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三期
第13話「愛心」
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リグルスを捕らえて少し経った後
リグルスはこのゲームの世界でかなり有名な犯罪者だったので、元の世界でいう裁判所に連れてかれたのだった
判決がどうなったかはわからないが、この世界では死刑はない、とりあえず一時休戦といこう
花「しゅう、そろそろ会議始まるよ」
集「今回は不参加ってことで」
なんて冗談で言ってみる
花「ダメだよ、ちゃんと行かなきゃ」
集「DWMガスのことで疲れちゃったんだ」
花「でも参加しないと」
集「えぇなんか厳しくない?」
花「特に何も」
集「その性格はタクトさんの性格を似せてるつもりですね?元の性格に戻ってください」
笑いながら白旗をあげるふりをする
花「…!?…し、しゅうが元気ないように見えたから…ちょっと上から目線で話してかまってほしかった」
なんて子だ、無邪気さを感じる
集「キャラ壊れるの早いよ」
花「しゅうがもとにもどってくれたからもういいかなって…それよりもしゅう…その…」
花が右手を私の左手に絡ませてくる
集「あぁ。落ち込んでてごめんね、ほら、おいで」
と、腕を花の方に広げると瞬時に飛び込んできた
花「しゅう…!心配だった、怖かった、あの人強そうだったし…しゅう死んじゃうんじゃないかなって…」
少し失礼だが、まぁ現にリグルスさんは強かった
集「そっかぁ…心配してくれてたんだね、ありがとう、今日は僕を好き放題使っていいよ」
なんてさらに冗談を言ってみると
花「…わかった、じゃあ好き放題にする
花がドアの鍵をかけてくると紙に今日会議休みますと書いてそそくさと私の方に戻ってきた
集「うわぁ!」
ソファーに押し倒され気づけば唇は奪われていた
そして気づけば夜の7時になっていた
花は倒れながら満足そうに微笑んでいた
集「花。大丈夫?」
花は積極的は人だが今日はさらに輪にかけてすごかった
花「しゅう…すき…」
答えになっておらず、寝たまま抱きついてきて足まで絡ませてきた、こうなってしまった花にはもう手足が出ない、花は私を抱き枕にするかのように必死に抱きしめてくる
集「本当に大丈夫?」
花「大丈夫なわけないでしょ…全部しゅうのせいなんだからね…」
時々すごいことをいうので花はつかみどころがない、これが例え嘘でも、私はこの子のいうがままになるのだろう
リグルスはこのゲームの世界でかなり有名な犯罪者だったので、元の世界でいう裁判所に連れてかれたのだった
判決がどうなったかはわからないが、この世界では死刑はない、とりあえず一時休戦といこう
花「しゅう、そろそろ会議始まるよ」
集「今回は不参加ってことで」
なんて冗談で言ってみる
花「ダメだよ、ちゃんと行かなきゃ」
集「DWMガスのことで疲れちゃったんだ」
花「でも参加しないと」
集「えぇなんか厳しくない?」
花「特に何も」
集「その性格はタクトさんの性格を似せてるつもりですね?元の性格に戻ってください」
笑いながら白旗をあげるふりをする
花「…!?…し、しゅうが元気ないように見えたから…ちょっと上から目線で話してかまってほしかった」
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集「キャラ壊れるの早いよ」
花「しゅうがもとにもどってくれたからもういいかなって…それよりもしゅう…その…」
花が右手を私の左手に絡ませてくる
集「あぁ。落ち込んでてごめんね、ほら、おいで」
と、腕を花の方に広げると瞬時に飛び込んできた
花「しゅう…!心配だった、怖かった、あの人強そうだったし…しゅう死んじゃうんじゃないかなって…」
少し失礼だが、まぁ現にリグルスさんは強かった
集「そっかぁ…心配してくれてたんだね、ありがとう、今日は僕を好き放題使っていいよ」
なんてさらに冗談を言ってみると
花「…わかった、じゃあ好き放題にする
花がドアの鍵をかけてくると紙に今日会議休みますと書いてそそくさと私の方に戻ってきた
集「うわぁ!」
ソファーに押し倒され気づけば唇は奪われていた
そして気づけば夜の7時になっていた
花は倒れながら満足そうに微笑んでいた
集「花。大丈夫?」
花は積極的は人だが今日はさらに輪にかけてすごかった
花「しゅう…すき…」
答えになっておらず、寝たまま抱きついてきて足まで絡ませてきた、こうなってしまった花にはもう手足が出ない、花は私を抱き枕にするかのように必死に抱きしめてくる
集「本当に大丈夫?」
花「大丈夫なわけないでしょ…全部しゅうのせいなんだからね…」
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