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侵入者編

クウガ 初めての……

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 心臓が止まらない。おかしい表現だってわかってて、そう思ってしまう。
 最低なことをしようとしてる。いろんな人を裏切るような行為だ。でも何より最低なのは、それでも興奮してしまっている自分自身だ。
 そしてそんな俺の心情以外にも問題はあった。

「童貞卒業が睡眠姦ってどうなんだよ」

 思わずつぶやいてみる。わかってる、現実逃避だ。そもそも寝込みを襲うとかしちゃダメだろ、普通に考えて。
 額に手を当てて深く息を吐く。するとかつてサッヴァが俺に渡してくれた貴金属が音を鳴らす。サッヴァの机の上にあったものだ。魔力は入っているが微々たるものだ。おそらく少ない魔力量だったからサッヴァを操っていたエイリアンも、これを持ち出すことはしなかったんだろう。
 俺はサッヴァのそばに寄りその顔に触れる。

「サッヴァさん、起きてください」

 さっきまでとは違う意味でだ。そのときはまだ純粋に目覚めてほしかった。だけど今となっては襲ってしまうからというダメな理由だ。あああああああ、ロッドのやつ。変なことに気づかせやがって。ってかいつの間にヤってんだよ。俺の童貞喪失より早いってどうなの。いや、俺の処女喪失のが早かったけど。あ、自分で言って凹んだ。
 ああ、もう。フェラはしてもらったことあるから、口ならまだマシだったのに。目覚めるかもわからない相手に口でしてもらうのは危険すぎる。窒息するだろ。だからヤるとしたらやっぱり・・・・・・。視線は自然と下半身に向く。
 かけていた布団は外していた。横になるからとシャツとズボンだけの姿。その股間部分に目を向けてしまう。存在するブツで膨らむ箇所に思わず生唾を飲み込んだ。そしてゆっくりと手を伸ばした。膨らむそれを撫でてもサッヴァは寝息をたてたまま。俺はおそるおそるズボンを緩めおろした。下着が見え先ほどよりももっこりとしたものが浮き上がっている。

 俺はサッヴァの顔を見た。やはり起きる様子はない。
 そして意を決して下着を下げるとサッヴァのチンコが現れる。見たのはこれが初めてではない。一度はヤる寸前までいったことあったんだ。だけどチンコに触れようとして躊躇してしまう。あのときはサッヴァの同意があって、これはサッヴァの意志はない。
 ズボンと下着を脱がしてベッドから落とす。サッヴァの下半身が露出される。ドッドッドッと俺の血潮が勢いよく巡っている。俺はできる限りチンコには触れないようにしてアナルの方へと指を這わせた。やはりキツく締まっている穴に入るわけがない。俺は前にやったように水魔法を詠唱してローションもどきを作り出した。魔法は久々だったから詠唱を使ったけどなんとか上手くいった。腹の中はロッドが清浄魔法をかけたから問題はない。穴の周りをゆっくりと揉んでいく。焦らないよう気をつけているけど、どうしても急いてしまう。サッヴァの片脚を肩に乗せる。重いけどなんとか耐えた。
 あ、イケそう。

 ズプッ・・・・・・ッ

「うわっ」

 初めてではないが久しぶりの感覚に思わず声が出た。でも動くわけではないからまた水魔法で腸の中を満たした。
 グチュリッ。水音が響く。俺の指が締め付けられた。指先を曲げれば腸の壁に当たる。

「・・・・・・ぅっ」

 頭上から聞こえた声に慌てて指を抜き、顔を上げる。サッヴァが顔を歪めていたが、目を開ける様子はない。
 本当に眠っている状態なんだ。ただ起きないだけ。そう今は何をしても。
 再度指を挿入れ、今度は少し奥まで押し込んだ。

 ズプ、ヅチュ・・・・・・ヂュッ

 怪我をさせないよう少しずつ進んでいく。そして体内を探っていく。

「っ、・・・・・・っっ」

 サッヴァの体が跳ねる。あった、前立腺。そこを指でなぞり、擦り、叩く。

「ぅ、っーーぁ」

 微かな、だが確かな反応に俺は解しながら刺激していく。そして指をもう1本、押し込んでやった。ギツギツだが、入らないわけじゃない。
 もう少し。もう少し広げないと。もっと緩めないと。ーー既に俺の脳はグツグツと煮立っていた。ヤるんだという気持ちが、心を埋めていく。
 挿入れた指を抜いて、また奥まで挿しこんで。折り曲げて、広げて。

 グチュッ グチュッ ズッ

 いける。まだ少し締まりが強い気もするけど。
 視界に入れないようにしていたサッヴァのチンコは、若干の堅さで勃起していた。
 ああーー、サッヴァも反応してるんだ。意識ないくせに。眠ってるくせに。
 俺は俺のズボンを下げてチンコを出す。ズボンを下ろすことすら煩わしい。俺の方はとっくに勃ち上がっていた。先走りがこぼれ、いつ射精しても不思議じゃない。フゥゥゥと荒い息が己の口から漏れる。俺は腕の貴金属を乱暴に外し、肩にかけていたサッヴァの足首につける。そして自らのチンコを扱けば、あっという間にヌルヌルと粘液にまみれる。

 本当ならばもっと日にちをかけて慣らすべきだ。だけど、連日かけてたらサヴェルナなどに気づかれる可能性もでてくる。ここまで来て引き返せない。食っちまえという幻聴が聞こえた。

 チンコの先を、サッヴァの穴に押しつける。ヌルッとした感触が伝わる。
 ここでサッヴァが目覚めてくれれば。あるいはサヴェルナが帰ってきてれば。あるいはロッドが止めてくれれば。あるいはーー、あるいはーー。
 散々生殺し状態に陥った過去を思い出し、ここで寸止めされるんじゃないかと思った。むしろ期待した。でも何もなかった。

 ズチュッだったか。ブチッだったか。あるいはメリメリッと発したか。
 サッヴァの中へと俺のが飲み込まれていく。そのキツすぎる締め付けに俺は歯を食いしばった。

「ぐ、ぅぅぅぅぅっっ」

 それでも声が漏れてしまう。包まれるというより、締められる初めての感覚だった。

「う、あ、うそっ、ぁ、やばっ、あ、ーーーーーっつつ!?」

 耐えようとしたけれどダメだった。挿入れただけで俺のチンコは我慢できなかった。実際のセックスは初めてだったからとか、想像以上にサッヴァの締め付けが強かったとか、そんなのただの言い訳だ。挿入れた途端に射精とか童貞丸出しの行為すぎるだろ。射精後の疲労と相まって自己嫌悪した。

「ーーーーーーぅ」

 だがそれも視線を上げれば、一瞬で過ぎ去った。

「ぅぁ、・・・・・・ぉ、ふぅ、ぁ」

 サッヴァが顔を赤らめ、体を震わせていたからだ。そしてサッヴァのチンコも萎えるどころか堅さを増していた。
 そこで思い至る。魔力が増大すると同時に体の方も反応するんじゃないか。俺が犯られたときは痛みの方が大きかったため、あまり記憶に残ってないが。ただ少なくとも悪いわけではない。むしろーーーー。

 俺はゾクッとした。
 ゲイという概念がない世界に住むノンケの男が、それも俺好みの年上の男が、中出しされて反応するという事実に俺のチンコはまた堅さを取り戻した。
 挿入れたままのソレを前後に動かせば、先ほど射精した精液がローションもどきと混ざって滑りがよくなった。腰を動かせばチンコが奥まで入っていく。

 ズププププッ

 突っ込んだ。窮屈そうに締めるが、サッヴァの肛門は切れていない。
 俺はサッヴァの腰を掴んで欲のまま前後に振る。肉壁をガツンと叩きつける。

「ん、・・・・・・ッぉ、うっ」

 サッヴァが眉をひそめる。俺は勃ったままのサッヴァのチンコに指をかける。裏筋に力を込めればチンコは先走りをこぼしていく。こんなことをしてもサッヴァは目を覚まさない。

「ぉふ、・・・・・・ぅあ、ぐっ、んっ、ア」

 だというのに漏れる喘ぎ声。俺は思わず笑ってしまった。目覚めていないのに快楽を得ようとしているサッヴァに、そしてそのサッヴァを犯しているという事実に。
 俺は容赦なく手を上下に動かした。強制的に絶頂へと誘うために。
 そして「おふぅっ」という声が聞こえたかと思えば精液がぶちまけられた。ギュッと締め付けられた俺のチンコは2度目の射精を促された。そしてそれを受け入れ、今度は耐えることなく思いっきり吐き出した。
 またサッヴァの体が跳ねる。その口からは熱い息が漏れていた。
 俺も荒い呼吸を整えながらチンコを引き抜いた。ゴポオッと腸内から精液が流れ落ちる。それを凝視しながら肩で息をする。そして気合いを入れるように、自身のチンコを扱いた。

 まだサッヴァは目を開けない。目覚めない。もっと、もっとヤらないと。
 本能のまま性欲に身を委ねるしか考えられなかった。そうじゃないと何度もヤるなんてできやしない。でも想像ではない実際のセックスに、自然と高ぶりが戻ってくる。
 俺はサッヴァのシャツに手をかける。サッヴァを目覚めさせるのが目的ならば上半身を脱がす必要はない。でももう止められなかった。初めての肉欲の発散に理性なんてぶっ飛んでいる。
 シャツの前を開き現れる胸。まだ膨らみも突起もないその中心に俺は爪をたてる。そこはチンコや尻よりも反応は鈍かった。だがそんなことも構わずグリグリと起きていれば痛いぐらいに押し潰してやった。口も使う。舌で転がせばコロコロとした感触。左右逆にして同じように行った。顔を離せば両乳首がテロテロと唾液でテカる。エロかった。既に俺のモノが準備できているくらいに。

「おうっ、んっ」

 2度目の挿入にサッヴァの声が耳につく。喘いでる。寝てるくせにチンコ挿入れられて、無意識に声出してる。本来なら異物を排出しようとしている腸の働きが、チンコをぎゅうぎゅうに締めるのだ。
 あのサッヴァがだ。神官で賢者で、魔力は国で最強言われてて。堅物であまり笑わなくて、でもなんだかんだ優しくしてくれる。そんなサッヴァが俺なんかに抵抗せずに犯されている。
 夢でも妄想でもない。肉の感触と温度と、自身の倦怠感がそれを知らしめる。

「ハハッ、・・・・・・やべぇ」

 ガツンと突っ込んだ。我慢なんてする必要ないんだ。射精してしまえ。
 そして俺は睾丸からせり上がってくる精液を、腸の奥の奥へと注ぎ込んだのだ。サッヴァの体は痙攣するように震えて、そして弛緩した。精液の臭いが鼻につく。サッヴァのチンコは1度射精したからか若干勃っている程度だった。

 俺は笑った。声を出さずに笑って、そして頭をかきむしった。
 渦巻く開放感、倦怠感、無力感、自己嫌悪。

「ほんとうに、俺・・・・・・バカだよなぁ」

 取り返しのつかないことをした。これでサッヴァが目覚めなければ、ただ寝ているところをレイプした最低野郎だ。いや、目覚めたとして俺がレイプした事実は変わらない。今だって自分のしでかしたことを肯定しようとしている。仕方ないと割り切ろうとしている。
 歯を食いしばる。自分自身への怒りでおかしくなりそうだ。顔を覆いうつむいた。





「く・・・・・・う、が」




 幻聴かと思った。あるいは俺の都合のいい夢かと。
 俺が顔を上げれば、サッヴァの目がうっすらと開いていた。寝ぼけているような、心ここにあらずというような、うつらうつらとした様子だった。それでも一切目を開けることのなかったサッヴァが起きたことが衝撃だった。
 慌てて周囲を見て、机の上に水と具なしのスープが目に付く。サッヴァが目覚めたときに与えるために用意したものだが、今までは作っては処分されていた。俺はベッドから降りて中途半端に脱げたズボンに足を引っかけながら、水を掴んでサッヴァのそばに戻る。まだ開いている目が閉じる前に上体を起こす。めちゃくちゃ重かったけど、なんとか男の意地で持ち上げた。未だサッヴァは糸の切れた人形のようにだらんとしていて、口元にコップを傾けてもすぐに口から漏れ出てしまう。多少躊躇ったが時間が惜しく、俺はコップの水を口に含むとサッヴァと唇を合わせる。少しずつサッヴァの口内に水を送り込めば、こぼしつつもなんとか飲んでくれた。キスをしてしまっている事実には気づいていたが、意識しないようにする。
 なんとか用意された水をすべて使い切り、今度はスープだと口を離そうとした。

「んう!?」

 だがそれをサッヴァが引き留める。頭を押さえられサッヴァの舌が俺の口の中に入ってきた。

「んっ、・・・・・・ふぅっ、ぐ!?」
「む・・・・・・ぁ、ふっ、ぅ」

 ギョッとしてサッヴァの目を見れば、まだ虚ろの状態だ。だというのにサッヴァの舌が貪るように俺の口内を襲っている。思わず支えていた力が抜けていき、徐々にサッヴァの体が元のように横になる。吸われるような勢いの口づけに俺も流され、俺もサッヴァの舌に自分の舌を絡ませた。重力で唾液がサッヴァに流れるが、それも飲み込んでいくのがわかる。
 多分というか予想でしかないが、サッヴァのこの行動は水分を求めての行為なのではないか。だけど俺からしたら、サッヴァから深いキスをされている。その事実に顔が体が熱くなる。
 口と口の間の水音が近距離で耳に入る。

 互いに呼吸が荒くなって口が離れた。
 サッヴァはそれで疲れ切ったのか、まだ薄目を開けているがいつ眠ってもおかしくない。俺は口端に垂れる涎を手の甲で拭った。熱くて熱くて仕方ない。今の行為でまた体に火がついた。水を運ぶ際に適当にしまったチンコがまた熱を帯びている。再度ベッドに乗る。今度は一切の戸惑いもなかった。サッヴァが目覚めかけているという事実も大きかった。

 先ほどまでの行為でパックリと広がっているアナル。精液でこぼれているそれは尻の穴というよりもマンコと言ってもいいくらいだ。
 そこに先ほどのキスで堅くなったチンコを突っ込んだ。

「んおっっッ」

 サッヴァの声が漏れる。先ほどまでなかった反応に高ぶりが止まらない。
 奥ではなく、少し手前の、前立腺は・・・・・・。

「ンアアッ、お、ふぅ・・・・・・、んんッッッ」

 うん。把握できてる。サッヴァがこの行為を覚えているのか、覚えていないのかはわからない。だとしてもできれば辛い思いはさせたくなかった。自己満足といってしまえばその通りだ。レイプしているという状況は変わらない。だとしてもだ。
 気持ちよくなってほしいじゃんか。優しくしたいんだよ。
 強くしすぎない程度に前立腺を亀頭で叩く。サッヴァのチンコがゆっくりと硬さを作り出す。

「んう”、・・・・・・んっ、んあ」

 きっと俺が同性愛者じゃなかったら、こんなことにはならなかった。
 本当にごめんなさい。

「ーー終わらせ、るからッ」

 粘膜同士の接触に、俺も声が漏れる。息が荒くなる。
 ゆっくりと、でも無意識に急いてしまい、前後に腰を動かす。

「っ、はぁ」
「んあ、ぅぐ、ぅ、おぅ、ふっア」
「サ、ッヴァさん」

 俺はサッヴァのチンコを扱いた。先ほどよりも薄くなった精液が少しずつこぼれ始める。それをこする度に中もグチュリと締まってくる。ああくそ、気持ちいい。

「サッヴァさんッ」
「あぐ、んぉっ、あ、ウヴ、んはあっ、はあぅ、あッ」

 ダメだってわかってるのに、ガツガツと突き上げてしまう。
 意識が完全に戻ってるわけじゃないのにサッヴァの声が途切れることなく聞こえるのにドキドキする。俺が広げたシャツから胸や乳首が声と共に上がったり下がったりとするのもクる。チンコが中へと入る度に触れる皮膚に熱が籠もる。

 知らなかった。いや、知ってはいたけど初めて実感した。
 すっげぇ興奮する。気持ちよくさせたくて、でも徹底的に犯してやりたくて。自分本位に動きたくて、でも相手も感じさせてやりたくて。

「お、うっ、ふおっ、おあ、あ・・・・・・ぁ」




「イけ」




「っ、お”ぁ、ぁ・・・・・・んんっっッッッ」

 俺がつぶやいた途端にサッヴァのチンコから精液が吐き出された。
 そして俺もできる限り深く挿入し、吐き出した。
 荒い息を吐いて引っこ抜く。すると精液が流れ出したアナルは、先ほどの俺のチンコを思い出しているかのようにクパクパと開閉されていた。掻き出すために指を入れればそれすら吸いつくかのようだった。卑猥さを感じるけれど、さすがにこれ以上勃つ自信はない。

 もう脱力感が酷かった。だがサッヴァをこの状態のままにはしておけない。
 俺はフラフラしながらズボンをちゃんと履き、サッヴァの身なりを整えようとして・・・・・・そこでサッヴァの現状を目の当たりにする。
 完全に目を閉じているサッヴァ。もしかしたら俺が夢中になってただけで、とうに眠ってしまっていたのかもしれない。その体はサッヴァが射精したことで腹に精液がこびりついていた。胸にまで飛んでいそうだ。当然アナルは俺の精液で汚れている。
 それらが俺のやってしまった現状。でもサッヴァが目覚めかけたことは事実で、もしかしたらまた起きるかもしれない。

 そのとき、俺はサッヴァと顔を合わせられる気がしなかった。


「いや・・・・・・、それよりも拭くもの」

 俺はクラクラする頭にこめかみを強く押しながら、なんとか外に出た。
 そして台所方面へと行けば、扉の開けた音に気づいたロッドがこちらに向かってた。

「クウガ、大丈夫か?」
「俺よりサッヴァさんを。何か、拭くもの」
「清浄魔法なら使える。お前も少し休め」

 ロッドが俺の肩を叩き、ロッドがサッヴァの部屋へと向かっていく。
 そこで俺は先ほどの疲労感と独特の臭いがなくなっていることに気づく。おそらくロッドが回復魔法などをかけてくれたのだろう。その気遣いが今はただ自分が惨めに感じられた。



+++


 その日の夜になってサヴェルナが戻ってきた。でも1人ではない。

「久しぶりだな、クウガくん。時間があるならば一緒に来てほしいんだ」

 そう話すのはルレイド。エイリアンに取り付かれた騎士が襲来したとき以来だった。

「君の能力を使って、エルフの秘密を暴いてもらいたい」

 ルレイドは依頼しているが、その威圧感に拒否などできる気がしない。
 本当はサッヴァがちゃんと目覚めるか確認したかったけれど。でもサッヴァと会うことに躊躇いがあるのも事実で、俺はそれを受け入れたのだった。





 サッヴァが目覚めたと風の噂で聞いたのは、それから2日後のことだった。



~~~~~~~~~~~~

 120話以上書き続け、やっとこさ主人公童貞喪失です。長かった・・・・・・。何より睡眠姦、ムッズ!!!


 時系列ではこのままクウガ視点の方がわかりやすいのですが、次話は少し時間を早めて先にサッヴァ視点にしようと思います。
 ・・・・・・サッヴァ記憶あるんか、これ。
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