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氷冠のマーチ
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クリスマスも変わらず忙しい浜薔薇でございます…
朝のシャンプーラッシュを支える応援、ファンクラブ曰くシャンプー応援隊スタッフの一人が。
「傑さん、在庫のチェックをお願いします」
そういってリストを見せると。
「どうしましょうかね」
追加するかそれともであるが。
「在庫限りで」
そんなわけでパーフェクトおでんは在庫限りとなりました。
「浜薔薇は働きやすいのよ」
というのスタッフの感想。
「うちの子を保育園に送り届けた後、そのまま自転車で浜薔薇に来て、シャンパーのみんなを洗いまくって、昼前に終わらせるのよ」
そしてKCJから。
「お総菜の方はいつものようにパックにしましたので、忘れずに寄っててくださいね」
とか言われていた。
「ここってすごいっすよね、飯に困らないっすもん」
この青年は自分の店を持ちたいための修行中の身であり、浜薔薇に来るまでは昔の蘆根のように色んなものを切り詰めていた。
『メリークリスマス!』
「おっちゃん、おっちゃん、クリスマスらしからぬ話して」
無茶ぶりであるが。
そうやな…とサメは考え。
おっちゃんがベリーヤングの頃、体半分まで鳥に飲まれたことあるわ。
「本当にクリスマスらしからぬ話になったわ」
あれは…もう駄目やなと諦めて、頭が白くなっていったのを覚えているところを。
ぶへぇ
鳥に吐き出されました。
「お前さ、何しとる?」
「なんか鳥がな、昼メシ食べてたからな、変な顔したら、笑うかな?って、残念やな、笑わんかったわ、変なやつって思って、逃げていきおった」
「給食の時間やないんやから」
「あいつアホらしいって思ってたな、悔しい」
顔は見えんかったが、おっちゃんはこうして助かったんやな。
その後、仲間の一人にこういう時はフジツボや!とか言っておったが、あれ、よう考えたら海にしかおらんから、とりあえず何日か寝込んで無事に元気になったんや。
「なんでフジツボ?」
「食べるん?」
ああ、それもな前に調べたことあってな。
「あっ、なんかあるな」
そこですぐにササッと調べれるのが現代である。
「海で怪我をしたら、サメがフジツボを持ってきた事がある。食べるのか?違うという…」
渋いナレーション風で読み上げるが、そのまま人工音声にバトンを渡し、朗読される。
『ちょうど私が訪れた時、何やら群れが騒がしく、傷だらけのサメが仲間たちによって運ばれ、急いでフジツボを集めろと鳴き始めた、そこからすがにあちらこちらからフジツボを持ってきたサメたちによって、あっという間に傷だらけのサメは、フジツボまみれにされてしまった。
後日、彼らが以前に食べてみたいという乾麺を手土産に訪ねると、対応してくれたサメは見覚えがあった、そうあの時傷だらけでフジツボまみれにされていた彼である、あれほどズタズタとなった、人ならば死んでいたであろう傷も、近くでじっくりと見ないとわからないほど薄くなっている、【そんなに見るなよ、照れるじゃないか怪我にはフジツボがいいんだ、君も怪我をしたらフジツボを載せてやろう】と言われたが、「怪我はしない方が一番だ」というと【それもそうだな】と笑いながら奥へ案内してくれた』
「…」
「サメ文化すげぇな」
ほんまやな。
「昼、今日何やろな」
話題を変えました。
「そういえば年始年末炊き出しどうするか、KCJさんから来てたな」
「実家に帰るわけでもないから、まとめてお願いするか」
「おっちゃんは今日はクリスマスやけど、どうする?」
クリスマスシャークを見るよ!
「毎年やな」
名作やし(震え)
『映画クリスマスシャーク』
サンタさんのために用意されたジンジャークッキーはあいつらの大好物!
クリスマスはサメとの攻防戦、聖夜を勝ち抜け!
「おっちゃん、いる?」
どうした?
「ちびっこ達からおっちゃんにクリスマスプレゼントが届いているよ」
ほんまか!
それは浜薔薇でも取り扱いのあったアポロンのマフラー。
すぐに届いたことをちびっこ達に伝える。
「これならヒレでも巻きやすいよ」
ありがとうな、これでおっちゃんもイケザメやな。
「?」
「おっちゃんはイケザメじゃなくて、河川ザメじゃないの?」
子供の無垢な一言というのは、時には鋭く心に突き刺さるのでした。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
本日カルボン先生が音楽を担当したSTGの稼働日であります。
「音楽が本当にいい」
BGMのループが何回か続くと、テンポが変わって、だんだんに狂っていくが表現されている。
「というか、無音が音楽になるのに驚く」
生命が感じなくなる、終わりの音が無音である。
「あとまだ自分はクリアしてないんですが、二週目もかなりいいと」
二週目はアレンジBGMとなってます。
「音が狂うと感覚まで狂うんだなっていう、STGというより音ゲーかなって思いました」
氷冠のマーチ本日稼働開始、夜八時から生放送もあります、お楽しみに!
朝のシャンプーラッシュを支える応援、ファンクラブ曰くシャンプー応援隊スタッフの一人が。
「傑さん、在庫のチェックをお願いします」
そういってリストを見せると。
「どうしましょうかね」
追加するかそれともであるが。
「在庫限りで」
そんなわけでパーフェクトおでんは在庫限りとなりました。
「浜薔薇は働きやすいのよ」
というのスタッフの感想。
「うちの子を保育園に送り届けた後、そのまま自転車で浜薔薇に来て、シャンパーのみんなを洗いまくって、昼前に終わらせるのよ」
そしてKCJから。
「お総菜の方はいつものようにパックにしましたので、忘れずに寄っててくださいね」
とか言われていた。
「ここってすごいっすよね、飯に困らないっすもん」
この青年は自分の店を持ちたいための修行中の身であり、浜薔薇に来るまでは昔の蘆根のように色んなものを切り詰めていた。
『メリークリスマス!』
「おっちゃん、おっちゃん、クリスマスらしからぬ話して」
無茶ぶりであるが。
そうやな…とサメは考え。
おっちゃんがベリーヤングの頃、体半分まで鳥に飲まれたことあるわ。
「本当にクリスマスらしからぬ話になったわ」
あれは…もう駄目やなと諦めて、頭が白くなっていったのを覚えているところを。
ぶへぇ
鳥に吐き出されました。
「お前さ、何しとる?」
「なんか鳥がな、昼メシ食べてたからな、変な顔したら、笑うかな?って、残念やな、笑わんかったわ、変なやつって思って、逃げていきおった」
「給食の時間やないんやから」
「あいつアホらしいって思ってたな、悔しい」
顔は見えんかったが、おっちゃんはこうして助かったんやな。
その後、仲間の一人にこういう時はフジツボや!とか言っておったが、あれ、よう考えたら海にしかおらんから、とりあえず何日か寝込んで無事に元気になったんや。
「なんでフジツボ?」
「食べるん?」
ああ、それもな前に調べたことあってな。
「あっ、なんかあるな」
そこですぐにササッと調べれるのが現代である。
「海で怪我をしたら、サメがフジツボを持ってきた事がある。食べるのか?違うという…」
渋いナレーション風で読み上げるが、そのまま人工音声にバトンを渡し、朗読される。
『ちょうど私が訪れた時、何やら群れが騒がしく、傷だらけのサメが仲間たちによって運ばれ、急いでフジツボを集めろと鳴き始めた、そこからすがにあちらこちらからフジツボを持ってきたサメたちによって、あっという間に傷だらけのサメは、フジツボまみれにされてしまった。
後日、彼らが以前に食べてみたいという乾麺を手土産に訪ねると、対応してくれたサメは見覚えがあった、そうあの時傷だらけでフジツボまみれにされていた彼である、あれほどズタズタとなった、人ならば死んでいたであろう傷も、近くでじっくりと見ないとわからないほど薄くなっている、【そんなに見るなよ、照れるじゃないか怪我にはフジツボがいいんだ、君も怪我をしたらフジツボを載せてやろう】と言われたが、「怪我はしない方が一番だ」というと【それもそうだな】と笑いながら奥へ案内してくれた』
「…」
「サメ文化すげぇな」
ほんまやな。
「昼、今日何やろな」
話題を変えました。
「そういえば年始年末炊き出しどうするか、KCJさんから来てたな」
「実家に帰るわけでもないから、まとめてお願いするか」
「おっちゃんは今日はクリスマスやけど、どうする?」
クリスマスシャークを見るよ!
「毎年やな」
名作やし(震え)
『映画クリスマスシャーク』
サンタさんのために用意されたジンジャークッキーはあいつらの大好物!
クリスマスはサメとの攻防戦、聖夜を勝ち抜け!
「おっちゃん、いる?」
どうした?
「ちびっこ達からおっちゃんにクリスマスプレゼントが届いているよ」
ほんまか!
それは浜薔薇でも取り扱いのあったアポロンのマフラー。
すぐに届いたことをちびっこ達に伝える。
「これならヒレでも巻きやすいよ」
ありがとうな、これでおっちゃんもイケザメやな。
「?」
「おっちゃんはイケザメじゃなくて、河川ザメじゃないの?」
子供の無垢な一言というのは、時には鋭く心に突き刺さるのでした。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
本日カルボン先生が音楽を担当したSTGの稼働日であります。
「音楽が本当にいい」
BGMのループが何回か続くと、テンポが変わって、だんだんに狂っていくが表現されている。
「というか、無音が音楽になるのに驚く」
生命が感じなくなる、終わりの音が無音である。
「あとまだ自分はクリアしてないんですが、二週目もかなりいいと」
二週目はアレンジBGMとなってます。
「音が狂うと感覚まで狂うんだなっていう、STGというより音ゲーかなって思いました」
氷冠のマーチ本日稼働開始、夜八時から生放送もあります、お楽しみに!
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