END-GAME【日常生活編】

孤高

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合併編

復帰

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学校を後に、本部に戻りクロウさんの容体を聞く事に、

集「クロウさんはいまどうですか?」

「はい、治療は施しました、百パーセント完治したでしょう、あとは目を覚ますのを待つだけです」

集「ありがとうございます」

「団長のご命令なら、なんなりと、ですよ」

そしてクロウさんの目覚めを待つため椅子に座って待機する

花「しゅうって他のパーティの団長よりも人気あるよね」

集「まぁ…なんでだろうね」

花「きっとみんなのことを思って、みんなのことを守って、みんなのために戦っているから、人気があるんだよ」

集「そんな…それが団長ってものじゃないの?」

そうではない、団長という権力を持つと急に性格が変わる人も多々いる、楽をしようと団員達を手足変わりに使う、それは団長とは言わない、ただの権力者だ

花「そうだけど、ね?」

花が手を差し出してくる、僕はその手を握り返す

花「いうタイミングがなかったから今言うね?おかえりなさい」

集「……ただいま、寂しかった?」

花「………ん」

こくりと頷き私の膝に頭を乗せる

集「どうしたの?」

花「落ち着きたい…しゅうに触れてると落ち着く」

集「僕も花に触れてると落ち着くよ」

寝ている花の頭を撫でているとだんだん眠くなってくる、そしてだんだん前のめりになっていき
花の顔の目の前まで顔が近づく

花「しゅう?」

集の寝顔が目の前、いつも悩んでいるような顔つきとは裏腹に幼さを感じる
花は手を伸ばし集の頬に手を当てる

集「っ…ごめん寝てた」

花「別にいいよ」

クロウ「そろそろいいですかね」

集、花「うわ!!!」

クロウ「そんなに驚かなくても…」

集「起きてるなら起きてるって言ってくださいよ」

クロウ「邪魔しちゃいけない雰囲気だなぁと思い…それよりソルさん花さん、助けに行っていただいめありがとうございます」

花「あはは…私危なかったけど…」

集「まぁまぁゆっくり休んでいてください」
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