392 / 891
その間にグッドナイト
しおりを挟む
「大変です!」
イホ デ ニコラスの良い子の輝き、尊さによって。
「それを見てしまった観客の闇が焼かれております」
「うわぁぁぁぁ」
「お母さん!!!!」
「ごめんなさい!」
『しばらくお待ちください』
「あれって星の宿でもあるからですかね」
「そうだな」
春隣のように、崇められていた星がイホ デ ニコラスにも宿っているようだ。
「いきなり目が少女漫画でしたからね」
キラキラになります。
「情報部はあの星を見て、場所はどこか星図を書き出していたからな」
東司と隣に座っている整備部はサングラスをかけ、良い子の尊さから目を守っていた。
「疲れを欺くなら、まず観客からというものだ」
「おおっと、いつの間にかイホ デ ニコラスからアンセルモさんにバトンタッチ、オツカレサンの凝りにどうアプローチするのか」
「リラッークス」
「なんでしょ、その一言で私も力が緩むのを感じました、これは疲れがたまっているオツカレサンにはかなり効くのでは?効いてる、効いてます」
「はふん」
「はふん言ってます、これはなんたる技、暗示なのでしょうか」
「あれは虎の技だな」
「なんですか?」
「リラッークスという掛声の前から、なんだこのサメ、なんだこのおっさんという不安が、あのリラッークスという声で、精神の許容量を越えたんだ、つまり心が折れたんだな」
リング外のイホ デ ニコラスがギターを構えた。
「舐めプかと思ったら、彼らは真面目らしい」
「これを真面目だと思っているのがどうにかしてますよ」
「ふっ、若いな」
この整備部職員は去年配属されたばかり。。
「もっと染まった方がいい、ここはそういう世界だ」
カルボン作曲、シャンプー イン ザ リングのイントロが始まった。
音の力も借りて、意識を異世界に飛ばすのだ。
「現実を忘れさせ、その間にグッドナイト!恐ろしい技だ」
整備部職員は早く終わらないかなと思い出した。
マスク ド シャンプー来店の撮影は良い子の尊さをカメラが写そうとした際に、破損してしまい。
夢なのかなんなのかわからないイベントは終わりを迎えた。
「それについてアンセルモさんはどう思いますでしょうか」
記者に追いかけられる。
「イホ デ ニコラスはいいやつなんだが、しゃべるのがあまり得意ではないから、私が答えるよ。最初から上手くいくなんて思ってもいないさ、だんだんと形になっていけばいい、今回の試合はで我々タッグのデビューとしてはいいスタート切れたんじゃないかと思える、それじゃあお疲れさん」
そしてオツカレサンとしてイベントに登場した彼はというと。
「こちらが報酬となります」
ファイトマネーならぬ、高額のシャンプーマネーをいただいた。
(これがあれば買える…)
欲しいものがあったのだが。
(シャンプーしてほしいな、いやいや、お金ないな引き受けたところあるのに、シャンプーに使ってどうするよさ、でも…)
葛藤したという。
ファンクラブの方はというと。
「さすがはリーダーですね、あんなにも疲れた人久しぶりに見ましたよ」
「誰をマスクドシャンプーと戦ってもらおうか、正直あの時まで、あの時疲れてふらふらになっている彼を見るまで悩んでましたから、もうこれだ!って、勇気を出して話しかけてましたよ」
「すいません、たまたまさっきのを見たんですが、シャンプーってすごいですね、なんていうのか勢いがあって、潤いもあって、光ったかと思ったら、今までの人生反省しました、シャンプーって神秘体験だったんですね、入信します」
「うちはそんなんじゃないですよ」
リーダーは笑って言うのだが、えっ?そうじゃないの?そういうのの集まりじゃないの?受け皿だと思っていたよ。
イホ デ ニコラスの良い子の輝き、尊さによって。
「それを見てしまった観客の闇が焼かれております」
「うわぁぁぁぁ」
「お母さん!!!!」
「ごめんなさい!」
『しばらくお待ちください』
「あれって星の宿でもあるからですかね」
「そうだな」
春隣のように、崇められていた星がイホ デ ニコラスにも宿っているようだ。
「いきなり目が少女漫画でしたからね」
キラキラになります。
「情報部はあの星を見て、場所はどこか星図を書き出していたからな」
東司と隣に座っている整備部はサングラスをかけ、良い子の尊さから目を守っていた。
「疲れを欺くなら、まず観客からというものだ」
「おおっと、いつの間にかイホ デ ニコラスからアンセルモさんにバトンタッチ、オツカレサンの凝りにどうアプローチするのか」
「リラッークス」
「なんでしょ、その一言で私も力が緩むのを感じました、これは疲れがたまっているオツカレサンにはかなり効くのでは?効いてる、効いてます」
「はふん」
「はふん言ってます、これはなんたる技、暗示なのでしょうか」
「あれは虎の技だな」
「なんですか?」
「リラッークスという掛声の前から、なんだこのサメ、なんだこのおっさんという不安が、あのリラッークスという声で、精神の許容量を越えたんだ、つまり心が折れたんだな」
リング外のイホ デ ニコラスがギターを構えた。
「舐めプかと思ったら、彼らは真面目らしい」
「これを真面目だと思っているのがどうにかしてますよ」
「ふっ、若いな」
この整備部職員は去年配属されたばかり。。
「もっと染まった方がいい、ここはそういう世界だ」
カルボン作曲、シャンプー イン ザ リングのイントロが始まった。
音の力も借りて、意識を異世界に飛ばすのだ。
「現実を忘れさせ、その間にグッドナイト!恐ろしい技だ」
整備部職員は早く終わらないかなと思い出した。
マスク ド シャンプー来店の撮影は良い子の尊さをカメラが写そうとした際に、破損してしまい。
夢なのかなんなのかわからないイベントは終わりを迎えた。
「それについてアンセルモさんはどう思いますでしょうか」
記者に追いかけられる。
「イホ デ ニコラスはいいやつなんだが、しゃべるのがあまり得意ではないから、私が答えるよ。最初から上手くいくなんて思ってもいないさ、だんだんと形になっていけばいい、今回の試合はで我々タッグのデビューとしてはいいスタート切れたんじゃないかと思える、それじゃあお疲れさん」
そしてオツカレサンとしてイベントに登場した彼はというと。
「こちらが報酬となります」
ファイトマネーならぬ、高額のシャンプーマネーをいただいた。
(これがあれば買える…)
欲しいものがあったのだが。
(シャンプーしてほしいな、いやいや、お金ないな引き受けたところあるのに、シャンプーに使ってどうするよさ、でも…)
葛藤したという。
ファンクラブの方はというと。
「さすがはリーダーですね、あんなにも疲れた人久しぶりに見ましたよ」
「誰をマスクドシャンプーと戦ってもらおうか、正直あの時まで、あの時疲れてふらふらになっている彼を見るまで悩んでましたから、もうこれだ!って、勇気を出して話しかけてましたよ」
「すいません、たまたまさっきのを見たんですが、シャンプーってすごいですね、なんていうのか勢いがあって、潤いもあって、光ったかと思ったら、今までの人生反省しました、シャンプーって神秘体験だったんですね、入信します」
「うちはそんなんじゃないですよ」
リーダーは笑って言うのだが、えっ?そうじゃないの?そういうのの集まりじゃないの?受け皿だと思っていたよ。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
パパー!紳士服売り場にいた家族の男性は夫だった…子供を抱きかかえて幸せそう…なら、こちらも幸せになりましょう
白崎アイド
大衆娯楽
夫のシャツを買いに紳士服売り場で買い物をしていた私。
ネクタイも揃えてあげようと売り場へと向かえば、仲良く買い物をする男女の姿があった。
微笑ましく思うその姿を見ていると、振り向いた男性は夫だった…
お尻たたき収容所レポート
鞭尻
大衆娯楽
最低でも月に一度はお尻を叩かれないといけない「お尻たたき収容所」。
「お尻たたきのある生活」を望んで収容生となった紗良は、収容生活をレポートする記者としてお尻たたき願望と不安に揺れ動く日々を送る。
ぎりぎりあるかもしれない(?)日常系スパンキング小説です。
お兄ちゃんが私にぐいぐいエッチな事を迫って来て困るんですけど!?
さいとう みさき
恋愛
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。
私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。
見た目は、まあ正直、好みなんだけど……
「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」
そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。
「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」
はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。
こんなんじゃ絶対にフラれる!
仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの!
実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる