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第十二話 パーティでござる。
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朝出かけようと思ったら、父上が伝えたいことがあると言われ、呼び出された。
「10歳になったら、学園に行ってもらうからな」
「学園とはなんですか?」
「座学、魔法など様々なことを学ぶ場所のことだ」
「それは楽しみです。学園はどこにあるのですか?」
「王都の北側にある。その辺に国王様が住んでいる場所もあるぞ。あとな、第一王子様も同じ年だったような気がするから学園に入るかもしれないぞ」
「えぇー。王子様もいるとは気を使いそうです。」
学園に行かないといけないらしい。たぶん寺子屋みたいなものだと思う。魔法はこれ以上学ぶことはないと思うが名にあるんだろうか?
そんなことよりも、早く王都へ向かいたい、学園に行く話など今はどうでもいい。彼女が先に来て待っていたら、申し訳ない。10分かかるところを早歩きになっていたこともあり、5分で着いた。そしてギルドへ向かった。
ギルドの酒場に着いたら、もう座っていた。早いような気はするけどリナはもう席についていた。父上と話していたからもあるけど、昼前には集まろうと約束はしていた。
今、10時だ。
俺も早く来すぎた。
リナはなんかモジモジしている。
なにか言いたいことがあるのは明白である。
「リナおはよう。早いね。」
「お、お、おはよう。レン君」
(やばい。来た。確かに昼前には集まろうと昨日行ったけど、来ちゃったよ。レン君にパーティを組んでくれるか聞いてみよう。緊張する。)
「何か言いたいことでもあるのか」
(ばれている。隠しているつもりだったのに外から見るとそんなに私言いたそうなことしていたのかな?)
「あのさ、パーティを組まない?」
「パーティとはどういうの?」
「え。パーティも知らないの?。パーティというのは簡単に言うと協力して魔物を狩るグループのことよ。パーティだと、取った分の魔物の買い取り額は分割となる。だから、不正にパーティを組もうとする人もいてギルドは大変らしいよ。また、ランクに違いがあるときは高い方のランクで依頼を受けることができる。でも、余りにも差があるときはギルドに依頼を止められてしまうよ。依頼受けても死に行くものだから。こんな感じかな」
「へぇ。今どのぐらいの魔物狩れるの?」
「ゴブリンがギリギリかな。死にそうになることもあるよ」
「危ないな。まあ、パーティ組んでみるか!」
「いいの?レン君の方が強いけど」
「まあ、いいよ。買い取り金額が分けられるのにはモヤモヤする」
「じゃあ、こうしようよ。倒した分の魔物だけもらうという」
「うーん。まあ、それはおいおい考えるとしよう。酒場で何か食べてから魔物を倒しに行こう。ランク考慮されるけど、リナはまだ登録してから間もない?」
「ごめん。もう五ヶ月経っているの」
「そうか。まあ、あきらめるよ。」
もう少し魔物の数を増やしておきたいところだったけど、パーティを組んでしまったから、初めて以来というを受けてみようと思っていた。まあ、彼女はとても喜んでいたからいいと思ったかわいいからね。
酒場で食事を摂ってから、ギルドの方へ向かった。
「どんな依頼を受けようか? 討伐か採取」
「やっぱり討伐だと思わない?」
「わかった。うちらのランクだとオークかゴブリンの討伐しかないよな」
「そうだね。それは仕方がないよ。」
「じゃあ、ゴブリンを10体狩る依頼にしよう」
そういえば、父上が言っていた通り、スライムの依頼はどこにもなかった。
「わかったよ」
受付の方へ向かった。いつものお姉さんと思っていたら、今日はがめついお兄さんだった。
「おう。二人でどうした?」
「この依頼を受けるのと、パーティを登録したい」
「おう。まずはパーティの登録だな。女の子を連れているとは付き合っているのか?」
「つ、付き合ってない。早くパーティの登録をしてくれ」
「はいよ。出来たぞ」
=====
パーティ No.123455
レオン・サントス
リナ・オリオール
補足
付き合ってないと主張した
======
おい。補足入らないだろう。
「依頼か。二人で行くのだろうな」
「まあ、ゴブリンを狩りに行くぐらいなら、まあ大丈夫だろう。あと、10体と書いてあるが、何体狩ってきても大丈夫だからな。 あと、レオン君はランク考慮はもういいのかい?」
「はい。もう大丈夫です。」
「はい。では、ランクCまで上げたいところではあるが、ランクDというところにしておく。」
「ありがとうございます」
「じゃあ、二人ともいってらっしゃい。死ぬなよ」
「「行ってきます」」
たまたま、息があった。なぜが恥ずかしい
「10歳になったら、学園に行ってもらうからな」
「学園とはなんですか?」
「座学、魔法など様々なことを学ぶ場所のことだ」
「それは楽しみです。学園はどこにあるのですか?」
「王都の北側にある。その辺に国王様が住んでいる場所もあるぞ。あとな、第一王子様も同じ年だったような気がするから学園に入るかもしれないぞ」
「えぇー。王子様もいるとは気を使いそうです。」
学園に行かないといけないらしい。たぶん寺子屋みたいなものだと思う。魔法はこれ以上学ぶことはないと思うが名にあるんだろうか?
そんなことよりも、早く王都へ向かいたい、学園に行く話など今はどうでもいい。彼女が先に来て待っていたら、申し訳ない。10分かかるところを早歩きになっていたこともあり、5分で着いた。そしてギルドへ向かった。
ギルドの酒場に着いたら、もう座っていた。早いような気はするけどリナはもう席についていた。父上と話していたからもあるけど、昼前には集まろうと約束はしていた。
今、10時だ。
俺も早く来すぎた。
リナはなんかモジモジしている。
なにか言いたいことがあるのは明白である。
「リナおはよう。早いね。」
「お、お、おはよう。レン君」
(やばい。来た。確かに昼前には集まろうと昨日行ったけど、来ちゃったよ。レン君にパーティを組んでくれるか聞いてみよう。緊張する。)
「何か言いたいことでもあるのか」
(ばれている。隠しているつもりだったのに外から見るとそんなに私言いたそうなことしていたのかな?)
「あのさ、パーティを組まない?」
「パーティとはどういうの?」
「え。パーティも知らないの?。パーティというのは簡単に言うと協力して魔物を狩るグループのことよ。パーティだと、取った分の魔物の買い取り額は分割となる。だから、不正にパーティを組もうとする人もいてギルドは大変らしいよ。また、ランクに違いがあるときは高い方のランクで依頼を受けることができる。でも、余りにも差があるときはギルドに依頼を止められてしまうよ。依頼受けても死に行くものだから。こんな感じかな」
「へぇ。今どのぐらいの魔物狩れるの?」
「ゴブリンがギリギリかな。死にそうになることもあるよ」
「危ないな。まあ、パーティ組んでみるか!」
「いいの?レン君の方が強いけど」
「まあ、いいよ。買い取り金額が分けられるのにはモヤモヤする」
「じゃあ、こうしようよ。倒した分の魔物だけもらうという」
「うーん。まあ、それはおいおい考えるとしよう。酒場で何か食べてから魔物を倒しに行こう。ランク考慮されるけど、リナはまだ登録してから間もない?」
「ごめん。もう五ヶ月経っているの」
「そうか。まあ、あきらめるよ。」
もう少し魔物の数を増やしておきたいところだったけど、パーティを組んでしまったから、初めて以来というを受けてみようと思っていた。まあ、彼女はとても喜んでいたからいいと思ったかわいいからね。
酒場で食事を摂ってから、ギルドの方へ向かった。
「どんな依頼を受けようか? 討伐か採取」
「やっぱり討伐だと思わない?」
「わかった。うちらのランクだとオークかゴブリンの討伐しかないよな」
「そうだね。それは仕方がないよ。」
「じゃあ、ゴブリンを10体狩る依頼にしよう」
そういえば、父上が言っていた通り、スライムの依頼はどこにもなかった。
「わかったよ」
受付の方へ向かった。いつものお姉さんと思っていたら、今日はがめついお兄さんだった。
「おう。二人でどうした?」
「この依頼を受けるのと、パーティを登録したい」
「おう。まずはパーティの登録だな。女の子を連れているとは付き合っているのか?」
「つ、付き合ってない。早くパーティの登録をしてくれ」
「はいよ。出来たぞ」
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おい。補足入らないだろう。
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「はい。もう大丈夫です。」
「はい。では、ランクCまで上げたいところではあるが、ランクDというところにしておく。」
「ありがとうございます」
「じゃあ、二人ともいってらっしゃい。死ぬなよ」
「「行ってきます」」
たまたま、息があった。なぜが恥ずかしい
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