469 / 1,093
趣味で生きてるダンジョンマスター
しおりを挟む
ホラーの表現があります。
苦手な方はご遠慮ください。
山菜は金になる、熊は出るからと家族には言われるが、ずっとこれで食ってきたのだからといって、山に来た。
いつもと山の様子が違う、それでも気にせずに入ったところ。
ボトッ
その音と共に隠されていたものは、目の前に広がった。
「うわ…」
見たくはないのに、目は離せず、脳裏に焼き付いてしまった光景は、治療を受け、記憶処理となった後でも、恐ろしいらしく。あんなにキノコのシーズンは山に行くからとうるさかった男が、山に行くどころか、窓から山を見るのも嫌がったという。
「うわ…凄惨ですね」
「こういうのはやっかいだぞ、勝っても負けてもどっちでもいいし」
「えっ?負けたら死んじゃうじゃないですか?」
「ああいう奴はね、黄泉送りにしても、何回も帰ってくるんだよ」
ナリタツが先日遭遇した指名手配は、その後まだ遊び足りなかったらしく、気まぐれに山の魔物をけしかけた。
そこそこ満足した彼はその場から立ち去り、魔物の骸と、嵐の痕跡だけが残ったのである。
この事件はすぐに業界のニュースとなった。
全国から屈強な猛者たちが、ニュースを聞いて、名前をあげるために問い合わせがあり、宿泊施設はシーズンオフにも関わらず予約で埋まっていったという。
「そういうことって多いんですかね」
大麓がナリタツに聞くと。
「多いよ、指名手配は多額の賞金がかかるよりも討ち取ることで名前が上がるようなやつの方が人気が高いんだわ、そういう社会なんで、ああいう追いかけるタイプはいつも金ないんだよね」
ナリタツは追わないらしい。
「もっとさ、ビジネスライクにやった方がいいんだって」
こういうが、この手のタイプはとても少ない。
「さっきから気になるんですけども、ナリタツさんの剣、格好良くないですか?」
「そうか?俺はもうちょっとごついほうが好みなんだけども、取り回し考えるとさ、どうしてもこうなっちゃうというか…そういえば聞きたかったんだけども、大麓が落ちたダンジョンってどういうやつ?」
「あっ、それがですね、確かに難易度は高いんですけど、ゲームみたいに何回も挑戦出来ちゃうんですよ」
その話を聞くと、近くにいた腰木と秋澄に説明を詳しくの目線がとんだ。
「ちょっとトイレ行きますね」
秋澄がトイレに行っている間に話をすることになるが。
「簡単にいってるが、諦めると命を奪われるタイプのやつじゃないか」
「はい、そうなんです、しかもダンジョンマスターは、次のダンジョンも作ってるらしく、所在は捜索してますが不明ですが、出来たらクリアしているみなさんに招待状を送りますねっていうメッセージをいただきました
」
「それいつできるの?」
「調べた結果、十年は同じメッセージらしいので、下手するとこのままずっと先、何十年後とかになりそうで」
「俺もダンジョン走ってこようか?」
「いいんですか?」
「そういうのは参加者が多い方が、趣味で生きてるダンジョンマスターのやる気になるから、たぶんな、俺はそういうやつに好かれると思う」
「なるほど」
「ただいま戻りました、あれ?みなさんどうしました?」
「ナリタツさんもダンジョンマラソンしてみたいってさ」
「なんかここまで行くと、サークルっていうか、部活動っぽくて、お揃いのタオルとか作りたいですね」
「じゃあ、作るか?」
「いいんですか?じゃあ、色々と考えてきますね」
大麓はデザインを考えるといって、その日は早めに帰った。
「ナリタツさん、大麓さんのことすごい気に入ってますね」
「だってさ、あいつさ、すごいですね!とか、もっと聞かせてくださいよって目をキラキラさせていってくるんだもん」
そうなると、そう?それじゃになってしまうらしく。
「これな、気を付けた方がいいと思う。俺でさえこうなるんだぜ、承認欲求が強めのやつだと、たぶんトラブルになるんじゃないか?」
「それはありうるかもな」
「注意したほうがいいですね」
こうして大麓は承認欲求ありの人間とは組むことはなくなる。
「わかりました、で、話の続きなのですが、そうなりますと、任せれる人は限られてくるので、その辺はお願いしますね」
腰木・秋澄・ナリタツが中心となった人員で研修などを受けることになった。
苦手な方はご遠慮ください。
山菜は金になる、熊は出るからと家族には言われるが、ずっとこれで食ってきたのだからといって、山に来た。
いつもと山の様子が違う、それでも気にせずに入ったところ。
ボトッ
その音と共に隠されていたものは、目の前に広がった。
「うわ…」
見たくはないのに、目は離せず、脳裏に焼き付いてしまった光景は、治療を受け、記憶処理となった後でも、恐ろしいらしく。あんなにキノコのシーズンは山に行くからとうるさかった男が、山に行くどころか、窓から山を見るのも嫌がったという。
「うわ…凄惨ですね」
「こういうのはやっかいだぞ、勝っても負けてもどっちでもいいし」
「えっ?負けたら死んじゃうじゃないですか?」
「ああいう奴はね、黄泉送りにしても、何回も帰ってくるんだよ」
ナリタツが先日遭遇した指名手配は、その後まだ遊び足りなかったらしく、気まぐれに山の魔物をけしかけた。
そこそこ満足した彼はその場から立ち去り、魔物の骸と、嵐の痕跡だけが残ったのである。
この事件はすぐに業界のニュースとなった。
全国から屈強な猛者たちが、ニュースを聞いて、名前をあげるために問い合わせがあり、宿泊施設はシーズンオフにも関わらず予約で埋まっていったという。
「そういうことって多いんですかね」
大麓がナリタツに聞くと。
「多いよ、指名手配は多額の賞金がかかるよりも討ち取ることで名前が上がるようなやつの方が人気が高いんだわ、そういう社会なんで、ああいう追いかけるタイプはいつも金ないんだよね」
ナリタツは追わないらしい。
「もっとさ、ビジネスライクにやった方がいいんだって」
こういうが、この手のタイプはとても少ない。
「さっきから気になるんですけども、ナリタツさんの剣、格好良くないですか?」
「そうか?俺はもうちょっとごついほうが好みなんだけども、取り回し考えるとさ、どうしてもこうなっちゃうというか…そういえば聞きたかったんだけども、大麓が落ちたダンジョンってどういうやつ?」
「あっ、それがですね、確かに難易度は高いんですけど、ゲームみたいに何回も挑戦出来ちゃうんですよ」
その話を聞くと、近くにいた腰木と秋澄に説明を詳しくの目線がとんだ。
「ちょっとトイレ行きますね」
秋澄がトイレに行っている間に話をすることになるが。
「簡単にいってるが、諦めると命を奪われるタイプのやつじゃないか」
「はい、そうなんです、しかもダンジョンマスターは、次のダンジョンも作ってるらしく、所在は捜索してますが不明ですが、出来たらクリアしているみなさんに招待状を送りますねっていうメッセージをいただきました
」
「それいつできるの?」
「調べた結果、十年は同じメッセージらしいので、下手するとこのままずっと先、何十年後とかになりそうで」
「俺もダンジョン走ってこようか?」
「いいんですか?」
「そういうのは参加者が多い方が、趣味で生きてるダンジョンマスターのやる気になるから、たぶんな、俺はそういうやつに好かれると思う」
「なるほど」
「ただいま戻りました、あれ?みなさんどうしました?」
「ナリタツさんもダンジョンマラソンしてみたいってさ」
「なんかここまで行くと、サークルっていうか、部活動っぽくて、お揃いのタオルとか作りたいですね」
「じゃあ、作るか?」
「いいんですか?じゃあ、色々と考えてきますね」
大麓はデザインを考えるといって、その日は早めに帰った。
「ナリタツさん、大麓さんのことすごい気に入ってますね」
「だってさ、あいつさ、すごいですね!とか、もっと聞かせてくださいよって目をキラキラさせていってくるんだもん」
そうなると、そう?それじゃになってしまうらしく。
「これな、気を付けた方がいいと思う。俺でさえこうなるんだぜ、承認欲求が強めのやつだと、たぶんトラブルになるんじゃないか?」
「それはありうるかもな」
「注意したほうがいいですね」
こうして大麓は承認欲求ありの人間とは組むことはなくなる。
「わかりました、で、話の続きなのですが、そうなりますと、任せれる人は限られてくるので、その辺はお願いしますね」
腰木・秋澄・ナリタツが中心となった人員で研修などを受けることになった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる