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第三話 読み書きでござる
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兄上に読み書きを教えてもらった。
最初は、記号のような暗号のような文字だったが、徐々にわかるようになってきた。
そう言えば、転生する前は、寺子屋でしか勉強をしていなかったし戦で戦うのが主な仕事であったため、読めて書ければ本当に充分だった。最後の西軍の戦いだけが唯一の白星だったような。
3ヶ月が経ち、読み書きが終わり、絵本を読んでいた。
魔術の本読めよと思うかもしれないが、取られていたわけだ。とある日こっそり書斎に行ったときに前置いてある場所に〈魔術・基本編〉がおいて居なかった。悲しみを感じていて、〈魔術・応用編〉でいいや。と考えていたら、父上に見つかってしまい5歳まで待てということらしい。
そこで、何故か絵本を渡されて、これを読みなさいと言われた。
この本は
ここグドバ帝国を1人で守り切った英雄のお話しを絵本にしたらしい。
読んでいくと、名はアキヒトというらしい。髪が黒いし、日本人に似ているがどこの時代の人だろう。俺が住んでいた江戸時代には着物や裃を着ている人が多かったが、この絵の人は黒い服に胸あたりに紋章がついている。もしかして転生以外にも方法があるのかもしれない。
「母上、えいゆうさまは、どこのくにのひとなの?」
「レオン、英雄様は昔いた王女様が魔術で転移させたのよ。聞いている話だと、〝ニホン″というとこから呼んだと聞いているわよ。〝ニホン″という場所は〝ガガク″というのが発展していて、魔法など、おちゃのこさいさいだったらしいわ。」
やっぱり日本か。でも科学とはなんだろう。100年後ぐらいの日本かな?
「くろかみだったから、ぼくとにているね」
「そうね。レオンと同じ髪質よ」
「うん」
★
4歳になった。
まあ、この歳になれば、家の外にも出歩けるようになる。
でも父上は外に出さしてくれない。外は、魔獣がいるから、魔法が使えんものは外に出るなと言っていた。でも、魔法が使えないのは、父上が許可を出してくれないからである。
なにが外出るなだよ!。早く、魔法教えてほしいな。
そう思いながら、
父上に呼び出された。
「レオン、もうすぐ5歳になるな。だから家の事情をすこしでも知ってもらわないといけない。
まず、この家は公爵であり、王位を除くとうちが一番上になるが、勝手に階級を使うなよ。また、俺の名を傷つける行為もするなよ」
「わかりました。父上」
「また、10歳になったら、学園に行ってもらう。そこでは、家名を使うことはさせないだから、名前だけを名乗れ。貴族とばれてもいいが、言い降らすな。」
「学園ですか。学問が学べる場所ですか?」
「あぁ。そうだ」
「楽しみです。」
「まあ、その前にステータスを神様から与えてもらわないといけないな」
「いつですか?」
「5歳だから、来年になるな。」
これは、隠さないといけないが、いまステータスを見たいが5歳にならないと見えないようになっているため、隠蔽することも出来ない。神託を受けた瞬間に隠蔽でもするか
「わかりました。楽しみです」
===========================
一日遅れました。すいません。
最初は、記号のような暗号のような文字だったが、徐々にわかるようになってきた。
そう言えば、転生する前は、寺子屋でしか勉強をしていなかったし戦で戦うのが主な仕事であったため、読めて書ければ本当に充分だった。最後の西軍の戦いだけが唯一の白星だったような。
3ヶ月が経ち、読み書きが終わり、絵本を読んでいた。
魔術の本読めよと思うかもしれないが、取られていたわけだ。とある日こっそり書斎に行ったときに前置いてある場所に〈魔術・基本編〉がおいて居なかった。悲しみを感じていて、〈魔術・応用編〉でいいや。と考えていたら、父上に見つかってしまい5歳まで待てということらしい。
そこで、何故か絵本を渡されて、これを読みなさいと言われた。
この本は
ここグドバ帝国を1人で守り切った英雄のお話しを絵本にしたらしい。
読んでいくと、名はアキヒトというらしい。髪が黒いし、日本人に似ているがどこの時代の人だろう。俺が住んでいた江戸時代には着物や裃を着ている人が多かったが、この絵の人は黒い服に胸あたりに紋章がついている。もしかして転生以外にも方法があるのかもしれない。
「母上、えいゆうさまは、どこのくにのひとなの?」
「レオン、英雄様は昔いた王女様が魔術で転移させたのよ。聞いている話だと、〝ニホン″というとこから呼んだと聞いているわよ。〝ニホン″という場所は〝ガガク″というのが発展していて、魔法など、おちゃのこさいさいだったらしいわ。」
やっぱり日本か。でも科学とはなんだろう。100年後ぐらいの日本かな?
「くろかみだったから、ぼくとにているね」
「そうね。レオンと同じ髪質よ」
「うん」
★
4歳になった。
まあ、この歳になれば、家の外にも出歩けるようになる。
でも父上は外に出さしてくれない。外は、魔獣がいるから、魔法が使えんものは外に出るなと言っていた。でも、魔法が使えないのは、父上が許可を出してくれないからである。
なにが外出るなだよ!。早く、魔法教えてほしいな。
そう思いながら、
父上に呼び出された。
「レオン、もうすぐ5歳になるな。だから家の事情をすこしでも知ってもらわないといけない。
まず、この家は公爵であり、王位を除くとうちが一番上になるが、勝手に階級を使うなよ。また、俺の名を傷つける行為もするなよ」
「わかりました。父上」
「また、10歳になったら、学園に行ってもらう。そこでは、家名を使うことはさせないだから、名前だけを名乗れ。貴族とばれてもいいが、言い降らすな。」
「学園ですか。学問が学べる場所ですか?」
「あぁ。そうだ」
「楽しみです。」
「まあ、その前にステータスを神様から与えてもらわないといけないな」
「いつですか?」
「5歳だから、来年になるな。」
これは、隠さないといけないが、いまステータスを見たいが5歳にならないと見えないようになっているため、隠蔽することも出来ない。神託を受けた瞬間に隠蔽でもするか
「わかりました。楽しみです」
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一日遅れました。すいません。
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