END-GAME【日常生活編】

孤高

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最終章

思い出

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花「懐かしいなぁ…もう去年かぁ…」

集「時間の流れは速いということを実感するな…」

僕達が学校で生活していた時の思い出話が広がる

花「文化祭またやりたいなぁ…」

集「また歌うの?」

花「絶対いや」

忘れていた…去年はそれで嫉妬する女子にひどい目にあったのだから、歌うことなどできない

集「そっか…」

花「あの女子達がいじめてくるからじゃないよ?」

虚をつかれた。ではなぜなのだろう

集「ん、なんでかな?」

花「秘密…」←後々わかります

花が顔を赤くしてそっぽを向いてしまった

店員「ハニートーストといちごアイス、お待たせしました」

集「ありがとうございます」

受け取り、花の目の前に置くとすぐさまスプーンを持って戦闘前のような体制をとる

花、集「いただきます」

集「そんなに構えなくても…食べ物は逃げないよ」

聞いていない…だがふと気づいたことは、いつも花はあのサイズのデザートだったら3秒もしないうちに完食するのに今回は違った

集「あれ…今日は味わって食べるんだね」

花「すぐ食べちゃうとしゅうと喋る時間が短くなっちゃうから」

集「………!」

この子はこんなことを普通に言うから驚く
そしていい雰囲気なところ、地震…いや地響きが聞こえてくる

「な、なんだ!」

「なにかが近づいてくる…」

集「これは…」

これは足音だ。音からしてそう遠くない。こちらに向かってきている

「ボーンジャイアントだぁぁ!!!!」

「入り口付近にボーンジャイアント出現!!直ちに兵は向かえ!!」

花「モンスターだね」

集「そうだねぇ…」

「ちょっとあんたら!なに優雅に過ごしてるんだい!はやく逃げないと死んでしまうよ!」

集「僕達は大丈夫なので」

花「まだ少しだけここにいます」

「……どうなってもしらないかんね!」

そして店内に人が誰もいなくなる。
外には兵士が次々と走っていく
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