END-GAME【日常生活編】

孤高

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王国編

氷と水vs気圧

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シュリ「あのときの仮…返します」

クラダス「手伝いますよ王女様」

やはりこの状況でも女性を名前で呼べない病が発動するクラダス

サーガ「騎士みたいね、でもあなた…なかなかいい男じゃない」

クラダス「やめてください気持ち悪い、それより、部下達の街破壊を止めていただきたい」

サーガ「それは無理だねぇ、ガデューク様の命令だし?」

シュリ「クラダスさん、あいつにはなに言っても無駄です、やりましょう」

シュリは短剣を持ち身構えた、サーガは私達から少し離れて石を手に持った

クラダス「サポート役として徹します、まずは…アイススピア」

サーガの部下達の頭上に氷の槍が降り動きを止める、

サーガ「へぇ…氷魔法ねぇ…まぁ関係ないか、3段階スキル解放…ノーダムワールド」

シュリ「いきなり3段階…」

サーガは手に持っている石を投げる
その石のスピードはとてつもなく速く

シュリ「………!!」

クラダス「エターナルシールド!」

なんとかバリアを張り防ぐ、だが危機一髪、当たれば脳天直撃だった

シュリ「すいませんありがとうございます」

クラダス「構いません」

シュリ「私も…3段階スキル解放…我が身に纏えウルズ!!!」

シュリの周りに水の龍が4体出現

サーガ「あら?3段階まで開けるようになったんだぁ」

シュリ「…なめないで」

サーガ「軽量化」

サーガが自分の体を触る、すると尋常じゃない程の動きで走り、持っていた短剣を振るうそのスピードは花と同格ほどのスピード

サーガ「私のスキル軽量化、気圧を変えて重力を少しだけ軽減できる、このスキルにいじめられちゃったもんねシュリ」

シュリ「黙って!ウォータースピッド!!」

水の龍が1匹サーガに向かって突っ込んでいく
その攻撃にサーガは見向きもしなく、するりと避けた

クラダス「速いな…どうにか止められないか…」

シュリ「案があります」

シュリがクラダスになにやら作戦を伝えた

サーガ「いくよ~、ダウンバースト!!」

二人に向かって突風を当てる

クラダス「ぐぅ…重い…!!」

二人とも地面に膝をつき、立てなくなる
重力が2倍になったようだ

サーガ「ま・ず・は~シュリね」

一瞬にしてシュリの目の前まで移動してシュリのお腹を思い切り蹴る、重力がかかっているので吹き飛ばない

クラダス「……ブリザードアクセル!!」

真下に吹雪の突風を当てる、クラダスは飛び、サーガからの攻撃を避ける

クラダス「そんなに見せたくないのですが…3段階解放…インフェルノデーモン」

クラダスの3段階、これは肉体変化スキル、クラダスの姿が一変する、肩からは角が生え尻尾まで生えている、その姿は悪魔を連想させる

サーガ「雰囲気変わったわね」

クラダス「エェ、ソンナニコノスガタデイタクナイノデ、ハヤメニスマセマショウ」

クラダスがシュリに手を当てる

クラダス「マリョクムコウカ」

シュリにかかっていた重力がクラダスによって解除された、魔力無効化、クラダスの3段階の能力は相手の魔力を全て無効にする、のでサーガにかけられていた重力が解けた

シュリ「ありがとう…ございます?」

クラダス「ナンデギモンナンデスカ?」

シュリ「不気味なんですもんその格好」

クラダス「ダカラコノスキルハイヤナンデス」

サーガ「お取込み失礼、そろそろかたをつけましょう?」

シュリ「クラダスさん、さっきの作戦でいきましょう」

クラダス「…リョウカイデス」
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