超ドMすぎる野郎を思い切りギリギリ焦らしてやる私（究極ドS先生に無茶苦茶にされたくてしょうがない俺）

４（S）４

「・・・」

ん―――、と。

え―――、と

あ・・ん？

んんん？？

「その真木、くんは、えーと
妄想癖があるのかな？」

「へぇっ？？！///あ、ありませんよっ！！」
マジどうしよコレ。
漫画の中でも思いつかない流れだ・・
いや、よく考えろ
プロットだと思ってもう一度頭の中を整理しよう

えーとまず、
私が、こいつを意識してるとこいつはそう思ってるんだな。
うん、でもソレは勘違いで間違いないな、当の本人がそう言ってんだから、
だがしかし、こいつは思いっきり肯定している、と、いうコトは
何とかしてその誤解とやらを解く必要がある訳で、
しかし、どうしたら納得する？納得させられる？
あ、そうか、何でその答えに着地したのか聞いてみるのも手じゃないか？

コホン。
「あー、えっと、
どうしてそういう答えが出たのかを聞いてもいいかな？」

さぁ、答えてみせろ。
さすれば、この難関問題を解く鍵が見つかる！ハズ！

「・・そんなの、言葉では言えません。」

「は？」
え？なにその答え・・

「・・・」

うっわぁ
口を一文字にして横向きやがった
マジでなんも喋らない気かぁ？

それは・・
困る、な。

なんとか口を開かせて聞き出したいのだが・・
口・・
開ける、か。

グイッ、
「—―っあっ、」

私は横を向いていた奴の顎を掴んでた。