った。悔しさと怒りで泣き叫ぶエルだが、最後には離婚を決意して縁を切る。程なくして、そんな彼女に新しい縁談が舞い込んできたが、縁を切ったはずのレベッカが現れる。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる