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五本の虹
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五本の虹
色とりどりの、いや、禍禍しい色をした虹が五本、あの日現れたことで、なんだこれは!と言うものもいたし、写真を頑張って撮影する人たちもいた。
「どうもKCJです」
ただその後、KCJがきちんと調査に来たことを知らない。
「あなた、KCJさんよ」
奥から長身の気難しそうな男が現れた。
「どうぞこちらへ」
古い家屋にお住まいだと聞いていたが、結婚しているとは聞いたなかったし、そしてこの家屋の作りから、この地方で何か悪いものに目をつけられいる、それは人間ではなく、人ではない存在を欺くための建築をしていたので、ああやはり噂も本当なのだなと職員は思った。
「お茶です」
「これはありがとうございます」
お茶と菓子を持ってきてくれた奥さんがいなくなると。
「結婚してたんですね」
「事が終わって、向こうが気が変わっては困りますから」
「えっ?そういうことなんですか?…まさかその、すごく聞きづらいのですが…」
「婚姻によって、因果を断ちきれることもあるでしょ」
「場合によっては逆効果になったりも…」
そこで男からギョロリと睨まれた。
「部外者がいうことはないですね」
「本当に部外者ならば説明をしようとも思わないさ」
「それで私に、まあ、同郷で同窓ですからね」
「その時はそこまで話していたわけではないが、説明をするならば一からでなくてもいいだろうしな」
「はいはい、それならお仕事に徹することにしますか、で、惚れちゃったんですね」
仕事はどうした?の目で見ながら。
「ああ、そうだ」
「じゃあ、そういうことで」
「ずいぶんとあっさりだな」
「なんです?優しくされたから参ってしまったから、彼女を何としてでも助けたいとかですか?」
「そんなところだが」
「そういうのの危険事項知ってますか?」
「何か?いや、そこまでおかしなことはしてないと思うんだが」
「彼女についてた化け物みたいな因縁を、子供のときからずっと勉強、修行をしていたあなたが解いたまではいいんですよ、よくはないけども、とても素敵な話だもは思いますよ」
「それで終わりでは?」
「もしもこれであなたの心を彼女が裏切った場合、あなたがその因縁、下手すれば化け物となるでしょ」
「?いや、そんな話聞いたことは」
「実際にね、そのパターンで配偶者を得た場合のよくある話なんですよ」
「彼女に限って」
「あっ、もちろん奥さまがそういうことをするかどうかはわかりませんよ、先程あいさつしたぐらいの人間には、そこまでは無理です、でもね、今までは不自由だった、そこが自由になるとね、どうしても人はタガがハズレるというかね、やらかしてしまうので、この場合は事前に私どもではお話しさせていただいているんですよ」
「つまり要注意に見られているのか」
「情報局の私が来たところでお察しください」
「お前も出世したな」
「行けるところまで行きたくて、でも良いところ幹部まででしょうね、自分が一般人なんだなって横を見ればわかりますよ、人の皮を被ったなんとやらですよ」
「そうか…」
「言い返さないんですか?」
「言われてみれば、約束の反古でとんでもないことになったという奴の後始末、話だけは回ってきたことがある」
「ああいう話は引き受けてが少ないですからね、分が悪い、まだお金を積めばなんとかはなるんでしょうけども」
「お前は大金で命を張れるのか?」
「どのぐらいの額で、リスク管理次第ですが」
「命の計算は一人で動けば上手くなるからな」
「そうじゃないと長生きなんてできませんよ、だって同級生にもいたでしょ、一般人生まれで育ちだけども金がなくてこっちの世界で食おうとしたら、親兄弟からそんな仕事してって」
「いたが、でもあれは詐欺と間違われていたんじゃないか」
「あいつが生まれたところ、きちんと地元に根付いたこの手の職業がいないところなんで、名乗るのは詐欺ばかりって奴ですよ、一度地元を案内してもらったときに、何故か向こうから話しかけられましたからね」
何も知らない他の地域からやってきたし、あいつの友人とかならば簡単に言いくるめられそうだ。
「その時腹立ったんで、話とかめっちゃ聞きましたからね」
「そういう奴に話させたら呼び寄せるだろうよ」
「それ目的かな」
「悪い奴だな」
「精進潔斎とかしてればまだこう…何とかしようとしているはわかるんですが、ニンニクの匂いがしてましたからね、無理かなって」
それで聞かせてもらうと支離滅裂。
「聞いてたらおもしろくなったんですよ、よくこんなので行けるものなんだなって」
「悪趣味な奴」
「かもしれませんね、面白かったという感想しか生まれなかったし、万が一でも自分の知らないやり方を編み出せていたのならば拾い物ですし、話がずれましたね」
そこで話に持っていく。
「釘は刺しておきます、あなたの愛は深そうだし、それが裏切られたとき、新しい因縁の始まりですよ」
「わかった、その時は頼む」
「言われなくても、ではそういうことですから」
「お帰りですか?」
「ええ、急にこちらに来ることになってしまって、実は同級生なんですよ」
「ああ、そうなんですか」
彼女は自分の夫の方を見た。
「もう何年も会ってはなかったがな、この辺は暗いから気をつけて帰ってくれ」
「では!」
そして先程の話を、彼は自分の妻にするか迷っていたが。
「どうしましたか?まだ私の方に問題がありましたか?やはりそれならば結婚しない方が良かったのではないか」
「それはイヤだ」
「えっ?何故です?」
「嫌なものは嫌なのだ」
「子供じゃないですから」
「おかしいか?」
「おかしくはないかな、ん~」
こういう形だと、因縁を解いた側からお姫様扱いというか、もっと悪くいうと人間扱いされるので、そこでサクサクっと結婚が決まる場合が多い。
「さっきの話は、俺があなたに裏切られた場合、怒りに任せて、俺があなたに対して再び因縁と化して不幸を呼ぶだろうから、その場合はKCJが来るという話だ」
「あなたが私を?助けてくれたのに」
「意外とある話なのだ、妻側が他の男にいってだな、夫は因縁を解くぐらいの力の持ち主だからな、その場合は妻と浮気相手を中心に矛先が向くのだ」
「怖いですね」
「俺もそうなるかもしれない」
じっとこちらを見ていた。
「あなたは怒りより悲しみの方が強そう」
「たぶん泣いていると思う」
この場合は因縁により、河川が反乱したり、サメが溺れることにもなるよ、サメもいい迷惑だと思うが、サメの方はそこで生き残るのがサメであるとか頭の中で上手く変換し、生き残ったら結婚シーズン始まるよ。
「勝手に惚れただけなのにな」
「最初はただ親切な人だと思ってましたね」
こちらではあまり見かけない顔だし、地元の人ならば私が触ったものにすら嫌悪感を抱くわ。
「呪い、因縁の類は人であるうちは逃れられない」
「そういえば昔の話でも読みましたわね、嫉妬でそうなったとか」
「そうだな、たぶんお前に惚れた男ができたら、俺はそうなるだろうな」
「誰を私が好きになるんですか?」
「いないのか?」
「いたら結婚しませんが」
「断っても良かったんだがな」
「何を今さら」
「それはそうなんだが」
「負い目でもありますか?」
「ちょっとある、もしかしたら、違う道を選びたかったんじゃないかなってな」
「違う道ですか?もう少し若いときならば違ってたかもしれませんがね、そうでもありませんし~」
「十分若いだろう」
「家に引きこもって、紫外線浴びてこなかったからが大きいと言われました」
「最初は病人かと思ったぞ」
「でもこの家、窓があっても、塞いでますし、あったも小さい窓だけですからね」
「それは童子窓というんだ、式神はわかるかな?式神は式神童子というので、そこから聞いている、何かあったら童子をそこから出入りさせるってことだな」
「昔の家はよく出来ているんですね」
「少なくともこの家は古いが、そこを踏んで作られている、そこに住んでいたから、この年まで生きてこられたのだ、そうでなければ…」
「私は死んでいたのですね」
「そうだな、あまり言いたくはないが、そうだろう」
「だからといってこれから色んなことができる、わーい!にもならないんですよ」
「そこは少し、ちょっとずつでも楽しいことは増やしていけばいいのではないかな」
「教えてもらえますか?」
「俺はそういうのは下手くそだ」
「教えるのは上手だと思いますが」
「あれは、仕方なくだ、本来そういうのは俺がやるのではなかく」
「あなたがいいのです」
そこで返事につまってしまった。
表情は顔を赤くして、もうどうにでもなれ、といったところだろうか。
「あっ、あの話、受けてくれるのか、助かるな」
KCJの職員は、同級生が結婚と共に移りこんだ地域の仕事を引き受けてくれるという、承諾承認の書類が届き確認してそうこぼした。
色とりどりの、いや、禍禍しい色をした虹が五本、あの日現れたことで、なんだこれは!と言うものもいたし、写真を頑張って撮影する人たちもいた。
「どうもKCJです」
ただその後、KCJがきちんと調査に来たことを知らない。
「あなた、KCJさんよ」
奥から長身の気難しそうな男が現れた。
「どうぞこちらへ」
古い家屋にお住まいだと聞いていたが、結婚しているとは聞いたなかったし、そしてこの家屋の作りから、この地方で何か悪いものに目をつけられいる、それは人間ではなく、人ではない存在を欺くための建築をしていたので、ああやはり噂も本当なのだなと職員は思った。
「お茶です」
「これはありがとうございます」
お茶と菓子を持ってきてくれた奥さんがいなくなると。
「結婚してたんですね」
「事が終わって、向こうが気が変わっては困りますから」
「えっ?そういうことなんですか?…まさかその、すごく聞きづらいのですが…」
「婚姻によって、因果を断ちきれることもあるでしょ」
「場合によっては逆効果になったりも…」
そこで男からギョロリと睨まれた。
「部外者がいうことはないですね」
「本当に部外者ならば説明をしようとも思わないさ」
「それで私に、まあ、同郷で同窓ですからね」
「その時はそこまで話していたわけではないが、説明をするならば一からでなくてもいいだろうしな」
「はいはい、それならお仕事に徹することにしますか、で、惚れちゃったんですね」
仕事はどうした?の目で見ながら。
「ああ、そうだ」
「じゃあ、そういうことで」
「ずいぶんとあっさりだな」
「なんです?優しくされたから参ってしまったから、彼女を何としてでも助けたいとかですか?」
「そんなところだが」
「そういうのの危険事項知ってますか?」
「何か?いや、そこまでおかしなことはしてないと思うんだが」
「彼女についてた化け物みたいな因縁を、子供のときからずっと勉強、修行をしていたあなたが解いたまではいいんですよ、よくはないけども、とても素敵な話だもは思いますよ」
「それで終わりでは?」
「もしもこれであなたの心を彼女が裏切った場合、あなたがその因縁、下手すれば化け物となるでしょ」
「?いや、そんな話聞いたことは」
「実際にね、そのパターンで配偶者を得た場合のよくある話なんですよ」
「彼女に限って」
「あっ、もちろん奥さまがそういうことをするかどうかはわかりませんよ、先程あいさつしたぐらいの人間には、そこまでは無理です、でもね、今までは不自由だった、そこが自由になるとね、どうしても人はタガがハズレるというかね、やらかしてしまうので、この場合は事前に私どもではお話しさせていただいているんですよ」
「つまり要注意に見られているのか」
「情報局の私が来たところでお察しください」
「お前も出世したな」
「行けるところまで行きたくて、でも良いところ幹部まででしょうね、自分が一般人なんだなって横を見ればわかりますよ、人の皮を被ったなんとやらですよ」
「そうか…」
「言い返さないんですか?」
「言われてみれば、約束の反古でとんでもないことになったという奴の後始末、話だけは回ってきたことがある」
「ああいう話は引き受けてが少ないですからね、分が悪い、まだお金を積めばなんとかはなるんでしょうけども」
「お前は大金で命を張れるのか?」
「どのぐらいの額で、リスク管理次第ですが」
「命の計算は一人で動けば上手くなるからな」
「そうじゃないと長生きなんてできませんよ、だって同級生にもいたでしょ、一般人生まれで育ちだけども金がなくてこっちの世界で食おうとしたら、親兄弟からそんな仕事してって」
「いたが、でもあれは詐欺と間違われていたんじゃないか」
「あいつが生まれたところ、きちんと地元に根付いたこの手の職業がいないところなんで、名乗るのは詐欺ばかりって奴ですよ、一度地元を案内してもらったときに、何故か向こうから話しかけられましたからね」
何も知らない他の地域からやってきたし、あいつの友人とかならば簡単に言いくるめられそうだ。
「その時腹立ったんで、話とかめっちゃ聞きましたからね」
「そういう奴に話させたら呼び寄せるだろうよ」
「それ目的かな」
「悪い奴だな」
「精進潔斎とかしてればまだこう…何とかしようとしているはわかるんですが、ニンニクの匂いがしてましたからね、無理かなって」
それで聞かせてもらうと支離滅裂。
「聞いてたらおもしろくなったんですよ、よくこんなので行けるものなんだなって」
「悪趣味な奴」
「かもしれませんね、面白かったという感想しか生まれなかったし、万が一でも自分の知らないやり方を編み出せていたのならば拾い物ですし、話がずれましたね」
そこで話に持っていく。
「釘は刺しておきます、あなたの愛は深そうだし、それが裏切られたとき、新しい因縁の始まりですよ」
「わかった、その時は頼む」
「言われなくても、ではそういうことですから」
「お帰りですか?」
「ええ、急にこちらに来ることになってしまって、実は同級生なんですよ」
「ああ、そうなんですか」
彼女は自分の夫の方を見た。
「もう何年も会ってはなかったがな、この辺は暗いから気をつけて帰ってくれ」
「では!」
そして先程の話を、彼は自分の妻にするか迷っていたが。
「どうしましたか?まだ私の方に問題がありましたか?やはりそれならば結婚しない方が良かったのではないか」
「それはイヤだ」
「えっ?何故です?」
「嫌なものは嫌なのだ」
「子供じゃないですから」
「おかしいか?」
「おかしくはないかな、ん~」
こういう形だと、因縁を解いた側からお姫様扱いというか、もっと悪くいうと人間扱いされるので、そこでサクサクっと結婚が決まる場合が多い。
「さっきの話は、俺があなたに裏切られた場合、怒りに任せて、俺があなたに対して再び因縁と化して不幸を呼ぶだろうから、その場合はKCJが来るという話だ」
「あなたが私を?助けてくれたのに」
「意外とある話なのだ、妻側が他の男にいってだな、夫は因縁を解くぐらいの力の持ち主だからな、その場合は妻と浮気相手を中心に矛先が向くのだ」
「怖いですね」
「俺もそうなるかもしれない」
じっとこちらを見ていた。
「あなたは怒りより悲しみの方が強そう」
「たぶん泣いていると思う」
この場合は因縁により、河川が反乱したり、サメが溺れることにもなるよ、サメもいい迷惑だと思うが、サメの方はそこで生き残るのがサメであるとか頭の中で上手く変換し、生き残ったら結婚シーズン始まるよ。
「勝手に惚れただけなのにな」
「最初はただ親切な人だと思ってましたね」
こちらではあまり見かけない顔だし、地元の人ならば私が触ったものにすら嫌悪感を抱くわ。
「呪い、因縁の類は人であるうちは逃れられない」
「そういえば昔の話でも読みましたわね、嫉妬でそうなったとか」
「そうだな、たぶんお前に惚れた男ができたら、俺はそうなるだろうな」
「誰を私が好きになるんですか?」
「いないのか?」
「いたら結婚しませんが」
「断っても良かったんだがな」
「何を今さら」
「それはそうなんだが」
「負い目でもありますか?」
「ちょっとある、もしかしたら、違う道を選びたかったんじゃないかなってな」
「違う道ですか?もう少し若いときならば違ってたかもしれませんがね、そうでもありませんし~」
「十分若いだろう」
「家に引きこもって、紫外線浴びてこなかったからが大きいと言われました」
「最初は病人かと思ったぞ」
「でもこの家、窓があっても、塞いでますし、あったも小さい窓だけですからね」
「それは童子窓というんだ、式神はわかるかな?式神は式神童子というので、そこから聞いている、何かあったら童子をそこから出入りさせるってことだな」
「昔の家はよく出来ているんですね」
「少なくともこの家は古いが、そこを踏んで作られている、そこに住んでいたから、この年まで生きてこられたのだ、そうでなければ…」
「私は死んでいたのですね」
「そうだな、あまり言いたくはないが、そうだろう」
「だからといってこれから色んなことができる、わーい!にもならないんですよ」
「そこは少し、ちょっとずつでも楽しいことは増やしていけばいいのではないかな」
「教えてもらえますか?」
「俺はそういうのは下手くそだ」
「教えるのは上手だと思いますが」
「あれは、仕方なくだ、本来そういうのは俺がやるのではなかく」
「あなたがいいのです」
そこで返事につまってしまった。
表情は顔を赤くして、もうどうにでもなれ、といったところだろうか。
「あっ、あの話、受けてくれるのか、助かるな」
KCJの職員は、同級生が結婚と共に移りこんだ地域の仕事を引き受けてくれるという、承諾承認の書類が届き確認してそうこぼした。
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