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サメ兄弟の怒りは沸騰する
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「シューティングスター映画祭出張版!」
サメ兄弟のトラジとタカミのアップから始まる。
兄弟仲良く画面も半々で分けあいます。
「実際にお会いするのが楽しみでしたが、本当に喋ってるんですね」
「中の人がいるってよく言われるんですけどもね」
「うちの母方の風習のお陰で、日本語が話せてます」
ゲストはシューティング映画祭のきっかけになった人である。
「責任者じゃなくて、僕でいいんですか?」
「いや、何をいうんですが、あなたがいなければシューティングスター映画祭は始まらなかった」
「でも実際にはもう運営には携わってませんから、それこそ一映画好きとして毎年楽しみにさせていただいてますけどもね」
「それでは、さっそくですが、えっ?と言われる始まりからお願いできますか?」
「その頃は映画で食べていけたらななんて、軽く考えていたんですけどもね、自分で撮影したりもしてたけども、本業はサラリーマンでした」
ボーナスとかも撮影につぎ込んでいたタイプ。
「でもあんまり芽が出ませんで」
「いえいえ、あなたの当時の作品も我々は見させていただきましたが、見る人の考えた映像を残していただいてますね」
「そういっていただけると。今は製作の方には関わってませんが、そのきっかけになったのさ、撮影のために用意していた、地方なんで土地が安い所に、DIYをこれからしようと、ちょっとずつ用意していたところに、隕石がね、落ちてきたんですよ」
そう、シューティングスター映画祭の名前もここからである。
「最初は何かが落ちてきたって、イタズラかと思ったんですよ」
そしたらその隕石が、地球上にはない物質だと判明して、とんでもない高値がついたという。
「その頃映画業界は大変で、それを見てたらね、自分はまだ食べていけるからってことで、その時の利益を映画に渡したいなって」
そこからシューティングスター映画祭が立ち上がった。
「一回で終わると思ってましたが、本業で忙しくなったときに、やりとりがあった人たちが、隕石も君に惹かれたんじゃないかって笑ってましたけどもね」
その人たちが、シューティングスター映画祭のスポンサーも務めてくれたりしたので、今年も開催されている。
「シューティングスター映画祭は、その成り立ちから収益を考えない、やりたいことをやってほしいという奇抜な方針から、色んな所の作品や、ファンも各国各地、それこそ我々と同種のサメたちも遊びに来ると言います」
「さすがにサメ対応という映画祭は少ないですからね」
「シートが大変なんでしょ?」
サメ肌でも安心シートないし、普通の映画館だとサメ肌でも椅子安心カバーなとがいるので、サメが気軽に映画館で映画を見るのは難しいのである。
「その点この映画館は」
「我々がスタッフですし、家族経営ですから」
「お金持ちですね」
「大事なのは映画に対する愛情」
「保守点検、簡単な修理ができなかったら、さすがに映画館は無理です」
映画館のあるビルの窓ふきなんかも、トラジとタカミが行ってるので、トイレに行くときに、目が合うとびっくりするぞ!
「それは現実味がない」
「よく言われます」
むしろそこを楽しみにしている客もいる。いや、メインの客層はそこじゃないかな。
今日こそはサメ兄弟に連れていかれるぞ待ちという、大丈夫ですか?っていう熱心なお客さんたちがたくさんいる。
「そうはいわれますが、うちの映画館で大切にしていることがありまして」
「それはなんですか?」
「映画が終われば、現実に戻るってことですね」
「お客さんによっては、そこが嫌な人はいるんじゃないでしょうか?」
「いますね。でも夢の中にいつまでも浸ってほしくないんですよ。だから冷や水をかけることをしてから、また来てねって感じ」
「酷い映画館だな」
「お客さんの中にね、もう現実に戻りたくないっていう人がいたの、映画だけが楽しみだって」
「それは…」
「我々の全力で人生を好転させてやりました」
「うわ…酷いサメだぁ」
シューティングスター映画祭の始まりの人は嬉しそうに笑った。
「映画はね、観客に希望を与えなくちゃいけない。見てて楽しめるはとても大事だから」
「それを楽しんでもらうためには人生の干渉を我々はするのです」
「その人は今でも映画館に来るのですか?」
「ええ、その時より来られる頻度は減りましたが、季節の挨拶ももらっております」
「いい関係だな」
「ご家族も出来たので、お子さんも今から我々の英才教育を受けてもらおうと思ってます」
「こうして日本には映画とサメは深く結び付くことになるんですかね」
「壮大な計画ですよ」
「兄さん、見抜かれてしまったね」
映画を楽しみにしていた後、帰り道に、人生が嫌になるほどの恐怖を味わい、映画館に逃げ込み助けを求めた。
楽しい映画が楽しく感じれなくなってしまった、その時サメ兄弟の怒りは沸騰する。
サメ兄弟のトラジとタカミのアップから始まる。
兄弟仲良く画面も半々で分けあいます。
「実際にお会いするのが楽しみでしたが、本当に喋ってるんですね」
「中の人がいるってよく言われるんですけどもね」
「うちの母方の風習のお陰で、日本語が話せてます」
ゲストはシューティング映画祭のきっかけになった人である。
「責任者じゃなくて、僕でいいんですか?」
「いや、何をいうんですが、あなたがいなければシューティングスター映画祭は始まらなかった」
「でも実際にはもう運営には携わってませんから、それこそ一映画好きとして毎年楽しみにさせていただいてますけどもね」
「それでは、さっそくですが、えっ?と言われる始まりからお願いできますか?」
「その頃は映画で食べていけたらななんて、軽く考えていたんですけどもね、自分で撮影したりもしてたけども、本業はサラリーマンでした」
ボーナスとかも撮影につぎ込んでいたタイプ。
「でもあんまり芽が出ませんで」
「いえいえ、あなたの当時の作品も我々は見させていただきましたが、見る人の考えた映像を残していただいてますね」
「そういっていただけると。今は製作の方には関わってませんが、そのきっかけになったのさ、撮影のために用意していた、地方なんで土地が安い所に、DIYをこれからしようと、ちょっとずつ用意していたところに、隕石がね、落ちてきたんですよ」
そう、シューティングスター映画祭の名前もここからである。
「最初は何かが落ちてきたって、イタズラかと思ったんですよ」
そしたらその隕石が、地球上にはない物質だと判明して、とんでもない高値がついたという。
「その頃映画業界は大変で、それを見てたらね、自分はまだ食べていけるからってことで、その時の利益を映画に渡したいなって」
そこからシューティングスター映画祭が立ち上がった。
「一回で終わると思ってましたが、本業で忙しくなったときに、やりとりがあった人たちが、隕石も君に惹かれたんじゃないかって笑ってましたけどもね」
その人たちが、シューティングスター映画祭のスポンサーも務めてくれたりしたので、今年も開催されている。
「シューティングスター映画祭は、その成り立ちから収益を考えない、やりたいことをやってほしいという奇抜な方針から、色んな所の作品や、ファンも各国各地、それこそ我々と同種のサメたちも遊びに来ると言います」
「さすがにサメ対応という映画祭は少ないですからね」
「シートが大変なんでしょ?」
サメ肌でも安心シートないし、普通の映画館だとサメ肌でも椅子安心カバーなとがいるので、サメが気軽に映画館で映画を見るのは難しいのである。
「その点この映画館は」
「我々がスタッフですし、家族経営ですから」
「お金持ちですね」
「大事なのは映画に対する愛情」
「保守点検、簡単な修理ができなかったら、さすがに映画館は無理です」
映画館のあるビルの窓ふきなんかも、トラジとタカミが行ってるので、トイレに行くときに、目が合うとびっくりするぞ!
「それは現実味がない」
「よく言われます」
むしろそこを楽しみにしている客もいる。いや、メインの客層はそこじゃないかな。
今日こそはサメ兄弟に連れていかれるぞ待ちという、大丈夫ですか?っていう熱心なお客さんたちがたくさんいる。
「そうはいわれますが、うちの映画館で大切にしていることがありまして」
「それはなんですか?」
「映画が終われば、現実に戻るってことですね」
「お客さんによっては、そこが嫌な人はいるんじゃないでしょうか?」
「いますね。でも夢の中にいつまでも浸ってほしくないんですよ。だから冷や水をかけることをしてから、また来てねって感じ」
「酷い映画館だな」
「お客さんの中にね、もう現実に戻りたくないっていう人がいたの、映画だけが楽しみだって」
「それは…」
「我々の全力で人生を好転させてやりました」
「うわ…酷いサメだぁ」
シューティングスター映画祭の始まりの人は嬉しそうに笑った。
「映画はね、観客に希望を与えなくちゃいけない。見てて楽しめるはとても大事だから」
「それを楽しんでもらうためには人生の干渉を我々はするのです」
「その人は今でも映画館に来るのですか?」
「ええ、その時より来られる頻度は減りましたが、季節の挨拶ももらっております」
「いい関係だな」
「ご家族も出来たので、お子さんも今から我々の英才教育を受けてもらおうと思ってます」
「こうして日本には映画とサメは深く結び付くことになるんですかね」
「壮大な計画ですよ」
「兄さん、見抜かれてしまったね」
映画を楽しみにしていた後、帰り道に、人生が嫌になるほどの恐怖を味わい、映画館に逃げ込み助けを求めた。
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