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第四十七話 着物の下は?
しおりを挟むさて、門を潜るとそれは全くの別世界のようだ。帝国とは違い、この国は帝国とは近いが他の国とは結構離れており、国交をすることはあまりにないため、独自の文化が発達している。人口は1500万人ぐらいるそうだ。
「やっと着いたね。なんか変わった街だね。」
「そ、そう。懐かしいな。でもこっちの方が栄えている気はするな。」
「なんか言った?」
「いや。なにも。独り言だよ。」
「そう」
レオンにとって、懐かしいようだ。転生前と同じような景色だからだ。人口も江戸時代初期と同じぐらいの人口だ。
「少し見て回ろうよ。」
「そうだね。」
少しあるくと、人の姿が大勢見られる。
「なんか、いままでとは違う服を着た人たちが多いね。」
「そうだね。着物を着ているとはこれは珍しい。」
そう。この国の位がある者の、配属者は着物を着ることになっている。その着物が下級でもしっかりとしていないといけないという制度がある。
「ここに本屋と書かれたお店があるね。後から行ってみたい。」
「そうだね。ギルドに寄ってからにしよう。」
「そうだったね。その剣を治してもらうのでしょ?」
「そうだよ。」
「じゃあ、冒険者ギルドに行こう。そこでしか相手にしてくれる人は居ないのだから」
「まあ、そっか。まずは行こうか。」
実は今いる位置からギルドまでは、徒歩1分程度であった。
「てか、目の前にあるよね。」
「そうだよ。えっ知らなかった???」
「知らないよ。ここに来るの初めてなの。帝国や私が住んでいる処とは全く別世界みたいな場所だしいろいろと困惑するよ。」
「そ、そう。まあ、入ろう。」
二人は、冒険者ギルドに入った。冒険者ギルドは意外と便利でなんでも知っている。信用さえあればどんな情報でも教えてくれる。まさに万事屋に近いだろう。
「おう。いらっしゃい。」
いたってギルドの職員は、通常運転だ。
「どんな用だ?見ない顔だが。」
「都市の国からやってきた。」
「そうかそうか。遠い所からわざわざありがとうな。」
「依頼を受けに来たのでなく、刀を直してくれる人がいないかなと思いまして」
「おいおいおい。急に冗談はよせよ。刀鍛冶はたくさんいるが簡単には、教えれねぇーよ!!」
「すまん……すまん。いら立ってしまった」
「いえいえ。こちらこそ。急なことだったので。でも本当に直してほしいのです。」
「じゃあ、その刀を見せてはもらえないだろうか?」
「わかりました。いでよ……えーと、はい。これです。」
「おぉー。これは本物だ。ただ、結構刃がボロボロだから……3ヶ月ぐらいはかかるぞ。」
「そ、そうなんですか。ガクシッ」
ギルドの職員は、刀を見て納得をしていたようだったが、3ヶ月もかかるとはレオンも思ってはいなかったようだ。まあ、この話中彼女は蚊帳の外であった。
「まあ、教える。失礼のないようにな」
「あ、ありがとうございます。」
そのうちの日に、二人は刀鍛冶に合うことになる。
===================
最後までありがとうございます。
眠い。眠い。
考えるだけでも眠い。
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