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その間にグッドナイト
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「大変です!」
イホ デ ニコラスの良い子の輝き、尊さによって。
「それを見てしまった観客の闇が焼かれております」
「うわぁぁぁぁ」
「お母さん!!!!」
「ごめんなさい!」
『しばらくお待ちください』
「あれって星の宿でもあるからですかね」
「そうだな」
春隣のように、崇められていた星がイホ デ ニコラスにも宿っているようだ。
「いきなり目が少女漫画でしたからね」
キラキラになります。
「情報部はあの星を見て、場所はどこか星図を書き出していたからな」
東司と隣に座っている整備部はサングラスをかけ、良い子の尊さから目を守っていた。
「疲れを欺くなら、まず観客からというものだ」
「おおっと、いつの間にかイホ デ ニコラスからアンセルモさんにバトンタッチ、オツカレサンの凝りにどうアプローチするのか」
「リラッークス」
「なんでしょ、その一言で私も力が緩むのを感じました、これは疲れがたまっているオツカレサンにはかなり効くのでは?効いてる、効いてます」
「はふん」
「はふん言ってます、これはなんたる技、暗示なのでしょうか」
「あれは虎の技だな」
「なんですか?」
「リラッークスという掛声の前から、なんだこのサメ、なんだこのおっさんという不安が、あのリラッークスという声で、精神の許容量を越えたんだ、つまり心が折れたんだな」
リング外のイホ デ ニコラスがギターを構えた。
「舐めプかと思ったら、彼らは真面目らしい」
「これを真面目だと思っているのがどうにかしてますよ」
「ふっ、若いな」
この整備部職員は去年配属されたばかり。。
「もっと染まった方がいい、ここはそういう世界だ」
カルボン作曲、シャンプー イン ザ リングのイントロが始まった。
音の力も借りて、意識を異世界に飛ばすのだ。
「現実を忘れさせ、その間にグッドナイト!恐ろしい技だ」
整備部職員は早く終わらないかなと思い出した。
マスク ド シャンプー来店の撮影は良い子の尊さをカメラが写そうとした際に、破損してしまい。
夢なのかなんなのかわからないイベントは終わりを迎えた。
「それについてアンセルモさんはどう思いますでしょうか」
記者に追いかけられる。
「イホ デ ニコラスはいいやつなんだが、しゃべるのがあまり得意ではないから、私が答えるよ。最初から上手くいくなんて思ってもいないさ、だんだんと形になっていけばいい、今回の試合はで我々タッグのデビューとしてはいいスタート切れたんじゃないかと思える、それじゃあお疲れさん」
そしてオツカレサンとしてイベントに登場した彼はというと。
「こちらが報酬となります」
ファイトマネーならぬ、高額のシャンプーマネーをいただいた。
(これがあれば買える…)
欲しいものがあったのだが。
(シャンプーしてほしいな、いやいや、お金ないな引き受けたところあるのに、シャンプーに使ってどうするよさ、でも…)
葛藤したという。
ファンクラブの方はというと。
「さすがはリーダーですね、あんなにも疲れた人久しぶりに見ましたよ」
「誰をマスクドシャンプーと戦ってもらおうか、正直あの時まで、あの時疲れてふらふらになっている彼を見るまで悩んでましたから、もうこれだ!って、勇気を出して話しかけてましたよ」
「すいません、たまたまさっきのを見たんですが、シャンプーってすごいですね、なんていうのか勢いがあって、潤いもあって、光ったかと思ったら、今までの人生反省しました、シャンプーって神秘体験だったんですね、入信します」
「うちはそんなんじゃないですよ」
リーダーは笑って言うのだが、えっ?そうじゃないの?そういうのの集まりじゃないの?受け皿だと思っていたよ。
イホ デ ニコラスの良い子の輝き、尊さによって。
「それを見てしまった観客の闇が焼かれております」
「うわぁぁぁぁ」
「お母さん!!!!」
「ごめんなさい!」
『しばらくお待ちください』
「あれって星の宿でもあるからですかね」
「そうだな」
春隣のように、崇められていた星がイホ デ ニコラスにも宿っているようだ。
「いきなり目が少女漫画でしたからね」
キラキラになります。
「情報部はあの星を見て、場所はどこか星図を書き出していたからな」
東司と隣に座っている整備部はサングラスをかけ、良い子の尊さから目を守っていた。
「疲れを欺くなら、まず観客からというものだ」
「おおっと、いつの間にかイホ デ ニコラスからアンセルモさんにバトンタッチ、オツカレサンの凝りにどうアプローチするのか」
「リラッークス」
「なんでしょ、その一言で私も力が緩むのを感じました、これは疲れがたまっているオツカレサンにはかなり効くのでは?効いてる、効いてます」
「はふん」
「はふん言ってます、これはなんたる技、暗示なのでしょうか」
「あれは虎の技だな」
「なんですか?」
「リラッークスという掛声の前から、なんだこのサメ、なんだこのおっさんという不安が、あのリラッークスという声で、精神の許容量を越えたんだ、つまり心が折れたんだな」
リング外のイホ デ ニコラスがギターを構えた。
「舐めプかと思ったら、彼らは真面目らしい」
「これを真面目だと思っているのがどうにかしてますよ」
「ふっ、若いな」
この整備部職員は去年配属されたばかり。。
「もっと染まった方がいい、ここはそういう世界だ」
カルボン作曲、シャンプー イン ザ リングのイントロが始まった。
音の力も借りて、意識を異世界に飛ばすのだ。
「現実を忘れさせ、その間にグッドナイト!恐ろしい技だ」
整備部職員は早く終わらないかなと思い出した。
マスク ド シャンプー来店の撮影は良い子の尊さをカメラが写そうとした際に、破損してしまい。
夢なのかなんなのかわからないイベントは終わりを迎えた。
「それについてアンセルモさんはどう思いますでしょうか」
記者に追いかけられる。
「イホ デ ニコラスはいいやつなんだが、しゃべるのがあまり得意ではないから、私が答えるよ。最初から上手くいくなんて思ってもいないさ、だんだんと形になっていけばいい、今回の試合はで我々タッグのデビューとしてはいいスタート切れたんじゃないかと思える、それじゃあお疲れさん」
そしてオツカレサンとしてイベントに登場した彼はというと。
「こちらが報酬となります」
ファイトマネーならぬ、高額のシャンプーマネーをいただいた。
(これがあれば買える…)
欲しいものがあったのだが。
(シャンプーしてほしいな、いやいや、お金ないな引き受けたところあるのに、シャンプーに使ってどうするよさ、でも…)
葛藤したという。
ファンクラブの方はというと。
「さすがはリーダーですね、あんなにも疲れた人久しぶりに見ましたよ」
「誰をマスクドシャンプーと戦ってもらおうか、正直あの時まで、あの時疲れてふらふらになっている彼を見るまで悩んでましたから、もうこれだ!って、勇気を出して話しかけてましたよ」
「すいません、たまたまさっきのを見たんですが、シャンプーってすごいですね、なんていうのか勢いがあって、潤いもあって、光ったかと思ったら、今までの人生反省しました、シャンプーって神秘体験だったんですね、入信します」
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