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最終章
疲れ
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花「?、しゅうどこ?」
キョロキョロ辺りを見回してみると集がいないことに気づく
花「部屋で休んでるのかな…」
そう思い集の部屋に向かう、そして開けようとした時、ドアが何かにぶつかる。
花「しゅういるの?」
と、半開きのまま中がよく見えない、
そしてふと下を見てみる
全ては見えないが黒いコートの端が確実に見えた
その先にはへの字に曲がっている手、
そう、ドアに突っかかっているのは地面に倒れている集だった
花「……!!」
驚きに言葉をなくした花は、一目散に隣の部屋の窓から飛び出し、そして集のいる部屋の窓から入って状況を確かめる
花「しゅう!大丈夫!?」
息はあった、体が一気に脱力するのを感じる
頭を手に乗せ、腿に首を寝かせる
いわゆる膝枕というものだ
顔をしかめて苦しいような表情を見せる集、
とりあえず集の部屋のベッドに寝かした
花「しゅう…」
心配でしょうがない、何があったのかもわからない、胸が苦しくなる痛みを花は感じていた
集「………ぁ」
花「しゅう!」
かすかに聞こえた声、それが嬉しさをくれる
集「……ん…花!?」
花「やっと起きてくれた…!!」
寝ている私を優しく抱き寄せてくる
花の顔が僕の横に来てしまって表情を確認できないのは少し残念だが、
花「よかったぁ…」
安心した声、少し笑っている、花の声で表情が予想できた。そして距離をとり
花「何があったの?」
集「いやぁ…コロシアムで5段階使ったのが体に響いたかな…魔力切れで気を失ってたっぽい」
花「どこも痛くない?」
集「大丈夫だよ」
はぁ~と安心したように息をはく花
心配させたそうで、申し訳ない
集「心配してくれてありがとう」
花「うん」
キョロキョロ辺りを見回してみると集がいないことに気づく
花「部屋で休んでるのかな…」
そう思い集の部屋に向かう、そして開けようとした時、ドアが何かにぶつかる。
花「しゅういるの?」
と、半開きのまま中がよく見えない、
そしてふと下を見てみる
全ては見えないが黒いコートの端が確実に見えた
その先にはへの字に曲がっている手、
そう、ドアに突っかかっているのは地面に倒れている集だった
花「……!!」
驚きに言葉をなくした花は、一目散に隣の部屋の窓から飛び出し、そして集のいる部屋の窓から入って状況を確かめる
花「しゅう!大丈夫!?」
息はあった、体が一気に脱力するのを感じる
頭を手に乗せ、腿に首を寝かせる
いわゆる膝枕というものだ
顔をしかめて苦しいような表情を見せる集、
とりあえず集の部屋のベッドに寝かした
花「しゅう…」
心配でしょうがない、何があったのかもわからない、胸が苦しくなる痛みを花は感じていた
集「………ぁ」
花「しゅう!」
かすかに聞こえた声、それが嬉しさをくれる
集「……ん…花!?」
花「やっと起きてくれた…!!」
寝ている私を優しく抱き寄せてくる
花の顔が僕の横に来てしまって表情を確認できないのは少し残念だが、
花「よかったぁ…」
安心した声、少し笑っている、花の声で表情が予想できた。そして距離をとり
花「何があったの?」
集「いやぁ…コロシアムで5段階使ったのが体に響いたかな…魔力切れで気を失ってたっぽい」
花「どこも痛くない?」
集「大丈夫だよ」
はぁ~と安心したように息をはく花
心配させたそうで、申し訳ない
集「心配してくれてありがとう」
花「うん」
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