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似たような色と模様と顔しやがって
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「よぉ、兄ちゃん、ここらで見かけない顔だな」
「そんなに世間知らずに見えるかな?」
「そりゃあな、まず格好が違うわな」
そういって無精髭の男は笑った。
「気に障ったか?」
「いや、その通りだからね」
おや、なかなか人がいい、ここで怒らないとなると、面白いことが起きそうだ。
そうやって話を引き伸ばしていると。
「ああ、こちらでしたか」
(当たりだ、こいつら領主のところの…)
「そちらの方は?お仲間ですか?」
「よぉ、兄弟、水くさいじゃないか?俺にも一枚噛ませろよ、何、いつものように金の分は働くぜ」
「どうしますか?」
(連れてかないと切られるかな)
「じゃあ、お願いするよ、あまりこっちには詳しくないものでね」
「そう来なくっちゃいけねえよ」
「そうですか?ではご一緒に」
(しかし、いいのかよ、俺がいうのもなんだがよ)
(ちゃんと仕事してくれるでしょ)
(任せておけつーの)
そして領主の元で、今回の仕事を聞くと。
「それは寝言ではなく?」
現実的な物の見方をする男の方が音を上げるような話をされた。
「魔物たちが、街に押し寄せて来るだって?そんなバカな、酒場の歌じゃあるまいし」
「ああ、その前に向こうの領主に伝えてくれ、もしも逃げるというならば、こちらまで護衛してくるのが仕事だ」
「上の奴だけですか?街のやつらは?」
「入っていないが、おかしいかね?」
「なんでですか?」
「それが精一杯だからだ、それ以上の質問は許さぬ」
「わかりました」
「お前はそんなに簡単に引き受けるのかよ」
「そのために来たから」
「あんなでっけぇ街が魔物の群れに襲われるって聞いて、なんでそんなに冷静なんだよ」
「そこまで冷静でもないよ」
「トバよ」
「えっ?なんで俺の名前を領主様が?」
「お前はお前で名前は知られているのだよ、何しろその名前の由来、その国からこの男は来たのだから」
「向こうから来た奴にしては…なんかこう、ちょっとイメージが違うっていうか」
「それはそれでヒドイ」
「えっ、だってよ、向こうから来る奴っていえば赤い服着て、サメだっけ連れてて」
「この辺に来るのはサンタとサメぐらいだしな、でも仕事を頼むには十分な相手とね、推薦されている。ではいいかね?」
そういって二人は旧街道である整備されなくなってひさしい場所を急いでいた。
「でもさ、ああはいったが、本当に起きるのか?そういう気配っていうの、全然感じないんだけども、おとぎ話みたいなさ」
「ああ、あれかな」
怪物たちの叫び声が、どんどんと近づいてくる!!!
「そう、それ」
「飲み屋でよくやってるよね」
「あれな、安酒飲んでまたやってら、くだらねえっていってまた飲むにはちょうどいいんだけどもよ」
そこに風もないのに、葉が、ざんざか、ざんざかと揺れるのである。
「なんだ?」
「こっちはトバ、信用できるよ」
高い枝に向かって急にそんなことをいうものだから、そっちを続けてみると、女が一人座っていた。
女はこの辺を歩くには相応しくない格好をしていて。
(妖怪だな)
「はいはい、そうね」
その言い方でトバはなんだかピンと来る。
「えっ?何?お前の女なの?」
(女ってね)
冷静な顔を作るのだが、それがかえって。
「そういうのには興味がないと思ってた。そっか、なんか安心する」
「このタイプって、あなたのそばには今までいなかったわよね」
「それはそう思う」
「ええっとトバさん」
「さん付けはよしてくれ、そんなにエラい人間じゃない」
「わかった」
「その分金目の物に色をつけてくれた方が嬉しい人間だ」
「そういうことはいうけども、義理と人情を重んじるタイプだから」
「へぇ、まあ、私としても今回の件は出来るだけ犠牲者を出さずに終わらせたいの」
「どこまで俺に教えてくれるだい?」
「あなたたちに仕事を頼んだ領主としても、今回の件はギリギリなのよ、下手に向こう領民を苦そうと手伝うと、自分達のところに魔物をけしかけられるってね」
「なんだい魔王でも責めてくるのかい?」
「この辺は昔、大きな国があったでしょ」
「そうはいうな、俺はわからねえが」
「その時、国内にも魔物は出たけども、上手いこと退けたり、呼び寄せたりして被害を減らしていたのよ、その呼び寄せる技術を復活させようとしたのがいてね、それが今回の黒幕」
「はっ?」
「王国時代のものよりも、効果がある時間は短いのだけども、誘導すれば上手いこと街の一つは潰せるでしょうよってやつ」
「えっ?つまり、その誘導部隊もいるってこと」
「そう、表向きは魔物の群れを見かけたので援軍に来ましたぐらいのものね、実際は魔物がめちゃくちゃにしたあと、始末して、金目のものとか奪うのが目的だけども」
「気に入らねえな、それ」
「そう、だから私は潰しに来たの」
「お嬢さんが不思議な力を持ってるのはわかるけども、どうやんだよ」
「全部閉じ込めはできるわよ」
「本当かよ」
「それぐらいはやれるよ」
「すげぇな、お前の嫁さん」
「そうなんだよ」
「否定しろよ」
しかし、女の方がイラついている。
「でもまあ、捕まえることはできるけども、それだけなんだけどもね」
「後で、オレが一体づつ斬るよ」
「群れだろ、何十とかじゃないだろう?」
「何千ね」
「そんなにいるのかよ…」
「一週間もあればいけるかな」
「あなたならば五日でいけるって」
「相変わらずオレのこと見てるね」
「戦力を正しく理解してないと、いつかしくじるわよ」
「イチャイチャするのは後にしてくれ、捕まえたところで、問題はあるだろう」
「問題?」
「向こうの領主!俺でさえ、群れを見なきゃ信じられないところがある、信じるか?」
「じゃあ、向こうの領で対応ができるぐらいに数を減らしましょう」
「ついでに眠らせてくれる?」
「いいわよ」
「そんなこともできるのかよ」
「サービスよ」
「サービス満点だな、まっ、でもこんなもんだろうな、手に追えないような魔物が攻めてくる、しかしそれを眠らせる、眠らせるってどうするんだ?子守唄でも聞かせるのかよ」
「あら、それはいいわね、では聞かせましょう、その歌を歌い継いでくれる気があるのならば、魔物避けにもなるでしょうし」
「それってどっかから教えてもらった奴?」
「そのままだと、クレーム来そうだから、新しい歌を作りましょう」
こうして、方向性は決まった。
領主に使者として面会をしたところ、領主は逃げずに町を守るを決断し。
「あんなのが町に襲いかかるのか」
三人は誘導されていく魔物達の群れを偵察に行った。
「いくら削ればいい?」
「九割」
「あれで九割?1割相手にするの?もっと削った方がよくない?」
「1割で見張り台から見えた辺りで眠ってもらうし、止めさしていくにしろ、明け方までかかるよ」
「まっ、もしダメならみんな閉じ込めるだけだからね」
三人が最初に決めた計画通りに事が進み。
「こんなのが街に来たら大変だったな」
本当の数を知らない町の兵士たちは、魔物を眠らせた歌の中をトドメをさしていった。
「向こうの領主にも報告いたしましたが、誘導してきた奴等はこちらの様子を見ると、そのまま帰ったようです」
「そうか、ご苦労だった、しかし、まさか町まで密かに救ってしまうとは思わなかったよ。その分は報酬に加えさせてもらおう、では今回のことは我々は何も知らなかった、運が良かったということで」
「悪運が尽きないことを祈りますぜ」
「はっはっ、確かに」
その後、トバだけ先に館から出ることになり。
「それでは待たな」
いくらか領主と話した後に、最後にそういってトバがいる裏口に向かうのである。
「嫁さんの分も貰っていいのか?」
「ああ、巻き込んだしね」
「そうか、そうか…で、しばらくはこっちにいるのか?」
「いることになりそうだ」
それはおもしろいことになりそうだ、トバは心が躍ったという。
捕まえた魔物の群れは、KCJに届けられると、三日月おめめちゃん達のストレス解消に使われることとなった。
「三日月おめめちゃん達っていってたから、どれだけ可愛いのかと思ったら、三日月は三日月でも、三日月刀のような目の間違いじゃないか?」
トバは三日月おめめちゃんがもっと可愛いものだと思ったらしく、実際に見たらそんなことをいった。
まあ、確かに、野ザメとレッドノーズと三日月おめめちゃん達を見分けろと言われたら、上級者でなければ難しいだろう。
「それにね、特にこの五体はね、間違えやすいんだよ」
「似たような色と模様と顔しやがって、俺には全然わからねえよ」
そんなの見分けるの日本人ぐらいだとトバはいいだしたところで、酒場で今日の詩人が歌い始めた。
「そんなに世間知らずに見えるかな?」
「そりゃあな、まず格好が違うわな」
そういって無精髭の男は笑った。
「気に障ったか?」
「いや、その通りだからね」
おや、なかなか人がいい、ここで怒らないとなると、面白いことが起きそうだ。
そうやって話を引き伸ばしていると。
「ああ、こちらでしたか」
(当たりだ、こいつら領主のところの…)
「そちらの方は?お仲間ですか?」
「よぉ、兄弟、水くさいじゃないか?俺にも一枚噛ませろよ、何、いつものように金の分は働くぜ」
「どうしますか?」
(連れてかないと切られるかな)
「じゃあ、お願いするよ、あまりこっちには詳しくないものでね」
「そう来なくっちゃいけねえよ」
「そうですか?ではご一緒に」
(しかし、いいのかよ、俺がいうのもなんだがよ)
(ちゃんと仕事してくれるでしょ)
(任せておけつーの)
そして領主の元で、今回の仕事を聞くと。
「それは寝言ではなく?」
現実的な物の見方をする男の方が音を上げるような話をされた。
「魔物たちが、街に押し寄せて来るだって?そんなバカな、酒場の歌じゃあるまいし」
「ああ、その前に向こうの領主に伝えてくれ、もしも逃げるというならば、こちらまで護衛してくるのが仕事だ」
「上の奴だけですか?街のやつらは?」
「入っていないが、おかしいかね?」
「なんでですか?」
「それが精一杯だからだ、それ以上の質問は許さぬ」
「わかりました」
「お前はそんなに簡単に引き受けるのかよ」
「そのために来たから」
「あんなでっけぇ街が魔物の群れに襲われるって聞いて、なんでそんなに冷静なんだよ」
「そこまで冷静でもないよ」
「トバよ」
「えっ?なんで俺の名前を領主様が?」
「お前はお前で名前は知られているのだよ、何しろその名前の由来、その国からこの男は来たのだから」
「向こうから来た奴にしては…なんかこう、ちょっとイメージが違うっていうか」
「それはそれでヒドイ」
「えっ、だってよ、向こうから来る奴っていえば赤い服着て、サメだっけ連れてて」
「この辺に来るのはサンタとサメぐらいだしな、でも仕事を頼むには十分な相手とね、推薦されている。ではいいかね?」
そういって二人は旧街道である整備されなくなってひさしい場所を急いでいた。
「でもさ、ああはいったが、本当に起きるのか?そういう気配っていうの、全然感じないんだけども、おとぎ話みたいなさ」
「ああ、あれかな」
怪物たちの叫び声が、どんどんと近づいてくる!!!
「そう、それ」
「飲み屋でよくやってるよね」
「あれな、安酒飲んでまたやってら、くだらねえっていってまた飲むにはちょうどいいんだけどもよ」
そこに風もないのに、葉が、ざんざか、ざんざかと揺れるのである。
「なんだ?」
「こっちはトバ、信用できるよ」
高い枝に向かって急にそんなことをいうものだから、そっちを続けてみると、女が一人座っていた。
女はこの辺を歩くには相応しくない格好をしていて。
(妖怪だな)
「はいはい、そうね」
その言い方でトバはなんだかピンと来る。
「えっ?何?お前の女なの?」
(女ってね)
冷静な顔を作るのだが、それがかえって。
「そういうのには興味がないと思ってた。そっか、なんか安心する」
「このタイプって、あなたのそばには今までいなかったわよね」
「それはそう思う」
「ええっとトバさん」
「さん付けはよしてくれ、そんなにエラい人間じゃない」
「わかった」
「その分金目の物に色をつけてくれた方が嬉しい人間だ」
「そういうことはいうけども、義理と人情を重んじるタイプだから」
「へぇ、まあ、私としても今回の件は出来るだけ犠牲者を出さずに終わらせたいの」
「どこまで俺に教えてくれるだい?」
「あなたたちに仕事を頼んだ領主としても、今回の件はギリギリなのよ、下手に向こう領民を苦そうと手伝うと、自分達のところに魔物をけしかけられるってね」
「なんだい魔王でも責めてくるのかい?」
「この辺は昔、大きな国があったでしょ」
「そうはいうな、俺はわからねえが」
「その時、国内にも魔物は出たけども、上手いこと退けたり、呼び寄せたりして被害を減らしていたのよ、その呼び寄せる技術を復活させようとしたのがいてね、それが今回の黒幕」
「はっ?」
「王国時代のものよりも、効果がある時間は短いのだけども、誘導すれば上手いこと街の一つは潰せるでしょうよってやつ」
「えっ?つまり、その誘導部隊もいるってこと」
「そう、表向きは魔物の群れを見かけたので援軍に来ましたぐらいのものね、実際は魔物がめちゃくちゃにしたあと、始末して、金目のものとか奪うのが目的だけども」
「気に入らねえな、それ」
「そう、だから私は潰しに来たの」
「お嬢さんが不思議な力を持ってるのはわかるけども、どうやんだよ」
「全部閉じ込めはできるわよ」
「本当かよ」
「それぐらいはやれるよ」
「すげぇな、お前の嫁さん」
「そうなんだよ」
「否定しろよ」
しかし、女の方がイラついている。
「でもまあ、捕まえることはできるけども、それだけなんだけどもね」
「後で、オレが一体づつ斬るよ」
「群れだろ、何十とかじゃないだろう?」
「何千ね」
「そんなにいるのかよ…」
「一週間もあればいけるかな」
「あなたならば五日でいけるって」
「相変わらずオレのこと見てるね」
「戦力を正しく理解してないと、いつかしくじるわよ」
「イチャイチャするのは後にしてくれ、捕まえたところで、問題はあるだろう」
「問題?」
「向こうの領主!俺でさえ、群れを見なきゃ信じられないところがある、信じるか?」
「じゃあ、向こうの領で対応ができるぐらいに数を減らしましょう」
「ついでに眠らせてくれる?」
「いいわよ」
「そんなこともできるのかよ」
「サービスよ」
「サービス満点だな、まっ、でもこんなもんだろうな、手に追えないような魔物が攻めてくる、しかしそれを眠らせる、眠らせるってどうするんだ?子守唄でも聞かせるのかよ」
「あら、それはいいわね、では聞かせましょう、その歌を歌い継いでくれる気があるのならば、魔物避けにもなるでしょうし」
「それってどっかから教えてもらった奴?」
「そのままだと、クレーム来そうだから、新しい歌を作りましょう」
こうして、方向性は決まった。
領主に使者として面会をしたところ、領主は逃げずに町を守るを決断し。
「あんなのが町に襲いかかるのか」
三人は誘導されていく魔物達の群れを偵察に行った。
「いくら削ればいい?」
「九割」
「あれで九割?1割相手にするの?もっと削った方がよくない?」
「1割で見張り台から見えた辺りで眠ってもらうし、止めさしていくにしろ、明け方までかかるよ」
「まっ、もしダメならみんな閉じ込めるだけだからね」
三人が最初に決めた計画通りに事が進み。
「こんなのが街に来たら大変だったな」
本当の数を知らない町の兵士たちは、魔物を眠らせた歌の中をトドメをさしていった。
「向こうの領主にも報告いたしましたが、誘導してきた奴等はこちらの様子を見ると、そのまま帰ったようです」
「そうか、ご苦労だった、しかし、まさか町まで密かに救ってしまうとは思わなかったよ。その分は報酬に加えさせてもらおう、では今回のことは我々は何も知らなかった、運が良かったということで」
「悪運が尽きないことを祈りますぜ」
「はっはっ、確かに」
その後、トバだけ先に館から出ることになり。
「それでは待たな」
いくらか領主と話した後に、最後にそういってトバがいる裏口に向かうのである。
「嫁さんの分も貰っていいのか?」
「ああ、巻き込んだしね」
「そうか、そうか…で、しばらくはこっちにいるのか?」
「いることになりそうだ」
それはおもしろいことになりそうだ、トバは心が躍ったという。
捕まえた魔物の群れは、KCJに届けられると、三日月おめめちゃん達のストレス解消に使われることとなった。
「三日月おめめちゃん達っていってたから、どれだけ可愛いのかと思ったら、三日月は三日月でも、三日月刀のような目の間違いじゃないか?」
トバは三日月おめめちゃんがもっと可愛いものだと思ったらしく、実際に見たらそんなことをいった。
まあ、確かに、野ザメとレッドノーズと三日月おめめちゃん達を見分けろと言われたら、上級者でなければ難しいだろう。
「それにね、特にこの五体はね、間違えやすいんだよ」
「似たような色と模様と顔しやがって、俺には全然わからねえよ」
そんなの見分けるの日本人ぐらいだとトバはいいだしたところで、酒場で今日の詩人が歌い始めた。
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