END-GAME【日常生活編】

孤高

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合併編

花の救助-2

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学校に向かって走る、そのスピードは通り行く者が風が通り過ぎたと思う程

花「…っ…はぁ…」

疲れても御構い無し、全力で向かう
そして学校が見えてきた
剣を構えて門へと向かう、だが門に先生とは思えないプレイヤーが二人いた

花「なにをしているんですか?」

「あ?貴様こそなんだ?」
「邪魔だ帰れ」

花「生徒達を解放してください。」

「んだよ…知ってんのかよ…じゃあ…!!」

と、大剣を上に上げて切りかかるモーションにはいった

「死んでも、ぐはっっ!!!」

花がさやを抜いていないレイピアを抜き脇腹に横から当てる

「な、なんなんだよお前…」

花「この学校にお世話になった者です」

「ちっ…」

と学校に入っていく二人組み、応援を呼ぶつもりだろうか、とりあえず

「うぁ…」「ぐっ…」

レイピアで首の後ろを突いて気絶をさせる

花「よしと」

木の陰に寝かせておく、そしていよいよ学校に潜入する、だがいたって中は静かだった
いや、誰もいなかった、クラスに一人もいなかった、あったのは抵抗したと思われる形となった机の場所、バラバラだった
そこであることに気づく、人質を匿う場所に最適な広い場所、体育館











案の定、体育館だった。
あの時指導していたザムくんやハルちゃんがいた
そして体育館の周囲には8人ほど先ほどの悪人面したプレイヤーがいる
一気に攻撃できる手段を考えていた時
背後にいたプレイヤーに気づかず、

「誰だ!!」

花「つっ…」

逃げ道が体育館の中しかなかったので中に入ってしまった

「花さん!」「こいつら悪いやつだよ!!」

花「わかってるよ、ちょっと待っててね」

「一人で勝てると思ってるのか?」

合計9人のプレイヤーと1人、花の戦闘技術だったら余裕だ、花の周囲に集まって一斉に攻撃を仕掛けようとした時、花の姿が消えた
その瞬間突風が吹いて集まっていたプレイヤーが吹っ飛ぶ、

花「ふぅ…」

全員倒したかと思ったその瞬間、
1人が逃げて生徒の1人を首を絞め

「動くな!!そのまま下に手をつけ!じゃないとこいつを殺すぞ!!」

花「な、卑怯よ!」

「黙れ!!はやくしろ!!」

花「く…」

「よしよし、それでいいんだ…」

そして剣を花の首元へかざす

「死ねぇ!!!」

花は剣を弾き反撃を試みたが、
その前に黒い突風が花の真上を通り敵の剣が弾かれる、そして目の前には見たことのある黒い服、そして敵のプレイヤーを睨み

集「花に、なにをしている…」
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