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このまま人生が安泰でも
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「そうそう、返済終わったんだ」
その時、僕はご飯にそぼろネギをかけている途中だった。
動揺していたんだろう、ご飯の上からそぼろネギがこぼれたぐらいだ。
「ローンあったじゃん」
「あぁ、話は聞いてたやつね」
「繰り上げ返済してきたんだ」
「そりゃあ、またどういう気の代わりようで?」
「今後のことを考えてと、やっぱり食費がでかい、大きいというか」
「また値上がりするし、値下がりの兆候が見えないからな…」
「そういうんじゃなくて」
「ではどういうので?」
「君の、この家で食事をするようになったら、生活費がガクンと下がった」
「そりゃあまあ、そうでしょうね」
「食費は君に渡しても下がっているというか、お釣りが来たというか」
「そうか、良かったじゃないか、ああいうのはさっさと払ってしまった方がいいし、その~剣士というのは、商売が上手い人間はいるもんじゃないから」
「それはわかってるよ」
「器用にやらなきゃいけない時代だ、残念なことだがね」
「まだそっちは準備中」
「そうだね、結果が出せるのならば、さっさと出してしまいたいが、こればっかりはね、ああ、食事は続けても?」
「ああ、ごめん」
さっさと食事を取ってしまうことにする。
「それで遊びにお金を使わなかったのはすごいね」
「そう?」
(あれ?でも前に聞いていた、お金の使い方の話とはちょっと違うような…)
「ただ備えるのは悪くはないとは思うよ」
「そうだよね」
「これは口を酸っぱくしても、出来ない人は出来ないから、残念な話だ」
「今日は饒舌だね」
「そうもなるさ」
「ふ~ん、何かいいことでも?」
「あったかな、どうなんだろうね、ただまあ、繰り上げ返済したのはいい話でもあるとは思うな」
「そうか」
「うん」
「じゃあ、次は何をすればいい?」
「次ね?何か達成したご褒美でも買うか、使うかすればいいんじゃないかな」
「いいお肉でも買う?」
「そういうのは家庭で買ってもな、せっかくの肉ならばきちんと熟知した人に調理をしてもらった方がいいね」
「そういうものなの?」
「そんなもんじゃないかな、肉の下処理は大変なんだよ、しかし、プロならばサッサッとこなしてくれるし、なんだい?美味しい肉が食べたいのかい?ここでいつも出しているのは美味しいとは思うが、お得なものばかりだからね。それなら行っておいでよ」
「一緒に行かない?」
「お一人でどうぞ」
「じゃあ、行かない」
「なんで急に拗ねているんだよ」
「そういうわけじゃない、難しい」
「そんな難しいことないと思うよ、ああ、マナーがわからないならば、先にどうやって食べればいいのかわからないのですがって、伝えておけばいいよ」
「そういえばそういうのもある程度君はやれたな」
「仕事柄ね、まあ、最近は出番がないが、それが出来ないと扱いがひどかったもんでね、今はそういうのがない、予算の関係もあるんじゃないかな、僕はその方がいい、ああいう会食は相手によっては苦痛だから」
「やっぱり食事は楽しい方がいいよね」
「いいね、まあ、僕としては暗い話がしたくなるというというか、何分それが当たり前の生き方なもので」
「生まれは悪くないのにね」
「そうか?そんなことないさ」
「教育の大事さを知ってる、それがわかるところはどれぐらいあるのだろうか」
「それは確かに少ないね、昔よりずっと今は少ないかもしれない、残念なことだが、逆に考えれば今から学べば機会はあるので、後進には頑張ってもらいたいね」
「まだ君だって若いでしょ」
「業界歴は長いから、どうしてもね」
「そういえば俺より大分長いんだよな」
「実力があるならば、色々と不問で受け付けるところなんてそんなもんだよ、たまたま水があっただけさ。実際は精神的なキツさでやめていくのかもしれないが、あれは最初だけというか、お前もわかるだろう?一つのことを長らく続けなければ、取得出来ないことというか」
「それは俺には剣だった」
「そういうことで、いいじゃないか、どんな人生になったとしても、お前の傍らには剣がある」
「そうなんだけどもね」
「それ以上に何を望むんだ、まぁ、でもそれは人間らしいかもね」
「君は何か望んでいることはある?」
「今のところ現状の維持だな」
「なんで?」
「新しいことというのは、平時に行うものではない」
「嫉妬が起きたりするからか」
「そうそう、困ったときに颯爽と登場すると、嫉妬は起きても、なければ困るという感情を抑えれないし、そういう人たちに何て言う?言えないだろうから、そこまで待つ」
「その代わり、そこまでにいかに耐えれるかか」
「そうだね、それが一番しっくり来るから、どうしてもその時まで待つことにはやるが…長い辛抱が必要になるんだ」
「あまり理解されない考えだ」
「しょうがない」
「なんでさ」
「説明してもわかってもらえなかった」
「そうか」
「このままでは危ないと解いても、そんなことは起きないと言われて、まあ、起きたんだが…」
「その後は?」
「知らない」
「んな、わけないでしょ?」
「知りたくはない、それでも関わってくることを知らなければならないから、その時にあの後どうなったかを知るんだよね」
「びっくりする?」
「しないな、あいつらがこっちを見なきゃいいなは思ってる」
「なんで?」
「聞かれたら、問われたら、答えなきゃいけないから」
「ああなるほど、力を貸したくないからか」
「そうだね、こいつ何でこんなことを言ってくるんだろうなという顔はされるよ、その先が見えてないし、見えている可能性の話をても、何故にそこに繋がるのかわかってはくれないから、もうそこまで行くとね、しょうがない」
「未来予測?」
「そこまでではないが、C=ABで出来ている、だからABが揃わないようにしたいんだけども、そこがね、わかってもらえない」
「わかってくれる人はいるの?」
「いるから、ここに僕がいる」
「そういう意味ではちょっと悔しいかな」
「何に?」
「認められてないことも、認められているということも」
「それは…えっ?何?嫉妬?」
「かな、君はスゴいのになって自慢したい気持ちもあるし、俺だけが知っているんですよっていうのもある」
「複雑な感情を抱きすぎだと思う」
「そう?」
「もっとさ、シンプルで良くないかな?」
「シンプル?」
「お前はどうしたいんだい?」
「ここまま人生が安泰でも、荒波が来たとしても、信用おける人といたい」
「それは確かに」
「でしょ?」
「それがあるか、ないかで、乗り越え方が違いすぎるからな、有事のために備える姿勢というか、やっぱり剣士だよな、積み重ねて、何かあったら壁を壊しに行くところなんかがさ」
「それしか出来ないもん」
「それがやれるのは十分にスゴいさ。とりあえずまだ静観というか、物事は動いてはいないんだよね」
「どこが兆候なの?」
「どこか…これが難しい、今の手持ちが生きてくる瞬間が来たら、そうなんだが、今の段階で生きるとしたら、確実に修羅場、出来ればその前の前ぐらいで動けたらがいいんだよ、理由はそこで終わりじゃないから、その先もあるから」
「一応未来とかは見据えているのか」
「まあな、これは起こられるんだ、そこで終わりみたいな考え方をするなとかいうやつ、どうもそういう考えになりがちで、過去はそうだった、それでよく、潜り抜けたなっては思う、まだお前に、いや、その時は名前だけは聞いてたんだよな、だけども、まさかその時はってやつ」
「その時のイメージは?」
「特に何も、どういう人かはわからないけども、そんな人がいるって」
「もっとアピールしておけば良かった」
「ただまあ、その時していた話を今でもやっぱり覚えているんだよな、だから実際に話をしたりするようになったけども、知ってたみたいなさ、人となりはわかった感じ」
「君にとって俺は信用に当たる人?」
「信用してなければまず先の話しはしないし、先の話をしても一笑されるようならば、そこで話なんて終わりにするんじゃないだろうか」
「確かに」
「だろ?さすがに今は昔ではないから、ダメならさっさと見切りつけて、次の手を考えるさ」
「置いていかないでね、ついていくけどもさ」
「お前の足からは逃げ切れないよ」
「それでもさ、物理的な問題じゃなくて、こう…心理的な距離っていいますか」
「そこは思いやりとかじゃない?それがなければあっという間に関係性なんて終わるだろ」
「しがらみだけならば、早いところ解消したいものね」
「お前はそういうタイプだもんな」
「君は?」
「わからん」
「しがらみが君を傷つけてるとしても?」
「それでも絡み付いてくるならば仕方がないじゃないか」
「そんなことはないと思うな、勇気を出して」
「そんなもんどっかに消えたよ」
「踏み込みのタイミングとか、すごい下手な気がする」
「だ、誰でも苦手な部分はある」
「いい目はしているから、見えてはいるんで、それならばもう少しでとは思うんだけども」
「慣れるまでが大変なんだよ」
「確かにそれはあるね」
「そんな僕を笑わないんだな」
「なんで?」
「その精神は貴重だよ、いつまでもそうであってくれ」
「わかった」
納得したのか、機嫌はとても良くなったようだった。
その時、僕はご飯にそぼろネギをかけている途中だった。
動揺していたんだろう、ご飯の上からそぼろネギがこぼれたぐらいだ。
「ローンあったじゃん」
「あぁ、話は聞いてたやつね」
「繰り上げ返済してきたんだ」
「そりゃあ、またどういう気の代わりようで?」
「今後のことを考えてと、やっぱり食費がでかい、大きいというか」
「また値上がりするし、値下がりの兆候が見えないからな…」
「そういうんじゃなくて」
「ではどういうので?」
「君の、この家で食事をするようになったら、生活費がガクンと下がった」
「そりゃあまあ、そうでしょうね」
「食費は君に渡しても下がっているというか、お釣りが来たというか」
「そうか、良かったじゃないか、ああいうのはさっさと払ってしまった方がいいし、その~剣士というのは、商売が上手い人間はいるもんじゃないから」
「それはわかってるよ」
「器用にやらなきゃいけない時代だ、残念なことだがね」
「まだそっちは準備中」
「そうだね、結果が出せるのならば、さっさと出してしまいたいが、こればっかりはね、ああ、食事は続けても?」
「ああ、ごめん」
さっさと食事を取ってしまうことにする。
「それで遊びにお金を使わなかったのはすごいね」
「そう?」
(あれ?でも前に聞いていた、お金の使い方の話とはちょっと違うような…)
「ただ備えるのは悪くはないとは思うよ」
「そうだよね」
「これは口を酸っぱくしても、出来ない人は出来ないから、残念な話だ」
「今日は饒舌だね」
「そうもなるさ」
「ふ~ん、何かいいことでも?」
「あったかな、どうなんだろうね、ただまあ、繰り上げ返済したのはいい話でもあるとは思うな」
「そうか」
「うん」
「じゃあ、次は何をすればいい?」
「次ね?何か達成したご褒美でも買うか、使うかすればいいんじゃないかな」
「いいお肉でも買う?」
「そういうのは家庭で買ってもな、せっかくの肉ならばきちんと熟知した人に調理をしてもらった方がいいね」
「そういうものなの?」
「そんなもんじゃないかな、肉の下処理は大変なんだよ、しかし、プロならばサッサッとこなしてくれるし、なんだい?美味しい肉が食べたいのかい?ここでいつも出しているのは美味しいとは思うが、お得なものばかりだからね。それなら行っておいでよ」
「一緒に行かない?」
「お一人でどうぞ」
「じゃあ、行かない」
「なんで急に拗ねているんだよ」
「そういうわけじゃない、難しい」
「そんな難しいことないと思うよ、ああ、マナーがわからないならば、先にどうやって食べればいいのかわからないのですがって、伝えておけばいいよ」
「そういえばそういうのもある程度君はやれたな」
「仕事柄ね、まあ、最近は出番がないが、それが出来ないと扱いがひどかったもんでね、今はそういうのがない、予算の関係もあるんじゃないかな、僕はその方がいい、ああいう会食は相手によっては苦痛だから」
「やっぱり食事は楽しい方がいいよね」
「いいね、まあ、僕としては暗い話がしたくなるというというか、何分それが当たり前の生き方なもので」
「生まれは悪くないのにね」
「そうか?そんなことないさ」
「教育の大事さを知ってる、それがわかるところはどれぐらいあるのだろうか」
「それは確かに少ないね、昔よりずっと今は少ないかもしれない、残念なことだが、逆に考えれば今から学べば機会はあるので、後進には頑張ってもらいたいね」
「まだ君だって若いでしょ」
「業界歴は長いから、どうしてもね」
「そういえば俺より大分長いんだよな」
「実力があるならば、色々と不問で受け付けるところなんてそんなもんだよ、たまたま水があっただけさ。実際は精神的なキツさでやめていくのかもしれないが、あれは最初だけというか、お前もわかるだろう?一つのことを長らく続けなければ、取得出来ないことというか」
「それは俺には剣だった」
「そういうことで、いいじゃないか、どんな人生になったとしても、お前の傍らには剣がある」
「そうなんだけどもね」
「それ以上に何を望むんだ、まぁ、でもそれは人間らしいかもね」
「君は何か望んでいることはある?」
「今のところ現状の維持だな」
「なんで?」
「新しいことというのは、平時に行うものではない」
「嫉妬が起きたりするからか」
「そうそう、困ったときに颯爽と登場すると、嫉妬は起きても、なければ困るという感情を抑えれないし、そういう人たちに何て言う?言えないだろうから、そこまで待つ」
「その代わり、そこまでにいかに耐えれるかか」
「そうだね、それが一番しっくり来るから、どうしてもその時まで待つことにはやるが…長い辛抱が必要になるんだ」
「あまり理解されない考えだ」
「しょうがない」
「なんでさ」
「説明してもわかってもらえなかった」
「そうか」
「このままでは危ないと解いても、そんなことは起きないと言われて、まあ、起きたんだが…」
「その後は?」
「知らない」
「んな、わけないでしょ?」
「知りたくはない、それでも関わってくることを知らなければならないから、その時にあの後どうなったかを知るんだよね」
「びっくりする?」
「しないな、あいつらがこっちを見なきゃいいなは思ってる」
「なんで?」
「聞かれたら、問われたら、答えなきゃいけないから」
「ああなるほど、力を貸したくないからか」
「そうだね、こいつ何でこんなことを言ってくるんだろうなという顔はされるよ、その先が見えてないし、見えている可能性の話をても、何故にそこに繋がるのかわかってはくれないから、もうそこまで行くとね、しょうがない」
「未来予測?」
「そこまでではないが、C=ABで出来ている、だからABが揃わないようにしたいんだけども、そこがね、わかってもらえない」
「わかってくれる人はいるの?」
「いるから、ここに僕がいる」
「そういう意味ではちょっと悔しいかな」
「何に?」
「認められてないことも、認められているということも」
「それは…えっ?何?嫉妬?」
「かな、君はスゴいのになって自慢したい気持ちもあるし、俺だけが知っているんですよっていうのもある」
「複雑な感情を抱きすぎだと思う」
「そう?」
「もっとさ、シンプルで良くないかな?」
「シンプル?」
「お前はどうしたいんだい?」
「ここまま人生が安泰でも、荒波が来たとしても、信用おける人といたい」
「それは確かに」
「でしょ?」
「それがあるか、ないかで、乗り越え方が違いすぎるからな、有事のために備える姿勢というか、やっぱり剣士だよな、積み重ねて、何かあったら壁を壊しに行くところなんかがさ」
「それしか出来ないもん」
「それがやれるのは十分にスゴいさ。とりあえずまだ静観というか、物事は動いてはいないんだよね」
「どこが兆候なの?」
「どこか…これが難しい、今の手持ちが生きてくる瞬間が来たら、そうなんだが、今の段階で生きるとしたら、確実に修羅場、出来ればその前の前ぐらいで動けたらがいいんだよ、理由はそこで終わりじゃないから、その先もあるから」
「一応未来とかは見据えているのか」
「まあな、これは起こられるんだ、そこで終わりみたいな考え方をするなとかいうやつ、どうもそういう考えになりがちで、過去はそうだった、それでよく、潜り抜けたなっては思う、まだお前に、いや、その時は名前だけは聞いてたんだよな、だけども、まさかその時はってやつ」
「その時のイメージは?」
「特に何も、どういう人かはわからないけども、そんな人がいるって」
「もっとアピールしておけば良かった」
「ただまあ、その時していた話を今でもやっぱり覚えているんだよな、だから実際に話をしたりするようになったけども、知ってたみたいなさ、人となりはわかった感じ」
「君にとって俺は信用に当たる人?」
「信用してなければまず先の話しはしないし、先の話をしても一笑されるようならば、そこで話なんて終わりにするんじゃないだろうか」
「確かに」
「だろ?さすがに今は昔ではないから、ダメならさっさと見切りつけて、次の手を考えるさ」
「置いていかないでね、ついていくけどもさ」
「お前の足からは逃げ切れないよ」
「それでもさ、物理的な問題じゃなくて、こう…心理的な距離っていいますか」
「そこは思いやりとかじゃない?それがなければあっという間に関係性なんて終わるだろ」
「しがらみだけならば、早いところ解消したいものね」
「お前はそういうタイプだもんな」
「君は?」
「わからん」
「しがらみが君を傷つけてるとしても?」
「それでも絡み付いてくるならば仕方がないじゃないか」
「そんなことはないと思うな、勇気を出して」
「そんなもんどっかに消えたよ」
「踏み込みのタイミングとか、すごい下手な気がする」
「だ、誰でも苦手な部分はある」
「いい目はしているから、見えてはいるんで、それならばもう少しでとは思うんだけども」
「慣れるまでが大変なんだよ」
「確かにそれはあるね」
「そんな僕を笑わないんだな」
「なんで?」
「その精神は貴重だよ、いつまでもそうであってくれ」
「わかった」
納得したのか、機嫌はとても良くなったようだった。
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