END-GAME【日常生活編】

孤高

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王国編

理由

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花はシュリのいる部屋をソウライから教えてもらい、シュリの部屋に向かっている途中、

集「あ、花どこいくの?」

花「シュリさんのとこに行ってくる」

集「あんなに必死に参加したいというんだから…何か理由があると思う、無理なお願いさせちゃってごめんね」

花「しゅうじゃないよ、ヴァーチェさんからのお願い、嫌な気はしないから大丈夫、ありがとうしゅう」

集「うん、じゃあまた後でね」

シュリの部屋の前に到着
なんだかとても緊張していた

花「シュリさん?入ってもいいですか?」

シュリ「はい、どうぞ」

花「失礼しまーす」

部屋に入ると緊張が解けたような気がした
それはなぜだかわからないが、学校で女子と話すこととなんら変わりないことだと、そう捉えた
そして部屋に入り立ち尽くす

シュリ「あの、そこどうぞ座ってください」

花「あ、はい!」

シュリ「なんのご用でしょうか?」

花「えーっとね…なんでそんなに戦いたいのかなーって…」

シュリ「それは…」

シュリは下を向きなにか言えない事情でもあるのか、約二分間黙り込んでいた
そしてなにかを決心して口を開くと

シュリ「ずっと前に私が他の国との和解を求めようと離れた時、その国がちょうどヴァレン国に襲われてたんです、当然私達もヴァレン国を止めようと一緒に戦いました、ですが私達の力がなかったばかりに、負傷者の数のほうが多かったのです、その人たちの…償いがすこしでもできるというのならば、私は参加したいです」

花「なんだか、私の知っている人と似てるなぁ…」

シュリ「花さんの知人…?」

花「ある男の子なんですが、目の前でプレイヤーが殺され、その日からずっとその日に囚われ続けている、その日から自分の持つ非力さを恨むようになって、やがては剣を使わなくなったんです、そして少し経った後に、殺されそうなピンチの時がきたんです、その時に彼は剣を抜きました。誰かを守るためにに使うと、それが私達の団長、ソルという人です」
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